デイズ の買取ポイント
デイズの人気は?
背が高いことによる開放感、世界的なSUV人気により「スーパーハイトワゴン」や「軽SUV」の人気が高まっていますが、シンプルで使いやすい車を好む人からはデイズが属する「ハイトワゴン」が支持されています。
一般社団法人全国軽自動車協会連合会が発表した「2025年4月~9月 軽四輪車通称名別新車販売確報」によると、デイズは軽自動車全体で13位です。
ハイトワゴンのパイオニア「スズキ ワゴンR」と、スライドドアが搭載された「ダイハツ ムーヴ」に押されているものの、安全性能の高さからデイズは中古車市場でも人気があります。
リセールバリューの傾向は?
デイズは初代モデルから安全性の高さに定評がありますが、中古車市場での需要が高いのは先進装備を備えた2代目モデルです。フルモデルチェンジから6年しかたっていないこともあり、フルモデルチェンジ直後のモデルでもそれなりの数値を維持しています。
デイズのリセールバリューは、当年が約86%、1年落ちが約74%、2年落ちが約67%、3年落ちが約58%、6年落ちが約46%、7年落ちが約27%、9年落ちが約17%、10年落ちが約14%です。
高く評価されるには?
2代目モデルで評価されるのは、プロパイロットやハイブリッドシステムを搭載する「ハイウェイスターX プロパイロットエディション」「ハイウェイスターX」です。
ターボモデルもガソリン車に比べるとリセールは高くなりますが、プロパイロット搭載モデルでない場合はエントリーグレードの「S」より評価が下がる場合もあります。
ガソリン車でプラス査定が期待できるのは、オプション装備の「インテリジェント アラウンドビューモニター」です。モデル全体では、ブラックやホワイト系の車両は高く評価される傾向にあります。
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プロパイロットやデジタルVモーショングリルなど、普通車と同じ機能やデザインが採用されているデイズは、安全性能の高さや使い勝手の良さから人気があります。
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デイズ の歴代モデルを紹介
デイズ 2代目モデル(B43W型~B48W型)2019年式
2代目デイズは、2019年3月に発売されました。初代モデルと同じく三菱との共同開発となりますが、2代目モデルは日産が企画と開発を行っています。
2代目モデル最大の特徴は、日産の先進運転支援システム「プロパイロット」を搭載したことです。プロパイロットは高速道路におけるアクセル・ブレーキ・ステアリング操作のサポートが可能で、渋滞走行や長時間走行で生じる疲れ、ストレスの軽減に寄与します。
また、交通事故などの緊急時に専門オペレーターと通話やデータ通信が行える「SOSコール(ヘルプネット)」を、軽自動車で初めて採用しました。
新開発プラットフォームを採用したことで、室内と荷室の広さも拡大しています。後席の膝回りは710mmとなり、成人が足を組んで座れるほどの余裕が生まれました。
新開発エンジン&新開発CVTにより、動力性能と燃費性能も向上しています。ハイウェイスターにはマイルドハイブリッドシステムが搭載され、より優れた燃費性能を実現しました。
2020年8月の一部改良では、プロパイロットにミリ派レーダーを採用し、新たに「インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)」「インテリジェント DA(ふらつき警報)」「先行車発進お知らせ」「標識検知機能」などの機能を追加しています。
ハイウェイスターには「SRSニーエアバッグシステム(運転席)」や「LEDフォグランプ」に加え、オプションだった「SOSコール」も標準装備されました。
同年12月には、漆黒メッキグリルやブラックカラーのドアミラーなどの専用装備を装着した特別仕様車「アーバンクロム」を追加しています。アーバンクロムはハイウェイスターのみの設定となり、プロパイロット搭載車・非搭載車の選択が可能です。
2023年のマイナーチェンジでは、フロントグリルのデザインを変更するとともに、軽自動車初となる「後側方車両検知警報(BSW)」「後退時車両検知警報(RCTA)」を標準装備しました。また、インテリジェント エマージェンシーブレーキでの検知範囲を「自転車に乗った人」にまで広げています。
ネクステージで取り扱ったデイズの買取相場を見ると、2019年式~2023年式までのモデルが5万6,000円~157万4,000円、2024年式~2025年式までのモデルが84万4,000円~160万3,000円が目安です。
デイズ 初代モデル(B21W型)2013年式
初代デイズは、2013年6月に発売されました。燃費性能・安全性能・機能性を兼ね備えた、次世代エンジンを搭載する「PURE DRIVE」モデルのひとつです。親しみやすいデザインが特徴の「ノーマル」と、シャープなデザインが特徴の「ハイウェイスター」の2タイプが用意されています。
ノーマルとハイウェイスターは内外装の他にエンジンタイプにも違いがあり、ターボ車はハイウェイスターにしか設定されていません。搭載エンジンは、どちらも
新開発の659cc 直列3気筒DOHCエンジン「3B20」です。EGRクーラーや電子制御サーモスタットの採用により、JC08モード29.2km/Lの低燃費を実現しています。
先進安全装備として、広角カメラにより車を上空から捉えた映像を映し出す「アラウンドビューモニター」が軽自動車で初めて採用されました(ハイウェイスターの一部グレードに標準装備)。スイッチ操作が直感的に行える「タッチパネル式オートエアコン」も、ラウンドビューモニターと同じく軽自動車初採用です。
この他にも、エマージェンシーストップシグナルや電動格納式リモコンドアミラー(ドアロック連動自動格納機能付き)、スーパーUVカット断熱グリーンガラスなど快適なドライブにつながる先進装備が採用されています。
2014年7月の一部改良では、S・X・ハイウェイスターX・ハイウェイスターG(いずれも2WD)の4グレードに「バッテリーアシストシステム」が搭載されました。
バッテリーアシストシステムは、減速エネルギーをバッテリーに充電する日産独自のシステムです。このシステムを採用したことで、該当グレードのJC08モード燃費は30.0km/Lを達成しました。
同年10月には、アラウンドビューモニターを標準装備したノーマルグレードの特別仕様車「Vセレクション+Safety」を発売しました。また、12月にはエマージェンシーブレーキを標準装備した特別仕様車「Vセレクション+SafetyII」を追加しています。
2015年10月のマイナーチェンジでは、軽自動車初となる「ハイビームアシスト」を採用しました。また、これまでオプションだった「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」「踏み間違い衝突防止アシスト」「ビークルダイナミクスコントロール(VDC)」などの安全装備を、全グレード標準装備に変更しています。
一部変更と同時に、オーテックジャパンが手がけるカスタムカー「ボレロ」を追加しました。ボレロはエレガントさとかわいらしさを兼ね備えたモデルで、メッキ加飾グリルや専用ボディカラー、シャルドネホワイト×マルサラレッドのレザー調シートといった専用装備が採用されています。
2017年の一部改良では、ハイウェイスターGターボに「クルーズコントロール」が標準装備されました。また、2018年5月には「踏み間違い衝突防止アシスト」に前進時の歩行者検知機能を追加しています(軽自動車初)。ハイウェイスターには、標準で「車線逸脱警報(LDW)」も装備されました。
ネクステージで取り扱ったデイズの買取相場を見ると、2013年式~2015年式までのモデルが1万2,000円~128万円、2015年式~2019年式までのモデルが3万6,000円~137万9,000円が目安です。
デイズ のトリビア
デイズの概要
デイズは、三菱自動車と立ち上げた軽自動車事業に関わる合弁会社「株式会社NMKV」が手がけた第一弾モデルです。
ボディタイプは、背がやや高めの「軽ハイトワゴン」です。ハイトワゴンは全高1,550mm以上の軽自動車を指し、スズキ ワゴンRやダイハツ ムーヴなどが属しています。
「プロパイロット」とマイルドハイブリッドを搭載した2代目モデルは、初代モデルでも評価されていた燃費性能と安全性能がさらにアップしました。
デイズの魅力
2021年から「衝突被害軽減ブレーキ」の義務化が段階的に始まり、軽自動車の新型車にも自動ブレーキが搭載されるようになりました。先進装備は普通車のほうが多く搭載されているようなイメージもありますが、デイズには「プロパイロット」をはじめとした先進技術が多数採用されています。
2025年11月時点でプロパイロットには「プロパイロット(プロパイロット1.0)」と「プロパイロット2.0」があり、両者の大きな違いは「ハンズオフ走行の可否」です。
デイズに搭載されているのはハンズオフ走行ができない「プロパイロット」ではあるものの、ノートやエクストレイル、セレナなどと同じ機能が軽自動車で使えることを考えると、十分な装備といえるでしょう。
2代目モデルには、この他にも「ハイビームアシスト」「アラウンドビューモニター」「SOSコール」などの軽自動車初の先進装備が採用されています。
デイズのデザイン
2代目モデルのエクステリアは、より躍動感のあるデザインに変わりました。親しみのあるノーマル、スポーティーなハイウェイスター、それぞれの個性はそのままに、存在感と先進性をプラスしています。
ハイウェイスターにはキリッとした細めのヘッドライト、大きめのフロントグリルが採用されました。一方のノーマルには、やや太めのヘッドライトとハイウェイスターより小さめのグリルが採用されています。
それぞれに共通しているのは、日産車統一デザインの「Vモーショングリル」です。ハイウェイスターはフロントグリルがノーマルよりも大きいため、エンブレムを囲うVの字も大きくなっています。
2023年のマイナーチェンジでフロントグリルが「デジタルVモーショングリル」に変わり、より先進的でモダンなデザインとなりました。
デイズのスペック
日産には、デイズとは別に「デイズルークス」という軽自動車があります。両者は「三菱自動車と共同で開発した車」という共通項はありますが、デイズはハイトワゴン、デイズルークスはスーパーハイトワゴンのため兄弟車ではありません。なお、デイズルークスは2020年に車名を「ルークス」に変更しています。
デイズのボディサイズは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,650mm~1,670mmです。全高は駆動方式で変わり、2WDが1,650mm、4WDが1,670mmとなります。室内サイズは、室内長2,065mm×室内幅1,340mm×室内高1,270mmです。
・ボディサイズ:全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,650mm~1,670mm
・室内サイズ:室内長2,065mm×室内幅1,340mm×室内高1,270mm
・ホイールベース:2,495mm
・最低地上高:155mm
・最小回転半径:4.5m~4.8m
・車両重量:840kg~940kg
デイズのグレード
デイズはガソリン車とハイブリッド車の2種類があり、ガソリン車がノーマル、ハイブリッド車がハイウェイスターです。なお、ハイブリッド車にはターボモデルも設定されています。
「S」は、ガソリン車のエントリーグレードです。全グレードの中で装備が最もシンプルで、LEDヘッドランプやSOSコール、オートエアコン、プッシュエンジンスターターなどの先進装備・快適装備が搭載されていません。
「X」はガソリン車の上級グレードです。オーディオやハンズフリーフォンを操作できるステアリングスイッチの他、プッシュエンジンスターター、インテリジェントキー、オートエアコンが標準装備されます。
「ハイウェイスターX」は、ハイブリッド車のエントリーグレードです。SOSコールやLEDヘッドランプ、サイドターンランプ付き電動格納式リモコンドアミラーは標準装備されますが、プロパイロットはオプションでも装備できません。
「ハイウェイスターX プロパイロットエディション」は、ハイウェイスターXにプロパイロットを装備したグレードです。基本的な装備はハイウェイスターXと変わりませんが、電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドが標準装備されます。
「ハイウェイスターGターボ」は、ハイブリッド車の上位グレードです。ハイブリッドのターボ車となり、タイヤ&ホイールインチ以外の装備はハイウェイスターXと共通しています。
「ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション」は、ハイウェイスターGターボにプロパイロットを装備したグレードです。基本的な装備はハイウェイスターGターボと変わりません。
【ガソリン車】
・S(2WD)
・S(4WD)
・X(2WD)
・X(4WD)
【ハイブリッド車】
・ハイウェイスターX(2WD)
・ハイウェイスターX(4WD)
・ハイウェイスターX プロパイロットエディション(2WD)
・ハイウェイスターX プロパイロットエディション(4WD)
・ハイウェイスターGターボ(2WD)
・ハイウェイスターGターボ(4WD)
・ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション(2WD)
・ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション(4WD)
デイズのエンジン
デイズにはガソリン車とハイブリッド車、ターボ車の3種類があり、搭載されるエンジン型式はエンジンタイプによって異なります。
ガソリン車に搭載されるのは、力強くスムーズな加速が特徴の659cc 直列3気筒DOHCエンジン「BR06」です。最高出力52PS/最大トルク60N・mを発揮します。
ハイブリッド車に搭載されるのは、BR06にモーターを組み合わせた「BR06-SM21」です。最高出力52PS(モーター2.0kW)/最大トルク60N・m(モーター40N・m)を発揮します。
ターボ車に搭載されるのは、BR06-SM21にインタークーラーターボを組み合わせたエンジンです。最高出力64PS(モーター2.0kW)/最大トルク100N・m(モーター40N・m)を発揮します。
デイズの燃費性能
デイズのWLTCモード燃費は、ガソリン車が21.0km/L(4WD)~23.2km/L(2WD)、ハイブリッド車が21.1km/L(4WD)~23.3km/L(2WD)、ターボ車が19.4km/L(4WD)~21.5km/L(2WD)です。
燃費性能はハイブリッド車が最も良く、ターボ車が最も悪くなりますが、両者間の差は2km/L程度のため、エンジンタイプによる大きな差はありません。
デイズのハイブリッドシステムは、マイルドハイブリッドのスマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)です。減速時のエネルギーを2つのバッテリーに充電し、停止時と加速時に使用することで燃費を向上させます。
デイズのボディカラー展開
デイズのボディカラーは、ノーマルとハイウェイスターでラインアップが変わります。
ノーマルのXとSはモノトーン8色、ツートン3色から選択可能です。モノトーンのラインアップは、「ホワイトパール」「スターリングシルバー」「ブラック」「スパークリングレッド」「アッシュブラウン」「シルキーライラック」「フローズンバニラパール」「ホワイト」です。
ツートンは、「ソルベブルー/ホワイトパール 2トーン」「アッシュブラウン/ソルベブルー 2トーン」「ホワイトパール/アッシュブラウン 2トーン」から選べます。
ハイウェイスターXとハイウェイスターGターボ、それぞれのプロパイロットエディションはモノトーン5色、ツートン5色から選択可能です。モノトーンのラインアップは、「ホワイトパール」「チタニウムグレー」「ブラック」「ソルベブルー」「オーシャンブルー」です。
ツートンは、「ホワイトパール/プレミアムサンシャインオレンジ 2トーン」「フローズンバニラパール/チタニウムグレー 2トーン」「スパークリングレッド/ブラック 2トーン」「ソルベブルー/オーシャンブルー 2トーン」「カンジュクカシス/ホワイトパール 2トーン」から選べます。
