BMW6シリーズ グランクーぺを他モデルと比較!中古で買うポイントとは
「BMW6シリーズのグランクーペ とはどのような車種なのか」「他のモデルとの違いはあるのか知りたい」こんな思いを抱えていないでしょうか。
BMWの6シリーズは初登場が40年以上前と歴史がある車です。知名度も高く、今もなお支持する方が多くいらっしゃいます。しかし、輸入車への乗り換えは価格的にもハードルが高く、不安に思うこともあるでしょう。
そこで今回は、BMW6シリーズの中でもグランクーペの購入を迷っている方に向けて、カタログ情報や他のモデルとの違いを解説してきます。購入の際にぜひ参考にしてください。
※目次※
・BMW6シリーズのグランクーペは、2つのエンジンタイプから自分に合った1台を選べる
・中古車で満足のいく購入をするには、目に見えないことまで確認を怠らないことが大切
・ネクステージの保証制度をつかえば購入後のカーライフまで支えられる
BMWのカタログ情報
はじめに、BMW6シリーズのグランクーペについて、カタログ情報を確認していきましょう。下記にて、BMW640iと650iのグランクーペのスペックを説明します。
|
640iグランクーペ |
650iグランクーペ |
エンジンタイプ |
直列6気筒 |
V型8気筒 |
排気量 |
2,979 cc |
4,394 cc |
最大出力 |
235kW (320ps)/5,800 rpm |
330kW (450ps)/5,500 rpm |
最大トルク |
450N・m (45.9kgm)/1,300-4,500 rpm |
650N・m (66.3kgm)/2,000-4,500 rpm |
サイズ(全長×全幅×全高) |
5,010 mm× 1,895mm × 1,390 mm |
5,010 mm× 1,895mm × 1,390 mm |
重さ |
1,860kg |
1,750kg |
定員 |
5名 |
5名 |
駆動 |
後輪駆動 |
後輪駆動 |
2011年に登場したBMWの2つのグランクーペ には、バルブトロニックが搭載されました。通常の仕組みであれば、アクセルの入れ具合に対応してスロットルバルブ(取り入れた空気の通る通路)が開放されます。これにより、エンジンの回転がパワーアップする仕組みです。
それに対してバルブトロニックは、スロットルバルブの仕組みを使わずに空気量の調節ができます。簡単に説明すると、アクセルを常にベタ踏みしている状態です。
なお、バルブトロニックはBMWの商標にもなっています。
BMWの2つのエンジンタイプ
BMW6シリーズのグランクーペは、2つのエンジンタイプから選べます。
ここでは、それぞれの特徴を簡単に解説します。好みに合わせて種類を選びましょう。
1.V8エンジン
2.直6気筒エンジン
言葉だけを聞くと難しい印象があるかもしれません。しかし分かりやすくメリットとデメリットを解説しますので、購入の参考にご覧ください。
【エンジンタイプ1】V8エンジン
V8エンジンは4気筒エンジンをV字型に2つ合わせた作りで、650iの大容量の排気を小スケールに変換できる仕組みです。最近では、大型車に搭載されています。
V8エンジンの魅力は、エンジン音です。650iの通常走行では輸入車ならではの重厚感のあるサウンドが楽しめます。なおエンジンの回転数でも違いが生まれ、回転数が上がるのに比例して、太い音へと変化を味わえるのも特徴です。
さらに、2つの4気筒をつなぐのに使うクランクシャフトが短いので、エンジンの振動も最低限に留めています。その結果、従来よりも揺れが少なく、リラックスできる乗り心地となりました。
逆にデメリットは、V8エンジンに関わっている部品が多いことです。部品が増えればメンテナンスの手間も増えますし、その分修理費用も高くなる傾向にあります。
【エンジンタイプ2】直6気筒エンジン
次に、640iに搭載されている直6気筒エンジンです。最近では姿を消しつつあるエンジンタイプで、今ではBMW以外で見かける機会はほとんどありません。
直6気筒エンジンは、シルキーシックスとも呼ばれています。アクセルを強く踏み込んでも滑らかなスタートを切れることから、まるで絹のような上質な質感だという意味でシルキーシックスと別名がつきました。さらに、力強い機動性も持ち合わせています。
直6気筒エンジンを1度でも体験しておきたい車好きの方に、特におすすめです。
BMWの他モデルとの違い
BMW6シリーズは、グランクーペ以外に2つのモデルがあります。ここでは簡単な特徴を紹介します。具体的なモデルは、下記の通りです。
1.クーペ
2.カブリオレ
グランクーペと共通する点や違いも知っておきましょう。中古価格の相場も説明していますので、金額面に不安がある方は特に参考にしてください。なおもっと詳しく知りたい方は、BMWの公式サイトを確認するのがおすすめです。
【モデル1】クーペ
クーペは、グランクーペの前身となったモデルです。2シリーズと4シリーズのラインナップにクーペがありますが、6シリーズが1番サイズの大きな車種となっています。2ドアながら、ゆったりとした座り心地が特徴です。Cピラー(メインボディと屋根部分をつなぐ柱)から、流れるような背面へのつながりが美しさを表しています。
クーペもグランクーペと同じく、V8エンジンと直6気筒の2つのエンジンタイプから選べます。
中古車価格の相場は245.9~379.9万円です。
(2021年9月現在の価格です)
(参考:『6シリーズ(BMW)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
【モデル2】カブリオレ
もうひとつのモデルがカブリオレです。6シリーズカブリオレは車高が低く幅広な車体であり、スポーティさと上品さを兼ね備えたデザインが特徴です。屋根部分であるルーフトップが自動開閉し、開放感のあるオープンカーにも変身します。
カブリオレの強みは、加速のスムーズさと直線走行の安定感です。特に高速道路でスピード感あふれる走りを体感できるでしょう。
6シリーズの中でもカブリオレは、日本ではあまり販売されなかった過去があります。そのため、中古車市場の中でも限定された台数しか流通がありません。しかしカブリオレの購入を検討する人は、新車を希望することが多いため、お手頃な価格で中古車が手に入ります。
中古車では2021年9月現在のネクステージには在庫が見つかりませんでしたが、中古車相場の目安として約250~600万円となっています。
(参考:『6シリーズ(BMW)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
モデルチェンジした新型車 グランツーリスモの特徴
BMW6シリーズでは、グランクーペの後に新しいモデルが誕生しました。2017年に登場したグランツーリスモです。5シリーズのグランツーリスモの後続モデルとして、新たに6シリーズに追加されました。
駆動方式は、FR(フロントエンジン・リアドライブ)以外にも、四輪駆動のxDriveもラインナップに追加されています。
そしてグランツーリスモでは、全てのグレードに48Vマイルドハイブリッドを搭載しています。48Vマイルドハイブリッドとは、ヨーロッパで主流になりつつあるハイブリットカーのシステムです。シンプルな作りでさまざまな車にフィットする仕組みなので、これからのヨーロッパ輸入車の標準モデルになっていくことが予想されています。
通常の車に使用されている電力の4倍にあたる48Vもの高電圧により、パワフルかつエンジン効率の高い走りを実現しています。
BMWを中古で買うポイント
BMW6シリーズ グランクーペを購入するなら、中古車という選択もあります。中古車は価格の安さメリットです。しかし安さだけで購入を決めてしまっては、購入後のトラブルに繋がります。
ここでは安心できる中古車買うために、注意するポイントについて説明します。
具体的には、下記5点です。
1.走行距離
2.年式
3.修復歴の確認
4.目に見えないところのチェック
5.過去の整備
中古車を購入する際には、ぜひ参考にしてみてください。
【中古の注意ポイント1】走行距離
中古車を選ぶときに大切な数字が、走行距離です。
一般に、走行距離がなるべく短い中古車は状態が良く、購入後も長く乗れるとされています。逆に走行距離が長い中古車ほど、価格は安くなる傾向にあります。そのため品質と価格の安さ、どちらを優先して中古車を探しているのかによって、走行距離の購入目安は変わることでしょう。
標準的な走行距離は、1年間で1万km程度です。そのため、走行距離が5万km以下の中古車であれば、まだ作られたばかりの新しい車であることがわかります。
一方で走行距離が10万kmを超えてくると、いくらメンテナンスをほどこしていても、少なからずタイヤやエンジンなどが傷んでいると考えて良いでしょう。走行距離の長い車は、購入時の価格が安くても、後々の整備費用がかかることも念頭におきましょう。
【中古の注意ポイント2】年式
走行距離と同じように重要な数字が年式です。年式は、車が製造後に新車登録されてからの経過年数を表しています。年式は、車が若いと高年式、車が古いと低年式と表します。高年式は、品質がよく、低年式の方が安い代わりに購入後のメンテナンスが必要になる場合が多いです。走行距離と同じように、年式を比べてみるといいでしょう。
【中古の注意ポイント3】修復歴の確認
修復歴とは、車の骨格部分に及ぶ修理歴を指します。修理してしまえば、見た目ではわかりません。しかし、修復歴のある中古車は、次に大きな事故や災害に遭ったときに衝撃に耐えられる保証がなく、さらには通常より高い修理代がかかってしまうのです。また、仮に中古車を売却することになっても、修復歴が原因で満足のいかない査定結果になることもあり得ます。
後の安心のためにも、修復歴のない車を選んでおいた方が無難でしょう。それか、修復歴の原因をきちんと問い合わせ、修理に納得した上で購入するのをおすすめします。
【中古の注意ポイント4】目に見えないところもチェック
一目見ただけではわからないところまでチェックして中古車を選びましょう。例えば、以下のような場所を確認することがポイントです。
・運転席からの景色
・ハンドルの重さ
・エアコンの出力
・カーナビの操作性
できることなら、現車確認の機会を設けると安心できるでしょう。可能な限りさまざまな場所を確認したうえで購入を決めてください。
【中古の注意ポイント5】過去の整備
購入を検討している中古車が、過去どのような整備を受けてきたのかも確認しましょう。前の持ち主が積極的にメンテナンスしてきた車だと、購入後のトラブルが少なく、長く乗れることが多いです。
整備の履歴は、記録簿にまとまってます。記録簿を見て、適切な整備を受けてきたのか、整備の甘い箇所はないか確認しましょう。
BMW6シリーズ グランクーぺを中古で買うならネクステージがおすすめ
BMW6シリーズ グランクーぺを中古で買うなら、ネクステージでの購入をおすすめします。その理由は主に4つです。
1.修復歴のない車を取り扱っている
2.法定点検整備を全車に実施
3.店舗力を生かしてお取り寄せができる
4.保証制度が充実している
中古車の購入には販売店との信頼関係が大切です。ネクステージのポイントを知り、販売店選びのヒントにしましょう。
【おすすめの理由1】修復歴のない車を取り扱っている
ネクステージでは、修復歴のない車のみを取り扱っています。繰り返しになりますが、修復歴がない車の方が、購入後のトラブルを回避できます。修復歴があるからといって必ず故障の原因になるわけではありませんが、安心のためにも中古車選びの基準にしましょう。
【おすすめの理由2】法定点検整備の全車実施を推奨
ネクステージでは、お客様の手に渡る前の中古車の全てに、法定点検整備の実施を推奨しています※。法定点検整備は車検とは異なり、実施が義務付けられているわけではありません。しかし健康診断のような感覚で整備してもらえば、もしトラブルの種があっても購入前に対処することができるでしょう。
できることなら、定点検整備は受けておいた方が無難だと言えます。
※登録済み未使用車など一部車両は対象外となります
【おすすめの理由3】店舗力を生かしてお取り寄せができる
ネクステージ組織力を活かし、全国の店舗から最寄りの店舗への取り寄せができます。さたに、ネクステージのサイトには全国130以上の拠点から、日々新しい中古車が追加されています。
ネクステージの中古車検索なら、購入の選択の幅が増え、自分にぴったりの1台に出会えるチャンスが増えることでしょう。
【おすすめの理由4】保証制度が充実
ネクステージでは、業界でも最高水準の保証制度が充実しています。その保証項目数は輸入車でも300以上です。例えば以下のような保証を受けられます(有償保証の場合)。
・24時間無料ロードサービスおよび100kmまでの無料搬送
・プランに合わせて無料エンジンオイル交換
・定期的な無料点検
購入後安心できるカーライフのためにも、保証に加入しておくのをおすすめします。
PRBMW 6シリーズ
まとめ
BMW6シリーズのグランクーペは、2種類エンジンから自分に合ったタイプを選べます。外車やスピード感あふれる運転に興味がある方には、最適と言えるでしょう。
購入時には、購入後のことまで考えて販売店を選びましょう。安心してBMW6シリーズを購入するためにも、中古車販売で信頼のあるネクステージにぜひお問い合わせください。
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