ランドローバーにはどんな車がある?歴史から車種選びのポイントまで詳しく解説
高級SUVに興味がある方ならば、「ランドローバー」という自動車メーカーを知っているかもしれません。ランドローバーはイギリスの高級SUVメーカーとして知られており、高い走行性能を備えた車としても有名です。そのような高級SUVであるランドローバーの車に乗ってみたいと憧れている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ランドローバーの特徴や車種、中古車情報などをご紹介します。購入するのにおすすめの車も見ていくので、ランドローバーの車の購入を考えている方はぜひ参考にしてください。どのような車種が用意されているのかをチェックしておけば、車選びの際に役立つでしょう。
※目次※
・ランドローバーはイギリスの高級SUVメーカー。ラグジュアリーSUVがコンセプトのプレミアムカー
・ランドローバーには数多くの車種が存在!予算や好みに応じて最適な1台を選択しよう
・お得にハイクオリティなランドローバーを購入したいなら中古車がおすすめ。往年の名車に出会える可能性もあり!
英国のSUVと言えばランドローバー
ランドローバーとはどのような車なのかご紹介します。ランドローバーはこれまでにさまざまな進化を見せてきた自動車メーカーであり、SUVに興味がある方にとっては見逃せません。ランドローバーの歴史やグレードについて詳しくチェックしておけば、自分好みの1台を探しやすくなるでしょう。
ランドローバーとは
ランドローバーは1948年に登場した車で、ローバー社がオフロードカーを開発したことによって誕生しました。ランドローバーの車は、現在まで多くのユーザーに愛されながら進歩し続けています。これまでの歴史を簡単に振り返っていきましょう。
年代 |
歴史 |
1948年 |
ランドローバー シリーズIをリリース ランドローバーブランドの誕生 |
1970年 |
初代レンジローバーをリシース ラグジュアリーSUVの先駆けとなった車種 |
1983年 |
ランドローバー 90・110・127をリリース |
2008年 |
タタモーターズ傘下のジャガー・ランドローバーとして営業開始 |
2019年 |
現行モデルのディフェンダーをリリース |
ランドローバーは70年以上にわたってオフロードカーを開発しているメーカーです。基本構造を受け継ぎつつ最新技術を投入し、数々の名車を生み出しています。
ランドローバーのモデル一覧
ランドローバーの現行モデルは以下の通りです。高級感を重視したものからファミリーカーとして使いやすいものまで豊富なラインアップといえます。
モデル名 |
特徴 |
新車価格 |
RANGE ROVER(レンジローバー) |
最高級モデル。存在感のあるデザインが魅力 |
1,493万円~ |
RANGE ROVER SPORT(レンジローバースポーツ) |
走行性能をより重視したモデル |
936万円~ |
RANGE ROVER VELAR(レンジローバーヴェラール) |
デザイン性と空力性能を重視したモデル |
718万円~ |
RANGE ROVER EVOQUE(レンジローバーイヴォーク) |
クーペスタイルのSUV |
472万円~ |
DISCOVERY(ディスカバリー) |
フルサイズ7シートを搭載した7人乗りモデル |
877万円~ |
DISCOVERY SPORT(ディスカバリースポーツ) |
5+2シートを搭載したコンパクトSUV |
450万円~ |
DEFENDER(ディフェンダー) |
モノコックボディ採用で耐久性を重視したモデル |
499万円~ |
レンジローバーとレンジローバースポーツにはプラグインハイブリッドも存在しており、燃費性能や環境性能を重視する方にはこれらもおすすめです。
ランドローバーは人気が高く、中古車市場でも古いモデルから新しいモデルまで豊富に流通しています。古いモデルのランドローバーが好きな方にとっても、好みの車を探しやすいといえるでしょう。比較的新しい車を安価に購入したい方にもおすすめです。
ランドローバー:モデルごとの特徴と中古車価格帯
ランドローバーを購入したくても、新車は高価で手を出しにくいと感じている方は、中古車を検討してみましょう。ここでは、ランドローバーのモデルごとの特徴と中古車価格を詳しくご紹介します。掲載する中古車価格は、いずれも2020年8月30日時点のものです。
レンジローバー
レンジローバーはランドローバー最高級モデルです。ラグジュアリーなインテリア・エクステリアが魅力的な車といえるでしょう。前扉にアクセントとして縦方向のラインがあしらわれているのも特徴です。
3シート設定ではラゲッジスペースを広く取れるため、多くの荷物を積むときにも役立ちます。インパネのタッチディスプレイを操作して簡単にシートを倒せるのも嬉しいポイントです。レンジローバーにはプラグインハイブリッドも用意されているため、燃費性能や環境性能を重視するならこちらもチェックしておきましょう。
レンジローバーの中古車価格は約680万円~1,600万円で、高級グレードの分高めといえます。
レンジローバースポーツ
レンジローバースポーツは走行性能を重視したモデルです。3Lのディーゼルエンジン・ガソリンエンジンを搭載したモデルだけでなく、5Lのガソリンエンジンを搭載したモデルも用意されているのが特徴といえるでしょう。
レンジローバーと同様にプラグインハイブリッドも用意されており、好みに応じて最適な1台を選べます。SUVらしい走行性能を味わいたい方は、レンジローバースポーツを検討してみてはいかがでしょうか。
レンジローバースポーツの中古車価格は約380万円~1,200万円で、比較的購入しやすい価格帯のものもそろっています。
レンジローバーイヴォーク
レンジローバーイヴォークには「EVOQUE」「R-DYNAMIC」「FIRST EDITION」の3グレードが用意されています。2018年にフルモデルチェンジしており、現行モデルは2代目です。なお、フルモデルチェンジを経て日本に上陸したのは2019年でした。
人気が高いクーペスタイルのSUVで、オフロードよりのSUVではなく都市型SUVに近い仕上がりになっています。ガソリンエンジンとディーゼルエンジンを搭載した車を選べますが、プラグインハイブリッド車は存在していません。
レンジローバーイヴォークの中古車価格は約210万円~735万円です。中古車を購入する際は、旧モデルか新モデルかをきちんとチェックしましょう。
レンジローバーヴェラール
レンジローバーヴェラールは、デザインの美しさと空力性能を意識して開発された車です。全体としてシンプルかつスタイリッシュな印象に仕上がっています。オンロードと性能とオフロード性能の双方を重視した車で、フルタイム4WDを採用しているのも特徴といえるでしょう。
レンジローバーヴェラールは2017年に発表されたモデルで、どの中古車を選んでも比較的新しいのも嬉しいポイントです。「ヴェラール」「R-DYNAMIC」「SYO」の3グレードが用意されているため、好みや予算に応じて選びましょう。
中古車価格は約560万円~800万円です。年式が新しい車が豊富なので、経年による汚れが少ないきれいな中古車を購入したい方は見逃せません。
フリーランダー
フリーランダーは2014年に販売終了した車で、ディスカバリースポーツの前身モデルです。2020年時点では中古車でのみ入手できる貴重な1台といえるでしょう。製造時期によって、直列6気筒ガソリンエンジンを搭載した車と直列4気筒ターボエンジンを搭載したモデルに分かれるのが特徴です。
オンロードでは軽快な走りを、オフロードではパワフルな走りを体感できるでしょう。街乗りからアウトドアまで幅広く利用したい方におすすめの1台です。
中古車価格は約150万円です。製造終了からしばらく経っているため、中古車市場の在庫も少なくなっています。購入を検討している方は、早めに決断すると良いでしょう。
ディスカバリー
ディスカバリーはフルサイズ7シートを搭載した車で、ファミリーユースや多人数乗車をする機会が多い方に最適な1台です。2シートから7シートまで自由に設定できるため、乗車人員や積載する荷物の量に応じて車内スペースを確保できます。
ディスカバリーには「HSE」「HSE LUXURY」「NEW LANDMARK EDITION」の3グレードがあるため、予算に応じて適切な1台を選べるでしょう。
中古車価格は約500万円~690万円です。2017年のモデルチェンジ後にリリースされたL462型が多く、比較的新しい車を購入しやすくなっています。
ディスカバリースポーツ
ディスカバリースポーツは、2014年にフリーランダーの後継車種として発表された車です。コンパクトSUVに位置している車ですが、積載性に優れているのが魅力でしょう。運転しやすさと積載性の双方を重視する方におすすめといえるでしょう。必要に応じてシートを倒すことで、ラゲッジスペースを拡大できます。
ディスカバリースポーツの中古車価格は約280万円~660万円です。2019年に登場した新型ディスカバリースポーツは旧型に比べて高く、おおむね500万円以上の値がついています。
ランドローバー:ポイント別おすすめ車種はこれ!
ランドローバーには多種多様な車が存在しているため、何を重視するかによって最適な車は異なるでしょう。ここでは、さまざまな面からおすすめの車種をチェックしていきます。ランドローバーの車を購入しようか検討しているものの、車種選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
価格を重視するなら
予算が限られているなどの理由で、価格を重視する方もいるでしょう。価格を重視する場合は、比較的リーズナブルな「フリーランダー(2代目)」「ディスカバリー」がおすすめです。
フリーランダー(2代目)は2007年~2015年に販売されていました。中古車市場においては安価で販売されていますが、流通量が少ないので根気強く探す必要があるでしょう。ディスカバリーは中古車価格が比較的安価なのが特徴です。2020年8月30日時点において、2年落ちで500万円前後の車も販売されています。
ランドローバーの個性を感じたいなら
ランドローバーのコンセプトである「ラグジュアリーSUV」を感じたい方は、「レンジローバー」「ディフェンダー」を選ぶと良いでしょう。レンジローバーは最高級グレードに位置しており、高級感を存分に味わえます。
ディフェンダーはモノコックボディを採用した耐久性重視のモデルで、高級感とオフロード性能の双方を重視しています。この2車種は、いずれも高級感とSUVらしい走行性能の両方を味わえるでしょう。ランドローバーらしい車を探している方におすすめです。
新しさに注目するなら
可能な限り新しいモデルの車に乗りたいと考えている方には、「レンジローバーイヴォーク」「ヴェラール」が良いでしょう。
レンジローバーイヴォークは2018年にフルモデルチェンジをしました。ヴェラールは2017年発表で比較的新しく、年式が新しい車が豊富に流通しています。
レンジローバーイヴォークは旧モデルの車も流通しているため、新しいモデルを購入したい方はきちんとチェックしましょう。ヴェラールは2020年時点でモデルチェンジが行われていないため、現在販売されている車が現行モデルです。
名車に乗りたいなら
レンジローバーには名車と呼ばれる有名な車が存在しています。代表的な車種は「初代レンジローバー」「初代ディスカバリー」です。
初代レンジローバーは1970年発売、初代ディスカバリーは1989年発売で、クラシックカーに分類されます。現行モデルに比べて流通力が少なく購入しにくい車ですが、名車に乗りたいのであれば探してみる価値があるでしょう。
いずれの車種も、近年のモデルと比較するとオフロードよりのデザインです。初代レンジローバーは「クラシックレンジ」とも呼ばれ、多くのファンから人気を集めています。
ランドローバーの中古車はネクステージにお任せ!
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ネクステージはランドローバーの正規ディーラーでもあるため、新車を購入したい方にもおすすめです。
まとめ
ランドローバーはイギリスの自動車メーカーとして知られており、50年以上の歴史があります。ラグジュアリーSUVをテーマに多種多様な車種を取りそろえていて、好みに応じて選びやすいのも嬉しいポイントです。中古車であれば、クラシックレンジから比較的新しいディスカバリーなど、さまざまな車を購入できるでしょう。
ネクステージではランドローバーの車を多く取り扱っており、豊富な在庫から好みの1台を選べます。往年の名車を購入したい方や比較的新しくてコンディションの良いランドローバーを購入したい方、自分好みの1台をじっくり探したい方は、ぜひネクステージにご相談ください。
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