新型フォルクスワーゲンバス「ID. BUZZ」発表!気になる特徴や歴史
フォルクスワーゲンバスは、レトロなデザインが特徴で、コンセプト性や積載性の高さから大きな人気を誇ります。2017年デトロイトモーターショーでは、フォルクスワーゲンバスの新型「ID. BUZZ」が発表され、内容が気になっている方も多いでしょう。
今回の記事では、新型「ID.BUZZ」が気になっている人に向けて、車種の特徴や歴史を解説します。新型「ID.BUZZ」に似た国産車についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
1.フォルクスワーゲンバスの新型「ID. BUZZ」が発表!
6.フォルクスワーゲンバスみたいな車を探すならネクステージへ!
・フォルクスワーゲンバスの新型「ID. BUZZ」は、2022年末頃からヨーロッパで発売予定。価格は57,115£(785万4,454.8円)~。
・新型「ID.BUZZ」はミニバンタイプの電気自動車(EV)。カーボンニュートラル達成など、環境にも配慮して製造されている!
・フォルクスワーゲンバスに似た国産車もいくつか存在する。中古車をお求めならネクステージまで!
フォルクスワーゲンバスの新型「ID.BUZZ」が発表!
フォルクスワーゲンバスの新型「ID. BUZZ」の発売が発表されており、内容が気になっている方も多いでしょう。2017年デトロイトモーターショーで公開されてから、さらに話題が過熱しています。
まずは新型「ID. BUZZ」の基礎知識を整理しておきましょう。ここでは、「ID. BUZZとは?」といった基礎的なところから、2022年8月時点での価格を解説します。
ID. BUZZとは
ID.BUZZは、完全自動運転の機能を備えた、次世代的な多機能バンです。2017年デトロイトモーターショーで初公開され、2022年末頃からヨーロッパで発売予定となっています。
フロントフェイスは平面になっており、ライトで顔の陰影を作り出す個性的なデザインが魅力です。これまでのキャラクターを上手く引き継ぎつつ、より次世代的な顔へと生まれ変わりました。
ほかにもさまざまな機能を備えており、詳しくは後の項目で解説します。
ID. BUZZの価格
「ID. BUZZの価格はどれくらいなの?」と気になっている方も多いでしょう。フォルクスワーゲンの公式サイトによれば、ID. BUZZの価格は「57,115£(ユーロ)~」となっています。
8月20日11:11 UTC時点の為替レートは、「1£(ユーロ)=137.52 円」です。そのため日本円に換算すると、785万4,454.8円~となります。もちろんオプションの有無や為替レートなど、さまざまな条件によって価格は変わりますが、これくらいを目安に考えておくと良いでしょう。
フォルクルワーゲンバス「ID.BUZZ」の特徴
フォルクルワーゲンバス「ID.BUZZ」の基礎知識について解説しましたが、詳しい特徴が気になっている方も多いでしょう。新型「ID. BUZZ」は、いわゆるEVのカテゴリーに該当する車であり、環境にも配慮された設計となっています。
「ID.BUZZ」の特徴を整理すれば、同車種の魅力をより深く理解できるようになるでしょう。ここではその特徴・魅力について、3つのトピックに分けて解説します。
ミニバンタイプの電気自動車(EV)
フォルクルワーゲンバス「ID.BUZZ」は、ミニバンタイプの電気自動車(EV)です。元々2013年まで、ワーゲンバスとして製造・販売されていました。従来はEVモデルを取り扱っていませんでしたが、今回、電気自動車として登場しています。
「ID.BUZZ」のバッテリー容量は82kWhとなっており、航続距離は415kmです。
環境にも配慮して製造
「ID.BUZZ」は、環境にも配慮して製造されている車です。昨今は温暖化やカーボンニュートラルなど、環境問題が世界各国で大きく議論されており、自動車業界でも環境に配慮する傾向が強まっています。
具体的には、製造構成のカーボンニュートラル化を達成しているため、環境にやさしい設計となっています。またリサイクル材を使用しているのも大きなポイントです。
30分で80%まで充電できる急速充電に対応
「ID.BUZZ」はEVであり、急速充電(DC)に対応しているのも魅力的です。急速充電の最大充電電力は170 kW となっており、5%から80%になるまで、約30分で充電できます。
またPlug&Chargeを採用しており、充電プロセスが分かりやすくなっているのもポイントです。ケーブルを差し込むだけで充電できます。
フォルクスワーゲンバスのこれまでの歴史
フォルクスワーゲンバスは長い歴史のある車です。初代から直近のモデルまで、どのようなモデルチェンジがされてきたのでしょうか。まずこの項目でフォルクスワーゲンバスの歴史と、親しまれている代表的なモデルを見ていきましょう。
正式な名称は「フォルクスワーゲン トランスポーター」
フォルクスワーゲンバスは、正式には「フォルクスワーゲン トランスポーター」という車名です。約70年前に商用向けの自動車として、ドイツのフォルクスワーゲン社が製造しています。
丸みのある可愛らしいデザインと、小型で使い勝手の良いワンボックス型バン設計により、世界的にも人気を集めました。現在は生産されていませんが、販売当時のレトロな雰囲気を好む方の需要が続いてます。
フォルクスワーゲンバスのモデル一覧
フォルクスワーゲンバスのモデルは、初期のT1から現在販売中のT6まで存在します。日本ではT5以降輸入が行われていないため、購入できるのはT4までです。T1からT4までの各モデルの特徴と販売傾向を以下の表からご確認ください。
モデル |
特徴と傾向 |
T1 |
初代フォルクスワーゲンバス。 二分割のフロントウインドウや丸みのあるボディが特徴。 |
T2 |
ボディサイズは基本的に変化なし。 フロントウインドウが1枚に、V字ラインがなくなるなどデザインが大きく変わった。 |
T3 |
ボディが一回り大きくなり、途中で水平対向エンジンが水冷式に改良された。 日本市場ではヤナセが「カラベル」という名称で輸入販売していた。 |
T4 |
RRではなくFFレイアウトとなり、日本では「ヴァナゴン」として前期モデルまで販売。 |
人気モデルは「タイプ2」
フォルクスワーゲンバスの各モデルの中で人気を集めているものは、タイプ2と呼ばれるモデルです。一般的にはT1、T2のことを指します。T1やT2は販売する国によって名称が異なるため、世界的に統一した呼び名としてタイプ2という呼称が広がりました。
個性的なエクステリアデザインにより、レトロでユニークな印象を車を求める方にはタイプ2に需要が集まっています。
2013年までは新車の生産が続いていた!
実は、フォルクスワーゲン タイプ2は2013年までブラジルで生産されており、日本でも新車で入手することが可能でした。大抵の車は数年でフルモデルチェンジされ、以降は最新モデルしか新車販売されないことが基本です。しかし、タイプ2は現代とは一線を画したデザインにより根強い人気を得ていました。
エンジンを水冷仕様にするなど機能面は現代に合った形に変えられていますが、見た目は販売当時の印象をそのまま引き継いでいます。
各国で呼び方がさまざま
フォルクスワーゲンバスという呼び名は日本の主流であり、各国で呼び名はさまざまです。例えばアメリカではVW Bus、イギリス英語ではCampervan(キャンパーバン)、オーストラリアなどではKombi(コンビ)などと呼ばれています。
独自の愛称が存在することから、フォルクスワーゲンバスは各国で長きにわたって親しまれてきた車と言えるでしょう。
フォルクスワーゲンバスの特徴と魅力は?
次に、フォルクスワーゲンバスの魅力を見ていきましょう。新車販売はされていませんが、中古車などで入手することは可能です。ここでは当時のタイプ2の特徴を主として解説しますので、ぜひ購入を判断するうえでの参考にしてください。
フォルクスワーゲンバス「タイプ2」のスペック詳細
フォルクスワーゲンバス「タイプ2」は後部に空冷水平対向エンジンが置かれており、後輪で駆動するRR車です。T2でも販売されたのは1970年頃であるためトランスミッションはMT、燃費も7~8km/Lと決して高くありません。
エンジンには基本の1.6Lに加え1,8Lや2.0Lが存在します。一例として1.6Lエンジンのスペックは最大出力が150ps/4,000rpm、最大トルクは10.0kg・m/2,600rpmです。ラインアップや販売国により、ボディサイズやエンジンスペックは異なるためご注意ください。
フロントフェイスがとにかく可愛い
フォルクスワーゲンバス「タイプ2」は、丸みを帯びたボディや丸目とV字ラインによる個性的なフロントフェイスが特徴です。レトロで可愛らしい印象を好む方から現在でも人気を集めています。
現在は丸目ライトの車は数える程度しかありませんが、1960年代には多く見られるデザインです。丸いフォルムと愛嬌のあるフロントフェイスは、懐かしさを感じる人もあれば、新しさを感じる人もいるでしょう。
室内空間が広く使い勝手が良い
フォルクスワーゲンバスは、広い室内空間が魅力です。商用バンとしての多人数利用や、大きな荷物を運ぶ貨物車として利用できます。一方で、バンとしては大きすぎないサイズ感であるため、ファミリーカーとしても適しているでしょう。
さまざまな機能や居住性を追求した現代車と比べると少々簡素に思えますが、シンプルだからこそ使い勝手がいいとも言えます。
アウトドアやキャンプにも最適
フォルクスワーゲンバスは、カスタム前提で購入する方も多くいます。場合によってはシートを取り外し目的に応じた仕様にすれば、アウトドアやキャンプで広々とした車内を自由に使うことが可能です。ユニークな外観と合わせて、独自の空間で楽しいカーライフを過ごせるでしょう。
乗り心地も独特で運転も楽しくなる
フォルクスワーゲンバスには、ビートルと同様の空冷OHV水平対向エンジンが搭載されています。空冷OHV水平対向エンジンは走行時の独特なエンジン音が特徴です。
現代の主流である静粛性のあるスムーズな走りとは異なりますが、楽しく旧車らしい走りを実感できるでしょう。
フォルクスワーゲンバスみたいな国産車はあるの?
フォルクルワーゲンバス「ID. BUZZ」は、さまざまな魅力を持っており、「ID. BUZZみたいな車が欲しい!」と考えている方も多いでしょう。特に国産車で「ID. BUZZ」に似たような車があるのか、気になるところです。
ここでは、ダイハツ ムーヴキャンバスやスズキ エブリイワゴンなど、フォルクルワーゲンバス「ID. BUZZ」に近い車種を解説します。
ダイハツ ムーヴキャンバス
ダイハツのムーヴキャンバスは、2016年に誕生した軽トールワゴンです。女性人気も高い可愛らしい内外装が特徴で、丸目のヘッドライトや明るめの2トーンカラーが用意されている点はフォルクスワーゲンバスとも類似しています。
軽自動車であるためコンパクトなサイズですが室内は広く、収納スペースも多く確保されていることも魅力です。また、両側スライドドアは重い荷物も楽に積み入れできるでしょう。燃費性能も高いため、日常利用に適した車を求める方におすすめします。中古車相場は78万2,000円~189万7,000円です。
(2022年8月時点の情報です)
(参考:『ムーヴキャンバス(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ エブリイワゴン
スズキのエブリイワゴンもまた広い市内空間が魅力の軽ワゴンです。軽キャブワゴンNo.1の室内サイズが確保されており、多彩なシートアレンジと合わせればサーフボードやキャンプ用具といった大きな荷物も十分に積み入れられます。
ディーラーで販売されているベッドクッションや2段ベッドセットを使えば、快適に車中泊を行うことも可能です。
ムーヴキャンバスと比較すると燃費は劣りますが、ターボエンジンによるパワフルな走りを実現しています。軽自動車でありながらオフロードも安定して走行できるでしょう。使い勝手の良いアウトドア車を求める方におすすめします。中古車相場は39万9,000円~209万9,000円です。
(2022年8月時点の情報です)
(参考:『エブリイワゴン(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ ハイエース
トヨタ ハイエースは、フォルクルワーゲンバス「ID. BUZZ」に似た1BOX商用車です。荷室が特徴的で、誰にとっても使いやすいビッグスペースとなっています。荷物の積み下ろしなどを行う際に、なるべく腰に負担をかけないように設計されているため、多様なユーザビリティを実現しているのが大きな魅力です。
走行性能や安全性能も充実しており、非常に使いやすい1台となっています。中古車相場は139万9,000円~429万7,000円です。
(2022年8月時点の情報です)
(参考:『ハイエースバン(トヨタ)の中古車一覧』)
日産 キャラバン
日産 キャラバンは、積載性に優れたバンであり、トヨタ ハイエースと並び称される車種です。トヨタの公式ホームページによれば、荷室は「小型貨物車4ナンバーバンクラスNo.1」の広さを誇り、多くの荷物が積み込めます。
貨物車用途のものだけではなく、10人乗りの多人数乗車に対応した乗用車もあるため、ラインアップが豊富なのも大きな特徴です。中古車相場は175万9,000円~319万9,000円です。
(2022年8月時点の情報です)
(参考:『キャラバン(日産)の中古車一覧』)
日産 エルグランド
日産 エルグランドは、積載性・居住性に優れたLサイズミニバンとなっています。シートスライド機能が備わっており、シートアレンジ次第で大きな荷室を確保できるのが大きな魅力です。
日産の公式ホームページによれば、「9インチのゴルフバッグを最大6セット」「ベビーバギー2台、30Lのクーラーボックスも2個」積載可能となっています。細かな機能は商用車に軍配が上がるものの、高い性能を誇る一般ミニバンです。中古車相場は19万9,000円~374万9,000円です。
(2022年8月時点の情報です)
(参考:『エルグランド(日産)の中古車一覧』)
フォルクスワーゲンバスみたいな車を探すならネクステージへ!
今回ご紹介した車種をお求めの際は、ぜひネクステージをご利用ください。ネクステージは輸入車正規ディーラーがあり、フォルクスワーゲンも取り扱っています。
ネクステージは、全国に店舗を展開する中古車販売店であり、豊富な在庫を取り扱っています。また無料・有料問わず、保証が充実しているのも大きなポイントです。最後にネクステージのサービスを解説します。
フォルクスワーゲンの輸入車正規ディーラーがある
ネクステージは中古車販売店ではありますが、輸入車の正規ディーラー事業を行なっています。アウディやマセラティ、ランドローバーなど、さまざまなメーカーの店舗から選択可能です。
ネクステージはフォルクスワーゲンの車も取り扱っていますので、何か分からないことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
中古車のラインアップや保証も充実している
中古車販売のネクステージは、全国に200店舗以上を展開しており、3万台を超える在庫を取り揃えています。今回紹介した車種のラインアップも非常に多く、さまざまなこだわり条件から探せるため、お気に入りの1台が見つけられるでしょう。
またネクステージは、無料・有料の保証を充実させており、購入後のカーライフをサポートしています。国産車・輸入車問わず無料保証が付帯し、有料保証の取り扱いもありますので、ぜひお気軽にご利用ください。
まとめ
フォルクスワーゲンバスはコンセプト性の高さもあり、長い歴史の中で幅広い客層から愛されています。2017年にはデトロイトモーターショーで、新型「ID.BUZZ」が発表されるなど、近年大きな話題を呼んでいる車種でもあります。
国産車のなかには、フォルクスワーゲンバスのような車も多くあるため、中古車を探す際はそちらも候補に入れてみましょう。ネクステージでは、幅広い在庫からお気に入りの1台が選べます。ぜひお気軽にご相談ください。
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