BMW Z4の最新モデルまとめ!魅力や特徴を歴代モデルと比較
2019年3月、新型BMW Z4が日本でも発売開始となりました。BMWや輸入車が好きな方のなかには「新型Z4が気になる」という方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、BMW Z4の特徴やスペック・魅力について詳しく紹介します。新型Z4だけでなく、先代モデルの魅力や違いについても知ることでより自分に合った1台を見つけることができるでしょう。
※目次※
3.BMW Z4の歴代モデルを比較!E85とE89の違いは?
・新型BMW Z4はダイナミックなフォルムと自動開閉式のソフトトップ、最新鋭の運転支援システムを搭載したハイスペックなオープンカー
・新型BMW Z4にはスタンダードモデルとMシリーズ、2種類のラインアップがある
・初代E85や2代目E89もおすすめ!購入検討中の方は中古車店で歴代Z4を乗り比べてみよう!
ついに日本上陸!新型BMW Z4の魅力とは?
2019年3月、ついに新型BMW Z4が日本に上陸しました。ここでは、新型Z4の魅力について、さまざまな視点から掘り下げていきます。先代と比較して紹介しますので、新型Z4の性能とデザイン性の高さが理解しやすいでしょう。Z4購入を検討中の方はぜひチェックしてみてください。
先代に比べてダイナミックなフォルム
新型Z4のサイズは、全長4,335mm×全幅1,865mm×全高1,305mm、ホイールベースは2,470mmです。対して先代Z4は全長4,250mm×全幅1,790mm×全高1,290mm、ホイールベースは2,495mmでした。
ホイールベースは短くなっているものの、全体的にサイズアップしていることが分かります。オープンスタイルとスポーティなエッセンスを備えた、表情豊かなロードスターデザインが特徴です。
ルーフの開閉がスマートで美しい
ブラックのソフトトップは、わずか10秒間という短時間でのスマートな開閉が魅力です。時速50km以内であれば、走行中でもスイッチひとつで開閉できます。天候に合わせて自由にオープンエアを楽しめるでしょう。
ソフトトップでありながら、高い遮音性を兼ね備えているのも新型Z4の特徴です。外の音をシャットアウトしつつ、好きな音楽などを気兼ねなく楽しめます。
BMWらしい上品なボディカラー
新型Z4のボディカラーは白・黒・赤の全3色です。具体的には、ソリッドカラーの「アルビン・ホワイトⅢ」と、メタリックカラーの「475ブラック・サファイア」「C34サンフランシスコ・レッド」というラインアップとなっています。
いずれもBMWらしい上品なカラーが魅力で、ルーフのブラックとの相性も抜群です。ロードスターのスポーティなデザインを引き立ててくれます。
最新機能「インテリジェント・パーソナル・アシスタント」を搭載
新型Z4には、BMWが誇る最新機能「インテリジェント・パーソナル・アシスタント」が全モデルに搭載されています。「インテリジェント・パーソナル・アシスタント」とは、運転支援システムのことです。事故を未然に防ぎ、万が一の場合も事故の衝撃を最小限に抑える機能によりドライバーの安全をサポートしてくれます。
駐車時のアシスト、前を走る車との車間距離を保ちながら自動で加減速を行う「アクティブ・クルーズ・コントロール」なども搭載されており、運転に自信のない方も安心です。最新テクノロジーやAIを駆使したシステムで、ドライバーと車の安全をサポートしてくれます。
インテリアはシンプルながらスタイリッシュ
インテリアは、シンプルならがスタイリッシュに仕上げられています。室内のくつろぎ感を演出してくれる、直接照明と間接照明を組み合わせた「アンビエントライト」もZ4の魅力です。ドアトリムなどには6色・11パターンものライトデザインが用意されています。お好みの空間演出を楽しんでみてはいかがでしょう。
一体型ヘッドレストを備えたMスポーツシートは、すぐれたサイドサポート力とバックレスト幅の調節機能を備えています。カーブ時にも、ドライバーや同乗者の体をしっかりと保持してくれるため安心です。
ホイールまで完璧に作られている
BMWの個性と品のあるスタイルを際立たせるのが、BMW純正アロイホイールです。外見だけでなく、性能まで完璧に作られており「組織構造検査」や「屋外天候テスト」「疲労強度テスト」など、厳しいテストをクリアしています。
安定した走行バランスを保つため、車両側のハブとホイールのハブ穴を完璧に装着させ、5本のボルトでしっかりと固定するなど装着にもぬかりはありません。ボディに合った部品番号のアロイホイールを選ぶことで、より確かな走行性能を発揮してくれるでしょう。
BMW Z4のラインナップ
BMW Z4は、スタンダードモデルとMシリーズの2種類です。ここでは、モデルごとのパフォーマンスの特徴やスペックについて紹介します。比べることで、モデルごとの違いをよく理解できるでしょう。
スタンダードモデル:Z4 sDrive20i
新型Z4のスタンダードモデルが「Z4 sDrive20iスタンダード」「Z4 sDrive20iスポーツ」「Z4 sDrive20i Mスポーツ」です。エンジンには直列4気筒DOHCガソリンエンジンを搭載しており、最高出力は145kW(197ps)となっています。車両本体価格はスタンダードが580万円、スポーツが630万円、Mスポーツが682万円です。
車両本体価格 |
車両総重量 |
エンジン |
総排気量 |
最高出力 |
最大トルク |
駆動方式 |
トランスミッション |
580万円~682万円 |
1,600kg |
直列4気筒DOHCガソリン |
1,998cc |
145kW(197ps)/4,500rpm |
320N・m(32.6kg)/1,450rpm~4,200rpm |
後輪駆動 |
電子油圧制御式8速AT |
Mシリーズ:Z4 M40i
Z4のなかでももっともスポーティなモデルがMシリーズです。直列6気筒DOHCガソリンエンジン搭載により、最高出力285kW(387ps)を実現しています。停止状態からわずか4.5秒で時速100kmまで加速できるほどのパワーが自慢です。Mシリーズの真骨頂ともいえる、ダイナミックな走りを体感できるでしょう。
車両本体価格 |
車両総重量 |
エンジン |
総排気量 |
最高出力 |
最大トルク |
駆動方式 |
トランスミッション |
855万円 |
1,690kg |
直列6気筒DOHCガソリン |
2,997cc |
285kW(387ps)/5,800rpm |
500N・m(51.0kg)/1,800rpm~5,000rpm |
後輪駆動 |
電子油圧制御式8速AT |
BMW Z4の歴代モデルを比較!E85とE89の違いは?
BMWのZ4には先代モデルがあることをご存知でしょうか。ここでは、初代E85と2代目E89の違いについて解説します。新旧それぞれの魅力やスペックを知ることで、Z4についてより詳しく理解できるでしょう。2モデル、さらに新型Z4を乗り比べてみるのもおすすめです。
現行モデルは3代目(G29)
Z4は、現行モデルに至るまでに過去3回のモデルチェンジを経てきました。2003年に発売されたのが初代モデルであるE85とE86です。スポーティながら古典的なボディデザインで、現行モデルと同じソフトトップが採用されていました。
2008年に発表、2009年より日本での販売がスタートしたのが2代目となるE89です。ボディデザインは丸みを帯びたやわらかい雰囲気となり、電動開閉式のハードトップが採用されました。現行モデルである3代目G29は、2017年にコンセプトが発表され、2019年3月より日本でも販売開始となっています。
エクステリアはトップの強弱で異なるデザイン
初代E85と2代目E89のボディサイズに違いはあるのでしょうか。E85は全長4,100mm×全幅1,780mm×全高1,285mmであるのに対し、E89は全長4,250mm×全幅1,790mm×全高1,290mmと、E89のほうがややワイドなスタイリングとなっています。
エクステリアデザインにも違いがあります。E85はソフトトップに合わせて全体に丸みを帯びたデザインであるのに対し、E89は電動開閉式のハードトップが採用されており、それに合わせた直線的なデザインが特徴です。
E89のエンジンは自然吸気エンジンではなくターボ
E85は全モデルで直列6気筒の自然吸気エンジンが搭載されています。一方E89では「sDrive 20i」で直列4気筒ターボエンジン、「sDrive 35i」「sDrive 35is」では直列6気筒ツインターボエンジンが採用されています。
E89のほうが高出力・高トルクが可能であり、より高い運動性能が期待できるでしょう。さらに、E89「sDrive 20i」の総排気量は1,997ccです。排気量を小型化したダウンサイジングターボによる、高い燃費性能も魅力となっています。
インテリアはE85の方がシンプル
E85のインテリアは、スイッチ類が中央にまとめられシンプルな印象です。横長のインパネによって室内がワイドに見えるため、よりスッキリとした空間に感じられます。
E89は、操作パネル状に複数の丸型スイッチが配置された個性的なインテリアデザインです。運転席と助手席をそれぞれ独立した空間にしている点も特徴といえるでしょう。人によって好みが分かれるインテリアです。
中古車店なら歴代Z4の乗り比べができるかも?!
新型Z4も気になりますが、歴代Z4もすべて魅力的な車ばかりです。実際に現物を見て、ボディサイズやエンジン・インテリアの違いなどを確かめてみてはいかがでしょうか。
中古車店なら、タイミング次第では歴代Z4の乗り比べができます。全国総在庫20,000台を誇るネクステージでは、他メーカーのオープンカーとの比較も可能です。乗り比べることでBMWの魅力を知ることもでき、より賢い選択ができるでしょう。
まとめ
ダイナミックなフォルムと自動開閉式のルーフ、シンプルながらスタイリッシュなインテリアなど魅力満載の新型Z4が日本に上陸しました。新型Z4は3代目で、初代・2代目ともに未だ人気の高いモデルです。ぜひ新旧モデルを乗り比べて、BMWの真髄を体感してみましょう。
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