この記事のPOINT！
- 車を売る前には売却相場の把握や売るタイミングの見極めだけでなく、
必要書類や売却までの流れを把握しておくことが大切！ - 買取店によって査定額に多少の差が生じることを確認しておこう。
アピール次第でプラス査定につながることもある。 - 車を高く売るためには、買取店の決算期やモデルチェンジ前を狙って
売るのも手段のひとつ！
車の売却を検討しなければならなくなった際、急な決定であったり、
経験がなかったりすると売却という行為が難しく感じる方もいるかもしれません。
また、面倒だと感じている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では車を売るまでの手順と高く売るコツを解説します。
必要なコツをきちんと押さえておけば、誰でも簡単に車の売却が可能です。
買い替えの場合は車が高く売れると新たな車の購入資金に充てられるため、
できるだけ高く売ることを目指しましょう。
目次
車を売る方法は簡単！
車を所有するには名義の届け出が必要であったり納税義務があったりするため、
いざ手放すとなるとこうした変更手続きも踏まなければなりません。
しかし、事前に知識を身につけておけば車を簡単に売る方法が見えてきます。
ここでは、車を売るために必要な4つの準備について順に解説します。
事前準備に手をかければ、自分の思い通りに売却することができるでしょう。
車の売却相場を知ろう
車を売ることを検討するなら、まずは売却相場を把握することからスタートしましょう。大まかな売却相場を知るために必要な愛車の情報は以下の通りです。
-
車種
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年式
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グレード
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走行距離
大まかでも売却相場が把握できていれば、買取店から提示された査定額が妥当かどうか判断しやすくなります。もし提示された査定額が売却相場より安ければ、買取店側にその理由を聞いてみましょう。
理由を聞いて納得できない場合は別の買取店に改めて査定を依頼することも可能です。売却相場を知らずに査定を依頼した場合は、売却相場よりも安く売って損をする可能性があるので注意しましょう。
車を売るタイミングか
確認しよう
実際に車を売る前には、今が売るタイミングとして適しているかどうか見極めましょう。見極めるポイント買取価格に差が出るかどうかで、そのタイミングは以下の通りです。
【年式】
車の年式の場合、新車登録されてから次のようなタイミングを迎える前が車を売る目安です。
・3年目
・5年目
・10年目
・13年目
自家用乗用車は新車登録されてから3年で初めての車検を迎えます。その前に売ると車検にかかる費用を節約できます。5年目と10年目は、多くの人気車種がフルモデルチェンジを迎える時期です。モデルチェンジがあると、中古車市場では前期のモデルの相場が大幅に崩れます。その前に売却をするのがベストタイミングといえるでしょう。
新車登録されて13年目は、自動車税種別割と自動車重量税がアップするタイミングです。また、新車登録から10年を超えるとさまざまな部分に劣化が生じやすいため、修理が必要になる前に売るという考え方もあります。
【走行距離】
走行距離については、5万kmを超える前に売るのが目安です。中古車市場では、走行距離が5万kmを超えると査定額が大幅に下がるのが一般的です。そのため、走行距離が5万kmを超える前に査定を受けると、売却相場をある程度維持して売却できます。
必要な書類を確認する
車を売る際には、自動車検査証をはじめとするさまざまな書類の準備が必要です。中には各自治体の窓口で申請が必要な書類もあるため、早目に準備しておきましょう。車を売る愛に必要な書類は、次のように普通自動車と軽自動車で異なります。
普通自動車は印鑑登録証明書と実印、軽自動車の場合はシャチハタ以外の認印が必要です。また、自動車検査証と印鑑登録証明書に記載された住所が異なるケースでは住民票の写しが必要です。2回以上転居している場合はさらに、除票か戸籍の附票を添付します。
| 車のタイプ | 売る際に必要な書類 |
|---|---|
| 普通自動車 | ・自動車検査証 ・自動車税種別割納税証明書 ・自賠責保険証 ・実印 ・印鑑登録証明書（発行から3か月以内のもの） ・委任状 ・譲渡証明書 ・自動車リサイクルの預託証明書 |
| 軽自動車 | ・自動車検査証 ・軽自動車税種別割納税証明書 ・自賠責保険証 ・認印 ・自動車リサイクルの預託証明書 |
売却の流れを把握する
車を売ることを検討したら、スムーズに手続きを進めていくために売却までの流れを把握しておきましょう。車の売却までの一般的な手順は、次の通りです。
STEP1：買取店を選ぶ
STEP2：査定を依頼する
STEP3：契約し、車両を引き渡す
STEP4：入金の確認を行う
買取店探しは最寄りの店舗やインターネットなどをチェックすれば、1日~2日程度で見つけられます。買取店による査定は10分~20分程度で済むものの、条件交渉などを含めると1日~3日程度はみておいたほうがよいでしょう。
その後、必要書類の準備に1日~3日程度の期間を要し、車を売るための手続きは不備がなければ1日で終わります。車の引き渡しは1日で完了し、2日~1週間程度の間に指定口座に代金が入金されます。以上のことから、車を売却するまでにかかる期間は6日~半月程度が目安です。
車を高く売るコツを知って
中古車取扱店で売ろう！
車を売るために必要な
各種手続きの代行
出張査定サービス
代金は新たな車の
購入費以外にも使える
車を買い替える場合、新たな車を購入するディーラーでの下取りを検討する方も多いのではないでしょうか。しかし、車を簡単に売りたいなら中古車取扱店がおすすめです。
なぜなら、ディーラーでは値がつかない状態の車でも中古車取扱店は販路が広いため、価値を見出して買い取ってもらえる可能性が高いからです。この他にも、次のような理由がおすすめポイントとして挙げられます。
・車を売るために必要な各種手続きの代行
・出張査定サービス
・代金は新たな車の購入費用以外にも使える
車を売る場合、オークションサイトに出品する方法もあります。しかし、車が引き取られた後に入金されないトラブルも少なからず発生しているので注意が必要です。安全な取引を実現するためにも、車を売る場合は中古車取扱店を利用することをおすすめします。
車を売却する手順を解説！
車を簡単に売るためには売却までの手順をきちんと把握しておくことが大切です。
それぞれの手順で一体何をすればよいのか分からない……、という方もいるのではないでしょうか。
ここでは、車を売却するまでの手順を詳しく解説します。
STEP 01
買取店を選ぶ
車を売る際には、買取相場を把握することや売るタイミングを見極めることも大切です。これらと同じくらい重点を置きたいのが、買取店選びです。
中古車買取店はそれぞれ強みとしている車種が違ったり、販路に違いがあったりと店によって査定額やサービス内容に差があります。こうした点も見極めて、愛車の状況に合った買取店を選びましょう。
しかし、買取店の質は実際に利用してみないと分かりません。このような場合、インターネット上の口コミを参考にするのも手段のひとつです。また、JADRI（日本自動車流通研究所）の会員かどうかも判断基準として使えます。JADRIは、買取や査定に関する独自の審査基準をクリアしていないと加入できません。
STEP 02
査定を依頼する
信頼できる買取店を見つけたら、実際に車の査定を依頼しましょう。車の査定を依頼する際には、店舗で車を見てもらう持ち込み査定だけでなく、自宅に査定士が出向いてくれる出張査定を実施している買取店が大半です。
自宅から店舗までの距離が遠い場合や店舗に出向く手間を省きたい場合は、出張査定がおすすめです。スムーズに査定を受けるためには、電話やインターネットで予約しておくとよいでしょう。
STEP 03
車両を引き渡す
買取店から提示された査定額に納得できたら、車を売るための手続きに移ります。自動車検査証や自賠責保険証といった必要書類を準備し、買取店側に提出しましょう。書類を確認し、不備がなければ署名と押印で手続きは完了です。
その後は、車両の引き渡しです。車両を引き渡す際には、トランクをはじめとする車内への置き忘れとともに、ETCカードやCDの抜き忘れもチェックします。また、カーナビに自宅や職場といった個人情報の手がかりとなり得る情報が入力されている場合、売却後のトラブルを避けるためにもきちんと削除しておきましょう。
STEP 04
入金の確認を行う
車両の引き渡しが完了すると、数日後を目安に代金が入金されます。入金日には口座を確認するようにしましょう。なぜなら、車の売却においては、入金によるトラブルが少なからず発生しているからです。
具体的には、入金前に買取店が倒産したことによって代金を受け取れないといった事例があります。しかし、多くの買取店では、車両の引き渡し後に代金を入金するケースがほとんどです。このようなトラブルを避けるために、車両の引き渡しと同時に代金を受け取ることを買取店に提案してみるのもよいでしょう。
車を高く売る11個のコツ
「運転免許を返納する」「車を買い替えたい」など、車を売る理由は人それぞれです。
しかし、多くの方が車をできるだけ高く売りたいと考えるのではないでしょうか。
車を高く売るためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
ここでは、車を高く売るために実践したい11個のポイントを解説します。
コツ 01
中古車販売業者に売却する
車を高く売るには、中古車販売業者に売却することがポイントです。中古車の買取専門店はオークションや中古車販売業者に転売して利益を得ることを目的としているため、買取価格が安くなる傾向があります。
中古車販売業者は、車の買取と同時に販売も行っているのが特徴です。店舗の在庫として直接買い取ることで中間マージンを減らせるため、高価買い取りが可能となっています。
また、中古車販売店の中でも店舗数が多く実績のある業者は販売力があります。買取専門店よりも在庫の回転率が高いため、買いたたかれることは少ないでしょう。
コツ 02
車を売る時期に注意する
車を高く売るためには、売る時期にも気を配りましょう。ここでいう時期とは、年式や走行距離といった車自体のことではなく、中古車市場における繁忙期のことです。
毎年1月~3月と9月~10月は、車が高く売れやすい時期だといわれています。この時期は中古車販売業者の決算期と重なるため、目標達成のために相場より高くても買い取ってもらえる可能性が高まるでしょう。
さらに、年度の変わり目や人事異動で新生活を迎える人が多く、車へのニーズが高まる時期とも重なります。そのため、このような時期を狙って車を売ると、買取額のアップが期待できるでしょう。
コツ 03
モデルチェンジ前に売る
現行車種を高く売りたいなら、モデルチェンジ前がおすすめです。新型が発売されると買い替えニーズが高まる一方で、中古車市場では旧モデルへのニーズが下がってしまいます。
国内の人気車種は、5年~10年ほどでフルモデルチェンジが行われるのが一般的です。車を売ることを考えているなら、次回のフルモデルチェンジが行われるタイミングをリサーチし、新型が発売される前に売りましょう。
コツ 04
傷は下手に直さない
車に傷やへこみがある場合、査定を依頼するまでに修理したほうが高く売れると考える方も多いのではないでしょうか。しかし、大きな傷やへこみがある場合は下手に直さないほうが結果的にお得になる可能性が高まります。
傷やへこみを直すためにかかった費用は、そのまま査定額に反映されることはありません。中古車販売業者では自社の修理工場を展開しているケースも多く、安価で修理する手段を備えています。
多少の傷やへこみは査定額に大きく影響はないため、自分で直して悪化させないことはもちろんのこと、業者への修理依頼も不要です。
コツ 05
オプション装備をアピール
近年の車は、安全サポートシステムやカーナビといったハイスペックな機能が標準装備されているケースもよくあります。また、よりハイスペックな機能を求める場合は、メーカーオプションといった形で装備をプラスすることもできます。
これらは純正オプションと呼ばれており、こうした機能面のパーツの他にもエアロパーツなどが挙げられます。ニーズの高いオプション装備であればプラス査定につながる可能性があるため、査定を受ける際には積極的にアピールしましょう。
コツ 06
内外装をきれいにする
エクステリアはもちろんのこと、インテリアについても普段からきれいに清掃を心がけておくことが大切です。エクステリアやインテリアがきれいな車は、査定を受ける際の印象アップにつながります。業者にクリーニングを依頼するまでは必要ありませんが、できる限りの清掃を定期的に行っておきましょう。
コツ 07
可能な限り無臭に近づける
車内の異臭は査定においてマイナスポイントとなるため、消臭剤などを用いてできるだけ無臭に近づけるようにしましょう。消臭剤を使用する前には、アルコールクリーナーなどで車内をしっかりと清掃しておくことが大切です。特にタバコやペットのにおいは他人にとって異臭と取られるケースがあります。
異臭をごまかすために芳香剤を使用することはおすすめできません。芳香剤や香水などの強い香りもマイナス査定に繋がるため、撤去するか使用を避けるようにしましょう。
コツ 08
直射日光下での保管を避ける
ボディや内装の色褪せを予防するためにも、可能であれば車は屋内保管するようにしましょう。車の塗装は直射日光や雨に晒されることで、色褪せや傷みが生じるものです。ガラスコーティングなどを施して経年劣化を遅らせることはできますが、屋外と屋内では状態の保ちやすさが大きく異なります。屋内ガレージや地下駐車場であれば、直射日光などの影響を軽減できるでしょう。車をなるべく高く売るためにも実践しておきたいポイントです。
コツ 09
車検が切れる前に売る
中古車を探す際、購入時や購入してすぐに車検を受けなくてよい車を選ぶケースが少なくありません。そのようなことから車検が近い車を売る場合は、車検を受けてから売ったほうがよいと考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、車検を受けた後に査定を依頼しても、査定額に大きく影響することはありません。車検には数万円~10万円程度の費用がかかるため、車検切れが近い車でも車検を受ける前に査定を依頼して費用を節約しましょう。
コツ 10
手放す際の走行距離を意識する
車の走行距離を意識しておくことも高額査定に繋がるポイントです。買い替えのスパンがある程度決まっている方は、走行距離がキリの良い数字を超える前に手放すのがおすすめです。具体的には、「走行距離が5万kmを超える前に売ること」が高額査定のコツです。中古車の買取では、5万km～10万km～15万kmとキリの良い数字ごとに査定額が変動します。走行距離が5万kmを超える車は多走行車と呼ばれるので注意しましょう。
コツ 11
査定士とコミュニケーションをとる
車の査定士に「良い条件で買い取ってあげたい」と思ってもらうためにも、友好的なコミュニケーションをとることも大切です。中には査定士にプレッシャーをかける言動をとる人もいますが、あくまでも対等な立場で接し、仲良くなった上で取引を進めることをおすすめします。「本気で車を売る気がある」といったアピールすることにも繋がります。一方で、査定士の感情によって査定額が下がることを防ぐためにも、Web査定が可能な業者を選ぶのも一つの手です。
車を高く売るなら
ネクステージがおすすめ！
車をなるべく高く売りたい方は、
中古車買取＆販売を行うネクステージがおすすめです。
ネクステージは全国に店舗を構えているため、中間マージンが発生しないダイレクト販売が可能です。
そのため、オークションなどでの転売利益を目的とする業者よりも高い買取査定が実現。
リアルタイムの相場に基づいて、クルマ本来の価値を提示することができます。
店舗に行かなくても、自宅にいながら査定を依頼できるWeb無料査定も便利です。
よくある質問
- 車が高く売れる時期はいつですか？
- 車が高く売れる時期は、1月~3月と9月と言われています。主な理由は、就職や転勤、引越しによる車の買い替え需要が高くなるためです。また、企業の決算期による販促強化によって売却メリットが高くなる傾向もあります。
- 車を購入した金額より高く売る方法はありますか？
- すでに所有している車を売却する際は、購入金額より高くなることは稀です。少しでも高く売却したい場合は、下取りではなく買取を選ぶと良いでしょう。また、もしこれから車を購入予定の場合は、生産中止が予定されている車種やモデルを選ぶと希少性から高値で売れる可能性が高まります。
- 車の安い時期はいつですか？
- 新車と中古車、どちらともお得になるのは決算期の3月です。多くの販売店やディーラーが3月に決算を迎えるため、大幅な値引きを打ち出し競争が激化します。また、ボーナス時期である7月と12月も消費者の財布の紐がゆるむ傾向にあるため、値引き合戦になりやすい時期です。
まとめ
車を売ることは、売却相場の把握や必要書類の準備といった手順を踏めば、
それほど難しいものではありません。
しかし、車をできるだけ高く売りたいなら、
信頼と販売実績が豊富な大手の業者を選ぶことが大切です。
ネクステージは長年の販売実績と大手業者としての信頼を得ており、
高額査定に取り組んでいます。
無料で出張査定を行っているので、
車の売却をお考えの際はお気軽にネクステージまでご相談ください。
