憧れのイタリア車!日本でも人気のマセラティのエンジンはフェラーリと一緒?

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憧れのイタリア車!日本でも人気のマセラティのエンジンはフェラーリと一緒?

憧れのイタリア車!日本でも人気のマセラティのエンジンはフェラーリと一緒?

マセラティは本社をイタリアのモデナに構える高級スポーツメーカーです。マセラティ社が提供している各モデルは、見た目のエレガントさと機能性を兼ね備えています。マセラティは日本人にとって憧れのイタリア車のひとつでしょう。

 

マセラティは1997年にフェラーリの傘下に加わりました。これをきっかけに、「フェラーリとマセラティのエンジンは同じになった」と認識している方も多いのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、マセラティのエンジンについて、フェラーリのエンジンと比較しながら特徴や違いを解説していきます。日本で人気のマセラティのモデルもご紹介しますので、今後購入を検討している方には役立つ内容となるでしょう。

 

※目次※

1.マセラティとはどんな会社?

2.マセラティのエンジンはフェラーリと一緒?

3.日本で人気のおすすめマセラティ

4.まとめ

 

■POINT

 

 

・マセラティは1997年にフェラーリ傘下となったことで、フェラーリからエンジンの供給を受けている

・マセラティ車に搭載されているV8エンジンはフェラーリと基本は同じだが、一部構造が異なる

・マセラティをお得に購入するなら中古車がおすすめ!

 

 

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マセラティとはどんな会社?

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マセラティはイタリアの高級車メーカーです。1914年の創業以来、多くの自動車ファンに愛され続けています。ギブリやクアトロポルテなどマセラティの車については知っていても、会社自体についてはあまり詳しくない方が多いのではないでしょうか。

 

まずはマセラティがどんな会社なのか詳しく解説します。メーカーとしての歴史や特徴に対する理解を深めておくことで、マセラティの車に対する愛着もさらに増すでしょう。

 

マセラティの前身は1914年設立

 

マセラティの前身である「アルフィエリ・マセラティ工房」は、1914年にイタリアのボローニャにて創立されました。イタリア北部ピアチェンツァ地域出身のマセラティ6兄弟のうち、アルフィエーリ・エットーレ・エルネストの3人が共同で創業したものです。

 

創業当初は車のチューニング事業を手掛けていました。当時は第一次世界大戦中だったこともあり、軍需産業向けに売上を伸ばしていきます。その後、同工房が手がけたレーシングカーを使ったレーサーが大会で勝つなどの実績により、スポーツカーメーカーとして名をはせていきました。

 

ちなみに、創業当初からマセラティの車にあしらわれている気品あふれるシンボルマークのモチーフは、ボローニャのマジョーレ広場にあるネプチューン像がもつ三叉の矛「トライデント」です。

 

1993年以降にフィアットグループ傘下へ

1993年、マセラティはイタリア最大級のグループであるフィアットグループの傘下となりました。さらに高級スポーツメーカーとしての再起をはかり、1997年にはフェラーリの子会社となります。

 

その後はフェラーリの経営陣らによる指導のもと、生産体制の合理化がすすめられました。結果として、マセラティで設計したエンジンをフェラーリの向上で製造・組み立てしたり、マセラティの車にフェラーリ社が採用していたV型8気筒ターボエンジンを搭載したりするようになります。

 

2005年にはフェラーリのもとを離れ、アルファロメオと統合しましたが、フェラーリからのエンジンの供給は2019年現在も続いているようです。

 

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マセラティのエンジンはフェラーリと一緒?

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フェラーリの傘下になったことをきっかけに、マセラティの工場はフェラーリの工場と統合されました。しかし、同じ工場で製造しているからといって、全く同じエンジンを積んでいるというわけではありません。

 

実際にはマセラティとフェラーリのエンジンは「半分同じで、半分異なる」といえるでしょう。ここでは、フェラーリとマセラティのエンジンの特徴をそれぞれ紹介した上で、双方の違いについて解説します。

 

フェラーリのエンジン

フェラーリのエンジンは、V型8気筒ターボエンジンです。一般的には、V8(ぶいはち)と略されています。2016年から2019年の4年連続でインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。V8エンジンは1901年にフランスで生まれ、主にアメリカで広く採用されるようになり、発展してきたエンジンといえます

 

V8エンジンの特徴としては、「静か」、「振動が少ない」、「高出力」の3つがあげられるでしょう。低音で地面に響くようなエンジン音が特徴です。

 

マセラティのエンジン

マセラティでは、V型6気筒 3.0リッター直噴ツインターボ、V型8気筒 3.8リッターツインターボ、V型8気筒DOHC 4.7リッターといったエンジンが採用されています。ほとんどはフェラーリから供給を受けたものです。

 

このうち、「クアトロポルテ」や「グラントゥーリズモ」などに搭載されているV8エンジンはフェラーリと基本的に同じものといえます。これが、「フェラーリとマセラティのエンジンは一緒」といわれるゆえんです。

 

全く同じエンジンではない

しかし、実際にはマセラティに搭載されているのはフェラーリと全く同じエンジンではありません。明確な違いはクラウンシャフトの構造でしょう。フェラーリのエンジンはシングルプレーン、マセラティのエンジンはダブルプレーンになっているようです。

 

クラウンシャフトには、シングルプレーンとダブルプレーンの2種類があります。シングルプレーンは排気のバランスの良さが特徴ですが、振動性に優れていないというデメリットがあります。一方、ダブルプレーンは排気バランスが悪いですが、振動が少ないのが特徴です。クラウンシャフトの構造の違いに伴い、両者のエンジン音にも違いがでています。

 

日本で人気のおすすめマセラティ

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マセラティは、日本で高級スポーツカーとして根強い人気があります。今回は、特に日本で人気のおすすめマセラティ車をいくつか紹介します。

 

どのモデルもマセラティならではの「洗練されたデザインと機能性」を両立したものとなりますが、搭載しているエンジンや価格が異なります。それぞれの特徴をみていきましょう。

 

マセラティ ギブリ

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「ギブリ」はマセラティ史上初となるディーゼルエンジンを搭載したモデルです。ギブリという名前は「リビアの高地から地中海地方に流れる風」を意味します。ちなみに、マセラティのモデル名は、世界の著名な風の名前から付けるのが伝統です。

 

1966年に初期のモデルが開発され、2013年に発売された現在の最新モデルは3代目です。エンジンは3.0リッターV6ディーゼルターボだけでなく、3.0リッターV6ガソリンツインターボもラインナップされています。機能性や見た目の優雅さに加え、ユーロNCAPテストで最高評価の5つ星を獲得した安全性能の高さが特徴です。

 

ギブリの新車価格は980万円となっています。日本における従来のマセラティ車の価格は最低でも1,000万円を超えていたため、発売当時は大きな反響を呼びました。

 

マセラティ クアトロポルテ

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「クアトロポルテ」は、スポーツカーとしての機能性とサルーンの快適性を兼ね備えたセダンです。マセラティの象徴ともいえるモデルでしょう。クアトロはイタリア語で「4」、ポルテは「扉」を意味します。つまり「4ドア」という意味です。

 

1963年に初期のモデルが販売され、2013年に販売された現在の最新モデルは6代目です。フェラーリ製のV8エンジン搭載のため、スピードがありながらも車内は静かに保たれます。

 

スポーツカーとしての機能性もさることながら、安全性にも細部まで配慮された設計が特徴です。最新技術を駆使した複数のサポート機能により、安全かつ快適なドライブを楽しめるでしょう。

 

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マセラティ グランカプリオ

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「グランカプリオ」は、マセラティ史上初の4シーターカブリオレモデルです。後述する「グラントゥーリズモ」をもとに、屋根をソフトトップに変えてあります。開発時は屋根をメタルトップにする案もありましたが、車体が重くなることを避けた結果、ソフトトップが採用されました。

 

コンパクトかつ圧倒的なパワーを誇るのが特徴です。エンジンはグラントゥーリズモと同様、4.7リットル・440PSバージョンを搭載し、回転数は7500rpmとなっています。日本では、2010年の春頃から販売されているモデルです。

 

マセラティ グラントゥーリズモ

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「グラントゥーリズモ」は、レース用のエンジンを搭載した高級セダンです。 2002年から2007年にかけて販売されていた「マセラティ・クーペ」を受け継いだ基本モデルとなります。「グラントゥーリズモ」は直訳すると「大旅行」の意味です。

 

2ドア・4シートで、大人4人で快適なドライブを楽しめる空間になっています。従来のグラントゥーリズモではトランスミッションの選択肢はひとつしかありませんでしたが、最新モデルではATとセミATの2つから選べるようになりました。2007年3月のジュネーヴ・モーターショーで発表され、日本では2007年10月から販売開始しています。

 

マセラティ レヴァンテ

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「レヴァンテ」は2016年から発売されている、マセラティ史上初のSUVです。レヴァンテは「地中海からジブラルタル海峡へ吹く風」を意味します。ラインナップは、「レヴェンテ」・「レヴェンテS」・「レヴェンテ・ディーゼル」の3種類です。

 

レヴェンテSでは最高出力が430 ps/5,750 rpmまで引き上げられました。V8エンジンを搭載するなど、基本的な内部構造は「ギブリ」と同じです。ちょっとした移動からロングドライブまで快適に楽しめるモデルといえるでしょう。

 

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まとめ

憧れのイタリア車!日本でも人気のマセラティのエンジンはフェラーリと一緒?

マセラティは1914年の創業以来、スポーツカーメーカーの第一線で活躍してきました。マセラティの車は洗練されたデザインと機能性を両立しているのが特徴です。この記事を読んで、マセラティの購入に興味をもった方もいるのではないでしょうか。しかし、価格的にちょっと手が出ないと感じる方も多いかもしれません。

 

中古車ならマセラティの現行モデルでもリーズナブルな価格で購入できます。ネクステージでは幅広いモデルや年式のマセラティ車を取り揃えております。マセラティの購入をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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