【調査レポート】年代別でみる中古車の選び方・探し方に関する調査|調査レポート

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【調査レポート】年代別でみる中古車の選び方・探し方に関する調査

【調査レポート】年代別でみる中古車の選び方・探し方に関する調査

 

はじめに

インターネットの普及により、中古車情報サイトや販売店のホームページを活用した車探しは一般的になりました。一方で、WEBサイトでの車探しに抵抗を持つ方もいると考えられます。

 

そこで、中古車の選び方や購入時の意思決定プロセスや販売店スタッフとの関わり方など、車選びに関するライフスタイルについてアンケートを実施しました。

 

今回、ネクステージが実施した男女1,101名を対象とした調査では「生活スタイルと車選びの関係」や「購入プロセスにおける消費者の本音」が見えてきます。

 

調査概要

 調査名:ライフスタイルに関するアンケート 

 調査方法:インターネットリサーチ 

 調査期間:2025年3月19日~2025年3月20日 

 有効サンプル数:20歳~70歳以上の男女1,101名

 

調査結果のサマリー

・中古車を選ぶ際に最も重視しているのは44.8%で「総支払価格」

・約3割の人は中古車選びの際、中古車情報サイトでの検索を使用していない

・他世代と比較して20代はオンライン商談に抵抗がない

・車を購入する際、最終的に最も重要な決め手となるのは「車両の品質・状態の良さ」

 

中古車選びでは「総支払価格」や「維持費」といった経済面を重視する方が多く、次いで「走行性能」や「耐久性・故障のしにくさ」を求める傾向が見られます。一方で、最終的な購入の決め手は「車両の品質・状態の良さ」と回答する方が多く、経済面を上回る結果となりました。

 

また、中古車サイトや販売店のホームページでの検索について、約半数の方が抵抗なく利用できるのに対して、65歳以上では約4割の方が抵抗を持っています。なお、販売店スタッフとの関わり方では、年齢が上がるにつれて「そっとしておいてほしい」と回答する方が多いことが分かりました。

 

調査結果

 

中古車選びで重視されるのは経済面

【調査レポート】年代別でみる中古車の選び方・探し方に関する調査

中古車を選ぶ際に最も重視するポイントは「総支払価格(本体価格+諸費用)」が44.8%と突出して高いことが分かりました。次いで「維持費(燃費・税金・保険など)」が8.5%、「走行性能(加速力・乗り心地・安定感など)」が8.2%という結果になっています。

 

< 男女別 >

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性別で見てみると、「総支払価格(本体価格+諸費用)」を選んだ割合は男性が52.8%、女性は36.7%と開きのある結果となりました。

 

女性は相対的に「維持費」や「走行性能」、「運転のしやすさ」といった実用面や「外装の色・デザイン」「内装の雰囲気・質感」といった見た目の要素を大切にする傾向がより強いようです。

 

< 年代別 >

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年代別では、20代前半は「維持費」を重視する傾向があり、年齢が上がるにつれて「総支払価格」を重視する割合が高まっています。特に55歳~69歳では5割以上が価格を重視しているという結果となりました。

 

約半数は中古車サイトでの車選びに抵抗がない

中古車サイトや販売店のホームページでの検索について「希望条件をある程度絞り込んで検索できる(37.2%)」と回答した人に次いで「サイトの操作や検索方法を熟知しており、完全に使いこなせる(12.2%)」という結果となりました。約半数の方がWEBサイトを活用し、自分で希望条件の中古車を探せる状況だといえるでしょう。

 

一方で「中古車サイトや販売店のホームページでは車を探さない」という回答も28.2%と比較的高く、従来型の車探しを好む層も依然として多い結果となりました。特に65歳以上では、約4割の方がWEBサイトに抵抗を持っていることが伺えます。

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< 年代別 >

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< 男女別 >

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性別による差も顕著であり、男性は59.2%が「検索できる」と回答したのに対し、女性は39.7%にとどまる結果になりました。特に女性の場合は「他の人(家族・友人など)に探してもらうことが多い」という回答が8.4%と、男性の2.0%を大きく上回っています。

 

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中古車選びでは実車確認を重視する傾向

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車購入時の意思決定プロセスでは「WEB上の情報と実際の車両を自分の目で確認しないと契約しない(26.0%)」と回答した方に次いで「実際に車を自分の目で確認できれば、WEB上の情報は見なくても契約する(16.7%)」と、自分で実車を確認することを重視する傾向が見られました。

 

< 年代別 >

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年代別でみると、55歳以上の年代では「試乗走行をして車の状態を確認」や「Web上の情報と実際の車両を自分の目で確認」という回答が多く、実際に体験・確認することの価値を高く評価する傾向が強いようです。

 

一方、若年層では「Web上で必要な情報がそろえば、店舗に行かずに契約する」という回答が20代後半で11.1%、20代前半では22.7%と全体平均の8.7%を大きく上回り、オンライン完結型の購入に対する抵抗がない方も一定数いることが伺えます。

 

店舗での車選びでは積極的な接客を好まない傾向

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販売店スタッフとの関わり方では「必要なら自分から声をかけるので、それまではそっとしておいてほしい」や「ついたり離れたりしながら、適度に声をかけてほしい」、「常にそばにいて、質問したときだけ答えてほしい」など、積極的な接客を好まない傾向です。

 

一方で、質問があれば回答してもらえる、車に関する知識が豊富なスタッフへの期待が高いことが分かります。

 

< 男女別 >

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男女別でみると「必要なら自分から声をかけるので、それまではそっとしておいてほしい」という回答のうち、男性は37.9%であったのに対し、女性は28.7%という低い数値になっています。

 

女性は相対的に「常にそばにいて、積極的に説明してほしい」という回答の割合が高く、積極的なサポートを望んでいるという違いが見られました。

 

< 年代別 >

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年代別でみると、若年層ほど「常にそばにいて、積極的に説明してほしい」傾向がある一方、60代以上では「そっとしておいてほしい」と回答しています。

 

年齢が上がるにつれて自分のペースで検討したいという志向が強まる結果となりました。

 

年代によって「理想のスタッフ」は異なる

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車探しや商談を担当する販売店スタッフについて、どのようなタイプを希望するかという質問では「車に関する知識が豊富なスタッフ(31.0%)」が圧倒的な支持を集めています。次いで「整備士または整備や修理に詳しいスタッフ(18.0%)」、「決裁権限のある店長やマネージャー(14.0%)」という結果となりました。

 

中古車購入という専門性と金額の高い買い物では、スタッフの人柄以上に、専門知識や適切な判断が重視されているようです。

 

30代までは「若くて元気なスタッフ」「年上で落ち着いたスタッフ」「自分と同年代くらいのスタッフ」といった回答も多く、特に20代後半では、14.0%が「自分と同年代くらいのスタッフ」を希望しています。若年層では親近感を重視する傾向も見受けられました。

 

オンライン商談は若年層と高齢層で大きな意識差

店舗スタッフとの「オンライン商談(スマホなどを使用した遠隔でのビデオ通話商談)」については、「利用してみたいと思わない(42.0%)」という回答が最も多く、対面での商談を好む方が多い傾向にあります。

 

次いで「機会があれば、利用してみたい(20.6%)」、「利用しても良いが、不安がある(16.7%)」という利用したことがない方が多い結果となりました。実際の利用経験がある人は、少数派であることが分かります。

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また、オンライン商談については、年代によって意見が分かれました。20代前半では「利用したことがあり、満足」が40.9%、「利用したことはあるが、不満足」が27.3%と実際の利用経験者が7割である一方、60代以上では「利用してみたいと思わない」が5割を超え、70代以上では63.1%まで上昇するという対照的な結果になっています。

 

< 年代別 >

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オンライン商談を活用する場合、若い方から年配の方まで、それぞれの世代がどれだけスマホやパソコンに慣れているかを考えながら対応する必要があるようです。年齢によって得意・不得意があるため、それぞれの世代に合った案内の仕方が求められます。

 

連絡手段は「対面」と「電話」が依然として主流

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販売店スタッフとの連絡や打ち合わせに理想的なツールについては、「店頭に訪問または自宅等で面談」が22.0%、「電話」が21.0%と従来型のコミュニケーション手段が上位を占めるという結果になりました。デジタル時代でも対面や直接の音声でのやりとりを重視する傾向が強いことが分かります。

 

デジタルツールでは「Eメール」が19.0%、「LINE」が14.0%、「SMS(ショートメッセージ)」が11.0%という順位となりました。「メッセンジャー(Facebook)」「インスタグラム(DM・チャット)」「X(旧Twitter)のDM」「WEB会議ツール」など、その他のデジタルコミュニケーションツールは一桁台の支持にとどまっています。

 

年代別では顕著な差が見られ、20代以下ではSNSやメッセージアプリの利用希望が高く、特に20代後半では「LINE」が22.0%と最多という結果になりました。

 

一方、年齢が上がるにつれて「店頭訪問/面談」「電話」の割合が増加し、70代以上では「店頭訪問/面談」が35.0%、「電話」が23.0%と、対面や音声によるコミュニケーションを好む傾向にあります。年代に応じた多様なコミュニケーションチャネルの提供が、顧客満足度向上の鍵となることが分かるでしょう。

 

購入の決め手は「品質・状態の良さ」と「価格」

車を購入する際、最終的に最も重要な決め手となるのは「車両の品質・状態の良さ(43.8%)」に次いで「価格の安さ・コストパフォーマンス(27.0%)」と全体の7割を占める結果となりました。中古車購入においては、品質と価格が重視されています。

 

中には「保証やアフターサービスの充実度(7.6%)」や「スタッフの対応や相性(5.0%)」を重視する方も一定数いることが分かりました。

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年代別では、70代以上で「車両の品質・状態の良さ」が57.0%を占めています。年齢が上がるにつれて、より中古車のコンディションを重視する傾向といえるでしょう。

 

< 年代別 >

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まとめ

中古車購入時には「経済面」と「品質」を両立させることを多くの方が望んでおり、WEBでの情報だけでなく実車確認を重視する傾向があるようです。

 

また、中古車サイトや販売店のホームページでの検索や販売店スタッフとの関わり方では、性別や年代によって考え方が異なることがわかりました。

 

ネクステージについて

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クステージは全国に300店舗以上展開し、総在庫数3万台を誇る中古車販売店です。ライフスタイルに合わせた車選びをサポートするため、豊富な知識を持つスタッフが常駐しており、お客さまの希望に合わせた接客スタイルでお手伝いします。

 

WEBサイトでは詳細な車両情報を提供し、実店舗では実車確認や試乗、整備士による車両状態の説明など、お客さまが納得して購入できる環境を整えているのが強みです。

 

「お客さまファースト」をモットーに、品質と価格のバランスが取れた中古車選びをサポートしますので、中古車購入をお考えの方はぜひネクステージにご相談ください。

 

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