V6に背を向けたBMWの「シルキーシックス」へのこだわりとは?直6エンジン搭載イチ推しのBMWを紹介!

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V6に背を向けたBMWの「シルキーシックス」へのこだわりとは?直6エンジン搭載イチ推しのBMWを紹介!

V6に背を向けたBMWの「シルキーシックス」へのこだわりとは?直6エンジン搭載イチ推しのBMWを紹介!

せっかく車を購入するなら、デザインや内装だけではなくエンジンにもこだわりたいという方もいるのではないでしょうか。そのような方に好まれているのがBMWの車です。エンジンが生み出す差を知ることで、いつもとは違った視点から車を選べるでしょう。

 

そこでこの記事では、BMWが直6エンジンにこだわり続ける理由や、直6エンジンが搭載されているBMWの車をご紹介します。

 

※目次※

1. V6エンジンに背を向けたBMW

2. BMWがV6ではなく直列6気筒エンジンにこだわり続ける理由

3. BMW直6エンジン「シルキーシックス」の軌跡

4. V6から直6に乗り換える自動車メーカー

5. イチ推し!直6エンジン搭載のBMW

6. BMW以外で注目の直6エンジン搭載車

7.まとめ

 

■POINT

 

 

・BMWがこだわり続ける直6は、走りを楽しみたい方には特におすすめできるエンジン!元エンジン工場だからこそ使い続けることが可能な高性能エンジン!

・シルキーシックスの歴史は今でも健在!現在でも手に入れられる直6搭載車はBMW以外にもある!

・直6の魅力を体感したいなら中古車がおすすめ!販売終了車種も見つかる豊富な在庫から効率よく手に入れよう!

 

 

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V6エンジンに背を向けたBMW

V6に背を向けたBMWの「シルキーシックス」へのこだわりとは?直6エンジン搭載イチ推しのBMWを紹介!

現在では有名自動車メーカーとしての名声が高いBMWですが、「Bayerische Motoren Werke AG(バイエリッシュ・モトレーン・ヴェルケ)」の子会社であることを知らない方もいるのではないでしょうか。ドイツ語での意味は「バイエルンのエンジン工場」です。

 

創業当時は自動車よりも航空機を中心に手掛けていた工場で、中でも得意なエンジンの製造・開発に注力していました。ところが第一次世界大戦で敗戦した影響で軍用機の製造がままならなくなり、4輪の自動車業界に進出します。それでもエンジン工場として始まった、BMWの「駆け抜ける喜び」へのこだわりは変わりません。

 

BMWがV6ではなく直列6気筒エンジンにこだわり続ける理由

V6に背を向けたBMWの「シルキーシックス」へのこだわりとは?直6エンジン搭載イチ推しのBMWを紹介!

時代が進むにつれてエンジンも進化し、さらなる効率性や安全性が求められるようになりました。多くの自動車メーカーがV6エンジンを採用していく中で、BMWは直6エンジンにこだわり続けています。2つのエンジンの違いや、なぜV6エンジンが選ばれるのか、BMWが直6エンジンにこだわる理由は何なのかを紐解いてみましょう。

 

V6と直6エンジンの違い

「V」や「直」は、シリンダーの配置形状を表したものです。V6エンジンはシリンダーをVの字に並べた形のエンジンで比較的コンパクトに収まり、エンジンルームが長くなりすぎません。クラッシャブルゾーンの確保ができるので、安全性を高めるという点で有効です。コストも抑えやすい傾向にあります。

 

直6エンジンはシリンダーを縦一列に配置しているため、やや大型です。エンジンルームが長くなる分乗車スペースや荷室が狭くなりますが、優れた振動特性が魅力といえます。走行性をより高められ、エンジンの感触がダイレクトに伝わるのが利点です。

 

他メーカーがV6搭載を選択した理由

V6エンジンの小型化が進むにつれ、多くの自動車メーカーが直6エンジンではなくV6エンジンの生産に移りました。安全基準と効率的なパッケージングの両立が叶うことが理由でしょう。エンジンルームをコンパクト化できればほかのスペースが広がるので、事故の際の緩衝地帯を十分に確保しつつ思いどおりのレイアウトを採用できます。

 

V6エンジンが量産向きでコストが安く済むこともあり、直6エンジン搭載の車はほとんど姿を消しました。

 

シルキーな「吹けあがり」にこだわるBMW

直6エンジンの特徴は静音性です。アクセルを踏んだ瞬間の滑らかで静かな吹けあがりは、直6エンジン独自の魅力でしょう。吹けあがりのスムーズさは走行にも影響し、加速時やブレーキを踏んだときなど、エンジンの回転数が大きく変わる瞬間でも車体の振動の軽減ができます。

 

また、過剰な音や振動がないので車との一体感も感じやすいでしょう。デザインや内装だけではなく走行性にも重きを置くBMWにとって、直6エンジンは理想のエンジンといえます。

 

BMW直6エンジン「シルキーシックス」の軌跡

V6に背を向けたBMWの「シルキーシックス」へのこだわりとは?直6エンジン搭載イチ推しのBMWを紹介!

「シルキーシックス」と名付けられたBMWの直6エンジンは、ほかのメーカーとは一線を画しており別格といえます。「シルキーシックス」誕生のきっかけや人気の理由を知ることで、BMWの車がより魅力的に感じられるでしょう。

 

BMW初代6シリーズ搭載の直6SOHC

シルキーシックスの誕生は1976年のことです。モータージャーナリストが初代6シリーズとなる3Lまたは3.5L直6SOHCエンジン搭載の車に試乗し、その吹け上がりをシルクのように滑らかだと表現したのがきっかけとされています。

 

その後、1960年代~1980年代にかけてBMW車に搭載されていた2.5L~3.5L直列6気筒エンジンM06(後のM30)が「ビッグシックス」と呼ばれるようになりました。しかし本来のシルキーシックスは、言葉のきっかけを作った3Lまたは3.5L直6SOHCエンジンを指します。

 

小型化したスモールシックス「M50」で人気が加速

1990年代に入りM50が登場しました。エンジンスペックは、2L~2.5L直列6気筒DOHCエンジンです。ビッグシックスよりも小型であることから「スモールシックス」と呼ばれました。BMWが製造する車の中でも小型な3シリーズに搭載されたことで、大型車が主流だった自動車市場で注目の的となります。

 

特に、当時「スモールシックス」が搭載された3シリーズの320iは比較的安価でした。シルキーシックスを体感したいというBMWユーザーを取り込むことに成功し、BMW車の人気が加速するきっかけであったといえます。

 

3Lターボの搭載

2010年を過ぎると、排気量のダウンサイジングが行われたことで直列6気筒DOHCエンジンは直列4気筒ターボエンジンへと変化しました。ターボを追加することで出力がアップするため、3Lクラスまではターボの出力設定で賄えるでしょう。

 

直6エンジンは3Lターボのみになり、当初の自然吸気エンジンとしてのシルキーシックスは姿を消しました。それでも上級車種に直6を残しているのは、BMWのエンジンに対する強いこだわりといえるでしょう。

 

V6から直6に乗り換える自動車メーカー

かつてさまざまな問題からV6に乗り換えをしたり、直4にターボを付ける仕様に変更したりと直6を廃止したメーカーであるメルセデス・ベンツが、再び直6を採用する動きを見せています。背景にあるのはV8の排気量適正化や、エンジン製造技術の進歩などです。

 

以前よりコンパクトに作れるようになった直6は利点が多く、独特の優れた静音特性も得られるので車のクオリティ向上につながります。さらにコンピューター技術の発展で、衝突時のエンジンの影響をシミュレーションでき、懸念されていた衝突安全性を向上しやすくなったのも直6を取り入れやすくなった要因のひとつといえるでしょう。

 

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イチ推し!直6エンジン搭載のBMW

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新車ではハイクラスモデルにしか見られなくなった直6ですが、中古車市場には多くの直6エンジン搭載車が存在します。それぞれの特徴や価格帯をチェックしておけば、お気に入りの1台を探す際にも役立つでしょう。シルキーシックスを体感したい方も必見です。

 

BMW M135i

M135iはBMWのエントリーモデルである1シリーズにラインアップされたスポーティモデルで、高いスポーツ性と実用性を兼ね備えた「Mパフォーマンス・オートモービル」の1車種です。

 

1シリーズの中で唯一直6エンジンを搭載し、パワフルかつ滑らかなエンジンを体感できます。直6エンジンを搭載しているのは2012年にリリースされたモデルで、現在新車は販売されていません。現行モデルは直4エンジンなので、直6がよい方は年式に注意しましょう。

 

BMW M2クーペ

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Mシリーズの中で最もコンパクトなタイプとして登場したのがM2クーペで、ワイドフェンダーが特徴的です。エンジンには3L の直6を搭載し、スポーツモードではサーキットを駆け抜けられるほどのパワフルさを備えています。

 

2018年にMコンペティションというバージョンアップモデルが販売されたことで初代M2クーペは販売を終了しましたが、Mコンペティションも直6搭載です。2020年の終わりには2代目M2クーペの登場が期待され、目を離せないモデルといえます。

 

ネクステージでは、M2 ベースグレード Mパフォーマンスパーツが430万円程度です(2020年3月29日時点)。

 

3シリーズのフラッグシップモデルだった335iがマイナーチェンジして登場したのが340iです。直6エンジンとツインパワーターボテクノロジーの力で、3シリーズでトップクラスのハイパワーとなっています。

 

340iモデルで現在も新車で購入できるのは、セダンタイプとツーリングタイプです。2020年3月時点では、中古車市場で見つけるのはやや難しいといえます。しかし中古車は順次入れ替わるので、入荷情報をチェックしながら待つのもよいでしょう。

 

BMW 435i Mスポーツ

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2013年にリリースされた「BMW 435i Mスポーツ」にも直6エンジンが搭載されています。同じ4シリーズでもほかの車種よりもワンランク上の上質さと、直6らしいスムーズな加速や滑らかさを体感できることで人気を博しています。

 

現在は新車の販売が終了しているので、手に入れられるのは中古車のみです。中古車の価格相場は345万円~360万円ほどで、4シリーズの中でも高額な傾向にあります(2020年3月29日時点)。数多く出回る車種ではないので、狙っている方はこまめに在庫を探しましょう。

 

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BMW 528i

V6に背を向けたBMWの「シルキーシックス」へのこだわりとは?直6エンジン搭載イチ推しのBMWを紹介!

BMWの車種では初めてエコカー減税の対象車であったにも関わらず、エンジンには3Lの直6を搭載しています。トランスミッションも6速から8速にグレードアップしたのが「BMW 528i」モデルです。2010年から販売を開始し、2013年にはモデルチェンジが行われました。

 

528iはグレードによって直6モデルと直4モデルが混在しているので、直6が欲しい方は搭載エンジンをよく確認しましょう。人気車種で、中古車市場での流通量は少ない傾向にあります。価格相場は、200万円~270万円程度です(2020年3月29日時点)。

 

BMW 640i グランクーペMスポーツ

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2012年からBMW6シリーズにラインアップされたのが「BMW 640i グランクーペMスポーツ」です。大きめのボディに配置された左右独立型のシートや、リアシートを収納することでラゲッジスペースを拡大できるなど、アレンジのきく設計が魅力といえます。

 

3Lの直6エンジン搭載により走行時には圧倒的なパワーを発揮し、滑らかさも実感できるでしょう。すでに中古車でしか購入できませんが、価格相場は2014年式のもので340万円程度です(2020年3月29日時点)。

 

BMW 740d xDrive Mスポーツ

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現行モデルで直6を搭載しているのが7シリーズです。「BMW 740d xDrive Mスポーツ」はディーゼルタイプの直6を搭載しており、新車価格は1,000万円を超える最高級のクラスになります。新しいモデルなので「BMWコネクテッド・ドライブ」の利用も可能です。

 

4輪駆動式で、常に最高のパフォーマンスを発揮できるように設計されています。価格相場は2017年モデルで約570万円となっており、中古車市場に出回っている数は多くありません(2020年3月29日時点)。

 

BMW Zシリーズ

BMW Zシリーズのラインアップの中では、「BMW Z4 M40i」が直6を搭載しています。ルーフが開閉できるオープンカースタイルなので、直6のスムーズな走りを、風を受けながら実感できるでしょう。

 

新車での価格は851万円で、2019年にリリースされたばかりのモデルです。そのため中古車市場にはまだ多く出回っておらず、出会うのは難しいといえます。中古車での購入を希望している方は2022年ごろの3年保証が切れる時期を狙いつつ、こまめに在庫チェックをしましょう。

 

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BMW以外で注目の直6エンジン搭載車

V6に背を向けたBMWの「シルキーシックス」へのこだわりとは?直6エンジン搭載イチ推しのBMWを紹介!

BMW以外でも直6エンジンを搭載した車が現れ始めました。開発技術の進歩やハイクラスモデルの区別化にともない、今後も新たな直6エンジン搭載車が登場するでしょう。自動車業界を牽引するメルセデス・ベンツとトヨタの直6エンジン搭載車をご紹介するので、ぜひ次の車選びの参考にしてください。

 

メルセデス・ベンツ S400d

エンジン技術の向上や排気量調整の風潮から、メルセデス・ベンツでも直6が見直されました。性能を考慮してもプレミアムカーに適しているという判断から、直6はV6に取って代わる存在となります。

 

新しくラインアップされた「S400d」には新世代の直6ディーゼルエンジンを搭載しており、直6ガソリンエンジンと比べても走行性に遜色がありません。ディーゼル車でありながら、ガソリン車のような静音性や滑らかさを体感できるでしょう。

 

トヨタ 新型スープラ

元祖モデルから直6を搭載し続けてきたスープラの新モデルは、伝統をまもりつつさらに進化した直列6気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載しています。スムーズな加速に加え、最大トルク500N・mという強大なパワーを操るドライビング機能が魅力です。

 

「BMW Z4」と兄弟車であり、トヨタ車の中でも飛び抜けた骨太な印象を見せるのはBMWのエッセンスによるものでしょう。SZ、SZ-R、RZの3グレードの中で、直6を搭載しているのはRZのみです。

 

まとめ

V6に背を向けたBMWの「シルキーシックス」へのこだわりとは?直6エンジン搭載イチ推しのBMWを紹介!

BMWがこだわり続けた直6は、現在でもハイクラスモデルに受け継がれています。仕様は少し異なりますが、シルキーシックスの滑らかさは健在といえるでしょう。新車では直6搭載車が高価な傾向にあるため、安く手に入れるには中古車を検討するのがおすすめです。

 

ネクステージなら、オンライン上で全国の店舗の在庫がチェックできます。希少な車種でも見つけやすいので、ぜひ活用してお気に入りの1台を見つけてください。

 

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