コペンは中古車の評価も高く人気のある車!買うならどのモデル?
ダイハツが手がける軽自動車タイプのオープンスポーツカー「COPEN(コペン)」は、中古車であっても人気が高く値崩れしにくいと言われています。コペンが多くの人に愛される理由とは、どのようなことなのでしょうか。
この記事では、コペンの性能からデザインまでコペンの魅力をご紹介します。コペンの購入を検討されている方やどのモデルを購入すれば良いが悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
※目次
・旧型コペンL880K型は生産終了、現行モデルの魅力を紹介
・欧入前に運転のしやすさや乗り心地をチェック
・コペンは値崩れしにくく中古車でも評価が高い
コペンの魅力とは?L880K型は生産終了
ダイハツのコペンとは軽規格のオープンスポーツカーのことです。2002年に販売されたL880K型は、電動式ルーフアクティブトップ軽自動車として注目を集めました。
L880K型は、惜しまれつつ2012年に生産終了しましたが、現在では2代目となる高剛性が良い「D-Frame」が採用された4つのモデルが販売されています。D-Frameによって誕生した個性豊かなデザインが、自分らしさを表現してくれるでしょう。
2代目コペンのデザインは、「Cero(セロ)」、「Robe(ローブ)」、「XPLAY(エクスプレイ)」、「GR SPORT(ジーアールスポーツ)」の4種類です。個性が際立ったデザインから選べます。また、セロとローブは樹脂外板への変更が可能なため、購入したデザインにとらわれることなく、着せ替えを楽しめるのも魅力です。また、「STANDARD(スタンダード)」、「S(エス)」、「GR(ジーアール)」の3種類から走り方を選べます。
フルモデルチェンジして復活した現行コペン
現在販売されているコペンは、2002年から2012年までの10年間販売された旧型コペンをフルモデルチェンジしたものです。軽オープンスポーツカーの良さも引き続き取り入れ、デザイン性や性能などがより良いものに進化しました。
ここでは、現行コペンと旧型コペンの違いや現行コペンのモデル別特徴についてご紹介します。
(参考: 『コペン(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
コペンLA400K型は旧型L880Kと異なるスタイル
旧型コペンL880K型は、熟練の職人が1台ずつ組み立てるという方法をとり、また軽自動車でありながら高級セダンと同等の塗装で仕上げられていました。なお、旧型L880K型は現行モデルのLA400K型よりもスポーツカーらしい走りを体感できたと言われています。
一方、現行コペンのLA400K型は、製造の工程を自動化することにより、コストを抑えつつ高性能な品質を実現しています。また、新型コペンはボディの着せ替えが可能なモデルもあり、既存のデザインにとらわれることなく自分らしい1台に仕上げることも可能です。現行コペンは遊び心が加わったデザインに、高性能な技術が取り入れられています。
コペンL880Kのデザインに近いセロ
旧型コペンのデザインを引き継いだ丸いフォルムが特徴のコペンセロ。コペンのモデルの中では、かわいらしい雰囲気をもつ車なので女性にもおすすめです。LEDリヤコンビランプにもこだわり、万華鏡のような美しい輝きを放ちます。
コペンセロのトランスミッションは、7速スーパーアクティブシフト付CVTと5速MTの2種類です。また、ボディカラーは9種類から選べます。なお、コペンセロとコペンローブは「DRESS-FORMATION(ドレスフォーメーション)」システムが採用されているため、樹脂外板の交換が可能です。
COPEN Cero(2WD)の基本スペック |
|
全長×全幅×全高(mm) |
3,395×1,475×1,280 |
乗車定員(名) |
2 |
最小回転半径(m) |
4.6 |
燃費消費率(km/L) |
WLTCモード:19.2 |
(2020年11月時点の情報です)
(参考: 『コペン(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイナミックさにこだわったコペンローブ
コペンローブの特徴は、フロントからボディまで立体的な曲線を連続させた「ダブルスウィープシルエット」。このシルエットにより、流麗さや躍動感を感じられるでしょう。
また、車体の後部はダックテール形状になっており、高速で走る際に車体を持ち上げようとする空気の揚力を抑え、走行の安定性を高める効果があります。ローブはセロよりもスポーツカーらしさを感じさせられるデザインです。
COPEN Robe(2WD)の基本スペック |
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全長×全幅×全高(mm) |
3,395×1,475×1,280 |
乗車定員(名) |
2 |
最小回転半径(m) |
4.6 |
燃費消費率(km/L) |
JWLTCモード:19.2 |
(2020年11月時点の情報です)
(参考: 『コペン(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
コペンシリーズにSUVの雰囲気を取り入れたエクスプレイ
コペンエクスプレイは力強さを感じられるデザインが特徴です。ローブの骨格や足回りなどは一緒ですが「タフ&アグレッシブ」を表現した外観デザインを採用し、SUVを思わせるワイルドな印象を与えています。また、内装はクロスフレームを使用することで、斬新さを表現しているのもポイントです。
エクスプレイという名称は、一般公募の中から選ばれた「ExtraPLAY(もっと楽しい)」の造語から採用されました。その名の通り、遊び心のあるデザインに仕上がっています。
COPEN XPLAY(2WD)の基本スペック |
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全長×全幅×全高(mm) |
3,395×1,475×1,280 |
乗車定員(名) |
2 |
最小回転半径(m) |
4.6 |
燃費消費率(km/L) |
WLTCモード:19.2 |
(2020年11月時点の情報です)
(参考: 『コペン(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイハツ車なのにトヨタで買えるコペン
コペンGR SPORTは、トヨタのスポーツカーブランド「GR」を取り入れていることから、ダイハツ車であるにもかかわらずトヨタでも購入できます。
コペンGR SPORTの外装は、つり目のLEDヘッドランプが特徴でスポーツカーらしく走りに対しての意志を感じられるデザインです。16インチのアルミホイールはGR SPORT専用のものがあったり、ホールド性に優れたレカロシートを採用していたりと、特別感を感じられるでしょう。
他にもボタンを押すだけで、簡単にルーフの開閉ができるアクティブトップやオープン走行中も快適に過ごせるシートヒーターなども装備されているのもポイントです。また、エンジンは658ccターボエンジンを搭載することで力強い走りを可能にしつつ、軽らしい燃費の良さも実現しています。
COPEN GR SPORT(2WD)の基本スペック |
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全長×全幅×全高(mm) |
3,395×1,475×1,280 |
乗車定員(名) |
2 |
最小回転半径(m) |
4.6 |
燃費消費率(km/L) |
WLTCモード:19.2 |
(2020年11月時点の情報です)
人気殺到の限定車コペンクーペ
コペンのクーペは、東京オートサロンに展示されたモデルでありましたが、反響が大きかったため200台限定で販売されました。限定車にふさわしいデザインや装備を兼ね備えた1台となっています。
コペンクーペのコンセプトは「エレガント&エモーショナル」。上品な曲線を描いたハードルーフやエレガントなボディカラーのバリエーションなど美しさにこだわっています。ボディカラーはパールホワイトⅢとブリティッシュグリーンマイカの2種類です。
パールホワイトⅢの内装はブラックインテリア、グリーンマイカの内装はベージュインテリアとされ、ラグジュアリーな雰囲気を体感できるでしょう。また、世界初とされる曇りにくいガラスを採用したり、特製のシリアルナンバープレートを装着したりと、特別感を感じさせる仕様となっています。
COPEN Coupeの基本スペック |
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全長×全幅×全高(mm) |
3,395×1,475×1,280 |
乗車定員(名) |
2 |
最小回転半径(m) |
4.6 |
(2020年11月時点の情報です)
コペンの性能やデザインは?
コペンはオープンスポーツカーであるからこそ、燃費や安全性などは気になるところではないでしょうか。ダイハツが開発した「D-Frame」がコペンの性能やデザインに影響しています。
ここでは、コペンの性能やデザインなどについて詳しくご紹介します。コペンの購入を考えている方は、参考にしてみてください。
コペンの燃費は?
現行コペンの燃費は、WLTCモードでCVT車は19.2km/L、5MT車は18.6 Km/Lです。また、CVTの市街地モードでは15.2 Km/L、高速道路モードでは20.6 Km/Lとなります。一方、5MTの市街地モードでは14.2 Km/L、高速道路モードで20.4 Km/Lです。
スポーツカーは他の車種と比べると、燃費の悪さがデメリットとされていますが、現行コペンは一般的な軽自動車らしい燃費の良さを実現しています。維持費がかかると思われがちなスポーツカーのイメージを変えてくれるでしょう。
オープンカーであるからこそ安全性能は大切
オープンスポーツカーであるコペンの安全性については特に気になるところではないでしょうか。コペンはD-Frameによって、剛性やコントロール性能の高さが安全性を高めています。
例えば、コーナリング時の横滑りが起きた場合、自動的にブレーキとエンジンをコントロールしてくれるVSCや発進または加速時にタイヤの空転をセーブし、アクセル操作を容易にするTRCを搭載していることもポイントです。
また、ディーラーオプションにはなりますが、トンネルに入ったときや周囲が暗くなったときに自動でライトが点滅するオートライトシステムなど、安全性を高める性能が充実しています。
コペンのために開発された骨格やホイール
コンパクトなコペンでもオープンスポーツカーらしい走りを実現させるために、現行コペンは高剛性のある「D-Frame」を基本骨格としています。D-Frameを採用することにより、ステアリングの応答性良さ、接地性の確保、直進安定性という優れた性能の多さがポイントです。コペンのボディ剛性の高さがスポーツカーらしい走りと快適な乗り心地を可能にしています。他にも、D-Frameは外板の樹脂化を可能にしたため、コペンのデザインの幅を広げることに貢献しています。
また、コペン専用のホイールは、軽さと強靭さを兼ね備えた鍛造製を採用し、個性を際立たせたデザインが特徴です。セロとローブ専用のホイールやエクスプレイ専用ホイール、GR SPORT専用のみマットグレイが標準で装備されていますが、他の現行モデルはオプションでの装備になります。
小型で2人乗りのコペン!トランクはあるの?
コンパクトなオープンスポーツカーの場合、収納力が少ないと感じる方も少なくないでしょう。しかし、コペンのトランクは収納力にも自信をもっています。コペンのトランク内は、ルーフクローズ時では9インチのゴルフバックと旅行バッグを収納でき、ルーフオープン時ではハンドバックや買い物袋などの小さめの荷物の収納が可能です。
また、トランクフードにはイージークローザー機能が搭載されているため、軽く押さえると自動で閉まります。
内装にもこだわるコペンSグレード
コペンのセロ、ローブ、エクスプレイには通常グレードと上級Sグレードの2種類あります。通常グレードとSグレードの価格の違いは20万円ほどです。Sグレードはより上質な乗り心地をサポートしてくれるスエード調のレカロ製シートを採用しています。レカロ製シートは強いGに対して体をしっかり支えてくれるだけではなく、肌触りも良く高級感のある見た目が特徴です。
他にもMOMO製の革巻ステアリングホイールを使用するなど、Sグレードは内装にもとことんこだわっています。
購入前にコペンを運転してみたい!レンタカーはある?
軽自動車とはスポーツカーであるコペンを運転できるか不安に感じる方もいるでしょう。少しでも不安を感じる方は、まずはレンタカーで試してみてはいかがでしょうか。
レンタカー会社の中には、コペンを選択できるところもあります。例えば、「Jネットレンタカー」では当日返却7,000円、24時間レンタル8,000円でレンタル可能です。
購入前にまずはレンタカーで街中を走ってみると良いでしょう。問題なく運転できるようなら、購入を検討してみてください。
コペンは中古車も評価が高い
コペンは中古車でも評価が高く、新車以上に価値のあるものがあります。生産が終了している旧型モデルは、スポーツカーらしい走行にかわいらしいデザインが高い評価を得ています。
また、現行モデルも人気があるため中古車でも評価が高いのが特徴です。ここでは、中古車であっても高評価である理由について詳しく解説します。
コペンの中古車は新車価格を超えることも
コペンの中古車の人気は高く値崩れもしにくいため、新車以上の価格の中古車もあります。以下の表に新車の価格や中古車の価格帯についてまとめてみました。
|
新車価格(税込) |
中古車価格帯(税込) |
COPEN Cero |
194万1,500円~217万8,000円 |
159万9,000円~175万9,000円 |
COPEN Robe |
188万6,500円~212万3,000円 |
135万8,000円~164万7,000円 |
COPEN XPLAY |
188万6,500円~212万3,000円 |
129万9,000円~149,9000円 |
COPEN GR SPORT |
238万円~244万6,000円 |
251万4,000円~265万4,000円 |
COPEN Coupe |
248万4,000円~252万7,200円 |
269万円~310万円 |
(2020年11月時点の情報です)
コペンの中古車はモデルによって金額に差が見られ、人気のモデルは高く評価されているようです。例えば、200台限定で販売されたコペンクーペは、希少価値があるため中古車の価値が高いと考えられるでしょう。
中古車の値段は中古車販売会社によっても変動するので、信頼できる会社をピックアップして比較してみてください。
PR品質にこだわったコペンの中古車
コペンの中古車にエアロやマフラーでカスタムするのもオススメ
ボディの着せ替えが可能なところもコペンの魅力。コペンの中古車をエアロやマフラーでカスタムし、自分らしく個性的に表現することが可能です。
現行モデルのLA400K型だけではなく、旧型L880K型のカスタムパーツの販売がされています。旧型L880K型はエアロパーツのバリエーションが豊富です。デザインを重視して派手なスタイルに仕上げたり、スポーツカーらしい走行を叶えたいなら性能重視に仕上げたりなど、自分好みにカスタマイズできます。また、少しだけ個性をアピールしたいという方は、LEDウインカーミラーなどの外装アクセサリーに注目すると良いでしょう。旧型L880K型は生産が終了しているので、中古車を探してみてください。
コペンの中古車を購入できるところは?/h3>
コペンの中古車の購入を検討するなら、信頼できる中古車販売会社を利用しましょう。保証やアフターサービスが充実している会社から購入すれば安心です。例えば、ダイハツにはダイハツ公式の中古車販売会社「ダイハツU-CAR」があります。コペンを生産しているダイハツの系列会社なら安心して購入できるでしょう。
他にも中古車の販売台数が多いところであれば、欲しかったモデルやカラーのコペンを見つけられるかもしれません。人気のあるコペンだからこそ、車両状態の良いものを販売している会社で探してみてください。
まとめ
コペンは街乗りにも最適な軽オープンスポーツカーのため絶大な人気を誇っています。スペックやデザイン性に優れているコペンは、中古車でも高く評価されている理由でしょう。
中古車販売会社のネクステージでもコペンの中古車を販売しています。ネクステージでは幅広い車種を取り扱っており、グレードやカラーのバリエーションも豊富です。現行モデルだけではなく、生産終了したモデルもネクステージでなら見つけられるかもしれません。