人気のNシリーズ「ホンダ N-ONE」の魅力とは?旧型との違いも解説
2012年にデビューしたホンダの「N-ONE」が2020年にフルモデルチェンジされて2代目となりました。かつてのホンダの軽自動車「N360」を思わせるレトロな印象がありつつも可愛らしく人気が高いモデルです。ではN-ONEの魅力とはどのようなものなのか、他のシリーズとどう変わったのか気になる方も多いでしょう。
この記事では、魅力やスペック、特徴に加えて初代との違い、中古車で買うときの相場価格をご紹介します。合わせてNシリーズの特徴と中古車価格もご紹介しますので、検討の際に参考にしてみてください。
<目次>
5.人気のNシリーズN-ONEの中古車を探すならネクステージへ
・一見すると初代との違いが分かりにくい2代目N-ONEの外装はさらに魅力的になった
・内装は外装以上に変化していて、走行性能などメカニズム面でも大きく進化している
・N-ONE以外のNシリーズの特徴や中古車価格もご紹介。気になる車種を見つけたらネクステージへ
人気のNシリーズ2代目「N-ONE」の外装のポイント
2020年に新しくなって登場したN-ONEは、初代より外装の魅力が増しました。どう変わったのか気になる方もいるでしょう。この項目では、初代との外観やデザインの違いやサイズ、ホイールカバーがどう変わったのかをご紹介します。またカスタムパーツもグレードごとにあるので、合わせてご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
フルモデルチェンジで外観は変わった?
外観のデザインは初代と比べると、あまり大きく変わってはいないことが分かります。ホンダは「タイムレスなデザイン」をコンセプトに、長く愛される車として一部分しか変更していないのです。
バンパーの形が横に広くなっていることやグリル部分の角度などよく見ないと気づかないような細かな部分が初代と比べて変わっています。また、グリルの部分が変わったことにより、ライトの位置が少し奥に下がっているので顔立ちが少し変わっているのです。
さらにヘッドライトの形が変わっており、デイタイムランニングランプやダブルリングで光るようになったストップランプ、テールランプなどが全てLEDになっていることも特徴でしょう。
グレードで違うデザイン
N-ONEの中でもグレードによりデザインが違い、フロントグリルの形と大きさが異なります。オリジナルでは初代とあまり変わりがないのですが、RSではメッシュの部分が広く黒のクロームメッキのモールで囲われていることやフォグライトにも装飾が施されデザインの質感が良くなった印象を受けるでしょう。
プレミアムのフロントグリルが水平で横に大きく他のものと同じくクロームメッキが使われており、リアのコンビネーションランプのアウターレンズがクリアタイプとなっているのです。どの車も違いがあり、それぞれの個性を引き出しているデザインとなっています。
ボディサイズは?
初代と外観がそれほど変わらないこともあり、ボディサイズは長さと幅に変わりはありません。全高については、初代では標準の1,610mmと1,545mmの2種類がありましたが、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,545mm(FF)/1,570mm(4WD)と低めに統一されています。
車の高さが低いことで立体の駐車場でも停めやすくなっていることや車の重心が下がることで、運転をしているときに安定性を保つことができるのも特徴でしょう。ホイールベースは、他のNシリーズや初代の車と同じく2520mmとなっています。
グレードで異なるホイールデザイン
ベースのグレードでは、ホイールのカバーに真ん中部分と周りに分かれているものが使われています。このカバーはN-BOXのスラッシュと同じものが使われているのですが、これにより独特な世界観を出しているのです。オリジナルではタフタホワイトで塗られたものや切削加工のベルリナブラックで塗られたものなどカスタムも可能となっています。
プレミアムになるとダイヤモンドカットのものやRSではブラック基調となっているので、シンプルで車体が引き締まって見えるのでさらにスポーティー感が増しているのです。カスタムすることで印象も変わるので、車に乗る楽しみも増えるでしょう。
カスタムパーツも要チェック!
新型では、それぞれの車に付けることができるパーツがそろえられています。グリルに貼ることができるデカールといったシールが用意されており、オリジナルにはカーボン調やウッド、フラワーなどシンプルなものから可愛らしいものまでさまざまです。テールゲートに付けることができるスポイラーやフォグライトなども装備できるようになっています。
プレミアム/プレミアムツアラーでは、フロント部分やセンターや横部分に装飾することができるデカールやフロントガーニッシュ、エンブレムなども付けることができ上品な印象に仕上がるでしょう。
RSはフロントロアーガーニッシュのクリスタルブラック、パールの2種類から選ぶことができ、フューエルリッドガーニッシュなどスポーティーに仕上がる装備がそろっているのです。
2代目N-ONEの気になる室内空間
新型の内装はどの部分が変わったのか、外装がそこまで変わっていない代わりに室内のインテリアがどこまでよくなっているのか知りたい方も多いのではないでしょうか。この項目では新型の車内のインテリア、インパネやシートがどう変わっているのかについてご紹介していきます。初代やNシリーズの内装などと比較する際に、参考にしてみてください。
すっきり!インパネのデザイン
初代の内装と比べて見ると、シンプルになりすっきりとした印象になっています。インパネ部分が変わっており、ナビの画面が大きくなり上部へ設置されていることで運転中でも見やすく目を逸らす時間が短くなっているのです。メーターも光の反射を抑える仕組みになっていることで、明るい時間帯でも見やすくなっています。
運転席でも助手席でも操作しやすいようにエアコンなどのスイッチなどは真ん中部分に設置されており、オーディオのスイッチは下部分に置かれスイッチの押し間違いが少なくなるように考慮されているのです。
さらにRSには専用の本革で巻かれたステアリングホイールご採用されており、15インチのアルミのホイールはマットブラックで塗装されることでスポーティーな仕上がりとなっているのが魅力的な特徴と言えるでしょう。
スポーティーなセパレートシート
初代では他のNシリーズと同じ幅が広くなっていてゆったりと座ることができるベンチタイプのシートとなっていましたが、新型では運転席と助手席が別体になっているセパレートタイプに変わりさらにスポーティーな内装になっています。基本的なデザインは同じで、シートを変えたのはMTが追加され運転を快適にするために体全体を包み揺れから守るよう設計されたからです。
シートヒーターもついており、寒くなっている車内でも2段階で温度の調整ができ快適にドライブを楽しめます。助手席部分には足元の広さをだすために初代でグロークボックスがあった場所を取り除くことで、大柄な人が乗っても足を伸ばしたり組んだりしてもつっかえることがないほど広さがあります。
しかし、必要最低限の車検証や小物などが入るほどのグローブボックスは備わっているので収納も可能になっているのも特徴でしょう。
N-ONEの初代と2代目モデルの主な違い
まずは初代と2代目のN-ONEとの違いを、外観と内装から見ていきましたが、車としての性能、つまり走行性能や安全性はどのように変わっているのでしょうか。ここからは2代目のメカニズムについての特徴を説明していきます。
快適さが増した走行性能
2代目N-ONEにはアジャイルハンドリングアシストが装備されています。これは車速やステアリング操作の状況からドライバーが意図するラインを予測して、そのラインに合うように左右のブレーキを個別に作動させるシステムで、S660にも搭載されています。
また、走行性能の基本となるボディについても、高速道路やワインディングでの走行でも安定して走れるようにボディの剛性を高めつつ軽量化もされていて、気持ち良く走れるように考えられています。
充実の安全機能
安全性についても初代から進化しています。ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」を全車に標準装備するとともに、ACC(アダプティブクルーズコントロール)やLKAS(車線維持支援システム)を軽自動車の6MT車として初めて採用しています。
また、電子制御パーキングブレーキの搭載とあわせて信号待ちなどでブレーキペダルから足を離してもブレーキ力を維持するオートブレーキホールド機能も採用し、ドライバーの負担を軽減することで安全性にも貢献しています。
N-ONEは初期モデルが狙い目
新車で買うと高いと悩む方もいる中で、中古車だと新型なら約157万円から購入することが可能です。初代であれば、19万9,000円から用意されていて、年式も2013年から2018年と豊富で、元からカスタムされているものや標準仕様のものまで幅広くそろっています。
中古車を買うにあたって気になる走行距離も4kmという届出済未仕様車をはじめ、それほど走っていない車もあるのも魅力のひとつとなっています。予算が100万円前後であれば初代の初期モデルが狙いどころです。しかし、グレードによって価格が大きく変わってくることもあるので、じっくりと内容と価格を見極めると良いでしょう。
(2023年2月時点での情報です)
ホンダ N-ONE以外のおすすめNシリーズ
N-ONEはホンダの軽自動車「Nシリーズ」の中の1車種です。2011年に登場したN-BOX以来ラインアップを拡大してきました。基本的にプラットフォームは同じですが、車高やデザインなど各車種で特徴があります。ここでは乗用車の2車種を紹介します。
N-BOX
N-BOXは軽自動車での新車ランキングで8年連続の1位を記録していることで人気の高さが目に見えて分かります。2017年に登場した新型ではスーパースライドシートを助手席に搭載していることや、標準よりもスライドが約2倍も可動できることが特徴でしょう。
このことにより車内が広くなり、チャイルドシートを取り付けるときや後ろの席に移動するときに便利なシートの仕様となっています。ドアもスライド式なのでファミリー向けの車としても人気でカスタムとしてターボを選択しやすくなっています。
新車の価格は144万8,700円から225万2,800円で、中古車価格は初代を含めると36万9,000円から185万9,000円という価格帯です。
(参考: 『ホンダN-BOXの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
N-WGN
N-BOXよりも車高が低いことで省燃費かつ、ちょうどいい車内の広さで人気があります。リアシートがスライドすることで1番奥にシート移動させても十分に荷物を乗せる空間ができ、ベビーカーのような大きな荷物でも楽に積むことが可能です。シートの下には収納ができる空間があり、雨の日など濡れた傘をしまっておくことができるのも使い勝手のいい特徴となります。
さらにハンドルのテレスコピックとチルト機構の調整幅が広くなっていることや、ペダルの位置が右寄りで段差も少なく足を伸ばした体制で運転ができるので、体への負担が減り快適なドライブを楽しめることも特徴と言えるでしょう。女性からも人気が高いこの車はエンジンが力強くなっているので、男性でも親しみが持てる車となっています。
新車価格は129万8,000円から188万2,100円、中古車価格は34万7,000円から132万7,000円という価格帯で、Nシリーズの中では比較的リーズナブルな価格となっています。
(参考: 『ホンダN-WGNの中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
人気のNシリーズN-ONEの中古車を探すならネクステージへ
N-ONEやNシリーズについて特徴や違いが分かってきたと思います。実際に購入する時、新車ではなく中古車の場合はどこで購入すればいいのか迷うこともあるかもしれません。中古車探しで迷った場合は、ぜひネクステージにお任せください。
全国にある豊富な在庫から探せる
ネクステージでは、N-ONEだけでなくNシリーズやライバル車も含めて多数の中古車の在庫があります。車種で絞り込むのはもちろん、ジャンルやボディタイプ、メーカーなど様々な条件で検索ができるので、希望の車種が探しやすくなっています。
また、気になる車が遠方の店舗にあるという場合でも、最寄りの店舗で商談や購入可能です。遠方だからという理由で欲しい車を諦める必要はありません。取り寄せの費用はリーズナブルとなっていますので、ぜひ気軽にお問い合わせください。
徹底した品質管理で中古車をご用意
中古車の購入はトラブルが怖いとためらう方もいるでしょう。ネクステージではそんな心配を極力なくすため、修復歴車やメーターの改ざん、水害にあった車両などトラブルになりやすい車両を排除しています。
また、第三者機関による品質鑑定やAISの検定に合格したライセンスを取得したスタッフのチェックを実施した車両のみの取扱いです。
PRN-ONEの中古車最新情報
72.9 万円
G・Lパッケージ
ディスプレイオーディオ 禁煙車 バックカメラ ETC スマートキー オートライト HIDヘッド オートエアコン シートリフター ハーフシェイドフロントウィンドウ USB接続 アイドリングストップ
39.9 万円
G・Aパッケージ
シティブレーキアクティブシステム 禁煙車 スマートキー 2トーンカラー HIDヘッドライト オートライト CD再生 盗難防止装置 プライバシーガラス アイドリングストップ ベンチシート 横滑防止装置
90.9 万円
ツアラー・Lパッケージ
禁煙車 ターボ SDナビ Bluetooth バックカメラ クルーズコントロール オートエアコン HIDヘッドライト ECON 横滑り防止装置 純正14インチアルミ プライバシーガラス スマートキー
85.9 万円
プレミアム・Lパッケージ
純正ディスプレイオーディオ バックカメラ スマートキー オートエアコン HIDヘッドライト ETC 禁煙車 電動格納ミラー 純正14インチアルミホイール 盗難防止システム プライバシーガラス
73.4 万円
G・Lパッケージ
4WD CDプレイヤー スマートキー オートライト オートエアコン シートリフター
157.9 万円
プレミアム
ホンダセンシング 純正ナビ バックカメラ シートヒーター アダプティブクルーズ 電動パーキングブレーキ スマートキー LEDヘッド&フォグ 純正14インチアルミ USBソケット ドラレコ ETC
74.9 万円
DATE
プレミアム・Lパッケージ
ETC スマートキー オートエアコン HIDヘッド 純正14インチアルミ 純正革巻きステアリング オートライト 電動格納ミラー シートリフター
69.9 万円
G・Lパッケージ
stradaナビ 禁煙車 ドライブレコーダー Bluetooth接続 DVD再生 スマートキー プッシュスタート HIDヘッドライト オートライト オートエアコン 電動格納ミラー 盗難防止システム
もっと見る >
※価格は支払総額
まとめ
新型のN-ONEと初代は、バンパーの形やグリル部分などの一部分のみの変更に留められています。グレードによってもデザインが変わるので自分の好みに合わせて選ぶことができ、カスタムパーツを付けることで可愛らしい印象やカッコいい印象にまで幅広くタイプできるようになっているのです。
ネクステージでは親切、丁寧をモットーに中古車の販売を行っています。車種に長けたスタッフがいるので、どんなご質問にも詳しく調べてお答えします。比較、検討の際にはぜひご相談ください。
▼ライタープロフィール
岩本佳美
漠然と「車関係の仕事がしたい」という想いのもと、飲食業界から自動車メディア業界に飛び込むという破天荒な人生を歩んでいる。愛車がスバルのWRXということもあり、主にスバル系の記事をWebや紙媒体に寄稿。モータースポーツが大好きで、レース観戦はもちろん、サーキット走行や24時間耐久のカートレースにも出場するなど、自らも走ることでその楽しさや面白さなどを経験しながら情報発信している。