現行マツダ ロードスターの内装・外装を画像とともに紹介!歴代モデルも解説
マツダ「ロードスター」の歴史は長く、NA・NB・NC・NDと名モデルが伝統を受け継いでいます。中には、内装が気になる方もいるのではないでしょうか。オープンモデルは室内も人目に付きやすいため、好みのデザインであることも重要です。
本記事では、ロードスターの現行モデルの内装・外装を画像とともに紹介します。魅力についても解説しますので、車選びの際はぜひ参考にしてください。
※目次※
・現行4代目NDロードスターから初代ユーノス ロードスターまでのデザインを遡る
・各世代の内装・外装に注目
・30年以上前の初代NAロードスターは今も色あせていない
4代目・現行モデル「990S」NDロードスターの内装
現行モデル「990S」の内外装をご覧ください。2021年12月にラインアップに追加された「990S」は、最軽量グレードの「S」をベース車に持つ特別仕様車であり、1.0tを切るライトウェイトモデルです。
マツダの新技術「KPC(キネティック・ポスチャー・コントロール)」が搭載されました。これは、コーナリングに浮き上がろうとする内輪のブレーキをつまんで、車体の浮き上がりを抑えて安定化させる機能です。まるでトランクリッドを大きな手のひらで優しく押さえてくれるかのようなフィーリングが感じられます。
リアスタビライザーが省略されていることで、ヒラリヒラリと軽やかにコーナリングする特性を持ち、街中の普通の交差点でも曲がる愉しさが存分に味わえるでしょう。
ステアリングは直径366mmの3本スポークが採用されており、グリップとリムは持ち替えたり滑らせたりしやすいフォルムに設計されています。運転操作を阻害しないようスイッチ類の配置にも工夫がされている点は、スポーツカーにとって大切な要素です。
モデル名に与えられた数字は、車重です。初代NAロードスターの持ち味が現在に復活しました。また、遮音材が省略されたことによるメリットがあります。軽量化を実現し価格が抑えられただけでなく、往年のロードスターを彷彿とさせるエンジンサウンドを堪能できる点です。
300万円を切る価格で購入しやすく、2015年のフルモデルチェンジから7年以上が経過した時期に、需要が少ないオープンカーながら新車販売台数50位内にランク入りをするという快挙を成し遂げています。
990Sの内装において最大の特徴は、マツダコネクトが省略されセンターディスプレイがないことです。装備はいさぎよく簡略化されている点は好印象と言えます。
シフトノブは操作性を第一に考え、直径48mmの球形デザインが採用されています。また、MT車では内部にウェイトを入れ質量を300gに設定したことにより、快適なシフトフィールが実現されました。
4代目・現行モデル「RF」NDロードスターの内装
ロードスターRFは、2016年に国内へ導入されたリトラクタブルハードトップモデルです。ルーフからリアエンドまでゆるやかに傾斜するルーフラインを特徴としたファストバックとなっています。
上級モデルとなる「VS」には、スポーツタンのナッパレザーシートが採用されています。走りの楽しさを深めたモデル「RS」は、アルカンターラとブラックのナッパレザーのコンビシートの設定です。
ハードトップ化されたことでヘッドクリアランスがソフトトップよりも15mm小さくなっていますが、先代のNCモデルと同等程度は確保されているため、問題はありません。
ルームミラーには自動防眩機能が付いており、後続車のヘッドライトなど強い光で照らされた際に自動的に反射率を下げてくれます。これにより、運転者が感じる眩しさを抑えられる仕組みです。
3代目 NCロードスター
NCロードスターは、2005年8月に7年ぶりのフルモデルチェンジを受けてデビューしました。最も大きな特徴は、歴代ロードスターでは最も強力な2.0Lエンジンが搭載されたことです。デザインも大きく進化し、現行モデルNDロードスターの原型と言える意匠となりました。
内装デザインにおいては、新しい素材感やクリーンな造形が用いられたことで、シンプルでありながらもより先進的な印象があります。
2代目 NBロードスター
大成功した初代ユーノス ロードスターは足かけ9年販売され、1998年1月に2代目、NBロードスターへバトンタッチされました。NAロードスターのネガを潰したキープコンセプトの正常進化版としてデビューしています。ただし、NAロードスターのアイデンティティーでもあったリトラクタブルヘッドライトが、衝突安全基準の面から採用されなくなりました。
初代 NAロードスター(ユーノス ロードスター)
初代ロードスターのデビューは「名車の当たり年」と呼ばれた平成元年、1989年です。この年に誕生した名車は、日産 R32 GT-R、ホンダ NSX、スバル初代レガシィ、トヨタ初代セルシオ、日産 180SXなど現在でも高い人気を誇るモデルのデビューが目白押しでした。
NAロードスターは、当時のマツダが複数ブランド戦略をとっていた頃のデビューで、ユーノスブランドから販売されました。
1998年には、10周年記念として世界統一仕様の特別仕様車が設定され、国内では500台限定で販売されました。内装は黒を基調に、外装色と合わせたブルーの2トーンとなっています。また、メーターを囲うクロームメッキリング、センターコンソールパネルのカーボンファイバー調の素材もスポーティーさを引き立てる要素です。
まとめ
4世代にわたるロードスターは、どのモデルも高い人気を保ち続けています。初代NAロードスターは、もはやネオクラシックカーの領域に片足を突っ込む頃となり、コンディションの良い車両は高値を付けています。
中古車市場に出回るロードスターは、年式・走行距離・状態の幅が広く、流通台数も多い傾向です。このような市場状況は、買いたい人にとっては選択肢が増える一方で、コンディションの悪い車両を買ってしまうリスクが増えることにつながります。
(参考:『ロードスター(マツダ)の中古車一覧』)
PR良質なロードスターの中古車を探す
1.2万km

Sスペシャルパッケージ
マツダコネクト バックカメラ ツーリングパッケージ ブラインドスポットモニター レーダークルーズコントロール シートヒーター 6速MT オートエアコン オートライト LEDヘッドライト ETC
294.9 万円
2.4万km

ネイビー・トップ
6MT マツダコネクト バックカメラ 衝突軽減ブレーキ BSM クルーズコントロール 黒革 シートヒーター 純正16インチ高輝度塗装AW LEDヘッド スマートキー オートエアコン ETC
269.6 万円
5.4万km

Sレザーパッケージ
セーフティパッケージ 黒革 シートヒーター マツダコネクト バックカメラ LEDヘッドライト ブラインドスポット 純正16インチAW オートエアコン アドバンストキーレスシステム 車線逸脱警報 禁煙車
202.5 万円
9.7万km

Sスペシャルパッケージ
6MT MAZDASPEEDエアロ(F/S/R/リヤスポ) DVD/CD/地デジTV 禁煙車 マツダコネクトナビ ファブリックシート スマートキー LEDヘッド ETC ※パドルシフトレス
177.5 万円
0.4万km
DATE

Sスペシャルパッケージ
ツーリングパッケージ レーダークルーズコントロール シートヒーター アドバンストキー マツダコネクトナビ バックカメラ ETC ドライブレコーダー 禁煙車 LEDヘッドライト 純正16インチアルミ
312.9 万円
2.8万km

Sスペシャルパッケージ
禁煙車 6MT HKS車高調 セーフティパッケージ マツダコネクトナビ DVD/CD/TVセット バックカメラ オートエアコン LEDヘッドライト 純正16インチアルミ スマートキー 革巻ハンドル
227.6 万円
1.6万km

990S
6MT MAZDASPEEDフルエアロ ダークブルーソフトトップ RAYS社製16インチ鍛造AW ブレンボキャリパー LEDヘッド ブラインドスポットモニター 衝突軽減 レーンアシスト
259.9 万円
2.5万km
DATE

Sスペシャルパッケージ
セイフティパッケージ シートヒーター マツダコネクト バックカメラ ETC LEDヘッドライト 純正16インチアルミホイール スマートシティブレーキサポート 車線逸脱警報システム スマートキー
262.9 万円
もっと見る >
※価格は支払総額
▼ライタープロフィール
田中宏亮
モーターサイクルジャーナリスト
ハーレーダビッドソン専門ウェブマガジン VIRGIN-HARLEY.comの編集長を経験してジャーナリストとして独立、バイク関連ウェブメディアの運用や記事執筆を手がける。国内はもちろん、アメリカやヨーロッパでのメーカー主催のニューモデル試乗会にも参加。新車の試乗インプレッションのほか、カスタムやファッション、ツーリング等に関するコンテンツを手がける。
豊富なラインアップのネクステージ中古車情報をチェック!
いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
ネクステージでは、他店に負けない数多くの中古車をラインアップしていますので、中古車の購入を検討されている方は、ネクステージの公式Webサイト上で最新の在庫状況をチェックしてみてください。また中古車購入に際して、ネクステージ独自の保証もご準備しております。お気軽にお問い合わせください。