マセラティ ギブリの魅力とは?モデルごとの特徴の違いも見てみよう
1914年創業の高級スポーツカーブランド マセラティの車種ラインアップは、イタリアンデザインが生み出した至上の傑作とされています。その中のひとつであるギブリは、ロングドライブに最適な室内空間・快適性・優れた走行性能を備えた、グランドツアラーの正統派モデルです。
この記事では、長年愛され続けているギブリの歴史や魅力についてご紹介します。モデルごとの違いについて調べるとともに、現在の中古車情報もチェックしましょう。
※目次※
・マセラティ ギブリは、流線美が華麗なイタリアンデザインが魅力の高性能スポーティセダン
・パワフルな走行性能やシャープなハンドリングが魅力のギブリは、パフォーマンスの好みによってグレード選びをしよう
・ギブリに乗りたいときは、マセラティの正規ディーラーであるネクステージで探してみよう
マセラティ ギブリってどんな車?
マセラティが販売している車種は、どれも国産高級車とは異なる雰囲気をまとっています。ギブリは、マセラティ車種ラインアップ中でも軽量かつコンパクトなボディが採用されている4ドアセダンです。内外装デザインには、細部に至るまでのこだわりが感じられます。
マセラティ ギブリの魅力に迫る前に、歴史を振り返ってみましょう。
マセラティ ギブリとは
伝統と歴史あるマセラティは、これまでF!・スポーツカー世界選手権などで数多くの優勝を飾り、モータースポーツ界で尊敬されるレースカーを生み出してきました。優れた走行性能のみならず、美しいイタリアンデザインが人々の心を魅了しています。
初代ギブリは、1960年代半ばに登場しました。スポーティな走りを体感できる高級車として愛され続けているギブリは、デザイン・パフォーマンス・インテリアなどの各方面で、マセラティ歴史中の代表的なモデルとされています。
ギブリの歴史
マセラティそのものの歴史の幕開けは、1914年にまでさかのぼります。この年、マセラティ3兄弟によってイタリアで創業したモータービジネスは、1926年以降、幾度ものモータースポーツの大会で優勝を飾る、輝かしいものとなりました。
そのような中、1967年から生産が開始されたのがギブリです。イタリアの著名なデザイナーであったジョルジェット ジウジアーロを招いて制作し、1966年のトリノ オート ショーでお披露目されたギブリは、瞬く間に人気を博します。その後紆余曲折はあったものの、現代に至るまで愛され続けマセラティ初のハイブリッドモデルにも選ばれました。
マセラティ ギブリの魅力とは?
マセラティギブリは、歴史のある美しい流線スタイルが特徴のスポーツセダンです。車名のギブリは「砂漠の熱風」を意味し、その名の通り迫力のある走りを体感できます。また、エクステリアとインテリアは、好みにカスタマイズできることも大きな魅力です。ここでは、3つの観点からギブリの魅力を解説します。
洗練されたデザイン
マセラティは、ギブリに限らずしなやかなボディラインが特徴です。フロントからリアまで流れるようなラインが存在感を際立たせています。
そして、車高の低さに対する広いホイールベースも大きな特徴です。大柄なボディが重厚な雰囲気を増幅させ、停車中でも存在感をアピールできるでしょう。ボディデザイン自体はシンプルですが、細かな部分にマセラティのセンスとこだわりを感じさせます。
完璧なバランスのインテリア
内装で目を引くのは、マセラティのアイデンティティーともいえるダッシュボード中央にあるアナログ時計です。イタリアのラグジュアリーブランド「エルメネジルド・ゼニア」によるシートデザインは、上質な肌触りと高級車らしい雰囲気を演出します。
約3,000mmのホイールベースは車内の空間拡大にも貢献しており、おしゃれなインテリアを楽しみながら快適にドライブを堪能できるでしょう。
ギブリの内装は、コックピットからラゲッジスペースまで抜かりない完璧なバランスが魅力です。
マセラティ ギブリはパフォーマンスの好みで選べる
2021年11月のモデルチェンジを機に、マセラティ ギブリには3つのトリムが新しく設定されました。「GT」「モデナ」「トロフェオ」です。自分らしい個性を実現できるよう、パフォーマンスをはじめ、それぞれに相違点があります。
どのトリムが自分に合うのかを見極めるため、それぞれの特徴を把握しておきましょう。
GT
マセラティギブリGTは、2021年モデルとして発表された、マセラティ初のハイブリッド車です。アルファロメオでも使われる2L 直列4気筒ターボエンジンをメインに、48Vハイブリッドシステムを搭載。時速100kmまで加速するのにわずか5.7秒のエンジン性能を確保しています。
ハイブリッドということでパワーに不安を持つ方もいるかもしれませんが、GTハイブリッドは330馬力、最高速度は255km/hまで上がります。2022年10月現在の新車価格は1,066万円です。
モデナ
ギブリモデナには、「モデナ」「モデナS」「モデナS Q4」の3種類のモデルが用意されています。いずれもV6エンジンが搭載されており「モデナ」は350馬力、「モデナS」「モデナS Q4」は430馬力とパワフル仕様です。
「モデナ」と「モデナS」はRWDですが「モデナS Q4」はAWDで、この3種類の中では最も力強い走りを発揮します。「モデナS Q4」は左ハンドルモデルです。
2022年10月現在、新車価格は「モデナ」が1,242万円、「モデナS」は1,456万円、「モデナS Q4」は1,538万円に設定されています。
トロフェオ
ギブリ トロフェオは、ギブリのラインナップの中でも最高峰のモデルです。エンジンはV8ツインターボエンジンを搭載し、580馬力のパワーを実現しています。もちろん加速性も良く、最高速度が326km/hにも及ぶ一方で、快適性もしっかりと担保しているのが特徴です。
ギブリ トロフェオの新車価格は、2022年10月現在1,910万円に設定されています。トロフェオは、天然皮革仕様のスポーツシート採用です。
マセラティ ギブリは3代目まで登場している
現行モデルのマセラティ ギブリは、2013年に登場した3代目です。初代・二代目とは趣きが異なり、現行モデルはEセグメント・4ドア5人乗りサルーンとなっています。マセラティ車種ラインアップ中のプレミアムサルーン「クアトロポルテ」の弟的存在という位置づけです。
初代と二代目について、それぞれの特徴を振り返ってみましょう。
初代ギブリ
初代ギブリの誕生は、1966年にさかのぼります。デビュー当時、高級かつ大型2シーターグランツーリスモとして注目を浴びました。有名なジョルジェット ジウジアーロがデザインを手掛けています。
ウェッジシェイプでファストバックスタイルのFRカーで、マセラティ初リトラクタブル式ヘッドライトが採用されました。標準トランスミッションは5MTで、オプションで3ATが設定されています。
1969年にはオープンモデルのスパイダーが発表され注目されたものの、1973年に初代ギブリは生産終了しました。
二代目ギブリ
1992年には、大幅にダウンサイジングした二代目ギブリが登場しました。4シーターのスポーツクーペです。初代モデルより最高速度は劣るものの、加速性能が向上しています。
1994年のマイナーチェンジでは、インテリア・ホイールデザインの刷新・電子制御サスペンション採用・ABS追加などが行われました。その後も、サスペンション・トランスミッションの改良や足回りの強化などにより、高性能を追求しています。1997年に生産終了しました。
マセラティ ギブリは故障しやすい?
かつて、輸入車は故障しやすいといわれてきました。誕生した国と気候や使用環境が異なる点が主な原因とされています。現在は以前よりもグローバル社会となり、さまざまな工夫が施されているために、かつてほど国産車と輸入車における故障度合いの差はなくなっていることが現状です。
参考までに、マセラティ ギブリの故障事例を把握しておきましょう。
故障事例
ギブリで見られるのは以下のような故障内容です。ただし、このような故障の発生率は運転方法やパーツの素材によっても異なります。修理には10万円以上の費用を要するケースもあるため、万が一に備えて貯蓄しておきましょう。
・クラッチ:加速不良・走行不能
・電気系統:セキュリティアラーム機能の故障・ハーネスの断線
・タイミングベルト(ゴム製):劣化による故障
故障のしやすさ
かつて「故障しやすいモデル」ともいわれたギブリですが、現在では故障事例の報告やリコール情報が減少しています。メーカーの技術が向上し、安全性能をはじめとする機能性を高めている点が理由でしょう。
例えば、タイミングベルトの素材はゴムから金属に変更されています。ゴム製の部品は劣化が進行しやすく寿命が短いため、頻繁な交換作業が必要です。金属製であれば劣化速度を遅らせるだけではなく、耐久性を高める効果も期待できます。
故障はどのような車を選んでも避けられません。故障に対して誠実に対応したマセラティは、優良な車メーカーかつ安心して選べる車を販売しているといえるでしょう。
マセラティの中古車相場
世界的にも高級車ブランドとして名高いマセラティは、新車価格が高めの設定です。マセラティ ギブリの魅力に引かれつつも、新車購入に踏み切れない場合は、中古車購入を検討してみるのはいかがでしょうか。2022年10月現在の中古車相場についてご紹介します。
ギブリの中古車相場の目安
ネクステージで取り扱うギブリの中古車価格をご紹介します。
グレード |
価格帯 |
ベースグレード |
約348万円~799万円 |
S |
約439万円~989万円 |
グランスポーツ |
約799万円~1,139万円 |
(2022年10月現在)
上記は、旧モデルも含めたおおよそのグレードと、価格帯を表にしたものです。年式や細かなモデル、オプション等によって、かなり幅があることが分かります。
とはいえ、マセラティ ギブリは新車価格1,066万円~1,910万円という高価格帯の車です。ギブリオーナーを目指すなら、中古車も十分検討に値します。
その他マセラティの中古車相場の目安
マセラティは、ギブリ以外にも魅力的な車をラインアップしています。2022年10月時点でネクステージで取り扱っているマセラティの車種は下記のとおりです。タイミングにより相場価格や流通台数が異なるため、気になる場合はこまめにチェックしましょう。
車種 |
中古車相場 |
クアトロポルテ |
約479万円~2,095万円 |
グランカブリオ |
約1,209万円 |
グラントゥーリズモ |
約925万円~1,299万円 |
レヴァンテ |
約639万円~1,600万円 |
マセラティを買うならネクステージにおまかせ!
ネクステージでは、マセラティの中古車を豊富に取り扱っています。現行モデルだけでなく、モデルチェンジ前の型を探したい場合は、年式を入力して探してみましょう。
ただし、良質な車両のみ扱っているため、古い年式は扱っていない場合があることをご了承ください。ネクステージをおすすめする理由は他にもあります。
マセラティの正規ディーラーを行っている
ネクステージは、車を利用する全ての方に商品をサービスを届けたいという願いのもと、輸入車正規ディーラー事業も展開しています。マセラティの正規販売店でもあるため、ギブリをはじめ、マセラティの車をお探しの際はご利用ください。
マセラティの認定中古車も購入可能です。仙台や名古屋などのショールームでは、実際のマセラティ車をご覧いただけます。
マセラティなどの輸入車向けの保証も充実している
さまざまな機械部品の集まりである車は、しっかりとした点検や整備を行っていても、時として残念ながら故障やトラブルに見舞われる場合があることは周知の事実です。ネクステージでは、そのような緊急事態にも慌てずに済むよう、充実した保証サービスを用意しています。
マセラティのような輸入車向けの無料・有料保証があり、少しでも乗り出しの不安を軽減していただくことがネクステージの願いです。
PRネクステージならギブリの品揃えも充実
グランスポーツ
認定保証2年付 プレミアムレザーインテリア サンルーフ 21インチチターノブラックホイール レッドキャリパー ピアノブラックインテリアトリム ヒーター&ベンチレーション付きフロントシート
DATE
モデナS
認定保証2年付 サンルーフ 21インチティターノブラックホイール プレミアムサウンドシステム マイカペイント フルナチュラルレザー トライデントステッチ 後部座席追加USBソケット
DATE
S
サンルーフ スポーツパフォーマンスパッケージ 20インチウラーノホイール スカイフックサスペンション INOXスポーツペダル デュアルキャストブレーキシステム レッドブレーキキャリパー
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S グランルッソ
ロイヤルエディション 国内限定10台 認定保証2年付 スペシャルペイント ゼニアペッレテスータインテリア サンルーフ 21インチチターノホイール シルバーキャリパー エバーノウッドインテリアトリム
DATE
S
スポーツパフォーマンスパッケージ20 メタルシェントペイント レッドブレーキキャリパー エバーノウッドインテリアトリム フルナチュラルレザー デュアルキャストブレーキシステム
DATE
ハイブリッド
認定保証2年付 サンルーフ フルナチュラルレザー ツーリングパッケージ LEDヘッドライト レッドブレーキキャリパー マイカペイント トライデントステッチ
DATE
S Q4
20インチウラーノ スカイフックサスペンション メタリックペイント ラディカウッドトリム レッドブレーキキャリパー リヤプライバシーガラス
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認定保証2年付 エクステリアカーボンパッケージ B&Wサウンドシステム アルカンタラヘッドライニング&ピラー サンルーフ インテリアカーボンパッケージ マイカペイント リアプライバシーガラス
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まとめ
マセラティは、長年にわたり高級感あふれるラグジュアリーな車を数多く販売しています。初代ギブリは、先進性を感じられる流麗なフォルムと世界トップレベルと評された高性能な走りが魅力のスーパースポーツカーとして一世を風靡しました。
現行モデルのギブリは、美しいフォルムでハイパフォーマンスな高級セダンです。ネクステージのWebサイトでは、旧型モデルも簡単に検索できます。気になる車は、無料で見積もりや在庫確認を依頼できるため、お気軽におためしください。
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