ジープ・ラングラー2ドア限定車「ルビコン」が登場！特徴と魅力をチェック
アウトドア志向の人なら、一度は憧れるジープ・ラングラーですが、中でも2ドアモデルは独特の存在感と魅力を放っています。近年は4ドアモデルが主流となり、2ドアモデルに乗る機会はあまり多くはないでしょう。
そのような中、新型ジープ・ラングラーに2ドア限定車「ルビコン」が登場しました。どのような特徴を持ち、どういった性能を発揮するのでしょうか。ジープ・ラングラー2ドア限定車「ルビコン」の、魅力と実力を紹介します。
※目次※
2.新型ジープ・ラングラーの2ドアモデル「ルビコン」のオフロード性能
3.新型ジープ・ラングラーの2ドアモデルの専用装備と使い勝手は？
・新型ジープ・ラングラーの2ドアモデル「ルビコン」は200台限定。
・4ドアモデルの主要スペックはそのままに、取り回し性・悪路走破性が向上している。
・2ドアモデル限定車「ルビコン」は利用シーンを問わず幅広く活躍する。
新型ジープ・ラングラーの2ドアモデルが限定車として復活
新型ジープ・ラングラーの2ドアモデルが、オフロード性能を高めた限定車「ルビコン」として復活しました。コンパクトなボディサイズによる、高い機動力と悪路走破性が魅力です。
希少な200台限定モデルとして、本格派クロカンを求めるユーザーの注目を集めています。まずは、2ドアモデル限定車「ルビコン」の概要と、2ドアモデルならではの利点を解説します。
2ドアモデル限定車「ルビコン」の概要と販売台数
ジープ・ラングラーの2ドアモデル限定車「ルビコン」は、4ドアモデルのルビコンをベースに、オフロード性能をさらに高めた特別仕様車です。ルビコン専用の17インチアルミホイールを装備し、本格的なクロカン走行に必要な機能が充実しているといった魅力があります。
また、専用のバンパーやグリルなどを装着した、ワイルドな外観も特徴です。内装にもブラックレザーシートなどの専用パーツを採用し、特別感を演出しています。4ドアモデルでおなじみのカラー「ブラックC/C」はもちろん、限定車専用カラー「レインC/C」も見逃せません。
販売台数は日本市場向けがわずか200台限定で、価格は799万円（税込）です（2024年6月現在）。希少性の高さもあり、オフロード走行を楽しみたい人にとって魅力的な一台といえます。
2ドアモデルならではの魅力と利点
2ドアモデルならではの魅力は、そのコンパクトなボディサイズにあります。4ドアモデルよりもホイールベースが短いことで小回りが利きやすく、山道・林道などのオフロードや狭い場所での機動力が高くなっています。
室内空間は、4ドアモデルと比べると若干狭くなるものの、2名乗車なら十分な広さでしょう。アウトドアギアなども積み込めるので、キャンプなどのレジャーにもぴったりです。
さらに、ルーフの脱着が可能なのも大きな魅力です。オープンエアの開放感を味わいながら、自然を感じるドライブが楽しめます。
2ドアモデル限定車「ルビコン」は、小回りの利く本格派クロカンとして、アクティブなライフスタイルにマッチする一台といえるでしょう。
新型ジープ・ラングラーの2ドアモデル「ルビコン」のオフロード性能
新型ジープ・ラングラーの2ドア限定車「ルビコン」は、オフロード性能が大幅に向上しています。ここでは、悪路走破性を高める専用装備や力強いパワートレイン、安全性能と内装の詳細について解説します。
アウトドアが好きな人なら、ルビコンの本格派クロカンとしての実力は必見です。
悪路走破性の向上
ジープ・ラングラーの2ドアモデル限定車「ルビコン」は、4ドアモデルよりもオフロード走破性が向上しています。2ドアモデルのルビコンは、専用の17インチアルミホイールに、マッド&テレインタイヤが採用されています。
全長は4ドアモデルより55cm短いので取り回しに優れ、最小回転半径は5.3mのコンパクトさを実現しているのも特徴です。ショートホイールベースのボディは小回りが利き、狭い山道などでも機動力を発揮します。
アウトドアが好きな人なら、グリップ力の高いタイヤと、ショートボディのコンビネーションによる力強い走破性を思う存分楽しめるでしょう。本格派クロカンならではの魅力を、ルビコンで体感してみてはいかがでしょうか。
オフロードに強いパワートレイン
ルビコンは、オフロード走行に適したパワートレインが搭載されているのも魅力です。3.6LV型6気筒エンジンは284PS/347N・mを誇り、ロッククライミングにも十分なパワーを備えています。
トランスファーケースは、4:1の低速ギア比を持つロッククロウラーを採用し、岩場などの低速走行時に威力を発揮します。
また、前後のデフロックにより、どのような状況でも4輪に確実に駆動力を伝達するのもポイントです。「電子制御フロントスウェイバーディスコネクトシステム」は、フロントスウェイバーを電子制御で切り離すことで、大きなサスペンションストロークを可能にし、ラフロードでの走破性を高めています。
まさに、オフロードを楽しむのに必要な要素を余すことなく備えた、本格派4WDといえるでしょう。アウトドアが好きなら、ルビコンのポテンシャルを体感してみる価値は大いにありそうです。
安全性能と内装の詳細
ルビコンは、ヒルスタートアシストやESC（エレクトロニック・スタビリティ・コントロール）などの先進機能を搭載しており、安全面にも抜かりはありません。急な坂道での発進をサポートしたり、車両の横滑りを防いだりと、オフロードでの安全運転に貢献します。
内装は、アウトドアテイストあふれるデザインが特徴的です。専用のブラックレザーシートには「RUBICON」の刺繍が施され、質感の高さを感じさせます。ステアリングホイールをはじめ、車内の至る所にアクセントカラーがあしらわれている点も、特別感を演出しているといえるでしょう。
また、インフォテインメントシステムには、大型ディスプレイを備えたUconnectを採用しています。オフロードでの走行情報や車両の設定などを、直感的な操作で確認・変更できるのもうれしいポイントです。
新型ジープ・ラングラーの2ドアモデルの専用装備と使い勝手は？
ルビコンは、快適性や利便性を高める装備が充実しているのが特徴です。乗り心地を向上させる豊富な装備の他、荷室の使い勝手や脱着可能なルーフなど、3つの視点から紹介します。ルビコンならではの魅力を知れば、愛車の一台に加えたくなるでしょう。
快適性を向上させる装備
ジープ・ラングラーの2ドアモデル限定車「ルビコン」は、良好な視界を確保するためのシステムが充実しています。フロントガラスは熱線入り、サイドミラーもヒーテッドパワードアミラーなので曇らない上、格納式のため狭い道でも安心です。
オートレベリング機能付きのLEDヘッドライトは、どのような状況下でも適切に目の前を照らしてくれます。フロントシートにはシートヒーターが搭載されており、冬場の走行でも寒さを感じさせません。
また、ステアリングホイールは本革巻きで、オーディオコントロールスイッチを備えています。中央に配置された8.4インチの大型ディスプレイは、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応しているなど、オフロード走行中でも安全に音楽をかけられるよう配慮された仕上がりです。
荷室の広さと使い勝手
荷室の広さは、2ドアモデルならではのコンパクトさが影響しています。後部座席を倒さない状態では、4ドアモデルの約半分の容量です。しかし、日常の買い物やちょっとしたアウトドアなら、十分対応できるサイズ感といえるでしょう。
例えば、キャンプに行くときのテントや寝袋、クーラーボックスなどの必需品が積み込めます。後部座席を倒せば、さらに大きな荷物も積載可能です。自転車やサーフボードなども車内に収納できるので、アクティブに遊びたい人でもあまり不自由はしないでしょう。
また、荷室の開口部が大きいので、出し入れも容易です。狭い場所でも荷物の積み下ろしがしやすいのは、2ドアモデルならではの利点といえます。
脱着可能なルーフと開放感
「フリーダムトップ」によりルーフの脱着ができるのは、ジープ・ラングラーの大きな特徴のひとつです。ボルトを外すだけで、フロントパネルとリアパネルを簡単に取り外せます。
屋根がない状態で走れば格別な開放感で、コンバーチブルカーのようなオープンエアを味わえるでしょう。ドライブ中に差し込む日差しや風を全身で感じられるのは、ラングラーならではの醍醐味です。
さらに、ルーフを外した状態なら、背の高い荷物も積みやすくなります。例えば、キャンプ用品や自転車を立てたまま積載できるので、アウトドアシーンでも活躍してくれるでしょう。
新型ジープ・ラングラーの2ドアモデルのメリット
新型ジープ・ラングラーの2ドアモデル限定車「ルビコン」は、オンロード・オフロードを問わず幅広いシーンで活躍する万能選手です。
最後に、ルビコンのメリットを利用シーンごとに紹介します。走行性能や使い勝手など、コンパクトなボディに秘めた驚きの実力をぜひチェックしましょう。
オンロードでの走行安定性と乗り心地
2ドアモデル限定車「ルビコン」は、オンロードでも活躍するモデルです。高剛性のボディと最適化されたサスペンションにより、舗装路での快適な乗り心地を実現しています。
また、電動油圧パワーステアリングの採用で、軽快なハンドリングと正確なコントロール性を両立しており、長距離ドライブでも疲れにくいのが特徴です。高速道路などでの直進安定性も高く、安心して運転できるでしょう。
オフロードでの本格的な走破性と操縦性
オフロードでの本格的な走破性と操縦性は、2ドアモデル限定車「ルビコン」の大きな強みです。
マッド&テレインタイヤを採用することで、岩場やぬかるみなどの過酷な路面でも、高い走破性を発揮します。まるで山道を歩くようなイメージで、難所を難なく乗り越えていけるでしょう。
また、前後のデフロックとスウェイバー切断機構により、ホイールの接地性の確保と車体のねじれの抑制が実現し、凹凸の激しい路面でも安定した走行が可能となっています。
さらに、電子制御式のオフロードシステムが、路面状況に合わせて最適なトラクションを確保するのもポイントです。ドライバーは状況判断に集中でき、思い通りのオフロード走行を楽しめます。
本格派クロカンとしての機動力と悪路走破性は、他車の追随を許さないルビコンならではの魅力といえるでしょう。
日常使いでの利便性と実用性
2ドアモデル限定車「ルビコン」は、日常使いでの利便性と実用性にも優れています。コンパクトなボディサイズながら、十分な室内空間と使い勝手の良い荷室を確保しており、週末のキャンプ・アウトドアでも大活躍するでしょう。
また、取り回しのしやすさから、街乗りや狭い道での運転も苦になりません。駐車場に止めるときも、2ドアモデルならではの小回りの利くボディサイズが役立ちます。
もちろん、オープンエアの開放感を味わえるのも魅力です。ルーフを外せばドライブの楽しさが倍増するため、アウトドアの雄大な景色を存分に楽しみながら、非日常的な体験を味わいましょう。
2ドアモデル限定車「ルビコン」は、本格オフロード性能と日常使いの実用性を、高次元で両立したモデルといえます。
まとめ
新型ジープ・ラングラーの2ドアモデルが、特別仕様車「ルビコン」として限定復活しました。ショートホイールベースならではの取り回し性の高さや、マッド&テレインタイヤの装備など、本格派クロカンとしての機動力と悪路走破性が魅力です。
日本での販売台数は200台のみと希少なモデルですが、実際の走行性能や価格、ルビコンならではの魅力を確認すれば、ぜひ手に入れたくなるでしょう。
【この記事の執筆者】
鈴木祐貴
車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。
現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。
バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。
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