ランボルギーニウルスってどんな車?スペックや価格を紹介!カスタム情報も
ランボルギーニは、イタリアの自動車メーカーで、スーパーカーを中心に製造しています。日本ではアヴェンタドールやウラカン、ウルスがよく知られており、国内のみならず世界中で人気です。ランボルギーニやウルスについて知りたい方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、ランボルギーニの中でも、ウルスに焦点を当てて幅広く解説します。ライバル車や中古車相場など、役立つ情報もあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・ランボルギーニはイタリアの自動車メーカー。日本ではアヴェンタドール、ウラカン、ウルスがラインアップされている!
・圧倒的な走行性能はもちろん、気分で変えられる6つのドライブモードを搭載しているのがウルスの魅力!
・ウルスのようなSUVをお得に手に入れたい場合はネクステージの中古車を検討してみよう!
ランボルギーニはどんな車を販売している会社?
ランボルギーニと言えば高級車のイメージが強いですが、「実際にランボルギーニはどんな車を販売しているの?」と疑問を抱えた方も多いかもしれません。
ランボルギーニはイタリアの自動車メーカーで、アヴェンタドールやウラカン、ウルスなどの車種を展開しています。ここではランボルギーニの概要を解説します。
イタリアの自動車メーカー
イタリアのランボルギーニは、1963年に創始した自動車メーカーです。トラクターの中心的な製造者として活躍していた人物が、自身の経験を基にスーパーカーを作り始めたことでランボルギーニ社が幕を開けました。
ランボルギーニの口火を切った車は、グランツーリスモの350GTです。350GT以降、スポーツカーのミウラや1967年に世界3大レースのひとつであるモナコグランプリに出場したマルツァルなどを輩出しています。
ランボルギーニ社は4WDのLM002などを経て、ウルスというSUVにも着手し、留まるところを知らないメーカーです。
現行のラインアップ
2022年2月現在、日本で販売されているランボルギーニのラインアップは、以下の3車種です。
- アヴェンタドール
- ウラカン
- ウルス
アヴェンタドールは、幅広い場所にカーボンファイバーを使用している、次世代的な車です。ウラカンは強力なV10エンジンを積み、卓抜した走行性能を持っています。
今回の記事でフォーカスを当てるウルスは、世界初のスーパー・スポーツ・ユーティリティ・ビークルです。ラグジュアリー性とスポーティさを両立しています。
2022年は新たに4車種を発表予定
プレスカンファレンスによれば、ランボルギーニは2022年に新たに4車種を発表する予定です。ジェネラルマネージャーであるダビデ・スフレコラ氏は、内燃機関モデルの導入など、2022年の戦略を明らかにしています。
4台の新型車は、日本を含めたアジアパシフィックエリアで展開される予定です。ランボルギーニの続報が気になる方は、こまめに情報をチェックしておくと良いでしょう。
納車まで2年半待ち?ランボルギーニウルスとは
2018年、ランボルギーニ社はSUV車のウルスを販売しました。販売直後から大ヒット車となり、ランボルギーニ社の他モデルの販売台数を抜いて、ウルスはベストセラーになります。
納車までは1年半とも2年半とも言われている、ランボルギーニ社ウルスの魅力は何でしょうか。スペックやデザインなど、詳細を調べてみました。
SUVにあるまじき運動性能
ランボルギーニ社のウルスは、リミテッド・スリップ・ディファレンシャル(LSD)を備えた4輪駆動の車です。車は通常、タイヤの位置によってコーナリング時の旋回半径が異なります。そのため、外側タイヤが内側よりも速く回るように調整する装置がディファレンシャルギアです。
ディファレンシャルギアはコーナリングの補助機能ですが、車がカーブを曲がるとき、片輪がスリップしてしまうと反対側には駆動力がかからなくなる欠点があります。この欠点を解消した装置がLSDです。
ツインターボの8気筒4Lエンジンを搭載した、ランボルギーニ社のウルスの最大出力は650ps、最高速305km/hとなっています。LSDの4WDも相まって、SUVながらスーパーカーの走りを感じられる車と言えるでしょう。
また、ランボルギーニ社のウルスは、完全停止状態から時速100kmに到達するまでにかかる時間は3.6 秒という、高い加速性能を備えています。
ランボルギーニウルスの基本スペック |
|
全長×全幅(サイドミラー含む)×全高(mm) |
5,112×2,181×1,638 |
車両重量(kg) |
2,200 |
乗車人数(人) |
4または5 |
駆動方式 |
4WD |
気分と路面に応じて切り替える「6つのドライブモード」
ランボルギーニのウルスには6つのドライブモードが搭載されており、ドライバーの気分に応じてモードを切り替えられます。他のランボルギーニと同じドライブモードは、ストラーダ(ノーマル)とスポーツ、コルサ(サーキット)の3つです。
上記の3つに加わるのが、テッラ(グラベル)やネーヴェ(スノー)、サッビア(デザート)の3種類です。ストラーダから始まり、徐々にレバーを下げていくことで、自分が望むドライビングを実現できます。他のランボルギーニにはない、ウルスならではの快適機能と言えるでしょう。
圧倒的なパワーを受け止めるシャーシとブレーキ
圧倒的なパワーはもちろん、それを受け止めるためのシャーシとブレーキも、ウルスの魅力です。レーシングカーに採用されているような「カーボンセラミックブレーキ」が搭載されており、止まるための力(ストッピングパワー)を持っています。
パワフルなドライビングは、ドライバーの心を動かす要素の1つです。しかし、運転は「走る」だけでなく、「止まる」動作も必要になります。快適に走行するためには、高いストッピングパワーが重要です。ウルスは、総合的な走行性能を、高いレベルで実現しています。
また4つの車輪を使って走行できるため、取り回しがしやすく、俊敏なドライビングが可能です。
心を射止めるデザインとボディカラー
ウルスは他の車にはない、流麗なデザインを持っています。街中でも映える洗練されたスタイルでありながら、ウルスならではの個性も光っており、ドライバーを満足させる仕様です。派手すぎないので、デザインに飽きにくいのも魅力でしょう。
また、かつては選べるボディカラーが少なかったものの、2022年現在はより幅広いカラーから選択できます。個性的なデザインと豊富なボディカラーが、ランボルギーニの中でも際立つ特徴と言えるでしょう。
自在に組み合わせられるインテリア
ランボルギーニ社ウルスの内装もエクステリアデザイン同様、ハンドルやシートデザインなどにY字や六角形が多く見られます。ディティールやシートは、レザーやアルカンターラなど、いくつかの素材やカラーが選択可能です。
スタートスイッチなどに航空機を想像させるデザインを採用し、ドライバーがウルスを利用しやすいように3台のディスプレイを搭載していることも魅力のひとつでしょう。ラゲッジスペース容量は5人乗車時616L、4人乗り仕様になると574Lとなります。フロアの下には、スペアタイヤなどを格納するスペースが整えられています。
また、ランボルギーニ社ウルスの日本導入時は左ハンドル仕様のみだったようですが、2020年11月時点で右ハンドル仕様の車も購入可能になっています。右ハンドルは希少という情報もあるため、購入時にはよく確認しましょう。
先進のコネクテッドサービスと安全装備
ランボルギーニ社の車で初めてコネクテッド・サービスを採用、ナビゲーションシステムではルート案内や目的地のリアルタイム更新が可能です。Lamborghini UNICAというアプリを使用すると、ビークル・ステータスレポートを見られ、リモートで簡単に車管理や操作が行えます。
Lamborghini Connect Vehicle Tracking System(LCVTS)は、車の不正な使用を検知するシステムです。アプリでユーザーに通知が届く他、セキュリティオペレーションセンターへも連絡、すばやい手続きへと繋がります。
また、ヘッドライトを必要に応じて切り替える機能やクルーズコントロールも標準装備、先進運転支援システム(ADAS)はオプション追加可能な装備もあります。
4つから6つのドライブモード設定が可能な点や電気機械式アクティブ・ロール・スタビライゼーション・システムが搭載されていることも特徴です。
ランボルギーニ ウルスをカスタムして自分だけの1台で
カスタムもランボルギーニ ウルスの魅力です。特に日本はカスタムの需要が高く、メーカー側もカスタマイズ性の高まる環境を作っています。
ウルスはマフラーなど、純正カスタムパーツが豊富なので、カスタム初心者の方でも安心です。ここでは、ランボルギーニ ウルスのカスタムについて幅広く解説します。カスタムに関心のある方はぜひ参考にしてください。
純正カスタムパーツで「違い」を創ろう
ランボルギーニ社が開発製造したウルスは、純正アクセサリーパーツがたくさんあります。1枚のアルミニウムから製造した薄く高強度の軽量リムセットや、乗降しやすいようにウルス専用デザインのサイドステップを付けられます。
ホイールセンターキャップのリミテッドエディションは、カーボンファイバーの技術と本物の宝石のようなラグジュアリーさを併せ持つパーツです。
インテリアのアクセサリーパーツであるカーゴライナーは、耐久性や耐水性に優れた素材で作られています。輸送中に荷物が動かないようにするカーゴストッパーが付いていることもポイントです。
また、標準装備より総重量を35%軽減したマフラーを備えた、チタン合金製のエキゾーストも追加販売されています。4本のテールパイプとなっており、公道で使用基準に適合している唯一のエキゾーストです。
マンソリー社がランボルギーニウルスをカスタム!
チューニングカーを開発しているドイツのマンソリー社は、ウルスをカスタムしたヴェナトゥスを発表しています。
マンソリー社は、スーパーカーの素質を備えたSUVであるウルスの空力特性を分析しました。分析の結果に基づき製造したのは、コーナリング性能がアップしたワイドボディな車です。
エクステリアのフロントデザインは刷新され、新しい設計のカーボンファイバーパーツ仕様となっています。
冷却用エアスクープを装着したボンネットは、ランボルギーニ社のウルスをレーシングカーのように演出し、サイドスカートはボディを低くワイドに魅せる効果があります。
テールゲートにはカーボンファイバーのスポイラーが付けられ、リヤバンパーにはスポーツタイプのエキゾーストシステムを備えていることが、ヴェナトゥスの特徴です。
エンジンにはマンソリー社のP810を採用して、最高出力821.2hp、最高速度は320km/hとアップグレードしました。
ランボルギーニウルスを購入するには
ランボルギーニ社のウルスを購入するには、新車と中古車を選択することが可能で、購入する前には情報を集めることが大切です。
スペックや性能を知るには、ディーラーでランボルギーニウルスを試乗してみるのも良いでしょう。ここでは、ランボルギーニウルスの試乗方法や新車と中古車の価格比較などを紹介します。
正規ディーラーで試乗してみよう
ランボルギーニ社の正規ディーラーは、2022年2月時点で日本国内に10店舗あります。各ディーラーのホームページなどで試乗予約が可能であるため、ランボルギーニウルスの購入を検討しているなら、問い合わせてみましょう。
場合によっては、大きな会場で試乗会を行うこともあるようです。現在所有している車やランボルギーニ社の他モデルと乗り比べると、走行性や乗り心地などを比較することもできるため、購入前には試乗すると良いでしょう。
維持費を計算してみよう
ランボルギーニ社ウルスの公式燃費は7.9km/Lとなっています。スペックや性能から考えると燃費の良い車と言えるでしょう。燃費からガソリン代を計算すると、ハイオクガソリン代が160円/Lのときに年間走行距離が1万kmであった場合、20万2,531円です。
1年間の自動車税が6万6,500円、自動車重量税 が2万500円であるため、ガソリン代を加えると約30万円が1年でかかる維持費になります。1カ月で計算すると5万円ほどです。
この他にも、車検代やメンテナンス費用もかかりますが、高級スーパーSUV車であるランボルギーニ社のウルスはコストパフォーマンスが高い車かもしれません。
新車価格と中古車相場を比較
ランボルギーニ社ウルスの新車価格は、2019年8月販売のモデルで約2,700万円となっています。
中古車相場は2020年11月時点で、平均3,413万8,000円となり、新車価格を上回っています。市場にあまり出回らない車種であるため、中古車台数が少ないことが理由のひとつでしょう。
ランボルギーニ社ウルスの中古車を購入する際は、さまざまな店舗やサイトを丁寧に探すか、ランボルギーニ社の認定中古車制度を利用して求める必要があります。
認定中古車制度のSelezione Lamborghini Certified Pre-Ownedプログラムは、厳しい認定プログラムをクリアした中古車に、ランボルギーニ社認定技術者が純正パーツを使って整備していることが魅力です。
日本には、世界で初となるランボルギーニ認定中古車の専門店もあります。
ランボルギーニウルスの新車価格&中古車価格帯 |
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新車価格 |
3,068万円〜 |
中古車価格帯(税込) |
3,299万円~3,980万円 |
(2022年2月時点の情報です)
ランボルギーニウルスの競合車とは
ランボルギーニ社のウルスには、スーパーSUV車という特殊な価値がありますが、同じようなスペックを基準に考えると、他の自動車メーカーに競合する車が存在します。
ランボルギーニ社のSUVであるウルスと、価格などを比較するため、違うメーカーの2種類を外国車SUVに限定してピックアップしました。
ポルシェのSUV「カイエン」
ランボルギーニ社ウルスの競合車としてよく比較されているのが、ポルシェが販売しているカイエンです。最高速度245 km/h、加速は0 - 100 km/hで6.2秒となっており、速さの点ではカイエンよりもランボルギーニ社のウルスに軍配が上がります。
カイエンには大きく分けて6つのモデルがあり、全てのモデルに8速ティプトロニックSを採用しています。ワイドギアレシオを採用し、燃料消費量が少ないことや、ドライビングに合わせてシフトチェンジを自動的に行えることなどが魅力の変速システムです。
ポルシェ トラクション マネジメントシステムアクティブ(PTM)は、あらゆる走行条件に適したトルク配分を行います。特にコーナリングは、横方向の安定をキープすることが可能です。PTMを活用したグラベルやマッドなど、オフロードのモードも選べます。
ウルスと比べて中古車がいくつかあり、価格帯も低めになっている人気のある車です。
ポルシェカイエンの新車価格&中古車価格帯 |
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新車価格(税込) |
1,096万円 |
中古車価格帯(税込) |
328万9,000円 |
(2022年2月時点の情報です)
(参考:『カイエン(ポルシェ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
PRポルシェの中古車
ベントレーのSUV「ベンテイガ」
ベンテイガは、SUVの概念にとらわれずラグジュアリーカーとして洗練された魅力を持つイギリスのベントレー初のSUV車です。最高速度は301 km/hとランボルギーニウルスに匹敵する速度で走れます。
加速は0-100km/hで4.1秒と公式提示されています。EUドライブサイクルでの混合燃費も7.8 km/Lと、ランボルギーウルスとほとんど差がありません。
現行のベンテイガは、前モデルからデザインを見直した車です。大型化されたインテークや彫りの深いフロントバンパーがあり、テールゲートパネルには楕円形のテールライトを配置するなどスタイリッシュなデザインになっています。
運転席付近には10.9インチのタッチスクリーンを搭載しており、インフォテインメントシステムを利用することが可能です。
ベンテイガの新車価格は、ランボルギーニ社ウルスと比べて少し低くなっています。しかし、中古車情報が少なく高めの価格帯です。
ベントレーベンテイガの新車価格&中古車価格帯 |
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新車価格(税込) |
2,280万円~ |
中古車価格帯(税込) |
1,650~2,980万円 |
(2022年2月時点の情報です)
アストンマーティンのSUV「DBX707」
DBX707は、アストンマーティンのSUVです。ラグジュアリーさとパワフルさを両立しており、特別感に溢れています。強烈なパワーを受け止める構造が整っているため、ハンドリング性能も高く、安定したドライビングが可能です。
最大出力(PS)が707、最高速度310km/hと、他を寄せ付けない圧倒的なパフォーマンスを誇ります。まだ新しい車なので、中古車市場にはほとんど出回っておりません。高級車らしい価格設定になっています。
DBX707の新車価格&中古車価格帯 |
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新車価格(税込) |
2,299万円 |
中古車価格帯(税込) |
- |
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まとめ
今回の記事では、ランボルギーニのウルスについて解説しました。ウルスは納車までに2年半待つこともあるなど、人気の高いSUVです。圧倒的な走行性能や6つのドライブモードなど、ウルスならではの魅力を今一度整理しておきましょう。
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