新型ベンツを徹底解説!2020年最新モデルと今後の発売予想を大胆公開
世界的に人気を集めるベンツですが、新型モデルの特徴や発売されるタイミングに関して詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回こちらでは2020年~2021年ベンツ最新モデルの特徴に加えて、今後発売が期待されるモデルの日本発売予想をご紹介します。
ベンツの新型モデルの特徴や予想発売時期を知っておけば現行モデルとの比較ができたり、賢く買えるタイミングを逃さずに済んだり……ベンツの購入を検討する方は必見の情報を集めました。
※目次※
1.2020年から2021年までに発売されたベンツの新型モデル
・2020年から2021年2月までに発売されたベンツの新型モデルは何種類?それぞれの特徴やこれまでのモデルとの違いは何?
・2020年以降に発売が予想される新型モデルにはどんな車種がある?期待される走行性能や搭載機能は?
・ベンツの新型モデルは高価で手が届かない!そんなときにおすすめなのはどんなモデル?どこで入手できる?
2020年から2021年1月までに発売されたベンツの新型モデル
ここでは既に日本国内でも導入されているベンツの新型モデルの特徴について見ていきましょう。クラスの最高出力を誇るモデル、最新技術を搭載するモデル、全く新しいグレードと新型モデルそれぞれに特徴があります。
この章では、6車種紹介します。最新モデルのメルセデス・ベンツの購入を考えている方は、ぜひ本章の内容を参考にしてみてください。
AMG GT 4ドアクーペ
メルセデスベンツが「4ドアスポーツカー」として独自開発した高性能モデルが「AMG GT 4ドアクーペ」です。
「CLS」のプラットフォームを流用しながらも、全長5,050mm×全幅1,955mm×全高1,455mmとシティドライブから爽快なサーキット走行まで幅広く楽しめる走行パフォーマンスと多数装備を搭載しています。
そんな「AMG GT 4ドアクーペ」のラインナップは「GT43」「GT53」そして「GT63」の3種類です。
GT43 |
3.0L V型6気筒直噴ツインターボエンジン 最大出力367ps、最大トルク500Nm |
GT53 |
3.0L V型6気筒直噴ツインターボエンジン 最高出力435ps、最大トルク520Nm |
GT63 |
4.0L V型8気筒直噴ツインターボエンジン 最大出力639ps、最大トルク900Nm |
4.0L V型8気筒直噴ツインターボエンジンを搭載した「GT63」は「AMG 63」モデル最強の最高出力を誇ります。
GLC F-CELL
「GLC F-CELL」は日本とヨーロッパでのみ販売されている車種で、最大の特徴は「燃料電池プラグインハイブリッドモデル」であることです。
水素による燃料電池とリチウムイオンバッテリーといった2つのエネルギー源を持つことで、燃料電池自動車でありながら「家庭や充電ステーション、回生ブレーキにて発電した電気の充電」も可能となっています。
航続可能距離(欧州仕様車でWLTPでの試験結果) |
|
燃料電池+リチウムイオンバッテリー |
約377km |
燃料電池 |
約336km |
リチウムイオンバッテリー |
約41km |
水素残量が少なくなった場合でも、「充電された電気で近くの水素ステーションまで走行」「家庭や充電ステーションで充電してから水素ステーションに行く」と2パターンで対応可能です。
走行モードは「ドライブモード」と「システムモード」の2種類があり、電力消費率や快適性などの変更から状況に応じた最適な走りが実現します。
GLS
2020年3月より発売となった新型GLSは、フラッグシップモデルSUVです。ボディサイズ(全長5,207mm×全幅1,956mm×全高1,823mm)はSUVで最大クラスを誇り、大人7人がくつろげる広大な車内空間と自由度の高いシートアレンジが特徴として挙げられます。
3列全ての席に本革シートを装備するほか、3列それぞれで好みの温度が設定可能なクライメートコントロールやシートヒーターなども採用されています。長距離移動でも負担が少ない空間作りにこだわり抜かれていると言えるでしょう。
また、2列目と3列目シートでは簡単操作が可能な電動機構を搭載し、思いのままのシートアレンジが実現します。
アクティブなシチュエーションに最適なGLSのラインナップは「GLS400d 4マティック」「GLS400d 4マティック スポーツ」の2種類です。全域でのパワフルな加速性能と静粛性が両立されており、まさに「フラッグシップSUV」にふさわしい仕上がりとなっています。
GLS400d 4マティック |
3.0L直列6気筒ディーゼルエンジン(OM656)
最高出力330ps、最高トルク700Nm |
GLS400d 4マティック スポーツ |
4.0L V型8気筒直噴ツインターボエンジン(M176)+ISG
最高出力489ps、最高トルク700Nm |
E350de
2020年3月に発売された「E350de」は、乗用車として日本初(2019年10月販売元調査時点)となる「ディーゼルプラグインハイブリッドモデル」です。
2.0L直噴ディーゼルターボエンジン |
最高出力194ps、最大トルク400Nm |
高出力電気モーター |
最高出力122ps、最大トルク440Nm |
2.0L直噴ディーゼルターボエンジン(OM654)と高出力モーターを組み合わせたシステム全体では「最大出力306ps、最大トルク700Nm」の数値を獲得しています。
近距離はモーターのみでの走行、長距離では最先端ディーゼルが燃費性能を発揮、ハイブリッドモードでは優れた静粛性&パワフルな走行……とシチュエーションごとでの切り変えがとてもスムーズにでき、ハイブリッドモデルであることを忘れるほどの操作感です。
環境に配慮しながらもパワフルさを満喫できる「E350de」は、「新感覚ドライビング」にふさわしい「新時代車種」と言えるでしょう。
GLC350e 4MATIC クーペ
高性能ミドルサイズSUVモデル「GLCクーペ」の新たなバリエーションとして追加されたモデルが「GLC350e 4MATIC クーペ」です。「プラグインハイブリッド(EQ POWER)」を導入した4WDであることが最大の特徴となっています。
2.0L直列4気筒ガソリンターボエンジン |
最大出力211ps、最大トルク350Nm |
高性能電気モーター |
最大出力122ps、最大トルク440Mm |
システム出力として「最高出力320ps、最大トルク700Nm」を記録する「プラグインハイブリッド」は、エコドライブとは思えないほどの力強い走りへとみちびきます。
また、大容量高性能リチウムイオンバッテリーの採用から、フル充電時の航続距離は最大45.2km(欧州仕様車でWLTPでの試験結果)です。買い物などの近距離移動ならEV走行だけで済ませられる数値だと考えられます。
エンジン走行とEV走行の切り替えポイントを知らせる「プレッシャ・ポイント機能」を装備した「インテリジェントアクセルペダル」は、快適なエコドライブの実現に役立ちます。
Sクラス
新型Sクラスは、フルモデルチェンジを行い2021年1月28日に発売されました。エンブレムは伝統ある「スリーポインテッド・スター」です。「リアエアバッグ(後部座席エアバッグ)」が初採用されています。
音声アシスタント機能が搭載されており、全ての座席で使用できることが特徴です。またLEDの数が40個から約250個に増え、運転支援システムと連携して警告が発せられます。
更にレベル3の自動運転機能を備えており、特定の道路状況家で速度60km/hまで運転が可能です。
AMG GLE 63・63S
「AMG GLE 63・63S」は、2020年12月15日に発売されました。エンジンは、メルセデスAMG社が完全自社開発した、最高出力612ps、最大トルク850Nmを発揮するAMG 4.0リットルV型8気筒直噴ツインターボ「M177」を搭載しています。
音声認識機能とAIによる学習機能が特徴で、ユーザーとの個別対応が可能です。また運転支援システムを全モデルに標準装備しており、歩行者飛び出しと右折時に対向車を検知した際、ブレーキアシスト機能が働きます。
AMG GLA 35・45S
「AMG GLA35・45S」が、日本で受注開始されました。GJAはコンパクトSUVの人気が続く中で、先進運転技術に注力しているモデルです。中でも45Sは最大トルク51.0kg-mで5000rpm超えの高回転域で走る小型SUVです。
「GLA 35」には、306ps/40.8kg-mを発生する2L直4ターボ「M260」を搭載しています。更にツインスクロール・ターボや可変バルブリフト・システム「カムトロニック」が特徴です。
「GLA 45 S」には、2L直4ターボの「M139」を搭載しています。更に量産の2L 4気筒エンジンとしては世界最高の421ps、最大トルク51.0kg-mを発生することが特徴です。
Eクラス クーペ ガブリオレ
Eクラスの「クーペ ガブリオレ」は、2020年10月5日にマイナーチェンジ版が発売されました。特徴はステアリングリムの内側にセンサーがあり、手がホイールを握っているかどうかを検知する機能です。この機能により、誰が車両を操作しているのか支援システムが自動で判別可能となります。
また「48 Vボルト電気システム」などの新技術を採用することにより、効率性、快適性、高性能化を同時に実現しています。
2021年2月以降に発売が予想されている新型モデル
日本での発売が2021年以降で予想されている新型モデルとして紹介するのは「ワールドプレミアなどの情報が発表されているモデル」と「プロトタイプのテスト走行に関するスクープから様々な予想が行われているモデル」です。
また「ヨーロッパ等諸外国では既に販売されているものの日本では未導入のモデル」を併せて紹介します。今回こちらでご紹介する新型モデルの情報と発売時の情報が異なる場合があります。また、ワールドプレミアや発売時期の予想もあくまで「予想」であって確定情報ではありません。
上記2点を踏まえたうえで「発売が予想されている新型モデルにはどのようなものがあるのか」の参考程度にしていただけますと幸いです。
AMG C53
主力車種であるCクラスの次期型のAMGは「C43」から「C53」に、車名変更する可能性があります。
新型のプロトタイプで確認できたデザインは「生産型ヘッドライト」と「三角形のシャープなLEDデイタイムランニングライト」です。
パワートレインは「2.0リットル直列4気筒エンジン」と、より強力なパワーを得るための電気モーターを搭載しています。発売時期は2021年中が有力です。
AMG GT Rブラックシリーズ
「GT R PRO」をベースにした開発車両「AMG GT R ブラックシリーズ」の走行テストが行われ、「AMG GTシリーズ最高出力を誇るのでは」と噂されています。
搭載されるパワートレインはAMGモデル伝統の「4.0L V型8気筒ツインターボエンジン」と予想されていますが、ブーストアップを考慮に入れると最高出力700ps以上は期待できるでしょう。
「GT R PRO」が2,900万円であることを踏まえると、「AMG GT Rブラックシリーズ」は3,000万円以上すると考えられます。
AMG GT 73
開発が進められている高性能「AMG GT 4ドアクーペ」の最上位となる新グレードが「AMG GT 73e」です。プロトタイプでは、右側テールライトの下に充電ポートの装備が確認されています。
更に、フロントバンパーとリアバンパーのデザインが刷新されていることが特徴です。そして最も注目されているのがパワートレインで「4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンのハイブリッドアシストバージョン」が搭載されています。
「AMG GT 73e」のワールドプレミアは2021年内と推定されています。
「EQA」はメルセデス・ベンツのEQモデルのエントリーモデルで、最もコンパクトなザイズであることが特徴です。ドイツでは、2021年2月4日に発売が開始されています。
全長は4463mmで全幅が1834mm、全高が1620mmです。最高速度は160km/hとなっています。
「EQA」の生産はドイツ・ラスタット工場で2020年に開始されています。バッテリーシステムは、メルセデス・ベンツの子会社であるカメンツのアキュモーティブからの供給です。
EQE
EクラスのフルEVモデルとして現在開発されているのが「EQE」です。メルセデ・スベンツ新開発のプラットフォーム「MEA」を採用するとの噂があり、「最高出力350ps以上、航続距離最大500km」と予想されています。
確定ではないもののボディサイズに関しては「全長がEクラスより短いにも関わらず、Sクラスに匹敵する広い室内空間」との情報が出回っており、高い快適性を誇る車種となりそうです。
ワールドプレミアは2021年に行われる第1回ミュンヘンモーターショーが有力視されています。発売に関しては「2025年末までに販売開始」「2022年以降になる」といったふたつの説が濃厚です。
EQS
クーペのようなルーフラインが特徴のコンセプトカー「ヴィジョンEQS(2019年東京モーターショーにて公開)」の市販化プロトタイプが「EQS」です。
上述の「EQE」を超えるボディサイズと贅を尽くしたこだわりの装備が特徴として挙げられ、プラットフォームには「EQE」と同じ「MAE」が採用されると考えられています。
「期待できる最高出力が400ps以上、予想標準装備は電気式4WD、フル充電での航続距離は最大700km以上となる性能が望める」を踏まえると予想価格は2,000万円を超えるでしょうし、「EQブランドのSクラス」としての車格は十分です。
市販化プロトタイプ「EQS」のワールドプレミアは2020年秋以降と推定されます。
EQV
2020年5月からヨーロッパでの受注が開始され、ラインナップでは唯一のミニバンである「Vクラス」をベースにしたEVモデルが「EQV」です。
ベースとなる「Vクラス」とはエクステリアのデザイン性は全くの別物ですが、標準モデル(5,140mm)とロングモデル(5,370mm)の2種類が用意される点では共通しています。
最高出力204psの高性能モーターを採用するほか、フル充電での航続距離が最大405km、15分の充電で約100kmの走行を可能とする急速充電機能とミニバンならではのアクティブな使い方にはふさわしい機能性です。
日本仕様車の発売に関しては未だ不明ではありますが、ミニバンの人気が高い日本では導入される可能性が高いと言えます。
Cクラス
新型の「Cクラス」は、フルモデルチェンジを行います。新たに採用される機能・デザインは、以下のとおりです。
・新デザインのLEDヘッドライト
・ステアリングホイール
・自立式のデジタルインストルメントクラスター
・MBUXインフォテインメントシステム
・OLEDタッチスクリーンユニットのセンターディスプレイ
また「新型Cクラス」は、レベル3の条件付き自動運転機能を備えています。「新型Cクラス」の発表は、2121年2月23日の予定です。
Mercedes AMG SL
フルモデルチェンジが行われた新型SLクラスのハイパフォーマンスモデル「Mercedes AMG SL」は、2021年中に発売予定です。
「新型Mercedes AMG SL」には、ソフトトップと2つの小さなリアシートが追加される可能性があります。キャビン内に採用されているのは、新世代の独立型MBUXインフォテイメントシステムです。
SL次期型のワールドプレミアは2021年前半で、発売は同年秋以降のスケジュールと推定されます。
Tクラス
「新型Tクラス」のコンパクトファミリーバンは、2022年前半発売予定です。「新型Tクラス」は魅力的な価格でありながら、広々としたコックピットとなっています。
そして「新型Tクラス」はエンジンに加えてEV パワートレインも搭載して、ゼロエミッションのミニバンを求めている顧客の期待に応える仕様です。また大きなスライドドアが特徴で、快適な出入りが可能となっています。
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最先端技術をふんだんに搭載したベンツの最新モデルはとても魅力的ですが、新車価格の高さゆえに手が出しにくいのも事実です。
しかし、最新モデルではなく「中古車の現行モデル」に注目すれば、新車価格よりもお手頃な価格帯で様々な車種の購入が検討できるようになります。最新モデルが発売されるタイミングこそ、中古の現行モデルを賢く買えるチャンスです。
フルモデルチェンジから現行モデルが型落ちとなると、中古車相場が安くなる傾向にあります。さらに、展示車や試乗車、レンタカーなどが通常時より多く中古車市場に流れ込んでくるので、在庫が潤っている状態で希望の車種を選ぶことも可能です。
(参考:『ネクステージ:メルセデス・ベンツの中古車一覧』 )
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まとめ
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