セレナ「e-POWER」の燃費は?過去モデルの傾向やライバル車種との比較

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セレナ「e-POWER」の燃費は?過去モデルの傾向やライバル車種との比較

セレナ「e-POWER」の燃費は?過去モデルの傾向やライバル車種との比較

セレナは、ファミリータイプのミニバンとして不動の人気を誇る車です。エンジンとモーターを融合させたハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載し、燃費性能を向上させています。他のハイブリッド車と比べてどれほどの燃費性能を持つのでしょうか。

 

本記事では、セレナの燃費について詳しく解説します。過去モデルやライバル車種との比較も紹介してありますので、車選びの際の参考にしてください。この記事を読むことで、セレナe-POWERの魅力が深まるでしょう。

 

※目次※

1.低燃費のセレナに乗るならe-POWERがおすすめ!

2.セレナe-POWERの燃費はどれくらい?

3.歴代モデルのセレナはスマートシンプルハイブリッドの設定も◎

4.セレナe-POWERの燃費をライバル車種と比較しよう!

5.セレナe-POWERでできる燃費の良い走り方とは?

6.まとめ

 

■POINT

・セレナは、現行モデルから第2世代e-POWERを搭載し、燃費性能や静粛性をアップさせている。

・e-POWERは世界初となる先読み充放電制御があり、より長い距離をEV走行できる。

・e-POWER搭載モデルを探すのであれば、先代モデル(C27型)のセレナから現行モデルまでを探そう。

 

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低燃費なセレナに乗るならe-POWERがおすすめ!

セレナ「e-POWER」の燃費は?過去モデルの傾向やライバル車種との比較

現在ラインアップしているセレナは、2022年11月に販売が開始された6代目モデルです。5代目にもe-POWERが搭載されていましたが、6代目は第2世代へと進化したe-POWERを搭載しています。ここでは、第2世代e-POWERを搭載したセレナの特徴を紹介します。

(参考:『セレナ(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

現行セレナには第2世代「e-POWER」が搭載

セレナの現行モデル(C28型)は、2022年11月に販売が開始されました。先代モデルにもe-POWER搭載モデルがありましたが、現行モデルから第2世代e-POWERへと進化しています。

 

第2世代e-POWERと組み合わせられるエンジンは、新開発の排気量1.4L e-POWER専用エンジンです。先代モデルよりも排気量がアップした分、最大トルク・最高出力が向上し、力強さが増しています。

 

e-POWERの制御も、できる限りエンジンを作動させないような制御へと変わったことで燃費性能も向上しました。

 

モータードライブならではの静かな乗り心地

e-POWERは100%モーターで駆動し、排気量1.4Lエンジンは発電専用で静かなドライブを楽しめます。

 

エンジン音はフロントガラスやダッシュパネルから伝わりますが、遮音ガラス・吸音材の採用などの工夫を施されているため、エンジン音がダイレクトに伝わりません。

 

この他、ボディのさまざまな部分に防音対策を施すことで、タイヤの転がり音や風切り音も低減されています。

 

エンジンは市街地など走行音が小さいシーンでは作動させないよう制御し、高速道路や路面の荒れた道路など走行音が大きい場面で作動させ、エンジンの存在を乗員に感じさせないようにしているのが特徴です。

 

e-Pedal Stepで快適な運転が可能

e-Pedal Stepは、アクセルペダルの踏み加減によって加速・減速を行える機能です。一般的なガソリンエンジン車もアクセルペダルから足を離すとエンジンブレーキがかかりますが、e-Pedal Stepはより大きなエンジンブレーキがかかります。

 

停止するにはブレーキペダルを踏む必要はあるものの、普段はアクセルペダル操作のみでスピード調節できることから、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み替え回数が減って快適な運転が可能です。

 

世界初の先読み充放電制御が便利

先読み充放電制御は、ナビで目的地を設定すると、目的地までのエネルギー消費を予測して走行する機能です。

 

ルート上に下り坂があれば、その手前でリチウムイオンバッテリーの充電量を減らすために積極的にEV走行を行います。このようにすることで、下り坂でより多くの回生エネルギーを回収する仕組みです。

 

目的地付近に近づくとEV走行に切り替え、e-POWERらしいエコで静かな走りを行います。目的地から再出発する際もEV走行できるよう、制御されているのが特徴です。

 

無音のEV走行に切り替え可能

セレナe-POWERには、マナーモードとチャージモードを切り替えられるスイッチが備わっています。マナーモードは、バッテリーのみで走行できるモードです。早朝や深夜の住宅街など、静かに走行したい場面で役立ちます。

 

チャージモードは、エンジンを強制的に回してバッテリーへ充電を行うモードです。マナーモードを使う予定がある場合など、その前の走行でチャージモードを使って充電することで、マナーモードによるEV走行距離を伸ばせます。

 

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セレナe-POWERの燃費はどれくらい?

セレナ「e-POWER」の燃費は?過去モデルの傾向やライバル車種との比較

セレナは、e-POWER搭載モデルの他にガソリンエンジンモデルもラインアップしされています。ガソリンエンジンモデルは、e-POWER搭載モデルよりも燃費性能に劣りますが、4WDも設定されているのが特徴です。

 

ここでは、e-POWER搭載モデルとガソリンエンジンモデルの燃費を紹介します。

 

e-POWER車の燃費

ハイブリッドモデルは一般的に2WDだけでなく4WDも設定されていますが、セレナe-POWERは2WDモデルのみの設定です。以下がセレナe-POWERの燃費です。燃費性能を重視したいのであれば、エントリーグレードのe-POWER Xがおすすめです。

グレード

e-POWER X

e-POWER XV

e-POWER
ハイウェイスターV

e-POWER
LUXION

燃費(WLTCモード・km/L)

20.6

19.3

19.3

18.4

※slide →

 

ガソリン車の燃費

e-POWERは車両価格が高い分、初期費用がかかります。初期費用を抑えたい方はガソリンエンジンモデルも検討しましょう。ガソリンは2WDと4WD両方設定されているのが特徴です。以下がガソリンエンジンモデルの燃費です。

駆動方式

2WD

4WD

燃費(WLTCモード・km/L)

13.0~13.4

11.6

※slide →

 

ハイブリッドモデルのような高い燃費性能ではないものの、アイドリングストップシステムなどの燃費向上策を講じることでこのような燃費性能を実現しています。

 

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歴代モデルのセレナはスマートシンプルハイブリッドの設定も◎

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e-POWERを搭載したモデルは、現行モデルだけでなく先代モデルにもありました。先代モデルはガソリンエンジンモデルがなく、e-POWER搭載モデルとスマートシンプルハイブリッドモデルの2種類です。

 

ここでは、先代モデルの燃費性能、スマートシンプルハイブリッドの特徴を紹介します。

(参考:『セレナ(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

スマートシンプルハイブリッドとは?

スマートシンプルハイブリッドは、減速時に発生するエネルギーをバッテリーに蓄え、エネルギーを効率良く使用するシステムです。

 

ECOモーターと呼ばれるスターター機能とジェネレーター機能、アシスト機能を兼ね備えたモーターが大きな役割を果たしています。

 

減速時にECOモーターで回生発電が行われ、アイドリングストップ中の電装品への電力供給、加速時のエンジン補助駆動力に使われる仕組みです。

 

エネルギーの効率的な使い方は車側が判断することから、いつものように運転するだけでエコな運転が可能です。

 

先代モデル(C27型)の燃費

スマートシンプルハイブリッドとe-POWERは、システムの違いから燃費にも差が現れています。以下は、先代モデルの燃費性能一覧です。現行のセレナe-POWERと比べると、燃費性能が進化していることが分かるでしょう。

モデル

e-POWER

スマートシンプルハイブリッド

駆動方式

2WD

2WD

4WD

燃費(WLTCモード・km/L)

17.2~18.0

13.2

11.8

※slide →

 

燃費を考慮するなら2018年以降のセレナがおすすめ

セレナにe-POWERが搭載されるようになったのは、2018年2月販売以降のモデルです。それ以前のモデルを探してもe-POWER搭載モデルはないため、燃費を重視する場合は、2018年2月販売以降のものを選びましょう。

 

中古車販売店「ネクステージ」で扱うセレナe-POWERの中古車価格は、159万9,000円~459万9,000円(税込み)です。先代モデルから現行モデルまで流通していることから、幅広い選択肢を持てるでしょう。

(2024年7月時点の情報です)

 

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セレナe-POWERの燃費をライバル車種と比較しよう!

セレナ「e-POWER」の燃費は?過去モデルの傾向やライバル車種との比較

ファミリー層に人気が高いミニバンには、セレナe-POWER以外にもさまざまなモデルがラインアップしています。デザインも多彩なので、他の車種の燃費が気になっている方も多いのではないでしょうか。

 

ここからは、セレナe-POWERのライバル車種を5つピックアップして紹介します。

 

トヨタ ノア(ハイブリッド車)

セレナ「e-POWER」の燃費は?過去モデルの傾向やライバル車種との比較

ノアのハイブリッドモデルは、排気量1.8Lエンジンを用いたハイブリッドシステムを採用しています。ユニットの制御および効率化を徹底し、クラストップレベルの燃費性能を実現したミニバンです。

 

4WDモデルには、E-Fourと呼ばれる電気式4WDシステムが採用されています。独立したモーターで後輪を直接駆動することで、滑りやすい路面を走行する際の走行安定性を実現しているのが特徴です。燃費(WLTCモード)は、22.0km/L~23.4km/Lを発揮します。

(参考:『ノア(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

ホンダ ステップワゴン(ハイブリッド車)

セレナ「e-POWER」の燃費は?過去モデルの傾向やライバル車種との比較

ステップワゴンのハイブリッドモデルには、e:HEVと呼ばれるハイブリッドシステムが採用されています。

 

走行用と駆動用2つのモーターを搭載することで、電気自動車のようなスムーズな走り出しから燃費を抑えた高速道路走行まで、さまざまなシーンで走行モードを切り替えて高効率な走りを実現可能です。

 

ハイブリッドモデルは、燃費(WLTCモード)19.5km/L~20.0km/Lを発揮します。他の車とは異なり、ハイブリッドモデルには4WD仕様がない点に注意しましょう。

(参考:『ステップワゴン(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

トヨタ ヴォクシー(ハイブリッド車)

セレナ「e-POWER」の燃費は?過去モデルの傾向やライバル車種との比較

ヴォクシーのハイブリッドモデルは、新型の排気量1.8Lエンジンを用いたハイブリッドシステムを採用しています。ハイブリッドモデルらしい軽やかな加速とダイレクトな駆動力レスポンスを感じられるのが特徴です。

 

E-Four(電気式4WD)モデルは、独立したリアモーターで直接後輪を駆動します。出力向上が図られたモーターを採用したことで、力強い発進を可能としているのが魅力です。ハイブリッドモデルは、燃費(WLTCモード)22.0km/L~23.0km/Lを発揮します。

(参考:『ヴォクシー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

トヨタ シエンタ(ハイブリッド車)

セレナ「e-POWER」の燃費は?過去モデルの傾向やライバル車種との比較

シエンタは、排気量1.5Lダイナミックフォースエンジンとモーターを組み合わせた「シリーズパラレルハイブリッドシステム」を搭載しています。

 

エンジンは、高速燃焼技術によって熱効率向上が実現しているだけでなく、低速域からトルクフルな加速を味わえるのが特徴です。

 

ハイブリッドモデルの燃費(WLTCモード)は、25.3km/L~28.5km/Lの燃費性能を誇ります。燃料タンク容量は40Lのため、一度満タンにすれば1,000km走行も可能です。

(参考:『シエンタ(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

ホンダ フリード(ハイブリッド車)

セレナ「e-POWER」の燃費は?過去モデルの傾向やライバル車種との比較

フリードは、2024年6月のフルモデルチェンジでハイブリッドシステムの刷新が行われました。1モーター式ハイブリッドシステムを搭載していた先代モデルに対し、最新モデルは2モーター式ハイブリッドシステム「e:HEV」を採用しています。

 

フリード(ハイブリッドモデル)の燃費(WLTCモード)は、21.1km/L~25.6km/Lです。ハイブリッドモデル用エンジンの最大熱効率引き上げに成功したことも、高い燃費性能を実現した要因といえるでしょう。

(参考:『フリード(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

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セレナe-POWERでできる燃費の良い走り方とは?

セレナ「e-POWER」の燃費は?過去モデルの傾向やライバル車種との比較

燃費性能も高く実用的なセレナe-POWERですが、運転時に少し気を付けるだけでさらに燃費を向上させられます。ここからは、セレナe-POWERでできる燃費の良い走り方について詳しく解説します。

 

エコ運転を心がける

セレナe-POWERに限ったことではありませんが、運転する際にはエコ運転を心がけると燃費も改善しやすくなります。例えば、急発進急ブレーキを避ける、車速を一定に保つこともエコ運転です。

 

繊細なアクセルワークを意識して運転することで、無駄な燃料を消費することがなくなるため、日ごろから意識しましょう。

 

タイヤの空気圧をチェックする

タイヤの空気圧が少ない状態で運転すると、タイヤの転がり抵抗が大きくなってしまい、その分燃費が悪くなってしまいます。そのため、運転をする際にはきちんとタイヤの空気圧を確認して、正常な状態でドライブしましょう。

 

不必要な物は積まない

低燃費なセレナe-POWERの燃費をよりアップするには、不要な荷物は極力積まないことが大切です。例えば、ゴルフバッグや工具、アウトドア用品といった日常的には使わない物は、車での保管は避けることをおすすめします。

 

車の重量が増えてしまうことで燃費にも悪影響が出る可能性があるため、このような不要な荷物は降ろしてから運転しましょう。

 

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まとめ

セレナ「e-POWER」の燃費は?過去モデルの傾向やライバル車種との比較

初代e-POWERを搭載していた先代モデルの燃費(WLTCモード)は、18.0km/Lでした。現行モデルのセレナは、第2世代e-POWERを搭載したことで、ミニバン特有の車両重量の重さを感じない軽快な走りと高い燃費性能を実現しています。

 

第2世代e-POWER搭載の現行モデルは、燃費(WLTCモード)18.4km/L~20.6km/Lを発揮可能です。

 

ライバル車と比較すると「少し燃費が悪い?」と感じる方もいるでしょう。セレナは静粛性や乗り心地など、他車にはない魅力を持っています。燃費だけでなく、試乗などを通して自身に合った車を選びましょう。

 

 

▼ライタープロフィール

セレナ「e-POWER」の燃費は?過去モデルの傾向やライバル車種との比較

畠山達也

自動車Webライター

自動車免許のほか、一級自動車整備士、フォークリフト運転免許などを保有するライター。自動車メーカーや部品業界に携わった際の知識や経験を活かし、Webメディアを通して「車の楽しさ」を発信している。

 

 

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