ジャガーは人気がないから中古車が安い？理由と選び方、おすすめの車種を紹介
ジャガーはイギリスの高級車として知られています。人気のある高級車といえば、メルセデス・ベンツやBMW、アウディなどがありますが、ジャガーの人気はどの程度のものなのでしょうか。
独創的なエクステリアやラグジュアリーさがジャガーの特徴ですが、中古車で購入すると比較的安いという声も聞かれます。どの車でも新車に比べ中古車が安いということは当然ですが、その他にも理由があるのでしょうか。
そこでこの記事では、ジャガーの日本での人気を紹介するとともに、中古車が安い理由について深掘りしていきます。また、中古車でおすすめのジャガーをタイプ別にピックアップしてありますので、中古車でジャガーを購入したいという方は参考にしてください。
※目次※
・ジャガーはイギリスの高級車。スポーツカーからラグジュアリーなSUVまでラインアップされる
・ジャガーは外装や内装だけでなく、走りにもこだわっている！個性をアピールするならジャガーがおすすめ
・中古車でのジャガーの価格は比較的安価になっているものが多い！目的に合わせて選ぼう
ジャガーの人気がないのは本当？
ジャガーはイギリスの高級車として知られていますが、メルセデス・ベンツやアウディなどの輸入車と比べて、街で見かけることが少ないと感じている方も多いでしょう。ジャガーの歴史は100年以上あり、数々の名車を生み出してきた自動車メーカーでもあります。
まずは、ジャガーの人気を探るにあたって、ジャガーがどのような自動車メーカーなのかを再確認していきましょう。
ジャガーは英国が誇る高級車メーカー
ジャガーは、イギリス生まれの高級自動車メーカーです。現在はインドの企業、タタ・モーターズの傘下に入っています。
スポーティなデザインの中にエレガントな雰囲気が漂う個性的なエクステリアは、長年にわたり受け継がれるジャガーの魅力だといえるでしょう。ただし、古い年式の車は手の込んだデザインが多いことから、メンテナンスに注意が必要です。
時代に沿ってジャガー自体も変化しており、ラインアップも充実しています。中古車市場での流通数も豊富で、手ごろなものから1,000万円以上のものまで価格が幅広い点も特徴でしょう。
輸入車の人気はメルセデスベンツやアウディに集中
街中を走っている輸入車に注目してみると、メルセデス・ベンツやアウディなどが多いと感じることもあるでしょう。
2023年1月の日本で登録された輸入車台数は、21,764台です。その内訳を見てみると、ベンツが3,697台で、アウディが1,969台、フォルクスワーゲンが1,785台です。また、BMWも人気で1,548台登録されています。
ジャガーの人気は日本ではそこそこ
ジャガーの新車登録台数を見てみましょう。2023年1月の日本で登録されたジャガーの台数は94台です。ベンツやアウディと比較すると台数は少ないですが、日本で購入できる輸入車の中でジャガーは20位です。爆発的な人気とまではいきませんが、日本においてのジャガーの人気は、そこそこといえるでしょう。
ジャガーは人気がない？中古車が安い理由
ジャガーはイギリスの高級自動車で、新車価格をみると1,000万円を超えるモデルもあります。しかし、中古車市場を見てみると新車価格よりもかなり安い価格で購入できます。
高級車にもかかわらず、中古車になると価格が一気に下がる理由はなぜでしょうか。ジャガーに限らず、輸入車は中古車になると値段が大きく下がります。「輸入車は壊れやすいのでは？」というイメージを持つ方も多く需要が少ないという点も影響していますが、その他にも理由があります。
パーツが高額
ジャガーは輸入車ということで、パーツにかかる費用も高額になります。故障や経年劣化によりパーツ交換が必要となった場合、負担が大きくなる傾向にあります。修理箇所にもよりますが、一般的には国産車の2倍以上の費用がかかるといわれています。
さらに、ジャガーのような輸入車の流通数は国産車よりも少なく、すぐに中古パーツが見つかる保証はありません。パーツが高額になると必然的に修理費用も高額になる点は懸念点でしょう。
パーツ交換に時間がかかる
日本にあるジャガーのパーツ在庫は少ないので、場合によっては本国であるイギリスから取り寄せるケースもあります。パーツにもよりますが、到着するまで1か月かかることもあります。
日ごろ車を使用する上であまり問題がないパーツであれば大きな影響はないかもしれません。しかし、主要パーツを交換する場合、修理が完了するまで車に乗れないことも考えられます。車を使用する上で、不便に感じることが多いというイメージも購入を避ける方が多い理由でしょう。
整備ができないことがある
ジャガーは輸入車ということで、一般的な整備工場で整備できない場合があります。輸入車と国産車とでは規格が異なるのがその理由です。
整備工場にある工具が使えず、手の打ちようがないこともあります。また、電子システム部分が故障した場合、代用できるパーツがあっても使用できないこともあるようです。
他にも、ディーラーで再設定やリセットが必要となったり、新品パーツでの修理を余儀なくされたりすることも考えられます。
ジャガーの中古車が安いのは信頼性が低いからではない
信頼性が低いことで輸入車は値下がりの幅が大きいと考える方もいらっしゃるでしょう。実際には、輸入車を取り巻く以下のようなさまざまな実態が関係しています。
・ディーラーの数が少ないことによる知名度の低さから
・ガソリン代などの維持費が高いことから
・車検費用が高いことから
日本では国産車を選ぶ方が多い傾向です。そのため、国産車に比べ輸入車のディーラーはそれほど多くありません。ディラーの数が少ないことから、知名度が低くなったり、流通数も少なくなったりします。また、ディーラーが少ないことで、アフターサポートについて不安に感じる方も多いでしょう。このようなことから需要が減り、中古車価格も下がるという仕組みです。
また、ガソリン代や車検費用が国産車に比べ割高という点も需要が少なくなるポイントでしょう。
値下がりしにくい輸入車の特徴
全ての輸入車が、新車から中古車になれば値下がりするわけではありません。場合によっては、値下がりしづらい輸入車もあります。値下がりしにくい輸入車の特徴は以下の表の通りです。
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SUVである |
クロスオーバーSUVは、外車・国産車ともに人気があり値下がりしにくい |
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限定車（限定グレード） |
スポーツモデルやSUVなど、特定のユーザーから高い人気を得ている限定車は、値下がりしにくい 車の状態にもよるが、新車価格と変わらない値段であることが多い |
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海外へ輸出されるモデル |
中古車として一部の外車を海外へ輸出しているため、値下がりしにくい |
このように、はやりのボディタイプであったり、中古車市場での流通数が少ない限定車であったりする場合は大きく値下がりしない傾向が多いようです。
ジャガーは人気がない？実はジャガーには魅力がたくさん
日本での認知度はメルセデス・ベンツやアウディに比べ、まだまだ低いですが、ジャガーにはジャガーならではの魅力がたくさんあります。高級車を輸入車の中から探している方は、ジャガーもひとつの選択肢に入れてみることもおすすめです。ここでは、他の輸入車と比べて見劣りしないジャガーの魅力についてみていきましょう。
高級感のある外観
ジャガーの一番の魅力は、なんといっても印象的な高級感のある見た目でしょう。全体的にボディサイズは大きめですが、そのワイド感が圧倒的な存在感を引き立てます。
さらに、ジャガーのシンボルでもあるエンブレムは、まさにジャガーならではのデザインといえるでしょう。イギリスの名門車らしい気高さを感じさます。
ラグジュアリーな内装
ジャガーの内装は、ラグジュアリーかつシンプルにまとめ上げられています。最近のモデルでは、大きいサイズのモニターと最小限の物理式スイッチを組み合わせるデザインが主流となり、先進的な印象を受けます。
さらに、スポーティーなシートからラグジュアリーな乗り心地を追求したシートなど、モデルごとによって内装が作り込まれている点も特徴です。
一流メーカーならではの価格帯
ジャガーは、ドイツの御三家であるメルセデス・ベンツ、BMW、アウディと同ランクの高級自動車メーカーです。全モデルそれぞれの価格を見ても、一般自動車メーカーより高額であることはいうまでもありません。
新車価格が高い自動車に乗ることがひとつのステータスであると考える方にとっては、大きな魅力となるでしょう。
完全EV化へ移行する将来性
ジャガーは2025年に全てのモデルをEV化すると発表しています。カーボンニュートラルが注目される現代では、国内外のメーカー問わず多くのメーカーがEV化やFCEV化を進めています。
2025年までという短いスパンで全てのモデルのEV化を目指すということは、技術力にも期待ができるということではないでしょうか。時代に沿ったジャガーの将来性にも期待できそうです。
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中古車でおすすめのジャガー6選
ジャガーを新車で買うことは、価格的にハードルが高く感じる方が多いでしょう。ジャガーだけでなく、一般的に輸入車は中古車になると価格が大幅に下がる傾向があります。また、ジャガーは日本での認知度は高いとは言い切れません。そのため、他の輸入車に比べて、価格も低いことが多いでしょう。
ここからは、中古車でおすすめのジャガーを紹介します。実用性を兼ね備えたSUVモデルからスポーティーなクーペから、好みのタイプを探してみましょう。
コンパクトSUVなら「Eペイス」
日本の道でも扱いやすく、実用性も兼ね備えたコンパクトSUVなら「Eペイス」がおすすめです。
スタイリッシュなボディラインが都会的な雰囲気を漂わせます。グリルは角がない落ち着いたデザインで、力強さと美しさが融合しています。サイズ感とデザインから女性にもおすすめしたい一台です。
2023年2月時点のネクステージの販売価格は299万9,000円~645 万9,000円です。
（参考：『Eペイス（ジャガー）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
ラグジュアリーなSUVなら「Fペイス」
ラグジュアリーなSUVをお探しの際はFペイスがおすすめです。Fペイスはプラグインハイブリッドを採用しており、ジャガーの最新のテクノロジーを体感できます。
また、実用性も兼ね備えており、居住空間はとても広々としていて、ラゲッジスペースはクラス最高レベルの1,842Lと大容量さがポイントです。
2023年2月時点のネクステージの販売価格は359万9,000円~1,598万9,000円です。
（参考：『Fペイス（ジャガー）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
EV車なら「Iペイス」
Iペイスはジャガーを代表するEV車です。静止状態から100km/hに達するまでの時間は４.８秒と、脅威の加速性能が話題を呼びました。航続距離（WLTCモード、国土交通省審査値、km）は438kmtを実現しています。
走りを楽しむだけでなく、5シーターなのでご家族や友人を乗せることもできますし大きな荷物を乗せて遠出も気持ちよくできる一台です。
2023年2月時点のネクステージの販売価格は645万9,000円~769万9,000円です。
（参考：『Iペイス（ジャガー）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
セダンタイプなら「XE」
セダンならジャガーXEがおすすめです。スポーティーな4ドアセダンで、ホイールからヘッドライトまでこだわり抜かれたデザインが印象的です。
フロントからリアにかけての流れるようなデザインからはジャガーの風格を感じられます。ジャガーの中でもXEはダイナミックなハンドリングが魅力といえるでしょう。また、ジャガーの中でも購入費用も抑えられる点もポイントです。
2023年2月時点のネクステージの販売価格は149万9,000円~583万9,000円です。
（参考：『EX（ジャガー）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）
パワフルな走りなら「XK」
走りにこだわるならジャガーXKがおすすめです。XKはジャガーの歴史に残るスポーツカーとして知られています。高級車ならではの大胆なラインや、先進的なヘッドライトなど、パッと目を引くデザインが魅力です。
アルミニウムのボディを採用し軽量化と高剛性化を図ったボディが特徴で、V8気筒5L自然吸気エンジン、V8気筒5Lスーパーチャージャーエンジン、V8気筒5Lスーパーチャージャーエンジンをチューニングした3種類のエンジンから選べます。
2014年にて現行モデルは販売を終了していますので、現在は中古車でのみの販売です。
2023年2月時点のネクステージの販売価格は419万9,000円~69万9,000円です。
（参考：『XK（ジャガー）の中古車一覧｜新車・中古車の【ネクステージ】』）世界の
ジャガーを中古で購入する際の注意点
新車よりも安く購入できるジャガーの中古車を購入する場合、いくつか注意点があります。ジャガーは外車であるため、場合によっては整備ができなかったり、費用が高額になったりと国産車と異なる部分も複数あることを把握しましょう。
整備ができないことがある
ジャガーは外車なので、一般的な整備工場で整備できない場合があります。外車と国産車とでは規格が異なるのがその理由です。
整備工場にある工具が使えず、手の打ちようがないこともあります。また、電子システム部分が故障した場合、代用できるパーツがあっても使用できないかもしれないので注意しましょう。
他にも、ディーラーで再設定やリセットが必要となったり、新品パーツでの修理を余儀なくされたりすることも考えられます。
できるだけメンテナンス費用を安くするには、アフターフォローが万全な販売店から購入したほうがよいでしょう。中古車を購入する前に、提携する整備工場の有無や社外品を使用した整備が可能か確認すると安心です。
パーツが高額
ジャガーは外車なので、パーツにかかる費用も高額になります。故障や経年劣化によりパーツ交換が必要となった場合、負担が大きくなることことを覚悟したほうがよいでしょう。修理箇所にもよりますが、一般的には国産車の2倍以上の費用がかかります。
さらに、ジャガーのような外車の流通数は国産車よりも少なく、すぐに中古パーツが見つかる保証はありません。修理費用を抑えるには、品質が良い輸入車を取り扱う販売店で購入するのがおすすめです。
パーツが本国取り寄せになることがある
日本にあるジャガーのパーツ在庫は少ないので、場合によっては本国であるイギリスから取り寄せなければなりません。パーツにもよりますが、到着するまで1か月かかることもあります。
日ごろ車を使用する上であまり問題がないパーツであれば大きな影響はないかもしれません。しかし、主要パーツだと修理が完了するまで車に乗れないことも考えられます。保証やアフターフォローが充実している販売店を選んで購入すれば、万が一のときも安心です。
保証が充実している販売店なら安心
ジャガーを中古車で購入する場合は、保証やアフターフォローの内容をきちんと確認しましょう。
購入後に不具合や故障が起きても、対処してくれない販売店で中古車を購入してしまうと、その分オーナーが支払う費用も増えます。
ネクステージでは、ジャガーを含む輸入車向けの保証も充実していて安心です。保証範囲は業界最高水準の33機構320項目で、最長３年間サポートを受けることができます。
また、消耗パーツや社外パーツも購入から半年または1年以内であれば走行距離にかかわらず無償で修理または交換できます。
修理費用は、車両本体価格まで満額保証となるため、維持費を抑えたい方にもおすすめです。（車両本体価格が50万円以下の場合、50万円が保証上限）詳しくは、店舗までお問い合わせください。
ジャガーの中古車を探すならネクステージがおすすめ
ジャガーの中古車をお探しならネクステージにお任せください。ネクステージでは輸入車の販売も多く取り扱っており、多くの在庫からお選びいただけます。また、全国に店舗を展開しており、現車の確認もお気軽に行っていただけるでしょう。気になる車は近くの店舗まで取り寄せも可能です。中古車をお探しの際は、ぜひお近くのネクステージへお気軽にお越しください。
ジャガーの品ぞろえが豊富
ネクステージではジャガーだけでなく、さまざまなメーカーを幅広くご用意しております。ネクステージのWebサイトでは、メーカーの絞り込みだけでなく予算や走行距離など細かに絞り込んで検索が可能です。
また、気になるお車の取扱店舗が遠方だった場合ご相談いただければ格安でお客様のご自宅近くの店舗までお取り寄せが可能です。なお、ネクステージでは車の品質管理を徹底しております。修復歴車の販売は一切せず、第三者機関による品質鑑定も実施しております。
国家資格を有するメカニックが納車前の整備を行い、万全の状態で納車いたしますので、輸入車へのイメージも払拭できるでしょう。
中古外車向けの保証がある
ネクステージではさまざまな保証サービスをご用意しております。ご購入いただいた車には無料で保証が付与されますが、その他お客さまのニーズに合わせて有料の保証プランもご案内させていただいております。
輸入車を中古で初めて購入することにハードルが高く感じられるという際は、お気軽にご相談ください。低年式の車をご購入いただいた方や、長く車に乗りたい方など、目的に合わせた保証もご用意しております。
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まとめ
ジャガーはイギリスを代表する高級車です。ジャガーの日本においての人気は爆発的ではないものの、そこそこあるといえるでしょう。日本での認知度はそれほど高くないため、中古車になると価格が大きく下がりますが、ジャガーの信頼性が低いという理由ではありません。
ジャガーを含む輸入車は、新車から中古車に切り替わった際に大きく価格が下がることが特徴です。パーツが高額だったり、パーツ交換に時間がかかったりすることなどが理由のひとつでしょう。また、維持費や車検費用などが国産車と比べて高くなることも懸念されるポイントです。
ジャガーにはたくさんの魅力があります。新車では手に届かない場合でも中古車なら検討できることが多いでしょう。ネクステージは、グループでジャガー正規ディーラーを運営しており、外車向けの保証サービスも充実しています。万が一、購入後にトラブルがあっても保証範囲内であれば手厚くサポート可能です。ジャガーを含む外車を購入する際は、販売実績が豊富なネクステージにお任せください。
・ライタープロフィール
兵頭 倫果（ひょうどう りんか）
大学時代は工学部で電気の分野を専攻し、電気自動車やソーラーカーの製作に励む。大会への出場あり。大学卒業後は国産自動車メーカーに技術者として入社。後に退職し、現在はフリーランスで、「若者にも響かせる」をモットーにYouTubeやライティング活動を行っている。1998年生まれの24歳。
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