クーペの4WD車種は?お得に買うなら中古車の検討もおすすめ!
街中をさっそうと駆け抜ける流線型ボディラインのクーペに、憧れを抱く方もいるのではないでしょうか。国産車・輸入車問わず、多くの自動車メーカーがそれぞれの特徴を生かしたクーペを販売しています。
ひと言でクーペといっても、2WD・4WDの違いや重視している性能など多岐にわたりますが、この記事では国産車・輸入車の代表的な4WDクーペ人気車種をご紹介します。選ぶポイントも解説しますので、自分好みのクーペを探してみましょう。
※目次※
・デザイン性や走行性に優れた4WDクーペの国産車・外車人気車種について把握しよう
・見た目のデザイン好みや走行性能のフィーリングが自分と合うかをチェックしよう
・近年人気が高いSUVクーペや生産終了モデルなどさまざまなクーペをネクステージで探そう
クーペの4WD人気車種5選!【国産車】
免許を取ったらかっこいい車を購入することが若者のステータスとなっていた時代がありましたが、昨今車は単なる移動手段となっています。
一方、かっこいいクーペ好きの方から一定数の需要があるため、各車メーカーは魅力あるクーペを販売していることも現状です。国産車で人気が高い4WDクーペ5選を調べてみましょう。
日産 スカイラインクーペ
世界的に有名な車種スカイラインクーペは、存在感のある艶やかなスタイリングが特徴のFR車です。ロングノーズ・ショートオーバーハングに加え、クーペ専用パネル使用の魅力あふれるデザインが採用されています。2016年に生産終了しました。
ボディサイズは全長4,655mm×全幅1,820mm×全高1,390mmです。最高出力245kW(333PS)/7,000rpm、最大トルク363N・m(37.0kgf・m)/5,200rpmを記録しています。中古車への流通台数はさほど多くありません。
日産 GT-R
2007年デビューの日産 GT-Rは、安定した快適な走りの理想を求め進化し続けているプレミアム・スーパースポーツカーです。こだわりぬいた内外装デザインは、スタイリッシュな美しさが漂います。空気力学に基づいた設計やトランスアクスル方式採用などが特徴です。
現在販売中の新車価格は1,082万8,400円~1,463万6,600円となっています。ボディサイズは全長4,710mm×全幅1,895mm×全高1,370mmです。最高出力419kW(570PS)/6,800rpm、最大トルク637N・m(65.0kgf・m)/3,300~5,800rpmを記録しています。中古車への流通台数はさほど多くありません。
ホンダ NSX
ホンダ NSXは、エンジン&モーター2種類のパワーソース領域を最大限に活かしたハイブリッドスーパースポーツカーです。考え抜かれたボディラインやハンドリング・レスポンスの良さにより、力強い走りだけでなく軽やかさも体感できます。新車価格は2,420万でしたが、2021年7月に生産終了しました。
エンジンは、最高出力373kW(507PS)/6,500~7,500rpm,、最大トルク550N・m(56.1kgf・m)/2,000~6,000rpmです。モーターは、フロント37PS・リヤ48PSを記録しています。中古車への流通台数はさほど多くありません。
三菱 GTO
1990年から10年間にわたり生産されていた三菱GTOは、本格派スポーツカーとしてバブル期に人気を博していた車です。国産車初の高張力鋼材製ドライブシャフトをはじめ、当時日本車初採用の装備を多く搭載したことで話題になりました。
ボディサイズは全長4,600mm×全幅1,840mm×全高1,285mmです。最高出力225kW(165PS)/6,000rpm、最大トルク274.6N・m(28.0kgf・m)/4,500rpmを記録しています。中古車への流通台数はさほど多くありません。
トヨタ セリカ
1970年に、国産車初のスペシャルティーカーとして一世を風靡したトヨタ セリカのコンセプトはフォード・マスタングと似ており、アメ車好きの方からも支持されている車です。国産GTカーの先駆けとされています。
デビュー以降、モデルチェンジを繰り返し常に進化し続け、2006年生産終了まで愛され続けました。最終モデルのボディサイズは、全長4,340mm×全幅1,735mm×全高1,305mmです。
最高出力140kW(190PS)/7,600rpm、最大トルク180N・m(18.4kgf・m)/6,800rpmを記録しています。中古車市場の流通台数は非常に少ない傾向です。
クーペの4WD人気車種5選!【外車】
外車・輸入車においても、国産車とはひと味異なる良さの4WDクーペが販売されています。高額なプレミアムクーペからリーズナブルな価格のエントリーモデルまで、種類はさまざまです。その中から人気車種5選をご紹介します。
メルセデス・ベンツ Cクラスクーペ
落ち着いたスタイリングと上質な走りを堪能したい方に愛されているのは、メルセデスベンツ Cクラスクーペです。優れた車体剛性や充実した安全装備が特徴となっています。
AMG C43 4MATIC(4WD)クーペの新車価格は913万円です。ボディサイズは全長4,700mm×全幅1,810mm×全高1,410mmです。最高出力287kW/6,100rpm、最大トルク520N・m/2,500~5,000rpmを記録しています。中古車市場において、2WDクーペは比較的流通しているものの4WD中古車への流通台数は非常に少ない傾向です。
メルセデス・ベンツ Eクラスクーペ
メルセデス・ベンツ Eクラスクーペは、Cクラスクーペとは異なり、サッシュレスかつセンターピラーのない2ドアハードトップ構造です。すべて解放可能なウインドウにより解放感あるドライブを楽しめます。
現行モデル4MATIC(4WD)新車価格は1,195万円と設定されています。ボディサイズは全長4,845mm×全幅1,860mm×全高1,430mmです。最高出力270kW(367PS)/5,500~6,100rpm、最大トルク500N・m(51.0kgf・m)/1,600~4,500rpmを記録しています。中古車への流通台数はさほど多くありません。
BMW 4シリーズクーペ
BMW 4シリーズは、3シリーズや5シリーズの基本性能を生かした、よりスポーティな精かんなスタイリングのモデルとして登場しました。プレミアムミドルクラスという位置づけで、洗練された乗り心地や安定感ある走行性能が特徴となっています。
4WDモデルの新車価格は1,038万円です。ボディサイズは全長4,775mm×全幅1,850mm×全高1,395mmです。最高出力285kW(387PS)/5,800rpm、最大トルク500N・m(51.0kgf・m)/1,800~5,000rpmを記録しています。中古車への流通台数はさほど多くありません。
アウディ A5クーペ
アウディ A5クーペは、流麗なボディラインで定評があるスポーツクーペです。エクステリアだけでなく、インテリアデザインにおいてもラグジュアリーかつゴージャスな雰囲気が漂います。最新モデルの走行性能は、エレガントさが感じられる快適さが特徴です。
新車価格は662万円で、最高出力150kW(204PS)/3,800~4,200rpm・最大トルク400N・m(40.8kgf・m)/1,750~3,250rpmとなっています。WLTCモード燃費が16.1km/Lで、4WDクーペでは優れた燃費性能です。中古車への流通台数はさほど多くありません。
フェラーリ SF90ストラダーレ
フェラーリは、2019年にフェラーリ初プラグインハイブリッドシステムモデルである、SF90ストラダーレを発表しました。新種とも言える高い動力性能・運動性能が特徴です。内外装デザインは、各部にフェラーリらしい優美さが漂う独特の存在感を感じさせます。
新車価格は5,340万円で、ボディサイズは全長4,710mm×全幅1,972mm×全高1,186mmです。最高出力780cv/7,500rpm・最大トルク800N・m/6,000rpmとなっています。中古車への流通台数は少なく、現在プレミア価格へ上昇傾向です。
クーペの4WDはどのように選ぶのが正解?
国産車・輸入車で販売されてきた4WDクーペ車は、各車メーカーこだわりの特徴があります。種類が豊富なため、どのように選べばよいか悩むケースがあるのではないでしょうか。購入時に考慮したいポイントを解説します。
見た目の好みは重要
ボディサイズやスペックのチェックは大切ですが、見た目の好みも重要です。同じクーペでも、走行性能重視の車やデザイン性重視の車など、メーカーによりこだわりが異なることを覚えておきましょう。
例えば、ラグジュアリークーペとも呼ばれる車種では、上質素材かつ気品ある雰囲気の内外装デザインが特徴です。インスピレーションを大切にするという選択肢も考慮してみましょう。
走行性能はフィーリングが大切
安定感ある走りやハンドリング・レスポンスの良さなど、高い走行性能はクーペの魅力です。さっそうと駆け抜けるクーペの良さを体感したい方は、自分のフィーリングにある走行性能の車を選びましょう。どのような環境・道路状況をドライブする機会が多いかを考慮できます。
安全性能はしっかりチェック
車の運転時は、誰しも安全運転を心がけているかと思います。しかし、万が一の事故に遭うケースも事前に考慮しておきましょう。最新モデルのクーペには、事故を未然に防ぐ予防安全装備搭載車も多くあります。自分の用途や性格に合う安全性能をチェックして、納得のいく装備の選択が大切です。
注目は「クーペ型SUV」
従来のクーペは、1列シート・2ドアが基本でした。近年では、さまざまなニーズに応えるべく、利便性も考慮に入れた4ドアクーペが少しずつ増えてきています。中でも、世界的なSUVブームを考慮して融合させたクーペ型SUVは注目株です。乗車人数や荷物の積載量など、どのようなシーンで使用するのかをイメージしてみましょう。
クーペは4WD以外なら中古車も手に入りやすい!
軽快な走りを楽しめるクーペは、2WDモデルが多く販売されています。中古車市場でも、4WDより2WDモデルのほうがリーズナブルな価格で手に入りやすい傾向です。車好きの間で有名な人気の2WDクーペをご紹介します。
トヨタ GR86/スバル BRZ
画像はGR 86です。
画像はBRZです。
トヨタ GR86とその兄弟車スバル BRZは、FRクーペです。低重心で取り回しがしやすい車として人気があります。スバルの水平対向エンジン搭載ゆえに、パワフルな加速や心地よいエンジンサウンドを体験できることが特徴です。
トヨタ GR86の新車価格は279.9~351.2万円で、スバル 新型BRZは308~343.2万円と設定されています。トヨタ GR86の中古車相場は約350万円、スバル 新型BRZは320~360万円です。両車とも新型モデルの中古車流通台数はさほど多くありません。旧モデルもチェックしてみましょう。
(2022年1月時点での情報です)
(参考:『GR86(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
(参考:『BRZ(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産 フェアレディZ
1969年デビュー時から、国産スポーツカーとしての地位を確立しているのは、日産 フェアレディZです。軽量化された車体や高剛性のリア回りが相まって、2WDながらもパワフルな走りを実現しています。伝統を継承しつつ、進化しつづけているスポーツカーです。
日産は、2022年1月14日に新型フェアレディZを発表しました。限定台数240台・新車価格は696万6,300円で、6月下旬販売予定です。旧モデルの中古車相場は166~310万円となっています。
(2022年1月時点での情報です)
(参考:『フェアレディZ(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
マツダ ロードスター
マツダ ロードスターは、1989年に2シーター・オープンライトウエイトスポーツカーとしてデビューし、当時は非常に注目されました。
ボディデザインには日本の伝統を取り入れたといわれており、シンプルかつ機能的なコンパクトFRクーペです。マツダ ロードスター登場を皮切りに、世界に2シーターオープンスポーツカーが広まったといっても過言ではありません。
現行モデルの新車価格は262万3,500円~335万6,100円です。中古車相場は206~320万円となっています。
(2022年1月時点での情報です)
(参考:『ロードスター(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
アウディ TTクーペ
日本でも人気があるアウディのラインアップ中で、ロングセラーモデルはTTクーペです。2WDとクワトロ(4WD)両方の駆動方式が用意されており、パワフルな高い走行性能を誇っています。加えて、デザイン性の良さや実用性の高さも高評価の理由です。
現行モデルの新車価格は500~626万円です。中古車相場は110万円~330万円となっています。4WDモデルは中古車流通台数が少ないため、こまめにチェックしましょう。
(2022年1月時点での情報です)
(参考:『TTクーペ(アウディ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
SUVクーペなら4WDクーペが見つかる可能性が高い!
FRクーペが多いものの、昨今注目株のSUVクーペには4WD設定が一般的です。趣味性だけでなく、雪道や山道など路面状況によっては4WDが必要なケースがあります。4WDのクーペが欲しい場合はSUVクーペから探してみましょう。代表的な車種5選をご紹介します。
トヨタ CH-R
トヨタ CH-Rは、滑らかで美しいボディラインを採用したエクステリアデザインが、クーペの特徴と似通っています。加えて、力強さを感じさせるパワフルな走行性能が魅力です。ハイブリッドシステム搭載により、優れた燃費性能と加速力を実現しています。
2WDモデルの新車価格は238.2~314.5万円、4WDモデルは261.3~301.3万円です。中古車相場は160~299万円となっています。
(2022年1月時点での情報です)
(参考:『CH-R(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ ヴェゼル
ホンダが販売しているコンパクトSUVはヴェゼルです。2013年誕生以来、高級感のあるデザインと実用性が両立されている車として人気があります。例えば、リアドアのハンドル部分を隠したこだわりのエクステリアデザインは、クーペ調として高評価です。
2WDモデルの新車価格は227万9,200円~329万8,900万円、4WDモデルは249万9,200円~311万8,500円と設定されています。中古車相場は120~450万円です。
(2022年1月時点での情報です)
(参考:『ヴェゼル(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ ハリアー
トヨタ ハリアーは、ラグジュアリーなクロスオーバーSUVとして、誕生以来安定した人気を誇っています。ハリアーの高級感あふれる都会的な印象の内外装デザインは、クーペのコンセプトに近く、国産高級SUVの先駆けとの声が聞かれるほどの人気ぶりです。
充実したトヨタ独自の安全機能装備やラゲッジルームの利便性も高く評価されています。2WDモデルの新車価格は299~482万円、4WDモデルは249万9,200円~504万円です。中古車市場へは数多くの台数が流通しており、相場価格は55~490万円となっています。
(2022年1月時点での情報です)
(参考:『ハリアー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ランドローバー レンジローバー イヴォーク
ランドローバーは、4WD高級SUVモデルを専門としたイギリスの自動車メーカーです。ランドローバーが販売車種ラインアップの中でも、レンジローバーイヴォークは、クロスクーペとしたデザインコンセプトを具現化した、美しいボディラインが特徴のプレミアムカーとして存在感を放っています。
一般的なSUVと比較すると車高はやや低いものの広い居住空間を確保しており、多用途性の実現が魅力です。新車価格は503~912万円で、中古車相場は209~780万円となっています。
(2022年1月時点での情報です)
(参考:『レンジローバー イヴォーク(ランドローバー)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ポルシェ カイエン クーペ
ポルシェは、2019年にSUVカイエンの派生モデルとしてスポーツタイプのカイエン クーペを発表しました。4ドア4人乗りのクーペSUVです。走行性・快適性・機能性を高め、よりスポーティさを実現しています。車体後部がゆるやかに傾斜しているルーフラインフォルムや、アダプティブルーフスポイラー装備などが特徴です。
ニーズに合わせてグレードが豊富に用意されており、新車価格は1,199~2,725万円と設定されています。中古車相場は約1,240~2,300万円です。中古車流通台数はさほど多くありません。
クーペの4WD・2WDはネクステージへおまかせ!
国産車・外車各メーカーは、それぞれの特徴を活かしたクーペを販売しています。現行モデルのみならず、生産終了モデルの中に心をくすぐられるモデルがあるという方もいるのではないでしょうか。
新車にこだわりがない方であれば、中古車購入のほうが旧モデル購入が可能なため選択肢が広がります。中古車クーペを探す際には、良質な車のみを取り扱っているネクステージをぜひご利用ください。
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まとめ
クーペは、美しいボディラインや思いのままに車を操れる高い走行性能が特徴です。車種ごとのデザインや基本スペックを比較検討してみると、各自動車メーカーの良さが見えてきます。その中から、自分が求めている条件と照らし合わせて、好みの車を探しましょう。
全国に店舗展開しており豊富な在庫を持つネクステージでは、2WD・4WDのクーペをはじめ、さまざまな車種をバリエーション豊かに取り扱っています。自分に合うクーペ探しにぜひお役立てください。