フィットのカラーを徹底解説!ボディや内装のバリエーションは?
フィットは燃費性能が高く、使い勝手にも優れた人気のコンパクトカーです。車を購入する際、グレードだけでなくボディカラー選びも慎重に行う必要があります。では、フィットはどのようなボディカラーを展開しているのでしょうか。
この記事では、フィットで選べるボディカラーラインアップ、内装カラーの特徴を紹介します。最後まで読むことで、ボディカラーの選択肢が絞られ、満足度の高い買い物ができるでしょう。
※目次※
3.ホンダ フィットは内装カラーやシートのバリエーションも豊富
4.選ぶならカラー以外にも要注目!フィットの5つのタイプとは?
・フィットのボディカラーで人気が高いのは、ホワイト系カラーとシルバー系カラー。
・リセールバリューの高さを優先したいのであれば、プレミアムサンライトホワイト・パールがおすすめ。
・フィットには5つのグレードがあり、グレードによって内装カラーやシート素材が変わることに注意しよう。
ホンダ フィットのボディカラーとパターン
フィットのボディカラーは、モノトーンカラー9色、ツートンカラー3色があります。ボディカラーは新車購入時に選び、その後の変更は困難なため、慎重に選ぶことが大切です。各ボディカラーの特徴を知り、ボディカラー選びに役立ててください。
プレミアムサンライトホワイト・パール
プレミアムサンライトホワイト・パールは、現行モデルから登場したボディカラーです。青みがかったボディカラーで、純白とは違った美しさがあります。一般的なホワイト系カラーは避けたい、高級感を味わいたい方におすすめです。
ホワイト系カラーは、汚れが目立ちやすい傾向にあります。プレミアムサンライトホワイト・パールは、ホワイト系カラーではあるものの汚れが目立ちにくいため、洗車をする時間がない方でも満足できるでしょう。
プレミアムクリスタルレッド・メタリック
プレミアムクリスタルレッド・メタリックは、メタリックによるクリアな輝きと、深みのある色合いを融合させたボディカラーです。フィットの中でも目立つボディカラーであることから、個性的なボディカラーが好みの方にも適しています。
レッド系は女性が好む色とイメージする方もいるでしょう。プレミアムクリスタルレッド・メタリックは、エネルギッシュなイメージも与えることから、男性にもおすすめです。
プラチナホワイト・パール
プラチナホワイト・パールは、プレミアムサンライトホワイト・パールと同じホワイト系カラーです。
プレミアムサンライトホワイト・パールと比べると色に深みがあり、爽やかさも感じられます。おしゃれな印象も与えることから評価も高く、人気ボディカラー上位にも含まれるボディカラーです。
シンプルさが魅力のプラチナホワイト・パールに個性を出したい方は、プラチナホワイト・パール&ブラックをおすすめします。純白のように輝くボディとブラックに塗装されたブラックのコントラストで、より人目を引き付けるでしょう。
クリスタルブラック・パール
クリスタルブラック・パールは、塗料にパールを混ぜているため、近くで見たときに光り輝いて見える特徴があります。ボディラインは引き締まって見え、力強いデザインが好みの方でも満足するでしょう。
クリスタルブラック・パールのようなブラック系は、デザインの高級感がアップする一方で、傷や汚れが目立ちやすいデメリットも持っています。小まめに洗車するなど、しっかりメンテナンスすれば、ブラック系が持つ高級感を維持できるでしょう。
メテオロイドグレー・メタリック
メテオロイドグレー・メタリックは、グレー系のボディカラーではあるものの、一般的なグレー系と比べると色彩的で地味な印象を感じさせない点が魅力です。
光の当たり具合によって陰影がはっきりし、フィットのボディデザインがよりたくましく感じられるでしょう。
ダークグレーのため、傷がやや目立ちやすい点に注意が必要です。力強く輝く色合いが好みであれば、満足できるボディカラーといえるでしょう。
フィヨルドミスト・パール
フィヨルドミスト・パールは、薄いブルーにパールを入れた、爽やかで明るいボディカラーです。
光の当たり具合によってもその表情は変化し、シルバーを混ぜたようなブルー系にも見えます。ホワイト系ではなく、他のボディカラーで明るく生活になじむボディカラーを探している方におすすめです。
フィットのきれいなボディラインをより際立たせたいのであれば、フィヨルドミスト・パール&ブラックを選びましょう。ルーフ部分がブラック塗装され、フィットの魅力がより増します。
ミッドナイトブルービーム・メタリック
ミッドナイトブルービーム・メタリックは、昼間は明るく発色し、夜間はダークで落ち着いた色合いに見えるボディカラーです。ブルー系ではありますが、深みのある色合いのため、高級感を持たせたい方に適しています。
また、ミッドナイトブルービーム・メタリックは収縮色である点も特徴です。実際よりも小さく見える働きを持つボディカラーでもあることから、夜間の運転時はヘッドライトを早めに点灯させるなど、自車の存在を周囲に早めに知らせましょう。
ルナシルバー・メタリック
ルナシルバー・メタリックは、フィットが現在展開している唯一のシルバー系ボディカラーです。
シルバー系とはいっても暗い印象はなく、明るい発色のため上品さを感じられます。夜になると街灯がボディに映り込み、昼間とは違った表情を見せてくれるのが魅力です。
シルバー系であることから年齢性別問わず親しみやすく、人気のボディカラー上位にも含まれています。シルバー系は傷や汚れが目立たない特徴もあるため、日々のメンテナンスを手軽にしたい方にもおすすめです。
スレートグレー・パール
スレートグレー・パールは、屋外のように明るい場所ではモダンなグレーに見え、夜間や屋内のように光の当たらない場所ではブルーがかった色合いに見えます。光の当たり具合によって見る人の印象が変わる、魅力的なボディカラーです。
スレートグレー・パールの他、ツートンカラーのスレートグレー・パール&ブラックもあります。ルーフ部分がブラックに塗装されることで、モダンなグレーがよりスタイリッシュに引き締まって見えるボディカラーです。
ホンダ フィットのおすすめのカラーは?
フィットのボディカラーはバリエーションが豊富なため、迷う方も多いのではないでしょうか。ボディカラー選びに迷ったときは、リセールバリューの高さ、ボディカラーの雰囲気、個性の強さを基準に選びましょう。
ここでは、ボディカラー選びのポイントを紹介します。
リセールバリューを重視する人におすすめのカラー
リセールバリューは再販価値のことです。リセールバリューが高い車は、新車登録から年数が経過しても市場価値が下がりにくく、中古車として売却する際も高価買取が期待できます。
リセールバリューは車種によって変わる他、ボディカラーも関係するため、車の購入時はボディカラー選びも大切です。
リセールバリューの高いフィットのボディカラーは、プレミアムサンライトホワイト・パールが該当します。将来的な売却を見据えるのであれば、プレミアムサンライトホワイト・パールがおすすめです。
落ち着いた色にしたい人におすすめのカラー
落ち着いた色合いが好みの方には、クリスタルブラック・パール、もしくはミッドナイトブルービーム・メタリックがおすすめです。
フィットはコンパクトボディで取り回しやすいことから、運転歴の浅い方からも人気があります。
クリスタルブラック・パールとミッドナイトブルービーム・メタリックは、フィットのようなコンパクトボディでも、大人の雰囲気や上品さを放ちたいという方に適したボディカラーです。
個性を出したい人におすすめのカラー
フィットは人気コンパクトカーであることもあり、多くの台数が流通しています。リセールバリューの高い色やベーシックな色を選ぶと、他のユーザーとかぶることもあるでしょう。
自分らしさを表現したい方、他のユーザーとかぶりたくない方は、ツートンカラーがおすすめです。
フィットのツートンカラーは、いずれもメーカーオプション(有償)として設定されています。購入後の変更はできないため、特別なボディカラーともいえるでしょう。
ホンダ フィットは内装カラーやシートのバリエーションも豊富
ボディカラーと同じく、内装カラーによっても車の印象は変わります。フィットの内装カラーは一般的なブラック、室内空間を明るくするグレー、質感の高さを感じられるライトグレー、ライトブラウンなどさまざまです。
日々の運転が楽しめるよう、自分に適した内装カラーを選びましょう。
ファブリックシートの内装カラー
ファブリックシートの内装カラーは、ブラックです。ファブリックシートは多くの車に採用されますが、フィットはブラックの内装カラーとすることで、質感の高さを際立たせ乗員に居心地の良さを提供しています。
フィットには本革シートもありますが、耐久性やメンテナンスが不安な方は、ファブリックシートを選んだほうがよいでしょう。シルバー加飾といった目立った装飾もなく、シンプルなデザインを好まれる方にも適しています。
コンビシートの内装カラー
コンビシートは、複数の素材を用いたシートです。フィットのコンビシートには、メイン部分に撥水ファブリックやナチュラルテキスタイル(織物)、ウルトラスエード、サイド部分にプライムスムースが用いられています。
コンビシートを採用したフィットの内装カラーは、ブラック・グレー・ライトグレーのいずれかです。シートカラーから感じられる印象の違いだけでなく、触れたときの質感の違いもチェックすることをおすすめします。
本革シートの内装カラー
本革シートの内装カラーは、ブラックです。コンビシートを採用するグレードもブラックでシックな印象を持ちますが、ステアリングホイールやセレクトレバーなどにも本革素材を用いている分、より上質さと高級感を味わえます。
本革シートは見た目だけでなく、柔らかく滑らかな触り心地を感じられる点も特徴です。本革だからこそ感じられる感触、質感を味わいたい方におすすめします。
キルティングパーフォレーション本革シートの内装カラー
キルティングパーフォレーション本革シートは、シート素材表面に穴開け加工が施された、ライトブラウンカラーの高級感漂うシートです。
ドアパネルやステアリングホイール、セレクトレバーなどのブラックカラーとのコントラストも特徴的で、特別な雰囲気を放ちます。
キルティングパーフォレーション本革シートが採用される「プレミアムライトブラウン・インテリア」は、フィットのメーカーオプションです。選択できるグレードも限られているため、特別感を味わいたい方はチェックしましょう。
選ぶならカラー以外にも要注目!フィットの5つのタイプとは?
ボディカラーや内装カラーは、フィットが展開するタイプ(グレード)によって異なります。グレードラインアップは「BASIC」「HOME」「RS」「CROSSTAR」「LUXE」の5つです。
ここでは、それぞれどのような特徴があるのかを紹介します。カラーだけでなく、装備の充実度も重視したい方は、しっかりチェックしましょう。
BASIC(ベーシック)
BASICは、シンプルなデザイン、装備を採用した親しみやすいベーシックグレードです。
ベーシックグレードではありますが、キーをかばんやポケットに入れたままドアの施錠と解錠ができる「Hondaスマートキーシステム」、テーブルコンソール、オートブレーキホールド機能など使い勝手の良さをアップさせる装備は充実しています。
BASICの中でも、ガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルで装備の差別化が図られているのが特徴です。購入価格を抑えながらも機能性や使い勝手の良さを求める方には、BASICのハイブリッドモデルをおすすめします。
HOME(ホーム)
HOMEは、BASICよりも快適性の高い装備を備えたグレードです。
BASICではハイブリッドモデルのみに採用していたフルLEDヘッドライトも、HOMEではガソリンエンジンモデルにも採用しています。この他、フルオートエアコンやソフトパッドを備えている点も魅力です。
ハイブリッドモデルには、USBチャージャー(Type-C)、リアセンターアームレスト、本革巻きステアリングホイール、本革巻きセレクトレバーが専用装備されています。室内空間の居住性をアップさせたい方におすすめのグレードです。
RS(アールエス)
RSはフロントグリル、バンパー、サイドシルガーニッシュなどをピアノブラック塗装し、スポーティーさを強調させたグレードです。
スポーティーさは見た目で味わえるだけでなく、走りからも体感できます。RS専用サスペンションは、ドライバーが操る楽しさを味わえるようチューニングされました。
3パターンあるドライブモードスイッチを切り替えることで、シーンに合わせた加速感を味わえます。
CROSSTAR(クロスター)
CROSSTARはSUVのようなデザインで、家族や友人と出かけたくなるようなグレードです。特に、フロントグリルやフロントバンパーガーニッシュ、ホイールアーチプロテクター、ドアロアーガーニッシュはアウトドアシーンにもなじむでしょう。
ルーフ部分にはルーフレールが装備されています。積載能力が高いだけでなく、見た目のタフさを強調してSUVらしさをアップさせているのが特徴です。
シートは撥水ファブリック素材を用いているため、マリンスポーツを楽しむ方も使い勝手の良さに満足できるでしょう。
LUXE(リュクス)
LUXEは快適装備を充実させた、優雅で心地よい時間を過ごせるグレードです。
シートやステアリングホイール、セレクトレバーに本革を採用し、シートヒーターとステアリングヒーターも備えることで、ドライバーだけでなく乗る人全てに上質さと快適さを与えます。
装着するホイールは、スポーク数の多い洗練されたデザインの16インチアルミホイールです。エクステリアパーツのプラチナ調クロームメッキパーツを一目見るだけでも、他のグレードとの違いを感じられるでしょう。
フィットの中古車ならではのカラーを選ぶ方法も!
フィットは人気車種ということもあり、中古車市場にも多く流通しています。中古車販売店「ネクステージ」が販売するフィットの中古車価格は、19万9,000円~252万9,000円(税込み)です。
中古車全体では、ホワイト系とシルバー系が多い傾向にあり、イエロー系やレッド系など個性的なボディカラーも数台販売しています。現行モデルで取り扱っているボディカラーは、プラチナホワイト・パールとクリスタルブラック・パール、ルナシルバー・メタリックです。
(2024年5月時点の情報です)
まとめ
フィットは「HOME」「BASIC」「RS」「CROSSTAR」「LUXE」5つのタイプをラインアップし、それぞれエクステリアデザインが異なります。選べるボディカラーの種類も異なることから、こだわりのカラーがある場合はそこからボディタイプを絞りましょう。
インテリアは水平基調としたスタイリッシュなデザインが特徴です。外装と同じく、ボディタイプによってシート素材、内装カラーが異なります。充実したカーライフを送るためにも、カラー選びは慎重に行うことが大切です。
▼ライタープロフィール
畠山達也
自動車Webライター
自動車免許のほか、一級自動車整備士、フォークリフト運転免許などを保有するライター。自動車メーカーや部品業界に携わった際の知識や経験を活かし、Webメディアを通して「車の楽しさ」を発信している。
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