ノート の買取ポイント
ノートの人気は?
ノートは日産の数ある車の中でも人気が高く、2018年には登録車販売台数1位、2017年~2019年の3年間は国内コンパクトカーの販売台数1位を記録しています。一般社団法人日本自動車販売協会連合会が発表した2024年1月~12月の「乗用車ブランド通称名別順位」では、全体の4位、日産車では1位となりました。
日本国内のコンパクトカー市場は激戦区といわれ、頂点争いを繰り返しているのが日産 ノート、トヨタ ヤリス、ホンダ フィットです。現在トヨタ ヤリスが1位を独走していますが、ノートはフィットを大きく離して2位を保っています。
リセールバリューの傾向は?
ノートのリセールバリューは、他のコンパクトカーに比べ低い傾向にあります。5年落ちまでであれば50%以上の残価率を期待できますが、5年落ち以上になるとガクンと下がるケースもあるでしょう。
ノートのリセールバリューは当年が約89%、1年落ちが約75%、2年落ちが約74%、3年落ちが約72%、5年落ちが約40%、7年落ちが約28%、10年落ちが約11%です。ホンダ フィットは当年が約78%、5年落ちが約54%、7年落ちが約39%、10年落ちが約22%のため、年式が古くなるほど差が出てくるでしょう。
高く評価されるには?
リセールバリューからも分かる通り、高く評価されるのは「新車から5年以内のモデル」です。3代目モデルであればAUTECH、2代目モデルであればXやNISMO、MEDALISTなどの上位グレードの評価が高くなるでしょう。
装備面では、プロパイロットやインテリジェントアラウンドビューモニターなどのオプション装備が装着されていると高く評価される傾向です。
ボディカラーはブリリアントホワイトパールやピュアホワイトパール、スーパーブラックが人気です。レッド系やオレンジ系は好みが分かれるため、思うほどの評価を得られないいかもしれません。
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高級感のある内外装、e-POWERによる優れた燃費性能、最新のプロパイロットなど、ノートはさまざまな魅力を持っています。日産車の中でも人気があるため、高年式・低走行距離であれば高価買取を期待できるでしょう。
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ノート の歴代モデルを紹介
ノート 3代目モデル (E13系) 2020年式の特徴
3代目ノートは、2020年11月に発売されました。新設計プラットフォーム、第2世代「e-POWER」、コンパクトカー初となる「プロパイロット」など、日産の先進技術を多数採用しています。
第2世代e-POWERは、モーターとインバーターが刷新されたことにより加速性能・燃費性能が向上しました。また、ロードノイズに合わせて発電する制御システム(世界初)を搭載することで、静粛性も高めています。
3代目ノートに搭載されるプロパイロットは、ナビゲーションシステムとの連携が可能な「ナビリンク機能付きプロパイロット(日本国内初)」です。制限速度に合わせた設定速度の切り替え、ジャンクションやカーブの認識と減速など、高速道路走行をサポートする新機能が加わっています。
「プロパイロット」および「プロパイロットナビリンク機能付き」は、全車オプション装備です。インテリジェント エマージェンシーブレーキ(衝突回避支援システム)やインテリジェント FCW(前方衝突予測警報)、インテリジェント LI (車線逸脱防止支援システム)などは全車標準装備されています。
2021年10月、クロスオーバーモデル「AUTECH CROSSOVER」が追加されました。AUTECH CROSSOVERは、ノートにSUVの要素を加えたAUTECH初のコンパクトクロスオーバーです。
AUTECHを象徴するドットパターンフロントグリルに加え、CROSSOVER専用のサイドシルプロテクターやルーフモール、アルミホイールなどが装備されています。
また、2022年12月にはシルバーフロントプロテクター・シルバールーフモールを装備した「AUTECH CROSSOVER +Active(プラスアクティブ)」が追加されました。AUTECH CROSSOVER +Activeには、専用オプションとしてボディサイドデカール・ホイールアーチデカールが用意されています。
2023年12月に、ノートのマイナーチェンジが行われ、フロントデザインが一新しました。また、LEDヘッドランプを全車標準装備、インテリジェントキーに降車時オートロック機能を加えるなど、使い勝手も向上させています。
同年同月には、日産自動車の創立90周年記念モデル「90th Anniversary」が追加されました。90th Anniversaryはノートの他、セレナやエクストレイル、サクラなどにも設定されています。
ノートにはカッパー色のデジタルVモーショングリルやカッパーストライプのブラックドアミラー、カッパー色のステッチが入ったシートなどが専用装備としてあしらわれています。
2024年5月、AUTECH CROSSOVERのマイナーチェンジが行われました。シルバーのルーフモール、フロント・リアに専用デザインのプロテクターを装着するなど、よりSUVらしいスタイルに進化しています。ネクステージにおける3代目ノートの買取相場は78万4,800円~219万2,800円です。
ノート 2代目モデル (E12系) 2012年式の特徴
2代目ノートは、2012年8月に発売されました。2代目ノートは搭載エンジンが全車1.2Lのダウンサイジングエンジンとなり、2WDにはアイドリングストップ機能が追加されています。
これにより、2WD車は日産のエンジン進化型エコカー「PURE DRIVE」となりました。
エンジンラインアップは、コンパクトで軽量の「HR12DE」、直噴ミラーサイクルエンジンと高効率スーパーチャージャーを組み合わせた新開発エンジン「HR12DDR」の2種類です。S・X・X FOURには「HR12DE」、S DIG-S・X DIG-S・MEDALISTには「HR12DDR」が搭載されます。
JC08モード燃費は、HR12DEが18.2km/L~22.6km/L、HR12DEが24.0km/L~25.2lm/Lです。
フロントグリルとヘッドランプのデザイン変更により、エクステリアも大きく変化しました。ボディサイドには、インドアラケットスポーツ「スカッシュ」のボールの動きを表現した「スカッシュライン」が入り、ダイナミックでスポーティーな印象を強めています。
燃料タンクやバンパー内部の形状改良、アクセルペダルの位置を前に出すなどすることで、室内空間が広くなりました。室内長はクラストップレベルの2,065mmです。後席の膝回りに余裕が生まれただけでなく、前席のシートバック形状を見直すことで後席の視界も広がっています。
2013年12月のマイナーチェンジでは、エマージェンシーブレーキや車線逸脱警報、VDC (ビークルダイナミクスコントロール)を搭載した「エマージェンシーブレーキ パッケージ」が追加されました。エマージェンシーブレーキ パッケージのベース車は、SとS DIG-Sを除いた全グレードです。
この他、一部グレードに「MOD(移動物検知機能)付きアラウンドビューモニター」をオプション設定するなど、先進安全装備を充実させています。
2014年10月には、NISMOチューニングモデル「ノート NISMO」が追加されました。車体・パワートレーン・サスペンション・タイヤなどにNISMOのチューニングが施されており、通常のノートとは異なるスポーティーな走りを味わえます。
ノート NISMOには専用のフロントグリル・ルーフスポイラーエンブレムなどが標準装備されます。
2016年11月に「e-POWER」を搭載したハイブリッド車が追加されました。e-POWERはエンジンを発電機として使用し、モーターでタイヤを動かす「シリーズ方式」のハイブリッドシステムです。
発進時から強いトルクを生むため、電気自動車のようなドライブフィールを楽しめます。e-POWER車のJC08モード燃費は28.8km/L~34.0km/Lです。
2016年12月には、e-POWERを搭載した「ノートe-POWER NISMO」が追加されました。専用チューニングコンピューター(VCM)の搭載により、電動車ながらNISMOらしい瞬発力のある加速フィールを実現します。
ネクステージにおける2代目ノートの買取価格は、2012年~2016年までのモデルが3万6,800円~76万円、2017年~2020年までのモデルが12万3,500円~176万8,250円です。
ノート 初代モデル (E11系) 2005年式の特徴
初代ノートは、2005年1月に発売されました。「 ”SHIFT_ compact flexibility” コンパクトのフレキシビリティをシフトする」をコンセプトに、爽快な走りと使い勝手の良さを兼ね備えるコンパクトカーとして開発されています。
搭載エンジンは、オールアルミの新型1.5Lエンジン「HR15DE」です。トランスミッションは2WDに「エクストロニックCVT」、4WDには「E-ATx」を組み合わせています。これにより、滑らかな加速とシャープなレスポンス、高い燃費性能を実現します。
2,600mmのロングホイールベースにより、室内は全長3,990mmと思えない広々とした空間です。タイヤが後方にあることで後席の足元や膝回りにゆとりが生まれ、ロングドライブも快適に過ごせます。
「2段マルチトランク」による、使い勝手の良い荷室も大きな特徴です。ノートの荷室には深さ250mmのアンダーボックスがあり、アンダーボックスとトランクリッド(ふた)を活用することで4つのアレンジを実現しています。
2006年12月の一部改良では、エクストロニックCVT搭載車のパワートレーンを「改良型の1.5LエンジンHR15DE+エクストロニックCVT」に変更しました。
エンジンとエクストロニックCVTの協調制御とニュートラルアイドル制御の実施、オルタネーターの回生制御の採用といった燃費向上技術が導入され、燃費性能を約6%向上させています。
改良前の10・15モード燃費は18.2km/L、改良後の10・15モード燃費は19.4km/Lです。
2010年の一部改良では、低燃費走行をサポートする「ECOモード機能」が2WD車に標準装備されました。この他、新シートやドアトリムクロス、シルバーフィニッシャーのウレタン3本スポークステアリング、高濃度プラズマクラスターイオン発生機なども採用しています。ネクステージにおける初代ノート(2011年式)の買取価格は3万4,000円~20万5,000円です。
ノート のトリビア
ノートの概要
ノートは、2005年に誕生した日産を代表するコンパクトカーです。車名は音符の英訳「NOTE」と、ノートブックの「NOTE」からイメージされており、毎日をリズミカルに楽しくする、新しいページを開くときのワクワク感などの思いが込められています。
現行モデルは、2020年11月に発売された3代目です。全車「e-POWER」を搭載したハイブリッド専用車となり、先進的なデザインと「プロパイロット」をはじめとする先進装備が採用されました。
手ごろな価格で電気自動車のような加速性能を楽しめる点、AUTECH CROSSOVERなど個性の異なるモデルをそろえている点から、2021-2022「日本カー・オブ・ザ・イヤー」をノート、ノート オーラとともに受賞しています。
ノートの魅力
ノートの魅力は、先進の運転支援システムによる安全性能の高さです。
ノートは国内モデルで初めて「ナビリンク機能付きプロパイロット」が採用されました。通常のプロパイロットとの違いは、純正のナビゲーションシステムに連動している点です。
アクセル・ブレーキ・ハンドルの操作のアシストに加え、前方車との車間距離、直線・カーブ走行時の車線中央走行をキープ&アシスト、カーブ時の車速コントロールをしてくれます。
この他、プロパイロット使用時にハンドル操作が一定期間行われなかった際に減速・停止を自動で行う「プロパイロット緊急停止支援システム(SOSコール機能付き)」もオプションで装備可能です。「NissanConnect サービス」に加入することで、緊急通報センターへの自動音声接続も可能になります。
ノートのデザイン
3代目ノートは、2023年のマイナーチェンジ前後でエクステリアデザインが異なります。
マイナーチェンジ前のモデルは、クロスオーバーSUV「アリア」と一貫性のあるVモーションクロームが特徴です。「日本の風景に溶け込むデザイン」をコンセプトとし、日本の伝統工芸「組子」をイメージしたフロントグリルが採用されています。
マイナーチェンジ後のモデルには、日産の新しい顔となる「デジタルVモーション」が採用されました。フロント・リアバンパーをボディカラーと同色にすることで、より先進的なデザインに進化しています。
フロントグリルの色はボディカラーによって変わり、有彩色のボディカラーには同色のカラードグリル、無彩色のボディカラーにはダークメタルグレーのグリルが装着されます。
ノートのスペック
3代目ノートのボディサイズはグレードにより異なります。XとX FOURは全長4,045mm×全幅1,695mm×全高1,520mm、AUTECH CROSSOVERとAUTECH CROSSOVER FOURは全長4,110mm×全幅1,700mm×全高1,545mmです。
AUTECH CROSSOVERはSUVのクロスオーバーモデルのため、全長以外のサイズも変わります。最低地上高はXが135mm 、X FOURが140mm、AUTECH CROSSOVERが160mm、AUTECH CROSSOVER FOURが165mmです。ホイールベースはどちらも2,580mmですが、タイヤ幅が異なるため最小回転半径も変わります。
XとX FOURはタイヤ幅が185mm、最小回転半径は4.9mです。一方のAUTECH CROSSOVERとAUTECH CROSSOVER FOURは、タイヤ幅が195mm、最小回転半径は5.2mです。
室内サイズはグレードごとの違いはなく、室内長2,030mm×室内幅1,445mm×室内高1,240mmとなっています。
・ボディサイズ:全長4,045mm~4,110mm×全幅1,695mm~1,700mm×全高1,520mm~1,545mm
・室内サイズ:室内長2,030mm×室内幅1,445mm×室内高1,240mm
・最低地上高:135mm~165mm
・ホイールベース:2,580mm
・最小回転半径:4.9m~5.2m
・車両重量:1,230kg~1,370kg
ノートのグレード
ノートのグレード編成は、2023年のマイナーチェンジ前後で変わります。
マイナーチェンジ前は「X」「X FOUR」「AUTECH」「AUTECH FOUR」「AUTECH CROSSOVER」「AUTECH CROSSOVER FOUR」「AUTECH CROSSOVER +Active」「AUTECH CROSSOVER +Active FOUR」の8種類でしたが、2023年以降は「X」「X FOUR」「AUTECH CROSSOVER」「AUTECH CROSSOVER FOUR」4種類となっています。
「X」と「X FOUR」は、AUTECのカスタマイズが入らないノーマルのノートです。Xが2WD、X FOURは4WDとなり、装備の違いはほぼありません。異なるのは「本革巻ステアリング」と「ラゲッジアンダーボックス」、「前席のシートヒーター」の有無です。
本革巻ステアリングと前席のシートヒーターはXがオプション、X FOURは標準装備、ラゲッジアンダーボックスはXがオプション、X FOURはオプションでも装備できません。
「AUTECH CROSSOVER」は、AUTECHが手がけるクロスオーバーモデルです。Xシリーズと同じくAUTECH CROSSOVERが2WD、AUTECH CROSSOVER FOURが4WDとなり、前席のシートヒーターとラゲッジアンダーボックスのみ装備の有無が変わります。
前席シートヒーターはAUTECH CROSSOVERがオプション、AUTECH CROSSOVER FOURは標準装備、ラゲッジアンダーボックスは2WDのみオプションで装着可能です。
・X(2WD)
・X FOUR(4WD)
・AUTECH CROSSOVER(2WD)
・AUTECH CROSSOVER FOUR(4WD)
ノートのエンジン
3代目ノートに搭載されているエンジンは、小型で軽量、優れた燃費性能を発揮する直列3気筒DOHCエンジン「HR12DE」です。このエンジンに大出力モーターを組み合わせた日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載しています。
e-POWERの大きな特徴は、電気自動車と同じようにモーターのみで走行する点です。トヨタの「THSIII」やホンダの「e:HEV」はエンジンとモーターを使い分けますが、e-POWERはエンジンを発電にしか使いません。
モーターのみで走るため、スムーズな発進と力強い加速、低燃費で静かといったメリットがあります。
ノートの燃費性能
3代目ノートのWLTCモード燃費は、Xが28.4km/L、X FOURが23.8km/Lです。AUTECH CROSSOVERとAUTECH CROSSOVER FOURは、公式アナウンスがないため不明です。
e-POWERは低・中速域で走る街乗りでは高い燃費性能を発揮しますが、回生ブレーキを使えない上に常に駆動する高速道路では、ガソリンを多く消費してしまいます。
街乗りのみであればe-POWERの恩恵を存分に受けられますが、高速道路の利用が多い場合は下道走行時とのギャップを感じやすくなるでしょう。
ライバル車の「トヨタ ヤリス」と「ホンダ フィット」の最も燃費が良いモデル同士で比較した場合、ノートは3車種の中でカタログ燃費が最も低くなります。
ヤリス(ハイブリッド車)のWLTCモード燃費は35.4km/L~36.0km/L、フィット(ハイブリッド車)は23.5km/L~30.2km/Lです。
ノートのボディカラー展開
3代目ノートのXとX FOURは、モノトーン11色、ツートン3色の計14色から選べます。
モノトーンのラインアップは「ターコイズ」「オペラモーブ」「ステルスグレー」「ガーネットレッド」「オーロラフレアブルーパール」「サンライズカッパー」「バーガンディー」「ダークメタルグレー」「ブリリアントシルバー」「スーパーブラック」「ピュアホワイトパール」です。
ツートンは「スミレ/スーパーブラック 2トーン」「ターコイズ/ダークメタルグレー 2トーン」「オペラモーブ/スーパーブラック 2トーン」から選べます。
AUTECH CROSSOVERとAUTECH CROSSOVER FOURは、モノトーン6色、ツートン2色の計8色から選択可能です。
モノトーンは「オーロラフレアブルーパール」「ピュアホワイトパール」「スーパーブラック」「ステルスグレー」「ガーネットレッド」「ターコイズ」から選べます。
ツートンのラインアップは「オーロラフレアブルーパール/スーパーブラック 2トーン」「サンライズカッパー/スーパーブラック 2トーン」です。