XVで快適車中泊!ラゲッジスペースを最大限活用する方法を解説
車中泊に憧れつつも、「狭くて寝心地が悪そう」「快適に過ごせるか不安」と躊躇している人がいるかもしれません。実は、車中泊ができる車はいろいろあります。中でもスバルXVは車中泊に最適なモデルです。
XVはフルモデルチェンジと同時で2022年に終了、クロストレックとして生まれ変わりました。コンパクトなボディながら、驚くほど広々としたラゲッジスペースを兼ね備えており、人気の車種です。今回は、XVでの車中泊を快適に楽しむための方法を解説します。これを読めば、スバルXVで車中泊に出かけてみたくなるでしょう。
※目次※
・XVはコンパクトなボディながらラゲッジスペースを兼ね備えて車中泊に最適。
・XVの車中泊を充実させるには装備や準備も必要。
・XVの車中泊を楽しむには防犯や電源確保、換気対策など工夫も大切。
XVの車中泊ポテンシャル
XVは車中泊に最適な車種ですが、その魅力を最大限に引き出すには、ラゲッジスペースの賢い活用が欠かせません。ここでは、XVで車中泊を快適に楽しむためのポイントをご紹介します。XVならではの工夫を凝らせば、より充実した車中泊ライフが楽しめるでしょう。
XVのラゲッジスペース
XVのラゲッジスペースは、車中泊に適した広さと使い勝手の良さが特徴です。後部座席を倒すと奥行きが1,740mm、荷室幅が1,039mmと空間が生まれ、大人が十分に足を伸ばして寝られるスペースが確保できます。
また、リアゲートの開口部が大きいため、大きな荷物の出し入れもスムーズです。さらに、ラゲッジフロアが低い位置にあるので、重い荷物の積み下ろしも楽に行えます。
加えて、ラゲッジルームにはさまざまな収納スペースが備わっており、車中泊に必要な装備をすっきりと収納できるのもうれしいポイントです。
車中泊に適したXVのグレードとオプション
XVの車中泊に適したグレードやオプションを選ぶ際は、まず「アドバンス」や「リミテッド」といった上位グレードがおすすめです。これらのグレードには、シートヒーターやステアリングヒーターなどの快適装備が標準で装備されているため、寒い夜でも車内を暖かく保てます。また、「アイサイト」や「ドライバーモニタリングシステム」などの先進の安全装備も充実しているため、長距離ドライブでも安心です。
さらに、オプションで「パワーリアゲート」を選択すれば、大きな荷物の積み下ろしもボタンひとつで楽々です
ラゲッジスペースを最大限活用するレイアウト術
ラゲッジスペースを最大限に活用するには、まずは荷物の配置を工夫することが大切です。よく使うアイテムは手の届きやすい場所に、かさばるものは奥にコンパクトに収納しましょう。また、収納ボックスやつり下げグッズを活用するのもおすすめです。種類別に細かく仕分けることで、必要なものがすぐに取り出せて便利に使えるでしょう。
XVのラゲッジは広々としているため、工夫次第でかなりの荷物を積載できます。上手に荷物の配置レイアウトを考えて、快適な車中泊を楽しみましょう。
XVでの快適な車中泊につながる環境づくりのテクニック
XVでの快適な車中泊を実現するには、いくつかのテクニックが欠かせません。まず、シートアレンジと段差解消で、ゆったりとした寝床スペースを確保します。そこに、最適なマットやクッションを組み合わせれば、床の硬さを気にせず眠れるでしょう。ここではXVでの快適な車中泊につながる環境づくりのテクニックをご紹介します。
最適なシートアレンジと段差解消の具体的方法
XVの車中泊を快適に過ごすには、シートアレンジと段差解消がポイントです。まず、リアシートを倒してフラットな空間を作りましょう。その際、前列シートをできるだけ前に動かします。床の隙間に段差がある場合は、マットやクッションを敷いて、段差を解消するのがポイントです。
また、助手席を完全に倒すと、さらに奥行きが生まれ、身長の高い人も寝ることができる長さの確保も可能です。
快適性を高める車中泊用マットの選び方と設置のコツ
快適な車中泊には、適切なマットやクッションの選択が欠かせません。まず、XVの車内サイズに合ったマットを選ぶことが大切です。
また、マットの素材にも注目しましょう。通気性と弾力性に優れた素材を選ぶと、ムレを防ぎ、体圧を分散してくれるので、ぐっすり眠れます。
マットの設置では、シートの隙間にぴったりとはまるように敷くのがコツ。隙間を埋めることで、寝返りをうっても体が落ち込まず、快適に過ごせます。
さらに、クッションを活用するのもおすすめ。背中や腰に当てることで、体を優しく支えてくれるでしょう。自分に合った硬さのクッションを見付けて、上手に使い分けてみてください。
プライバシーを確保するサンシェードとカーテンの活用法
プライバシー確保も車中泊の重要ポイントです。XVの広い窓は開放感がある反面、外からの視線が気になります。そこで活躍するのが、サンシェードとカーテンです。
リアガラスに取り付けるサンシェードは、日差しを遮るだけでなく、外からの視線もしっかりブロックできます。仕様は、簡単に着脱できるマグネットタイプがおすすめです。
さらに、サイドウィンドウにカーテンをつるすことでプライバシー確保が可能です。レールを使わず、吸盤で固定できるタイプなら、簡単に設置できるでしょう。
素材は遮光性の高い物を選ぶと、プライバシー保護と快適な睡眠環境の両立が叶います。自分好みのデザインを選んで、お気に入りの空間を作ってください。
長期車中泊のための電源確保と換気対策の実践
長期の車中泊では、電源確保と換気対策が欠かせません。電源は外部バッテリーやポータブル電源を活用しましょう。
容量は使用する機器に合わせて選ぶのがポイントです。スマホやタブレットの充電なら小型でも十分ですが、クーラーボックスなどを使う場合は大容量が必要になるでしょう。
一方、換気は窓を少し開けるだけでも効果的ですが、雨の日やシーズンによっては虫の侵入が心配でしょう。そんな時は、窓に取り付ける換気扇がおすすめです。静音性に優れた物を選べば、就寝中も快適に使えるでしょう。アイデア商品の活用や工夫で、XVでの長期車中泊を安心して楽しめます。
車中泊時の温度管理と結露対策のポイント
車中泊時の温度管理と結露対策は、快適な睡眠環境づくりに大切です。夏は車内の熱気を逃がし、冬は暖かさを保つ工夫が必要になるでしょう。
暑いシーズンは、遮光性の高いサンシェードやカーテンの活用で、日差しによる車内の温度上昇を防ぎましょう。冬場は、断熱性の高い寝袋やブランケットを使って体温を逃がさないようにするのがポイントです。また、車内で使える小型の電気毛布やヒーターも役立ちます。
結露対策には、車内の湿気を取り除くことが大切。除湿剤を置いたり、換気扇を使ったりする方法がおすすめです。
XVでの車中泊を充実させる装備と準備
XVでの車中泊を充実させるために、季節ごとの準備や注意点、セキュリティ対策、長期滞在に役立つアイテムなど、快適で安全なXV車中泊のポイントを解説します。春夏は虫よけ対策や換気、秋冬は保温対策がポイントです。車両の施錠や駐車場所の選定などセキュリティにも配慮しましょう。
季節別の車中泊準備リストと注意点
季節ごとの車中泊準備は、快適さと安全性を左右する重要なポイントです。春夏は虫よけ対策や換気、遮光が大切です。メッシュ付きサンシェードや網戸、扇風機などを用意しましょう。
また、秋冬は保温対策が必須になります。シュラフや湯たんぽ、カイロなどで防寒対策を万全にしましょう。結露対策にも注意が必要です。また、季節を問わず常備したい物として、懐中電灯、非常食、飲料水、救急箱などがあります。天候や立地に合わせて柔軟に対応し、安全最優先で車中泊を楽しみましょう。
セキュリティ対策を万全にするテクニック
車中泊時のセキュリティ対策は、安心して眠るために欠かせません。まず、車両の施錠を徹底し、窓の開閉具合にも気を配りましょう。また、車内に貴重品を置かず、目立たない場所に収納するのがポイントです。緊急時に備え、防犯ブザーや催涙スプレーを手の届く場所に置いておくのもアイデアです。
駐車場所の選定も重要です。明るく人通りのある場所を選び、周囲の状況に常に注意を払いましょう。
長期車中泊に役立つアイテムと収納の工夫
長期の車中泊では、快適さを維持するための工夫が重要ですね。まず、車内スペースを有効活用する収納グッズが役立ちます。シートバックポケットやラゲッジ用の収納ボックスを使えば、身の回りの物をすっきりと整理できるでしょう。
また、電源確保のために、ポータブル電源や太陽光パネルの導入もおすすめです。スマホの充電やお湯を沸かすのに重宝します。
衛生面では、簡易トイレや消臭剤、ウェットティッシュなどを常備しておくと安心です。また、入浴セットを用意して、立ち寄り湯を活用するのもひとつの楽しみになるでしょう。
快適な睡眠を確保するグッズとその使い方
快適な睡眠環境づくりは、車中泊の醍醐味を味わうために欠かせません。まず、寝袋やブランケットは必須アイテム。シーズンに合わせて適切な厚さの物を選びましょう。
枕も重要なポイントです。自宅用の枕を持ち込むのもいいですが、コンパクトに収納できる専用の車中泊枕もおすすめです。首や腰への負担を和らげ、ぐっすりと眠れるでしょう。
また、遮光性の高いカーテンやアイマスクを活用すれば、外からの光をシャットアウトでき、安眠の助けになります。
XVでの車中泊体験を最大限楽しむコツ
ここではXVで快適な車中泊を楽しむためのコツを紹介します。車中泊ならではのアクティビティや過ごし方、最適な車中泊スポットの選び方と周辺施設の活用法、そしてマナーや注意点まで車中泊をより充実したものにするためのポイントです。
車中泊ならではの楽しみ方とアクティビティ提案
車中泊ならではの楽しみ方は、大自然の中でぜいたくな時間を過ごせます。
また、車中泊スポット周辺の温泉や観光地を巡るのも楽しみのひとつでしょう。XVなら悪路も難なく走破できるため、アクセスが難しい秘境の温泉も楽しめます。
さらに、車内でのんびり読書や音楽鑑賞、野外でのバーベキューなど、日常では味わえない時間を過ごせるのが車中泊の魅力です。
車中泊スポット選びと周辺施設の活用法
車中泊スポットの選び方や周辺施設の活用も重要なポイントです。まず、車中泊に適した場所を見付けることが大切です。道の駅や無料キャンプ場、海や山の駐車場など、XVならさまざまな場所で車中泊ができます。
また、車中泊スポットの周辺にある温泉や食事処などの施設を上手に活用することで、より快適で充実した車中泊が楽しめます。
温泉に入ったり、地元の食事処で名物料理を堪能したり、車中泊ならではの自由な過ごし方ができるのも魅力です。
車中泊時のエチケットと注意点
車中泊時は、周囲への配慮を忘れずに、快適で楽しい時間を過ごしましょう。まず、深夜早朝の出入りや大きな話し声は控えめにします。他の人の迷惑にならないよう、静かに過ごすのがマナーです。
また、ごみは持ち帰り、車中泊スポットをきれいに保つことも大切です。また、車中泊が禁止されている場所では泊まらないようにしましょう。
XVで快適な車中泊を楽しむためにも、一人ひとりがマナーを守り、気持ちの良い車中泊ライフを送りたいものです。
(参考:『XV(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
XVと比較したいおすすめの車中泊車種
XVは車中泊に適した車種ですが、他にもおすすめの車があります。ここでは、XVと同様のSUVであるトヨタRAV4、ホンダヴェゼル、マツダCX-5、日産エクストレイルの4車種を取り上げます。XVとの違いを理解することで、自分に合った車中泊車選びの参考になるでしょう。
トヨタ RAV4:広々とした室内空間と高い走破性
トヨタ RAV4は、広々とした室内空間と高い走破性を備えた車中泊に適した車種です。ラゲッジスペースはリアシートをたたむと、1,880mmの奥行きとなり、大人が横になれる余裕のスペースを確保できます
また、AWD車としての走破性の高さは、アウトドアでの車中泊にも安心感を与えてくれます。車内の居住性の高さと、アクティブに使える車としての性能を兼ね備えたRAV4は、まさに車中泊の強い味方といえるでしょう。
(参考:『RAV4(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ ヴェゼル:コンパクトながら使い勝手の良い室内
ホンダ ヴェゼルは、コンパクトなボディながら使い勝手の良い室内空間を備えています。後部座席を倒せば、荷室長さは約1,740mmと、大人が横になれるスペースが生まれ、車中泊にも適しています。
また、荷室の容量は、404Lと通常時でも十分な広さがあり、アウトドアグッズや車中泊用品をたっぷり積み込めます。コンパクトなサイズ感ながらも、使い勝手の良さと居住性の高さを兼ね備えたヴェゼルは、車中泊を楽しむ方にぴったりの一台といえるでしょう。
(参考:『ヴェゼル(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
マツダ CX-5:洗練されたデザインと快適な乗り心地
マツダ CX-5は、洗練されたデザインと快適な乗り心地を兼ね備えた車中泊にも適した一台です。ラゲッジスペースは広々としており、後部座席を倒せば、1,830mmの荷室長が生まれ、ゆったりとくつろげるでしょう。
また、CX-5のスタイリッシュなデザインは、車中泊スポットでも映えるでしょう。機能性とデザイン性を兼ね備えたCX-5なら、車中泊をより快適で充実したものにしてくれるはずです。
(参考:『CX-5(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産 エクストレイル:多彩なシートアレンジと収納力
日産 エクストレイルは、多彩なシートアレンジと収納力で車中泊に最適な一台です。シートクッションを取り外せば、奥行き1,948mmのフラットで広々とした空間が生まれ、大人がゆったりと横になれます。
アウトドアでの使用に耐える高い走破性と、車中泊に適した室内空間を兼ね備えたエクストレイルは、まさに車中泊の強い味方といえるでしょう。
(参考:『エクストレイル(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
XVは車中泊に適した車種ですが、快適に過ごすには工夫が必要です。まず、シートアレンジと段差解消で寝心地を向上しましょう。車中泊用マットやクッションの選択も重要です。サンシェードやカーテンでプライバシーを確保し、ラゲッジスペースを有効活用しましょう。長期の車中泊では、電源確保と換気対策も忘れずに準備が必要です。
季節ごとの注意点をチェックし、必要な装備を準備すれば、XVでの車中泊ライフがもっと楽しくなるでしょう。快適な車中泊を体験してみてください。
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【この記事の執筆者】
松永つむじ
予備校講師からライターに転身した車特化ライター
車の情報だけでなく、MaaSやCASEをはじめ社会、産業、経済そしてジェンダーなど、多岐にわたる車をテーマにした記事執筆に携わる。これまでの執筆数は500記事以上になる。
歴代の愛車は全てMT車の車好き&モータースポーツファン。
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