外車のオープンカーに乗ろう!選ぶ時のポイントやおすすめ全15車種
天気の良い日に風を切りながら走りを楽しめるのがオープンカーの魅力です。メルセデスやBMWをはじめ、海外の自動車メーカーでは魅力的なオープンカーを生産しています。ただ、どのようなポイントに注目して選べばよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、オープンカーの選び方のポイントをご紹介します。あわせて輸入車や国産車のおすすめオープンカーもご紹介するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
※目次※
・オープンカーは風を感じながらドライブできる人気の車。屋根の素材や開閉方式は車種によって異なる。
・オープンカーを選ぶ時は開放感や内装を確認するのがおすすめ。ドア数やシート数などの機能面も要チェック。
・正規輸入車ディーラーのネクステージでは輸入車の取り扱いが豊富。購入時には保証もつくので安心。
外車や国産車で販売されている「オープンカー」とは?
おしゃれな車という印象が強いオープンカーですが、具体的にどのような車なのでしょうか。基本的には屋根がオープンになった車のことをいいますが、屋根の種類や開閉方法などは車種によってさまざまです。ここでは、オープンカーとはどんな車か、またその魅力について解説します。
オープンカーの定義とは?
オープンカーとは、車体のルーフ(屋根)がない車種を意味します。かつては常にさらけ出したかたちが一般的でしたが、技術が発展する昨今は取り外し式や格納式の車のほうが多く見られるでしょう。オープンカーの中にもさまざまな種類があり、以下のような言葉で分類されます。
・ソフトトップ
・ハードトップ
・フルオープン
・セミオープン
防水布の幌を素材とするソフトトップに対し、ハードトップは他のパーツと同様に金属を使用したオープンカーです。全開できるものをフルオープン、半開はセミオープンともいわれます。このような言葉を組み合わせると、どういったオープンタイプであるかを定義しやすくなるでしょう。
一般的にオープンカーといえば街乗りできる車を指しますが、F1レースのような場で活躍する車もオープンカーのひとつです。
オープンカーの魅力
オープンカーの魅力は、なんといってもその開放感です。ルーフを全開にして走行すれば全身に風を感じられ、オープンエアのなかドライブを満喫できます。また、ルーフが開いている時と閉まっている時、それぞれで異なるスタイルを楽しめるのも魅力です。天候はもちろん、その日の気分や訪れる場所によってスタイルを変えられます。
ルーフの開閉は基本的にスイッチ一つで簡単に行えるので、急な雨の際にもすぐに対応できます。外観のおしゃれ感も見逃せないポイントでしょう。
外車や国産車に共通するオープンカー選びのポイント
同じオープンカーでも車種によってデザインが大きく異なります。見た目の美しさだけで選んでしまいがちですが、インテリアや搭載している機能をチェックしておくとお気に入りの1台が見つかるでしょう。
ここでは、オープンカー選びのポイントを3つにまとめました。購入の前にそれぞれのポイントを押さえておきましょう。
開放感について
オープンカーの魅力のひとつは、屋根付きのクローズドカーにはない開放感です。上を見れば青い空が広がっており、走行中に思わず手を挙げたくなるという方もいるでしょう。
車種によって屋根の開き具合に差があるので、好みの開放感のモデルを選ぶのがおすすめです。例えば、運転席と助手席の斜め前にあるピラーが寝過ぎていると開放感を感じにくくなるでしょう。反対にピラーが切り立っているデザインなら、運転席から見上げれば空だけが視界に入ります。
内装について
オープンカーの別の魅力は外からの視線を感じられることです。街中を走行すれば、通行人や他の運転手からの注目を集められるでしょう。オープンカーは内装も外から見えるため、外観の一部として内装を確認しておくのがおすすめです。
インパネシートにエクステリアと同じ差し色を使っていたり、シートとソフトトップの色を統一していたりするとおしゃれに見えるでしょう。シートも本革やレカロ社製のものを使っているとより優雅に見えます。
機能について
爽快感を楽しめるオープンカーは週末や休日のロングドライブに向いている車です。ドライブを楽しむには機能性にもこだわるとよいでしょう。
雨が降ったときや駐車場に停めるときは屋根を閉じますが、閉じたときの幌の形もチェックしておくのがおすすめです。春先や秋口は肌寒く感じることもありますが、シートヒーターを搭載したモデルを選べばいつでも快適にドライブを楽しめます。家族や友人たちとドライブを楽しみたい方は4ドアのオープンカーが便利です。
おすすめの外車のオープンカー7選
日本ではマツダ「ロードスター」をはじめとしたオープンカーが知られていますが、「オープンカーといえば外車」というイメージをもつ方もいるでしょう。
高級スポーツカーだけでなく、大衆向けの車種でもオープンカーが多数販売されています。外車の人気オープンカーを7車種ご紹介しますので、スペックと特徴をチェックしておきましょう。
MINI コンバーチブル
MINIの「コンバーチブル」は、MINIが販売するオープンカーモデルです。ソフトトップは電動式で、30km/h以下であれば走行中でも開閉が可能です。特にクラシックな雰囲気を味わいたい人に人気です。発売当初から安定した人気を誇っている車種となっています。
また、ほとんどのオープンカーが2シーターであるのに対して、こちらは希少な4シータータイプなのも特徴です。
以下は「ジョンクーパーワークス コンバーチブル」の基本スペックです。
- ・新車価格(車両本体価格):389万円〜
- ・ボディサイズ:全長3,880mm×全幅1,725mm×全高1,415mm
- ・ホイールベース:2,495mm
- ・車両重量:1,400kg
- ・乗車定員:4人
- ・駆動方式:FF
- ・燃費:15.4km/L
メルセデス・ベンツ Cクラス カブリオレ
世界的に人気を集めるメルセデス・ベンツから、Cクラスのオープンカータイプとして「C180 カブリオレ」が発表されました。ベンツの重厚な佇まいとスポーティさを兼ね備えたデザインが特徴的です。
以下は「C180 カブリオレ スポーツ」のスペックとなります。
- ・新車価格:667万円〜
- ・ボディサイズ:全長4,700mm×全幅1,810mm×全高1,410mm
- ・ホイールベース:2,840mm
- ・車両重量:1,710kg
- ・乗車定員:4人
- ・駆動方式:FR
- ・燃費:12.3km/L
メルセデス・ベンツ Eクラス カブリオレ
Eクラスは、メルセデス・ベンツの最上級モデルSクラスに次ぐ高級車です。加速性能に優れた新世代の電動化技術を採用し、発進からスムーズな走行が可能になりました。インテリジェントドライブを標準装備し、安全性能が高いのも特徴です。
以下は「E 200 カブリオレ」の基本スペックです。
- ・新車価格:898万円〜
- ・ボディサイズ:全長4,845mm×全幅1,860mm×全高1,430mm
- ・ホイールベース:2,875mm
- ・乗車定員:4人
- ・駆動方式:FR
- ・燃費:12.4km/L
BMW Z4
BMWの「Z4」は、最新モデルが2019年に販売開始された車種です。4つのグレードすべてがオープンカーとなっているため、予算や好みに合わせて選びやすい点も魅力といえます。Z4はBMWでは珍しい2シーター、ロードスタータイプです。ソフトトップを使用しているので、柔らかい流線形のフォルムも魅力となっています。
以下は「Z4 sDrive20i M Sport」の基本スペックです。
- ・新車価格:691万円〜
- ・ボディサイズ:全長4,355mm×全幅1,865mm×全高1,305mm
- ・ホイールベース:2.470mm
- ・車両重量:1,490kg
- ・乗車定員:2人
- ・駆動方式:FR
- ・燃費:14.9km/L
フィアット 500C
フィアットから、500(チンクエチェント)のオープンカータイプとして「500C」が販売されています。ソフトトップはスイッチひとつで半開・全開と調整可能です。優れた燃費性能も魅力といえるでしょう。以下は「500C 1.2 Pop」の基本スペックです。
- ・新車価格:266万円
- ・ボディサイズ:全長3,570mm×全幅1,625mm×全高1,505mm
- ・ホイールベース:2.300mm
- ・車両重量:1,030kg
- ・乗車定員:4人
- ・駆動方式:FF
- ・燃費:19.4km/L
メルセデス・ベンツ SLC
メルセデス・ベンツの「SLC」は、「SLK」からネーミング変更された車種です。小型のオープンスポーツカータイプで、2016年に導入されました。車名のSLCは、メルセデス・ベンツのロードスターを表す「SL」と、Cクラスを表す「C」を組み合わせています。
格納式のハードトップは20秒以下で自動開閉が可能です。フレームの素材にこだわり、前身モデルよりも軽量で低重心なモデルとなっています。
以下はベースグレード「SLC 180」の基本スペックです。
- ・新車価格:568万円
- ・ボディサイズ:全長4.140mm×全幅1,845mm×全高1,305mm
- ・ホイールベース:2,430mm
- ・車両重量:1,480kg
- ・乗車定員:2人
- ・駆動方式:FR
- ・燃費:14.9km/L
ポルシェ 718ボクスター
ポルシェの「718ボクスター」は、水平対向4気筒ターボを搭載したオープンスポーツカーです。「718」の車名は、1960年代に活躍した同名のレーシングカーに由来しています。動力性能がとても高く、0〜100km/h加速は4.7秒を実現。俊敏で快適なドライブができると人気です。
以下は「718ボクスター」の基本スペックとなっています。
- ・新車価格:768万円~
- ・ボディサイズ:全長4,385mm×全幅1,800mm×全高1,280mm
- ・ホイールベース:2,475mm
- ・車両重量:1,360〜1,440kg
- ・乗車定員:2人
販売終了後も魅力的な3つの外車オープンカー
魅力的な外車がほしいと思っていても、なかには販売が終了している車もあります。しかし、中古車ならお気に入りの1台が手に入れることも可能です。新車で購入できない場合は、品質のよい中古車の購入を検討してみましょう。
ここでは、販売終了しているものの、中古車で購入できる魅力的な外車を3つご紹介します。
アバルト 124スパイダー
アバルトの「124スパイダー」は、マツダの人気車種ロードスターをベースに製造されたオープンカーです。製造はすでに終了しており、中古車市場でも人気の車種となっています。
迫力のある外観とエンジンなどの高い動力性能が支持されていて、昔ながらのスポーツカーのようなドライビングを体感できます。中古車の価格相場は400万円程度です。
以下は「124スパイダー」の基本スペックです。
- ・ボディサイズ:全長4.060mm×全幅1,740mm×全高1,240mm
- ・ホイールベース:2,310mm
- ・車両重量:1,130〜1,150kg
- ・乗車定員:2人
- ・駆動方式:FR
- ・燃費:12.0〜13.8km/L
アウディ TTロードスター
アウディのTTには3つのモデルがあり、「TTロードスター」はオープンエアスポーツカータイプとなります。特徴的なのは、古典的な幌を使用したルーフです。ただし、開閉はスイッチ一つで行え、走行速度が約50km/h以下であれば走行中でも開閉が可能です。重量は若干重いですが、風を切って走る爽快感を味わえるでしょう。中古車の価格相場は120〜400万円程度です。
以下は「TTロードスター 2.0 TFSI」の基本スペックです。
- ・ボディサイズ:全長4.180mm×全幅1,840mm×全高1,370mm
- ・ホイールベース:2,470mm
- ・車両重量:1,410kg
- ・乗車定員:2人
- ・駆動方式:FF
- ・燃費:12.0km/L
マセラティ グランカブリオ
マセラティの「グランカブリオ」は2010年に発売開始となりました。ベースとなっているのは、マラセティ初のロードカー・グラントゥーリズモです。希少価値の高いフェラーリ製4.7L、V8ユニットエンジンを搭載しており、快適な走行を実現します。
数々のセイフティ機能を標準装備するなど、安全面にも配慮している車種です。中古車の価格相場は800〜2,400万円程度となっています。
以下は「グランカブリオ 4.7」の基本スペックです。
- ・ボディサイズ:全長4,890mm×全幅1,920mm×全高1,380mm
- ・ホイールベース:2,940mm
- ・車両重量:2,070kg
- ・乗車定員:4人
- ・駆動方式:FR
外車以外もある!国産車のおすすめオープンカー
日本で生活しているので、日本の気候に適した国産車を購入したいという方がいます。また、日本車には壊れにくいというイメージもあるので、国産のオープンカーが欲しいという方もいるでしょう。
海外の自動車メーカーと同じように、日本にも魅力的なオープンカーは存在します。ここでは、おすすめのオープンカーを5つ紹介しますので参考にしてください。
ホンダ:S660
ホンダ S660のボディサイズは3,395mm×1,475mm×1,180mmです。布生地がベースのソフトトップを採用しており、女性でも簡単に取り外しができます。エンジンは低速域や中速域で力強さを発揮する高回転型ターボを搭載しているので、快適な走行を楽しめるでしょう。CVT車にはSPORTスイッチを装備しており、スポーティな走行も可能です。
新車価格はβが203万1,700円、αが232万1,000円で販売しています。スポーツタイプのS660 Modulo Xは304万2,600円です。S660の中古車相場は170〜400万円程度となっています。
(参考: 『S660(ホンダ)の中古車一覧』)
マツダ:ロードスター
マツダ ロードスターのボディサイズは3,915mm×1,735mm×1,235です。ガラス製のリアウインドー付きソフトトップを採用しており、ソフトトップを後方に動かすだけで簡単にオープンの状態に変えられます。SKYACTIV-G 1.5の高性能エンジンを搭載しており、軽快な走行を楽しめるでしょう。
新車価格はSが260万1,500円、RSが333万4,100円となっています。期間限定で注文を受け付けているRS White Limited Selectionは361万5,700円です。ロードスターの中古車相場は110〜260万円程度となっています。
(参考: 『ロードスター(マツダ)の中古車一覧』)
マツダ:ロードスターRF
マツダ ロードスターRFのボディサイズは3,915mm×1,735mm×1,245mmです。ハードトップを採用しており、美しいフォルムと開放的な空間を両立しています。RF専用のエンジンを搭載しており、意のままに操作できる洗練された走りを楽しめるでしょう。
新車価格はSが343万9,700円〜346万7,200円、VSが373万5,600円〜376万7,100円です。スポーツタイプのRSの価格は390万600円で販売しています。ロードスターRFの中古車相場は270〜310万円程度です。
(参考: 『ロードスターRF(マツダ)の中古車一覧』)
ダイハツ:コペンローブ
ダイハツでは軽自動車規格のオープンカーを販売しています。コペンローブは2014年6月に販売を開始したモデルで、スポーツカーらしいダブルスウィープシルエットのフロントが特徴です。電動式の開閉ルーフを搭載しており、雨が降ったときも簡単に動かせます。
新車価格はコペンローブが188万8,700円〜192万1,700円、コペンローブSが209万2,200円〜212万5,200円です。コペンローブの中古車相場は110〜190万円程度となっています。
(参考: 『コペン(ダイハツ)の中古車一覧』)
ダイハツ:コペンセロ
コペンセロは丸みを帯びたランプが特徴のオープンカーです。3気筒DOHCターボエンジンを搭載しており、スムーズな加速を感じられます。ルーフは電動式になっているので、女性でも簡単に開閉の操作ができるでしょう。オプションでルーフの素材感や色を変えられるのも魅力です。
新車価格はコペンセロが194万3,700円〜197万6,700円、コペンセロSが214万7,200円〜218万6,200円となっています。コペンセロの中古車相場は130〜170万円程度です。
(参考: 『コペン(ダイハツ)の中古車一覧』)
外車や国産車に共通するオープンカーの種類の違い
ルーフの素材や全開・半開を基準に分類されるオープンカーですが、ロードスターやカブリオレといった言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
ほとんどがオープンカーの通称名として認識されていますが、名前の由来となったモデルがあったり、名前によってとらえ方が違ったりします。名前からタイプを判断できるように、種類を理解しておきましょう。
カブリオレ
カブリオレは、フランス語で馬車を意味する言葉です。折りたたみ式の幌を備えた馬車を指すため、のちにオープンカーの代名詞として使われるようになりました。以下の車種のように、フランスやドイツで一般的な呼び名となっています。
- ・フォルクスワーゲン「ゴルフ カブリオレ」
- ・ポルシェ「911 カブリオレ」
- ・BMW「8シリーズ M850i xDrive カブリオレ」
また、カブリオレはクローズ状態のモデルを展開することがほとんどです。既存の車からルーフのみを取り除いたかたちになるため、快適性を維持しやすいタイプといえるでしょう。
コンバーチブル
コンバーチブルは、カブリオレと同様にベースモデルからルーフを取り除いたかたちを指します。カブリオレとの相違点は、表記の違いのみです。英語で「改造できる」という意味があり、屋根の有無を変更できる点に当てはめた名前といえるでしょう。代表的な車種は以下です。
- ・MINI「クーパー コンバーチブル」
- ・ジャガー「Fタイプ コンバーチブル」
- ・レンジローバー「イヴォーク コンバーチブル」
ロードスター
ロードスターは、アメリカやイギリスで広く使われている名前です。日本ではマツダ車のオープンカー「ロードスター」をイメージする方もいるかもしれませんが、外国では「MX-5」の車種名で販売されています。
ルーフを備えた状態からオープンへの変更を意味するコンバーチブルに対し、ロードスターはルーフを備えていないオープンの状態がデフォルトです。幌のない馬車が語源であるため、雨ざらしの車の印象が強いことが理由といえるでしょう。
また、マツダ車のように2ドア2シートのオープンカーをロードスターに分類するケースもあります。
スピードスター
スピードスターは、2ドア2シートタイプのロードスターよりもレーシングカーにちかい車種を指す名前です。明確な定義はありませんが、実用性よりも車両重量の軽量化を重視したモデルが多く見られます。
日本では聞きなれない言葉ですが、世界的にはオペルの「スピードスター」が代表的です。ポルシェのオープンカーにも使用されていましたが、現在ではカブリオレを採用したモデルが多くなっています。
スパイダー
スパイダーは、イタリアの車メーカーで使用されることが多い名前です。言葉のとおり虫のクモを彷彿とさせるデザインが由来といわれていますが、明確な語源はわかっていません。ルーフがないため人の頭部や目が見え、車高が低い点がクモをイメージさせたと考えられます。
また、颯爽と走り抜けるオープンカーの「スピードスター」が変化してスパイダーとなった説も有力です。代表的な車種には以下のようなものがあります。
- ・アバルト「124 スパイダー」
- ・フェラーリ「488 スパイダー」
- ・ランボルギーニ「ウラカン RWDスパイダー」
バルケッタ
バルケッタは、イタリア語でボードを意味する言葉です。軽量かつ小型なボディを連想させるため、この名前がついたといわれています。
イタリアではスパイダーを通称名とするケースが多くありますが、オープンカーとして専用ボディをもつモデルを指す際に使われやすい名前です。代表的には以下のような車種があります。
- ・フェラーリ「550 バルケッタ ピニンファリーナ」
- ・フィアット「バルケッタ」
本来バルケッタは、1940年~1950年代のレーシングカーに使用していました。現代ではボートのイメージも薄くなりましたが、当時の車を見ると名前の由来にもうなずけるでしょう。
タルガトップ
タルガトップは、現代ではほとんど見られない脱着式セミオープンタイプのオープンカーの通称名です。ポルシェがレーシングカーに「タルガ」と名付けたことをきっかけに、同様の機能をもつ車をタルガトップと呼ぶようになりました。
ルーフやウィンドウを支える柱部分(Bピラー)が固定されているため、ほかのタイプとの違いはひと目でわかるでしょう。タルガの名前をもつ車種はポルシェのみですが、街なかで見かける機会は少ないオープンカーといえます。
フェートン
フェートンは、1900年代前半に折りたたみ式の幌を備えたオープンカーを指す言葉として使用されていました。2列シートを搭載し、4人以上が乗車できるボディタイプを意味することが一般的です。
日本でも1930年代に使用したといわれていますが、現在では知らない方も多いかもしれません。かつて販売されていた車種には以下のようなものがあります。
- ・トヨタ「AB型フェートン」
- ・日産「70型フェートン」
- ・フォルクスワーゲン「フェートン」
Tバールーフ
オープンカーのなかでもとくに特徴的なデザインといえるのがTバールーフです。フロントからリアをつなぐ骨格を一部残し、左右のルーフを取り外すかたちで設計されました。
アメリカがコスト削減のために実現したオープンカーですが、現在はほとんど取り扱われていません。過去には、日本でも複数の車メーカーから以下のような車種が販売されていました。
- ・トヨタ「MR2」
- ・スズキ「X-90」
- ・日産「フェアレディZ」
- ・日産「NXクーペ」
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外車などのオープンカーを購入したい時、どこで購入するかはとても重要です。並行輸入車などの場合、同じメーカーであっても日本では修理ができないといったケースもあるため、事前に確認しておく必要があります。
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まとめ
満足のいくオープンカーを購入するには、開放感、内装、機能をチェックしましょう。ピラーが切り立っているデザインやシートヒーターを搭載しているモデルなら、より快適なドライブを楽しめるでしょう。
オープンカーをお得に手にするには中古車がおすすめです。ネクステージでは輸入車や国産車のオープンカーを豊富にそろえています。車についての豊富な知識と高いスキルを持ったスタッフがサポートしますので、お気に入りの1台を見つけられるでしょう。中古車のオープンカーをお探しの方は、ネクステージにお問い合わせください。
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