車の購入時の補助金はどんな種類があるの？利用条件や申請方法も解説

車の購入には、車体価格や初期費用などで数十万から数百万円の大金が必要になります。今後必要となる維持費を考えると、なるべく購入費用を抑えたい方が多いのではないでしょうか。そこで、車を購入する際に受けることができる補助金にはどのような種類があるのかをご紹介します。

 

購入時の補助金を受ける条件やその申請方法、新車だけではなく中古車でも補助金対象となる車両をご紹介しますので、上手に活用してマイカー購入の費用削減にお役立てください。

 

※目次※

1.車の購入時の補助金にはどんなものがあるの？

2.車の購入時の補助金を受ける条件【サポカー補助金】

3.車の購入時の補助金を受ける条件【CEV補助金】

4.車の購入時の補助金を申請する方法

5.車の購入時に補助金対象が狙えるおすすめの中古車

6.補助金対象の車を購入するならネクステージを活用しよう！

7.まとめ

 

 

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車の購入時の補助金にはどんなものがあるの？

車を購入する際に受けられる補助金制度は、安全性能や環境性能が高い車、福祉車両などに適用されます。国土交通省や経済産業省、環境省による国からの補助や減税で、事故防止や環境への配慮などを目的に誕生した制度です。

 

では、どのような種類の補助があるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

 

車購入時の補助金一覧

2021年9月現在、受けることができる乗用車購入時の補助金や減税は以下の通りです。うまく活用することで、補助や減税を併用して受けることができる場合もあります。

（参考：『一般社団法人 次世代自動車新興センター』)

（参考：『自動車関係税制について｜国土交通省』)

 

福祉車両用の補助や減税もある

福祉車両を購入する際に適用される補助や減税もあります。車いす昇降装置や固定装置が付いた車両または、身体の不自由な方が運転できる補助装置を搭載した車両購入時の消費税は非課税となるのです。

 

さらには、地方税の減免として身体の不自由な方が取得する車に対する障害者減免や、車いすの方が乗車可能な車に対する構造減免などもあります。福祉車両の減免措置は都道府県自治体によって異なるため、確認してみましょう。

（2021年9月時点での情報です）

 

補助金制度は条件や利用期限がある

車を購入する際の補助金には対象車種やグレードがあるほか、利用には条件や期限があります。安全性能に優れた車であっても特定の条件を満たしていなければ受けることができません。

 

また、補助金を受けるには申請が必要です。登録・届け出後の申請期限や補助金額の利用制限があることも多いため、購入前にしっかりとチェックしておきましょう。

（2021年9月時点での情報です）

 

条件に当てはまれば中古車でも利用できる

補助金は、新車購入時だけではなく中古車購入時でも利用できるものがあります。サポカー補助金は対象の車種やグレード、指定の安全性能を搭載した車両などの条件が揃えば、中古車購入時でも利用可能です。

 

また、全国の各自治体では独自の補助金制度を設けていることもあります。各自治体のHPなどから確認しましょう。

（2021年9月時点での情報です）

 

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車の購入時の補助金を受ける条件【サポカー補助金】

サポカー補助金は、対象者と対象車・装備などの条件が整っていれば利用できます。サポカーとは、先進安全技術を搭載して安全運転をサポートする車のことです。車の購入時に補助金を利用することによって、高齢者の事故防止対策の一環としています。

 

補助金の対象となる条件

サポカー補助金は、安全性能を備えた年式が比較的新しい車両で、満65歳以上の方が運転する場合に適用される制度です。高齢者による自動車事故を防止するためにも、ぜひ利用を検討しましょう。

 

【車の登録期限】

・新車は2019年12月23日以降に登録されたもの

・中古車は2020年3月9日以降の中古新規登録や移転登録したもの

年齢の上限：

・2021年度中（2021年4月1日~2022年3月31日）に満65歳以上となる方

※2021年に満65歳になる方は2021年4月1日以降に登録・設置した場合が対象

安全性能：

・対歩行者の衝突被害軽減ブレーキ搭載車（歩行者を検知して速度低減やブレーキが作動するもの）

・ペダル踏み間違い急発進等抑制装置搭載車（誤発進による急加速や衝突を防止するもの）

 

また、補助金の金額は安全性能や車種、中古車によって異なります。対象車であっても金額には差があるため確認しておきましょう。

（2021年9月時点での情報です）

（参考：『サポカー補助金とは｜一般社団法人 次世代自動車復興センター』)

 

サポカー補助金に対応しているメーカー一覧

2021年9月現在、サポカー補助金は大半の主要メーカーが対応しています。車種やグレードに関しては各メーカーのHPからご確認ください。グレードによっては、対象の安全性能が標準装備ではなくオプションで追加する場合もあります。

（参考：『サポカー補助金の対象となる車種・グレード等について｜国土交通省』)

 

安全性能装置は後付けでも対象になる

すでに所有している車に、ペダル踏み間違い急発進等抑制装置を後付けする場合でもサポカー補助金の対象となります。認定された店舗における取付けが必要です。また、障害物探知機能付きの有無によって補助金額が異なるので確認しておきましょう。

※中古車の場合、車購入時に対歩行者の衝突被害軽減ブレーキの補助金を受けている場合には、障害物探知機能付きを取り付けても補助金額は最大2万円です。

（2021年9月時点での情報です）

（参考：『サポカー補助金：後付け装置に係るご案内｜一般社団法人 次世代自動車復興センター』)

 

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車の購入時の補助金を受ける条件【CEV補助金】

CEV補助金は、環境性能に優れた車を購入する際に対象となります。環境性能に優れた車は一般的なガソリン車より車体価格が高くなってしまう傾向にあるため、補助金制度を設けることで購入しやすくするのが目的です。対象の車種やグレード、特徴を見てみましょう。

 

クリーンエネルギー自動車だけが対象となる

CEV補助金の対象は駆動方式の異なる4種類のクリーンエネルギー自動車です。その種類とそれぞれの特徴を見てみましょう。

（2021年9月時点での情報です）

（参考：『補助対象最新車両・充電設備｜一般社団法人 次世代自動車復興センター』)

 

CEV補助金には上限がある

補助金額はクリーンエネルギー車の種類ごとに算出するものです。ただし、上限額が決められているので注意しましょう。

 

CEV補助金は、車だけを購入するなら次世代自動車復興センターのCEV補助金、車と充放電設備の購入をするなら経済産業省の補助金、車の購入と家庭の電力をすべて再生可能エネルギーに変更するなら環境省の補助金が適用されます。ここではセンターの補助上限額を見てみましょう。

（2021年9月時点での情報です）

（参考：『令和2年度第3次補正予算 CEV補助金の申請｜一般社団法人 次世代自動車復興センター』)

 

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車の購入時の補助金を申請する方法

車購入時に申請できるサポカー補助金とCEV補助金は、申請先は同じですが条件や提出期限を確認して必要な書類を用意する必要があります。それぞれの申請方法と必要書類を見ていきましょう。

 

サポカー補助金の申請方法

サポカー補助金を申請するには、補助対象車両の登録・届け出を行ってから1か月以内に申請書を次世代自動車復興センターに提出（郵送または電子申請）します。交付内容の審査・確定が終われば振込にて補助金が交付される仕組みです。

 

また、補助金は年間の予算額が決められているため、交付申請の総額が予算を超えたタイミングで申請終了となります。次世代自動自動車復興センターは補助金残額と申請受付終了見込みをHPに掲載しているので、申請前にチェックしておきましょう。

 

【サポカー補助金申請の必要書類】

・交付申請書兼実績報告書（車の名義人ではなく補助対象者の名前のもの）

・補助金の振込先を確認する書類（申請者の通帳コピー）

・申請者の確認書類（運転免許証コピー）

・申請車両の確認書類（自動車検査証のコピー）

・購入を確認する書類（注文書・リース契約書・領収書いずれかのコピー）

・サポカー安全装置動作確認等証明書（中古車の場合に販売店に記入してもらうもの）

（2021年9月時点での情報です）

（参考：『サポカー補助金のご案内 （自家用自動車　新車）｜一般社団法人 次世代自動車復興センター』)

（参考：『サポカー補助金のご案内 （自家用自動車　中古車）｜一般社団法人 次世代自動車復興センター』)

 

CEV補助金の申請方法

CEV補助金を申請するには、補助対象車両の登録・届け出を行ってから申請期間内の期限までに申請書を次世代自動車復興センターに提出します。審査・確定が終われば振込にて補助金が交付される仕組みです。

 

また、補助金が交付された車両は登録・届け出から3年~4年の車両保有義務があります。期間内に処分した場合には補助金の返納を求められることもあるので注意が必要です。

 

【CEV補助金申請の必要書類】

・補助金交付申請書

・申請者の確認書類（運転免許証や健康保険証のコピー）

・申請車両の確認書類（自動車検査証のコピー）

・車両代金の支払い確認書類（領収書・振込証明書・ローン契約書いずれかのコピー）

・車名及び購入価格の確認書類（注文書・契約書・請求書等のコピー）

・下取り価格が車両代金の一部に充当されたことの確認書類（下取りがある場合のみ）

・補助金を受けた車両（取得財産等）の管理のための書類（センターが指定する「取得財産等管理台帳・取得財産等明細表」の提出）

・型式が不明となっている車両の仕様確認書類（承認を受けている補助対象車両と同一であることがわかるメーカーや輸入事業者発行の確認書）

（2021年9月時点での情報です）

 

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車の購入時に補助金対象が狙えるおすすめの中古車

車購入時の補助金や減税にはさまざまな種類があり、中古車で利用できるものもあります。そこで補助金対象が狙えるおすすめの中古車を、新車価格・中古車価格の相場、車の特徴、補助金額とともに見てみましょう。

 

ダイハツ タント

※画像はタントです。

※画像はタントカスタムです。

ダイハツ タントは広々とした室内空間と全開できるオープンドア、運転席・助手席のロングスライドなどが特徴です。乗り降りしやすくなるグリップやステップなどのオプションもあります。

 

スマートアシスト搭載で安全性能に優れているだけではなく、運転者や同乗者が快適に過ごせるのも魅力です。すべてのグレードにサポカー補助金が申請できます。

（2021年9月時点の情報です）

（参考：『タント・タントカスタム（ダイハツ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

マツダ MAZUDA2

マツダのMAZUDA2はエレガントなエクステリアとインテリア、環境性能や走行性能の高さが特徴のコンパクトカーです。もちろん、危険を回避・軽減する安全性能も搭載しており、全グレードでサポカー補助金の申請ができます。

 

（2021年9月時点の情報です）

（参考：『MAZUDA2（マツダ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

日産 ルークス

日産 ルークスはゆったり過ごせる室内空間と安全性能の高さ、優れた運転のアシスト性を特徴とする軽自動車です。後部座席のロングスライドやハンズフリーオートスライドドアなど、家族の時間を楽しめる車として人気があります。全グレードでサポカー補助金対象です。

（2021年9月時点の情報です）

（参考：『ルークス（日産）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

スズキ ワゴンR

スズキのワゴンRは先進の安全技術と運転性能を搭載した軽ワゴン車です。燃費効率のいいマイルドハイブリッド車とガソリン車があります。サポカー補助金の対象となるセーフティーサポートは標準装備とオプションがあるので、購入の際には注意が必要です。

（2021年9月時点の情報です）

（参考：『ワゴンR （スズキ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

トヨタ プリウス PHV

トヨタのプリウス PHVは環境性能と燃費性能にすぐれた車です。充電した電力はアウトドアや非常時に給電することもできます。先進技術と効率的な走行性を極めた人気モデルです。全てのグレードにCEV補助金の申請ができます。

（2021年9月時点の情報です）

（参考：『プリウス PHV（トヨタ）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）

 

良質車、毎日続々入荷中！誰よりも早くチェック！

補助金対象の車を購入するならネクステージを活用しよう！

車購入時の補助金は環境性能や安全性能に優れた車両や、年齢などの条件が揃えば申請することができます。補助だけではなく、減税や免税を受けることができる車両も多くあり、購入する前にしっかりとチェックしておくのがおすすめです。

 

また、補助金対象の中古車を選ぶことで、よりお得に車を購入することができます。特に環境性能や安全性能が高い車両は新車で購入すると車体価格が高いため、中古車での購入がおすすめです。

 

ネクステージでは、豊富な品揃えで補助金対象の車両も多く販売しています。修復歴車は取り扱っておらず購入後の保証やサポートも充実させているため、安心してお買い求めください。

まとめ

車の購入には大金が必要ですが、補助金を活用することによってより手軽に先進技術を搭載した車両を購入することができます。また、事故防止や環境への配慮も行うことができるため、積極的に活用しましょう。

 

ネクステージでは、補助金対象車を含め多くの車両を取り扱っております。補助金活用のご相談も承っておりますので、お気軽にネクステージまでご連絡ください。

 

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