ヴィッツGRシリーズの特徴とは?スペックや中古での購入についても解説
「ヴィッツのGRモデルはどんな車なのか」「内装はどのようになっているのか」このような疑問を感じていないでしょうか。ヴィッツはトヨタ自動車が販売しているコンパクトカーで、GRシリーズはその中の1種です。
長期にわたって支持されている人気車種ですが、GRシリーズがどんな特徴のある車なのか疑問を感じている場合もあるでしょう。
そこで今回は、ヴィッツGRシリーズについて解説していきます。この記事を読むことで、ヴィッツGRシリーズについて詳しく理解できるでしょう。
※目次※
1.トヨタ・ヴィッツは発売から6か月で10万台を売り上げた人気車種
・トヨタ・ヴィッツは発売から6か月で10万台を売り上げた人気車種!GRモデルは「GRスポーツ」「GR」「GRMN」の3つの種類がある
・GRシリーズの内装は豊富なカラーバリエーションや装備、使い勝手のいい室内スペースによって快適なものとなっている
・新車での申し込みが終了しているモデルも、中古なら入手可能!「ネクステージ」なら業界最大級の保証がつくといったメリットがある
トヨタ・ヴィッツは発売から6か月で10万台を売り上げた人気車種
ヴィッツGRは、トヨタ自動車から1999年1月に初代が発売されたコンパクトカーです。今までの車と違う内外装と全高1,500mmという大きさの居住性が好評となり、6か月で10万台を売り上げました。
現在3代目まで販売されていますが、初代以降のヴィッツは特に大きな欠点はないものの他社の車と比べて際立った特徴もありませんでした。
居住性ではホンダの「フィット」走行性能でスズキの「スイフト」といった、ライバル車に押されている状態です。
そのためトヨタも他社に対抗し、2014年4月と2017年1月にマイナーチェンジが実施されました。
補強材の厚みを増す・サスペンション(タイヤと車体をつなぐ部分)を構成する部品の改良に加え、2017年1月にはハイブリッド車を新たに販売しました。
2017年9月には、スポーツコンバージョンモデルとして販売されていた「G's」を改名しており、それが現行の「GR」シリーズです。
GRシリーズの3モデルの特徴・スペックについて解説
ヴィッツGRモデルは2021年1月現在3つのモデルが販売されており、それぞれ特徴やスペックが異なります。GRシリーズを買う際は、モデルごとの違いを理解した上でどれにするかを選ぶことが大切です。
GRシリーズの3つのモデルには、どのような違いがあるのでしょうか。3つのモデルの特徴とスペックをひとつずつ解説していきます。
1.GR SPORT
GR SPORTのスペックは、以下のとおりです。
サイズ mm |
全長 3,975 全幅 1,695 全高 1,500 |
ホイールベース mm |
2,510 |
車両重量 kg |
1,040 |
エンジン種類 |
直4DOHC |
総排気量 cc |
1,496 |
最高出力 [KW(PS)/r・p・m] |
80(109)/6000 [KW(PS)/r・p・m] |
最大トルク [N・m/rpm] |
136/4800 |
トランスミッション |
CVT |
車両価格(税込) |
208万764円 |
GR SPORTは、ベース車のヴィッツと比べるとリアハッチ(ボディ後方に付けられた開閉部)付近のバイブレーションが減っています。
これは、ダンパーというサスペンションを構成する部品の動きがよくなったことが要員です。
振動が少なくなったことで、運転中に揺れを感じることが減り走行性能が安定しました。そのため、長距離の運転でも疲れにくい車となっています。
2.GR
GRのスペックは、以下のとおりです。
サイズ |
全長 3,975 全幅 1,695 全高 1,400 |
ホイールベース mm |
2,510 |
車両重量 kg |
1,060 |
エンジン種類 |
直4DOHC |
総排気量 cc |
1,496 |
最高出力 [KW(PS)/r・p・m] |
80(109)/6000 |
最大トルク [N・m/rpm] |
136/4800 |
トランスミッション |
CVT |
車両価格(税込) |
230万364円 |
GRは「CVT」というトランスミッションを搭載しています。
CVTとは、ギアが存在しない無段変速機のことです。GRモデルでは、高級車に使われることが多い10段階のセッティングに対応しています。
今までのヴィッツに比べると、アクセル操作に対する反応が向上しています。そのため運転がしやすく、軽快なドライブが可能です。
エンジンには改良は加えられておらず、トランスミッションの変更のみで走行性能が引き上げられているのです。
また、ボディ剛性も高められているため、運転中の振動が少なく乗り心地がよくなっています。
3.GRMN
GRMNのスペックは、以下のとおりです。
サイズ |
全長 3,975 全幅 1695 全高 1,510 |
ホイールベース |
2,510 |
車両重量 |
1,140 |
エンジン種類 |
直列4気筒DOHC |
総排気量 |
1.797 |
最高出力 |
156(212)/6,800 |
最大トルク |
250(25.5)/4,800 |
トランスミッション |
6速マニュアル |
車両価格(税込) |
208万764円 |
GRMNは、2018年4月9日に150台限定で発売されたモデルです。日本にはない「3ドアハッチバック(ドアが運転席と助手席、荷台のドアの3つ」がベース車両となっています。
他2モデルより強力なエンジンを搭載しており、パワフルな走りが可能です。また、エンジン性能か高いながらも、コーナリング性能が最も優れています。
しかし2021年1月現在、GRMNの商談受付が終了しています。そのため、新車での購入はできない状態です。
GRシリーズの内装について
GRシリーズが優れているのは、走行性能だけではありません。内装に関してもヴィッツならではのこだわりがあり、運転者はもちろん搭乗者も快適に過ごせるようになっています。
GRシリーズの内装について詳しく理解していれば、機能性を最大限活かして利用することが可能です。
ここからは、GRシリーズの内装について詳しく解説していきます。
1.インテリア・シートカラー
GRシリーズは、カラーを以下の中から選べます。
インテリアカラーとインパネオーナメント |
シートカラーとシート素材 |
・アイボリー/インパネオーナメント:革シボ調
・ブラック/インパネオーナメント:革シボ調
・ブラック/インパネオーナメント:塗装+レーザー表面処理
・バレルブラウン/インパネオーナメント:塗装+レーザー表面処理
・マルサラ/インパネオーナメント:塗装+レーザー表面処理 |
・ブラック/スタンダードシート ハイグレードファブリック
・ブラック/ハイバックシート ファブリック
・ブラック/スタンダードシート Jewela専用ファブリック
・バレルブラウン/スタンダードシート ハイグレードファブリック
・アイボリー/ハイバックシート ファブリック
・マルサラ/スタンダードシート Jewela専用ファブリック |
このようにカラーの選択肢が豊富なので、自分好みの組み合わせで内装を作り上げることが可能です。
2.各種装備
GRシリーズには、以下の各種装備が搭載されています。
装備 |
特徴 |
助手席アッパーボックス |
移動式トレイがあり、サイズに合う荷物の収納が可能 |
助手席オープントレイ |
ボールペンやキーケースを置ける |
助手席グローブボックス |
ヴィッツの取扱説明書や車検証を収納可能 |
コインポケット |
運転席右側の小銭を置けるスペース |
カードホルダー |
クレジットカードや駐車券を保管可能 |
リヤカップホルダー |
ペットボトルやタンブラーを置ける |
センターコンソールトレイ |
CDケースを収納できる |
フロントコンソールトレイ
|
仕切り板を利用することで、カップホルダーのスペースができる |
助手席シートバックポケット |
A4サイズのノートや雑誌を収納可能 |
助手席シートアンダートレイ |
アウトドアで利用するアイテムの保管に便利 |
買い物アシストシート |
ショップ袋を吊り下げることができるフックがある |
GRシリーズは内装の装備も充実しているため、運転者を含む搭乗者全員が快適に過ごせます。
3.室内スペース
GRシリーズは、コンパクトカーの中では特に広い室内スペースです。そのためどのシートも足回りに余裕があり、窮屈さを感じさせません。
また、GRシリーズでは「6:4分割可倒式リヤシート」を搭載しています。これは後部座席の背もたれが左右に6:4の割合で分割され、独立して倒れる構造になっているシートです。
後部座席を倒してスペースを作れば、テントやサーフボードといったロングサイズの荷物も乗せることもできます。
車後方のラゲッジスペースは、大きく開き荷物が積みやすいように作られています。開口高が最大800mm、開口幅は最大1,080mmです。
GRシリーズは室内スペースが広いだけでなく、荷物を積むといった用途にも対応できるよう設計されています。
GRMNは受付終了!中古でなら手に入る?
GRシリーズ3つのモデルの中で、GRMNだけは新規購入の受付が終了しています。
商談申し込みが2018年で終了しており、一般に出回ったのも限定で発売された150台のみです。そのため、2021年1月現在新車で手に入れる方法はなくなっています。
しかしGRMNは中古車でなら取扱があり、購入できる可能性が残されています。GRMNは新車で購入すると400万円とかなり高価ですが、中古車なら安い価格で購入可能です。
GRMNの中古車での購入については、このあと解説するので参考にしてみてください。
GRモデルは中古車で買うのがおすすめの理由
ヴィッツのGRシリーズは、新車ではなく中古車で買うのがおすすめです。新車で買うよりも中古車で買うメリットが多いためです。
しかし中古車での購入を考えていなければ、どういったメリットがあるのかイメージできない場合もあるでしょう。
そこでここからは、GRシリーズを中古車で購入するのがおすすめの理由を解説していきます。
1.車両価格が安い
新車よりも中古車の車両価格が安いです。そのため、車の購入にかかる費用を抑えつつ欲しい車を手に入れることができるのです。
また、新車での購入だと予算の都合上で、買えるのが低価格のモデルのみということもあるのではないでしょうか。
中古車なら、車両価格が安い分予算に余裕ができます。そのため、新車では買えない上位モデルを購入できる可能性があります。
低価格モデルを購入する場合でも、費用を抑えられるのは大きなメリットです。できるだけお金をかけたくない場合は、中古車での購入がおすすめです。
2.早く納車される
中古車の方が納車にかかる期間が短くなっています。新車と違い在庫があるため、検査をすればすぐに納車できるためです。
新車の場合は在庫がほとんどなく、受注生産が一般的です。受注生産によって納車に時間が必要となり、納車までの3~4週間ほどかかります。
しかし中古車の場合は、すでに在庫が確保されています。そのためすぐに車の点検を行い、納車手続きを行えるのです。
中古車の納車にかかる期間は1~2週間、早ければ3~4日です。早めの納車を希望するなら、中古車での購入も検討してみましょう。
3.選択肢が多い
中古車だと、購入できる車種の選択肢が多いです。中古車は多数の在庫を抱えており、その中から欲しい1台を選べるためです。
前述したように新車は受注生産が一般的なので、在庫はほぼ残っていません。販売されている車の台数は限られており、選択肢が豊富とはいえません。
中古車の場合は、すでに在庫が多数そろった状態で販売されています。そのためグレードやボディカラーなど、自分の希望にあった車を見つけやすいです。
自分の求める条件に合った車は、中古車の方が見つけやすいでしょう。
4.新車では買えないモデルも扱っている
中古車なら、新車では買えないモデルも扱っています。過去に販売されていた車が売却され、中古車市場に出回るためです。
GRシリーズの場合「GRMN」はすでに新車での販売が終了しています。そのため、GRMNを入手する手段は、中古車だけとなっています。
しかしGRMNは限定150台のみが販売されていたため、台数が非常に限られた車です。希少性が高いため、中古車市場に出回ってもすぐ購入されてしまう可能性もあります。
どうしてもGRMNが欲しい場合は中古車市場を頻繁に確認し、すぐ申し込みができるようにしておきましょう。
中古車の購入は「ネクステージ」にお任せください
ヴィッツGRシリーズを中古車で購入する場合は弊社「ネクステージ」にお任せください。
ネクステージでの中古車購入には、以下のようなメリットがあります。
・業界最大級の保証がついてくる
・修復歴のある車は扱わない
・全国の在庫を近くの店に取り寄せてくれる
・365日ベストプライスで販売
ネクステージで中古車を購入すると、33機構320項目の保証が最大3年間ついてきます。この保証は業界最大級のものです。
また、ネクステージでは水没車や修復歴のある車は一切扱っておりません。中古車ですが不具合がなく、快適にご利用いただける車のみを販売しています。
さらに欲しい車が遠方の店舗にあった場合、最寄り店に取り寄せることが可能です。そのため、自分が欲しい車を確実に手に入れられます。
ネクステージでは他社の販売価格を常に調査し、365日ベストプライスで販売しています。中古車での購入時には、ぜひご利用ください。
PRトヨタのコンパクトカー
まとめ
ヴィッツGRシリーズは走行性能が高く、運転中の揺れも少ないため気持ちよく運転できるでしょう。さらに室内装備にもこだわっているため、運転者だけでなく搭乗者全員が快適に過ごせる1台となっています。
GRMNは新車での商談申し込みが終了していますが、中古車でなら購入できるチャンスがあります。GRシリーズを中古で購入する場合は、ぜひネクステージにご相談ください。お客様に満足いただけるよう、精一杯ご協力させていただきます。