アウディの新車・中古車の値段を車種別に解説!人気シリーズはどれ?
「憧れのアウディを購入したいが、どのくらいの値段なのか分からない」「アウディでおすすめの車はどれか詳しく知りたい」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
アウディは車種によって価格がかなり異なります。車種の名前も似ているものが多いため、それぞれの特徴が分かりにくいと感じるかもしれません。
そこでこの記事ではアウディの値段や特徴を車種別に紹介します。この記事を読めば、自分がどの車種を選べばよいのか、安く買うにはどうすればよいのかがわかるでしょう。
※目次※
・アウディは車種名の数字が大きくなるほど大きさや性能、価格が上がる!数字の小さい車種は比較的お手頃価格
・アウディ全車種に共通する特徴は、スタイリッシュなデザインや高級感のあるインテリアと走行性能の高さ!
・アウディを安く購入するならモデルチェンジ前の中古車がおすすめ!100万円未満で購入できることもある
クーペの値段と特徴
クーペは2ドアで箱型の乗用車を指すのが一般的ですが、最近では4ドアなどのタイプも販売されています。アウディで該当するのは以下の車種です。
- ・A5/S5/RS 5 クーペ
- ・TT クーペ/TTS クーペ
- ・R8 クーペ
ここではアウディのクーペの特徴や、新車と中古車の値段の違いを詳しく見ていきましょう。
新車と中古車の値段の目安
アウディの現行クーペの新車と中古車の値段を比べてみましょう。
- ・アウディA5:新車696万円~、中古車75万円~
- ・アウディS5:新車918万円~、中古車458万円~
- ・アウディRS5クーペ:新車1,302万円~、中古車798万円~
- ・アウディTTクーペ:新車488万円~、中古車158万9,000円~
- ・アウディTTSクーペ:新車814万円~、中古車142万円~
- ・アウディR8クーペ:新車3,001万円~、中古車1,400万円~
中古車の値段は市場相場や年式により日々変動しますが、100万円以下で購入できることもあるようです。とくにモデルチェンジが行われ、旧モデルとなった車種は値段が下がりやすくなります。
たとえばTTクーペは2015年にフルモデルチェンジされました。そのため2015年以前のものは値段が下がっており、アウディのクーペを安く購入したい方におすすめです。
アウディのクーペの特徴
アウディのクーペは2ドアでスタイリッシュなデザインのものが多く、TTクーペをはじめとして若い方にも人気が高い車種のひとつだといえるでしょう。スポーツカーのような高い走行性をもちながら、乗用車として扱いやすい車種が多いことも特徴です。
外観は曲線が美しいフォルムで、室内には上質さにこだわったインテリアを取り入れています。都会的なデザインは、街中にも自然となじむでしょう。
セダンの値段と特徴
セダンは一般的に3ボックスで4ドアの車のことです。3ボックスとはエンジンルームと人が乗る空間、トランクルームが独立している形を指します。アウディのセダンに分類される車種は以下の通りです。
- ・A3 セダン/S3 セダン
- ・A4/S4
- ・A6
- ・A8/A8L
ここではアウディのセダンの値段が新車と中古車でどう違うのか、その特徴についても詳しく見ていきましょう。
新車と中古車の値段の目安
アウディの現行セダンの新車と中古車の値段を比べてみましょう。
- ・アウディA3 セダン:新車323万円~、中古車139万9,000円~
- ・アウディS3 セダン:新車652万円~、中古車193万円~
- ・アウディA4:新車455万円~、中古車144万9,000円~
- ・アウディS4:新車862万円~、中古車87万円~
- ・アウディA6:新車740万円~、中古車219万9,000円~
- ・アウディA8:新車1,172万円~、中古車369万9,000円~
- ・アウディA8 L:新車1,686万円~、中古車657万円~
中古車は100万円~200万円が価格の中心になるようです。A3セダンは2020年ごろにモデルチェンジがあるのではないかとの予想があるため、現行モデルをお得に購入したい方はアウディのリリースを注視しましょう。
アウディのセダンの特徴
アウディのセダンは300万円台から購入できる手頃さとデザイン性の高さ、走行性能の3つが特徴といえるでしょう。A3 セダンやA4は、高級車の中では手が出しやすい値段の車種です。
洗練されたデザインのため、街中で見かけたことがある方も多いでしょう。A3セダンはコンパクトなため、日本の道路事情にもフィットします。一方でA8はアウディセダンのフラッグシップモデルで、全長5mを超える存在感が魅力です。
コンパクトカーの値段と特徴
コンパクトカーに厳密な規格はありませんが、小型乗用車に分類される車種の中でエンジンの排気量が1,500㏄以下のものや、全長が4,200mm以下のものを指すことが多いようです。ここではアウディのコンパクトカーであるA1スポーツバックの値段と特徴を詳しく見ていきましょう。
新車と中古車の値段の目安
アウディの現行コンパクトカーの新車と中古車の値段を比べてみましょう。
- ・アウディA1スポーツバック:新車365万円~、中古車158万9,000円~
アウディA1スポーツバックは2019年にモデルチェンジしました。そのため、比較的新しい年式の車でも手ごろな価格の在庫を探しやすいかもしれません。一方で現行モデルが欲しい方は、予算や希望スペックに合う車を探すのに苦労することもあるでしょう。
アウディのコンパクトカーの特徴
アウディA1スポーツバックは、アウディの車種の中で最も小さい車です。それでも曲線的でスタイリッシュな外観やインテリアの質にはアウディらしさが見られます。
ほかの車種に比べれば、力強さに物足りなさを感じる方もいるかもしれませんが、街乗りには最適です。コンパクトな分、小回りがきくため、住宅街などの狭い道をよく通る方や、買い物に多用したい女性にもおすすめです。
ステーションワゴンの値段と特徴
ステーションワゴンはミニバンと似ており、その定義はあいまいです。大きな違いは利用目的とボックスの形でしょう。ミニバンは商用車で1ボックスや1.5ボックス、ステーションワゴンは乗用車で2ボックスが基本です。アウディのステーションワゴンには以下の車種があります。
- ・A4 アバント/S4 アバント
- ・A4オールロードクワトロ
- ・RS4アバント
- ・A6 アバント
新車と中古車の値段の目安
アウディの現行ステーションワゴンの新車と中古車の値段を比べてみましょう。中古車なら100万円台~200万円台で購入できる車種もあります。
- ・アウディA4アバント:新車485万円~、中古車119万9,000円~
- ・アウディS4アバント:新車891万円~、中古車409万円~
- ・アウディA4オールロードクワトロ:新車670万円~、中古車225万9,000円~
- ・アウディRS4アバント:新車1,218万円~、中古車1,068万円~
- ・アウディA6アバント:新車776万円~、中古車184万9,000円~
アウディのステーションワゴンの特徴
アウディのステーションワゴンは、車種名のアルファベットと数字が同じセダンタイプをベースにした、ステーションワゴンタイプと考えてよいでしょう。セダンならではの乗り心地や落ち着いた雰囲気はそのままに、ラゲージスペースが充実しているので、ファミリー利用にもピッタリです。
ステーションワゴンには実用的なデザインが多く見られますが、アウディらしい優雅なデザインが健在なところも、アウディファンには嬉しいところでしょう。
SUVの値段と特徴
SUVは「Sport Utility Vehicle」の頭文字を取ったもので、スポーツやアウトドアなど多目的に使えるよう配慮された車のことです。メーカーごとのコンセプトによって細かい仕様が異なることが多く、明確な定義はありません。アウディのSUVは以下の通りです。
- ・Q2/SQ2
- ・Q3
- ・Q5/SQ5
- ・Q7
- ・Q8
新車と中古車の値段の目安
アウディの現行SUVの新車と中古車の値段を比べてみましょう。
- ・アウディQ2:新車312万円~、中古車249万9,000円~
- ・アウディSQ2:新車599万円~、中古車189万8,000円~
- ・アウディQ3:新車375万8,334円~、中古車149万9,000円~
- ・アウディQ5:新車649万円~、中古車237万9,000円~
- ・アウディSQ5:新車910万円~、中古車490万円~
- ・アウディQ7:新車827万円~、中古車469万9,000円~
- ・アウディQ8:新車1,010万円~、中古車948万円~
中古車でもほかの車種より高額になる傾向があるようです。それでも2017年にモデルチェンジしたQ5を見ると、モデルチェンジ前の車は200万円代、モデルチェンジ後の車は400万円台と大きな開きがあるため、モデルチェンジ前の車は狙い目だといえるでしょう。
アウディのSUVの特徴
アウディのSUVの特徴は独自技術による4WDシステム「quattro(R)」を搭載していることでしょう。シリーズの「Q」はこのクワトロの頭文字に由来します。
従来4WDはオフロードを走行するためのものでした。しかし、アウディは整備された道をより安定して走るために、地面に吸い付くような走りを叶える4WDシステムを開発しました。それを搭載したQシリーズは、より多くのシーンに対応可能だといえるでしょう。
アウディ特有のデザイン性も特徴です。シンプルで自然なフォルムを追求したデザインは、大自然の中にも溶け込むことでしょう。
オープンカーの値段と特徴
オープンカーには、既存車種をオープンカーにしたものとオープンカー用に作られたものの2種類があります。既存車種をベースにしたものは「コンバーチブル」や「カブリオレ」、専用車種は「ロードスター」や「スパイダー」などと呼ばれるので、覚えておくとよいでしょう。アウディのオープンカーは以下の通りです。
- ・TT ロードスター
- ・R8 スパイダー
新車と中古車の値段の目安
アウディの現行オープンカーの新車と中古車の値段を比べてみましょう。
- ・アウディTTロードスター:新車626万円~、中古車35万円~
- ・アウディR8スパイダー:新車3,146万円~、中古車1,980万円~
すでに生産を終了していますがアウディにはA5カブリオレ、S5カブリオレというオープンカーもありました。
どちらも今では中古車でしか手に入りませんが、A5カブリオレの値段は473万円~、S5カブリオレの値段は299万8,000円~です。TTロードスターとR8スパイダーの相場の間くらいの値段なので、中古車を検討する場合は候補に入れてもよいのではないでしょうか。
アウディのオープンカーの特徴
TT ロードスターは、3Dハニカムメッシュラジエーターグリルを採用していることが特徴です。水平的なデザインのオープンカーが多い中、立体的なTT ロードスターはオープンカーとしての魅力を最大限に高めているといえるでしょう。
R8 スパイダーの新車は3,000万円を超え、アウディの中でも高価な車です。レーシングカーであるR8 LMSと同じパーツを半分ほど使用しており、その力強さはオープンカーの概念からは想像できないほどでしょう。
アウディの人気車種5選
車種選びは使用目的や乗車人数などを考慮することも大切ですが、どの車種が人気かという一般的な評価も気になるのではないでしょうか。ここでは美しいフォルムや走行性に優れた車種が多いアウディ中でも人気の5車種を紹介します。
A3スポーツバック
アウディの中でも人気が高いのがA3スポーツバックです。コンパクトな造りの中に、スタイリッシュなデザインと高い走行性能を備えています。新車でも約300万円と、手の届きやすい値段であることも人気の理由かもしれません。
自動ブレーキシステムやスピードを自動制御してくれる運転支援機能も標準搭載しています。インテリアはメーターの読みやすさやスイッチの配置に至るまで、細やかな配慮がされているのもポイントです。
A4アバント
A4アバントはステーションワゴンならではの実用性を備えているだけでなく、美しい曲線とスタイリッシュなデザインが人気の理由でしょう。
車内のインテリアにも高級感が感じられるのも特徴です。運転席と助手席の足元や後部座席の上部にはゆとりがあるため、家族で長距離ドライブしても快適に過ごせるでしょう。
力強さと燃費効率が向上した新しいエンジンを搭載しています。4WDシステムのクワトロによる優れたグリップ力で扱いやすさも抜群です。
A4
A4はベンツのCクラスやBMWの3シリーズと並び称される車種で、その知名度もアウディを代表するひとつといってよいでしょう。
車全体がシームレスに見えるような一体感があり、美しい曲線を意識したデザインがスタイリッシュさを強調します。前方との車間距離を自動的に調整したり、走行レーンを超えないように補正したりするハイスペックな運転支援機能を搭載していることも特徴です。運転性能とデザイン性の両方を求める方にも高い満足度を提供できる車種でしょう。
Q2
Q2はアウディの現行SUVの中で最も小さい車種です。キャンプ地などのオフロードだけでなく、街中も走りやすいサイズでしょう。立体駐車場の高さ制限が問題にならないなど、日常でも扱いやすい車種です。
ハイスペックなエンジンTFSIや、プログレッシブステアリングを標準装備しており、狭い道や駐車時でも小回りがきくでしょう。運転支援システムで安全性にも配慮されています。アウトドアだけでなく、街中も自由に走りたいという方におすすめです。
A1スポーツバック
コンパクトカーのA1スポーツバックは、アウディの中でも手が届きやすい値段の車種です。それでもアウディ特有の走行性能は体感できるでしょう。
TFSIエンジンとシリンダーオンデマンド効率システムを搭載し、走行性能と低燃費の両方を実現しました。アダプティブクルーズコントロールなど安全運転をサポートする機能も充実しています。コンパクトで扱いやすい車が欲しい方におすすめできる車種です。
【番外編】e-tron
アウディ初の電気自動車として発表され、日本未発売でありながら注目を集めているのがe-tronです。 2019年1月28日に国内導入が発表されました。
ヨーロッパでは「e-tron スポーツバック」を2020年春に発売予定ですが、日本国内の発売時期について正式な情報は発表されていません。e-tron スポーツバックの発売予定価格は7万1,350ユーロだとされています。
全長は4,901mm、SUVの特徴を兼ね備えた4ドアクーペになるようです。アウディらしい洗練されたデザインと、モーターレースで培われた走行性を失わない新しい電気自動車が生まれるのではないでしょうか。
覚えておきたいアウディの知識
アウディは株式の99%以上をフォルクスワーゲンがもち、フォルクスワーゲンのグループに属するブランドのひとつです。中~上級価格帯の高級車を主に扱っています。
ここではアウディの新車で購入できる車種や、車種名から特徴を読み解く方法など、押さえておきたい基礎知識を紹介します。
多くの車種は車名で大きさが分かる
アウディの多くの車種はその名前を見れば大きさが分かります。代表的なシリーズにはA1~A8、S3~S5、Q2~Q8があり、大まかにいえば、数字が大きくなるほどサイズも大きくなるのが特徴です。
たとえばA1スポーツバックは全長4,040mm、全幅1,740mmです。これに対して、A4は全長4,750mm、全幅1,840mmで少し大きくなります。また数字が大きくなると一部の車種ではスペックが上がり、価格が上がることもあるので覚えておきましょう。
今新車で買える車種一覧
2020年3月20日時点で新車が購入できるアウディの車種は以下の通りです。
- ・A1スポーツバック
- ・A3 スポーツバック/S3スポーツバック
- ・A3 セダン/S3 セダン
- ・A4/S4
- ・A4 オールロードクワトロ
- ・A4 アバント/S4 アバント
- ・RS4 アバント
- ・A5/S5
- ・A5 スポーツバック/S5スポーツバック
- ・RS5クーペ
- ・RS5 スポーツバック
- ・A6
- ・A6 アバント
- ・A7 スポーツバック
- ・A8/A8 L
- ・Q2/SQ2
- ・Q3
- ・Q5/SQ5
- ・Q7
- ・Q8
- ・TT クーペ/TTS クーペ
- ・TT ロードスター
- ・R8 クーペ
- ・R8 スパイダー
大まかにはA1~A8はコンパクトカーやセダン、ステーションワゴンなど、S3~S5がAシリーズをベースにしたスポーツモデル、Q2〜Q8がSUVだと覚えておくとよいでしょう。
中古車なら人気車種がお得に買える
アウディが欲しくても、値段がネックになって購入に踏み切れない方もいるのではないでしょうか。そのような場合は中古車での購入を検討してみましょう。走行距離や年式などにもよりますが、100万円程度で購入できる車種もあります。
人気車種は中古車市場に出回る在庫数も多いため、希望のスペックやカラーを見つけやすいでしょう。ネクステージではアウディの中古車も豊富にそろえています。
まとめ
アウディにはたくさんの車種がありますがシリーズや車種名の法則を理解すれば、それぞれの特徴を押さえやすくなります。新車で購入すれば300万円台~3,000万円を超えるアウディでも、中古車ならお得に購入可能です。掘り出し物と呼べる車も見つかるでしょう。
アウディの正規輸入車ディーラーでもあるネクステージなら知識も経験も豊富なため、車種選びにも適切なアドバイスが可能です。また輸入車の保証も用意しているので、初めて輸入車を購入する方でも安心のアフターフォローが受けられます。アウディの車種選びで不安なことがあれば、ぜひネクステージまでお問い合わせください。
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