ボルボはなぜ評判が良い?ボルボの魅力を徹底解説!
ボルボは北欧らしさ溢れるデザインが魅力の自動車メーカーです。近年、ボルボは日本で人気が急上昇しています。
なぜ評判が良いのか理由が気になる方もいるのではないでしょうか。ボルボがもつ魅力を理解すれば、なぜ高い評価を得ているのかわかるでしょう。そこでこの記事では、ボルボの魅力や人気車種を詳しくご紹介します。
※目次※
・日本のライフスタイルにマッチした性能をもっているのがボルボの魅力!
・デザインとコスパに優れ、故障リスクも低い!
・人気車種は先進技術を積極的に採用!ユーザーニーズをもとに考え抜かれた設計もポイント
ボルボが日本で評価を集めるのはなぜか?
近年、ボルボは日本から高く評価される自動車メーカーとなりました。その証として2年連続で日本カーオブザイヤーを受賞しています。まずは、日本車以上にボルボが評価されるようになった背景を見ていきましょう。
ボルボは2010年以降日本で人気になった
ボルボは昔から日本で高い人気を誇っていたわけではありません。きっかけは、ボルボの経営体制に大きな変化があった2010年以降です。
これまでボルボは2度、他の自動車メーカーの傘下に入る経験をしています。1990年代にフォード(アメリカの自動車メーカー)の傘下に入ったのち、2010年には中国の吉利汽車資本に移転しました。
日本でのボルボへの評価に変化が起きたのは、フォードグループを離脱してからです。2013年に日本で発売されたミドルSUVのV40が、安定した居住性と走破性によって評価されたことをきっかけに、日本でも人気を得るようになった経緯があります。
前人未到の海外メーカー2年連続カーオブザイヤー受賞
日本カーオブザイヤーとは、前年11月から当年10月までに国内で発表された乗用車のうち、最も優秀な車に贈られる賞です。初回は1980年-1981年に実施されました。
40年近い歴史がある中で、海外メーカーが受賞したのはわずか3回です。海外メーカーで初めてこの賞を受賞したのは、第34回(2013年-2014年)のフォルクスワーゲン「VW ゴルフ」でした。
ボルボは2018年にXC60、2019年にXC40で、カーオブザイヤーを受賞しています。海外メーカーが2年連続で受賞するのは極めて珍しいケースだといえるでしょう。
ボルボはライフスタイルによる車選びを提唱している
街乗りメインか休日のアウトドアレジャーで使うか、車の使用用途やライフスタイルによってユーザーに最適な車は異なります。ボルボはその視点を大切にしながら、ライフスタイルによる車選びを提唱している自動車メーカーです。
日本車の多くは海外基準で車をデザインすることが増えました。一方で海外メーカーであるボルボは、日本特有の道幅にフィットするサイズの車種を数多くラインアップしています。実用性の高さやスポーティなデザインが日本から高い評価を得ている理由だといえるでしょう。
車に見るボルボの評判が良い理由
ボルボの評判が良い理由は車を見れば分かります。多くのユーザーから受け入れられやすい外観・内装のデザインはもとより、性能面やコスパも申し分ありません。ここからは、ボルボの具体的な魅力を見ていきましょう。
北欧家具のような作り
ボルボは本社を北欧スウェーデンのイェーテボリ市に構えています。世界的にもトレンドである北欧デザインを、ボルボは主に車の内装に取り入れました。飾り気がなく無駄な意匠を排除しながらも、温かみとラグジュアリー感溢れるデザインは、まさに北欧家具を想起させる作りです。
外観は内装と打って変わって、スポーティな仕上がりとなっています。外観と内装デザインの方向性が異なるにもかかわらず、違和感なく完成された造形を作り出す技をもっているのがボルボの魅力です。
優れた安全性能
ボルボは安全面にも力を入れることで高い評価を得ています。時代の一歩先を行く技術を積極的に採用し、優れた安全性能を搭載した車をユーザーに提供しているといえるでしょう。有名な話として話に上がることもありますが、現在主流となっている3点シートベルトを業界で初めて開発したのはボルボです。
ボルボの最新モデルは、独自の最先端テクノロジー技術である「ハイテク・セーフティ・システム」を標準装備しています。また、衝突事故が起きた際に、ドライバーと衝突した相手双方の安全を考えて車両設計を施している点もボルボならではの特徴です。
優れた走行性能
ボルボの魅力は走行性能にもあります。ボルボ車は安定性が高いため、コーナリングや高速道路においても、グラつきが少なくバランスのとれた走行が可能です。
安全性能ばかりを重視したハンドリングはボルボにとっては昔の話だといえるでしょう。安全に配慮しながらも、ハイレベルな走破性と快適な加速ができるほどにボルボは進化を遂げました。優れた走行性能は、近年のボルボの評判をより高いものにしたといえるでしょう。
コスパが良い
ボルボがラインナップする車種は手ごろな価格帯でも300万円は必要です。高級自動車メーカーでもあるボルボは、誰もが即決で購入が決められるほどハードルは低くありません。
一方で、コスパは高いという評価を得ています。V40を例にすると、ベーシックモデルであるV40 T2 Kineticの新車価格は税込で304万5,371円です(2020年6月12日時点)。通常ではオプションになるような最新の安全装備が標準搭載されているため、他の自動車メーカーと比較しても、「コスパは良いほうだ」と考えてよいでしょう。
ボルボの故障に関する評判
輸入車の中でも、ボルボは故障が少ないといわれています。ボルボは寒さが厳しく積雪が多い地域で生まれました。そのため、過酷な環境にも耐えられる、故障に強い車を作る必要があったのかもしれません。ここからは、故障に関するボルボの評判を見ていきましょう。
ボルボは輸入車の中では故障が少ない
輸入車の中でも、ボルボは故障が少ないといわれています。ボルボの生まれたスウェーデンならではの寒さや大量に降る雪にも耐えられるよう、頑丈な車作りが重視されたと考えられるでしょう。
安定した走行性を保ちつつも故障に強い車作りに成功した要因のひとつは、品質の高い日本メーカーの部品を使用していることです。例えば、ナビは三菱電機、電気関係の部品はデンソー、トランスミッションはアイシンといったメーカーの製品が採用されているといわれています。
雪国での車の故障は、人命にも大きく関わる問題です。ユーザーの安全を守るためにも、ボルボの頑丈な車作りはこれからも続くことでしょう。
輸入車を中古で購入する際は保証を付けよう
昔に比べれば輸入車が故障する頻度は少なくなりました。とはいえ、輸入車の故障トラブルは日本車に比べると、依然として多いほうだといえるでしょう。中古の輸入車を購入する際は、万が一のことを考えて保証を付けるのがおすすめです。
「故障したときに修理すればよいから保証サービスを付ける必要はない」と考える方もいるかもしれません。しかし、故障箇所や程度によっては高額な費用が発生する場合もあります。それを考えると保証サービスは付けたほうがよいでしょう。
日本で評判が良いボルボの車種を紹介!
ボルボの車は独特なデザインで日本車にはない雰囲気をもち合わせています。評判が良い車種のラインナップも豊富です。中にはカーオブザイヤーの受賞歴をもつ車も含まれています。ここからは、日本で評判が良いボルボの車種について見ていきましょう。記載している情報や価格は、すべて2020年6月12日時点のものです。
ボルボXC40
ボルボXC40は街乗りにもぴったりなコンパクトSUVです。2018-2019日本カーオブザイヤーを受賞しました。2013年デビュー以来、実用性を求めるユーザーを中心に人気の車種です。
考え抜かれた機能性が高い評価を得ているポイントだといえるでしょう。車内は荷物を収納しやすく、積み下ろしも楽にできるように設計されています。外観のシャープなデザインはボルボらしい力強さを見事に形にしました。
ベーシックモデルであるXC40 T4の新車価格は税込で396万2,037円です。上位モデルであるXC40 T4 AWD Inscriptionの新車価格は税込で518万4,259円ですが、中古車なら2019年式の1オーナー車でも474万円ほどとリーズナブルに購入できます。
ボルボXC60
ボルボXC60は、街乗りからアウトドアレジャーまで全てをカバーできるSUVです。ずっしりとした外観にマッチするかのように内観も落ち着く雰囲気に仕上がっています。XC40の前年にカーオブザイヤーを受賞した経歴ももつ人気車です。ラグジュアリーさを全体で感じられる点が評価されました。
XC60 D4 AWD Momentumの新車価格は税込659万円です。上位モデルであるXC60 T8 Twin Engine AWD Inscriptionの新車価格は税込944万円と、大きく価格が跳ね上がります。モデルによって価格に大きな差があるため、購入前によく検討することが必要でしょう。
中古車相場も72万9,000円~568万9,000円と、かなり幅があります。走行距離1万km前後のコンディション良好な車でも、300万円程度で購入可能です。グレードだけでなく、オプションによっても価格に差が出ます。
ボルボV60
外観にワンランク上のラグジュアリー感を求めたい方にぴったりなのがボルボV60です。優れた走破性で幅広い走行環境に対応できます。荷物がたくさん詰める荷台は529Lの大容量です。迫力あるボディは収納力も抜群だといえます。
4リアシートは分割して使用でき、荷物のサイズに合わせてシートを倒すことが可能です。さまざまなシートの使い方が可能となり利便性も広がります。車内空間を有効活用したいと考える方は高い満足度が得られるでしょう。
V60 T5 Momentumの新車価格は税込514万円となっています。上位モデルのV60 T8 Twin Engine AWD Inscriptionの新車価格は税込849万円です。中古車販売価格帯は、48万9,000円~268万9,000円と、手の届く価格帯になっています。
まとめ
ボルボは、2010年以降、日本での人気が急上昇しているメーカーです。温もりのある内装やコスパの良さが日本での評判を高めることにつながったといえます。この先も安全性能が高く故障に強い車をボルボは作り続けるでしょう。
輸入車の中古車を購入する場合は保証サービスを付けたほうが安心です。故障内容によっては高額な費用が発生することもあります。万が一のことを考えて、安心して任せられる大手業者を選ぶのがおすすめです。
ネクステージでは、ボルボをはじめとする輸入中古車の在庫も多数取りそろえています。充実した保証プランを提供しているため、故障が不安という方にもおすすめです。中古の輸入車を購入するときは保証サービスも重視したいと考える方は、ネクステージへご相談ください。
高品質なボルボ中古車を探す
■世界のクルマを360°画像でチェックする (universe-cars.jp)
■オシャレな輸入車カタログ|supreme_cars
