ボルボSUV XC40の魅力は?安全機能やデザイン、居住性を紹介
2017年9月に欧州にて販売が開始されたボルボ初のコンパクトSUVである「XC 40」は、発売当初から今に至るまで世界的な人気を集めています。輸入車でありながら2018~2019年には日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しており、日本でも名実ともに人気車種として認識されています。
国内外問わず売れ行きが好調なXC40ですが、なぜこれほどの人気を集めているのか、その理由が気になっている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ボルボのXC 40の基本情報に触れながら、安全性能やデザイン、居住性などに注目して人気の理由を徹底解説します。
※目次※
5.世界的人気!ボルボSUV XC40をお得にゲットする方法
・ボルボのXC 40のラインナップは全部で7種類。各グレードの基本スペックやグレードごとの違いを確認しよう。
・ボルボの一番の特徴は、最高水準の安全性能。XC 40で搭載されているボルボの先進安全性能をチェックしよう。
・ボルボのXCはデザインやインテリアにもこだわりが見られる。XC 40の魅力的なデザイン性と居住性を確認しよう。
大人気!ボルボSUV XC40のラインナップは?
輸入車SUVの中で今最も勢いがあるといえるのが、ボルボが販売するコンパクトSUV「XC40」です。輸入車の中でも個性派といわれているボルボには一体どのような魅力があるのでしょうか。また、日本でも人気のXC40のグレードラインナップや基本スペックも気になるところです。
ここでは、ボルボのXC 40の全ラインナップをご紹介します。ボルボ「XC40」の人気の理由を探る前に、まずはXC40の現行モデルではどのようなラインナップがあるのか、基本スペックとともに確認していきましょう。
T4、T4 Momentum
まずは、XC40のベーシックモデルである「B4」と「B4 Momentum」の基本スペックから確認していきましょう。また、XC40は、2019年に一部改良でディーゼルエンジンを廃止、PHEVとマイルドハイブリッド車のみとしました。マイナーチェンジから比較的日も浅いため、まだ中古車はあまり出回っていない状況です。
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B4 |
B 4 Momentum |
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新車価格 |
4,090,000円〜 |
4,790 ,000円〜 |
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中古車価格 |
- |
- |
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スペック |
全長(mm) |
4,425 |
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全幅(mm) |
1,875 |
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全高(mm) |
1,660 |
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燃費【WLTCモード(km/L) |
12.3 |
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駆動方式 |
前二輪駆動式 |
B4およびB4 Momentumは前二輪駆動式で燃費が優れていることが特徴です。B4とB4 Momentumは基本スペックに違いはありませんが、オプションの仕様が異なります。
B4 Momentumのほうがデザインのカスタマイズ性が高く、内外装の装備やカラーリングに違いがあります。
B4 AWD Momentum、B4 AWD R-Design、B4 AWD Inscription
次は、B4 AWDシリーズの基本スペックを確認してみましょう。B4 AWDシリーズは「B4 AWD Momentum」、「B4 AWD R-Design」、「B4 AWD Inscription」の3種類で構成されています。
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B4 AWD Momentum |
B4 AWD R-Design |
B4 AWD Inscription |
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新車価格 |
4,990,000円〜 |
5,390,000円〜 |
5,390,000円〜 |
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中古車価格 |
- |
- |
- |
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スペック |
全長(mm) |
4,425 |
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全幅(mm) |
1,875 |
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全高(mm) |
1,660 |
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燃費【WLTCモード(km/L) |
12.2 |
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駆動方式 |
電子制御AWDシステム |
B4シリーズとの大きな違いは駆動方式で、電子制御AWDシステムが採用されています。AWDシステムは四輪駆動なので、前二輪駆動に比べて走行の安定性やグリップ力が向上しています。
R-Designはシリーズの中で最もスポーティー感が強く、エクステリアやインテリアには専用パーツが採用されています。
Inscriptionはシリーズの中で最上位モデルとなっており、内装インテリアや装備が高品質に仕上げられています。
Rechage Plug-in hybrid T5 Inscription Expression、Rechage Plug-in hybrid T5 Inscription
最後は、T5シリーズの基本スペックです。T5シリーズの現行モデルは、その名称からもわかるとおり、プラグインハイブリッド仕様に真価しました。グレード構成は、「T5 Inscription Expression」と「T5 Inscription 」の2種類です。
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Rechage Plug-in hybrid T5 Inscription Expression |
Rechage Plug-in hybrid T5 Inscription |
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新車価格 |
5,990,000円〜 |
6,490,000円〜 |
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中古車価格 |
- |
- |
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スペック |
全長(mm) |
4,425 |
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全幅(mm) |
1,875 |
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全高(mm) |
1,660 |
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燃費【WLTCモード(km/L) |
14.4 |
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駆動方式 |
前二輪駆動式 |
B4シリーズとの大きな違いは、パワートレインです。B4シリーズは、48Vハイブリッドシステムを採用していることに対し、T5シリーズはプラグインハイブリッドシステムを採用しています。そのため、自宅などで充電し、電気のみで走行することができます。EV走行換算距離そのためガソリン消費量が抑えられ、環境にもやさしい車と言えるでしょう。41kmなので、ちょっとしたお買い物やドライブであれば、ガソリンを使わず、電気だけで走れるというわけです。また、燃費性能でもシリーズの中で一番優れています。
ボルボSUV XC40の安全性は?
特筆すべきボルボの特徴といえば、徹底的に考え抜かれた安全性能です。安全性能については一切の妥協を許さず、次々と先進的な安全機能が搭載されています。あらゆる事故のシチュエーションにおいて、ボルボの安全性能があなたを守ってくれるでしょう。
ここでは、ボルボのXC 40に搭載されている安全性能の中で特に優れていると思われる機能を5つご紹介します。
歩行者・サイクリスト・大型動物検知機能
昼夜問わず、歩行者や自転車に対してドライバーは細心の注意を払う必要があります。特に夜間の歩行者や自転車は暗闇に紛れて認識しにくく、急な飛び出しでヒヤッとした経験がある方も多いでしょう。
歩行者・サイクリスト・大型動物検知機能は、昼間はもちろん薄暗い状況であっても車前方にいる歩行者と自転車を識別してくれます。衝突する危険がある場合はドライバーへ警告を行い、回避が間に合わないと判断したら軽減ブレーキが自動で作動します。
また大型動物の検知にも対応しているので、前方にいる馬やトナカイ、ヘラジカなども識別します。こちらも衝突する危険があるときは警告し、回避操作が間に合わない場合は自動で軽減ブレーキが作動します。
インターセクション・サポート(右折時対向車検知機能)
視界が悪い交差点での右折は事故の発生が懸念される危険なシチュエーションです。右折待ちの列の影から急スピードで直進してきた対向車と衝突するといった事故が多く見受けられます。
インターセクション・サポート(右折時対向車検知機能)は、交差点で右折する際に対向車の動きを検知しています。右折によって対向車と衝突する危険があると予測されると、被害軽減ブレーキを自動で作動させて衝突被害を軽減してくれます。
また、このような状況下では迅速な対応が求められるので、衝突の危険を警告すると同時に被害軽減ブレーキがフル作動されます。
対向車対応機能
対向車側が無理車線変更することによって、正面衝突の大事故につながるケースがあります。また対向車線がハンドル操作を誤り、自分の走行車線に進入してきて事故が起きることも考えられます。
対向車対応機能は、対向車線から自車の走行車線へと対向車が進入してきた際に接近を検知する安全機能です。ボルボでは初となる革新的な予防安全性能として注目され、対向車線からの進入してきた車と衝突する危険性を警告してくれます。
警告後に衝突回避が間に合わないと予測された場合、衝突被害を最小限に軽減するために被害軽減ブレーキが自動で作動します。
被追突時警告機能(静止時ブレーキ維持機能付)
信号待ちなどで前方不注意の後続車から追突される事故もよく見られます。また後続車の追突の衝撃から玉突き事故へとつながるケースもあります。
非追突時警告機能(静止時ブレーキ維持機能付)では、後方から近づいてくる車が自車に追突する危険がないか監視しています。追突の危険性が検知されると、後方の接近車に向けていつもよりも早いスピードでハザードランプを点滅させて後続車に注意喚起します。
それでも衝突するが防げないと判断されると、フロントのシートベルトが自動的に引き締められて衝撃から乗員を保護してくれます。また、自分の車が停止している状態なら、前方者への玉突き事故を防ぐために被害軽減ブレーキが自動で作動されます。
衝突回避・被害軽減ブレーキ機能付 CTA(クロス・トラフィック・アラート)
後ろ向きに駐車場から出庫するときは、周囲の安全確認がしにくくなって衝突事故を起こす危険性があります。衝突する対象は駐車場を徐行している車をはじめ、車から降りた歩行者や走行中の自転車の可能性もあります。
衝突回避・被害軽減ブレーキ機能付 CTA(クロス・トラフィック・アラート)は、駐車スペースからバックで出庫する際に、接近する車や歩行者、自転車を検知してくれる安全機能です。リアバンパーに内蔵されているミリ波レーダーによって、自車に接近するあらゆる物体を認識します。
接近が検知されるとドライバーへ警告を行い、衝突の可能性が高いと判断されると被害軽減ブレーキが作動されます。
ボルボSUV XC40のユニークなデザインとは?
ボルボのXC 40が人気である理由のひとつに、優れたデザイン性が挙げられます。歴史あるボルボの美学が詰まったスタイリッシュな内外装はもちろん、細部にまでボルボの遊び心が感じられるユニークさが垣間見えます。
ここでは、ボルボ初のコンパクトSUV「XC 40」のデザインの中で特に注目すべき2つのポイントについてご紹介します。
シーンやこだわりで選べるメーター
ボルボのXC40では、12.3インチのフル液晶メーターが採用されています。左右にはタコメーターとスピードメーターが配置され、中央には地図画面やオーディオ選択画面などを切り替え表示できる液晶ディスプレイが組み込まれています。基本のレイアウトは固定で画面構成はカスタマイズできませんが、見やすさを追求したシンプルなメーターです。
さらに、メーターのデザインは「Chromerings」「Glass」「Contrast」「Performance」の色合いが異なる4つのテーマが用意されており、シーンやこだわりにしたがって自由に変更できます。メーターのデザインを切り替えられるのは、液晶ディスプレイメーターならではの特徴です。
インパネ周辺はSENSUS(センサス)を採用
ボルボのXC40のインパネ周辺はボルボが開発したインターフェイスである「SENSUS(センサス)」が採用されています。SENSUSはナビゲーションをはじめ、オーディオ、空調、車両設定、電話などのあらゆる機能を9インチの大型ディスプレイで操作可能にしたインターフェイスです。
大型スクリーンはタッチ式ディスプレイとなっているので、スマホに似た直感的操作が可能です。また、多くの機能をタッチディスプレイで操作できるようにしたことから、ボルボのインパネ周辺には物理的なスイッチが少なくスッキリした見た目となっています。
またアプリの追加によってさらに機能を拡張することもでき、ボルボのSENSASは先進的な実用性を兼ね備えた統合システムです。
ボルボSUV XC40の自慢のインテリアは?
ボルボのXC 40は外観や内装のデザインに魅力があるだけではなく、室内インテリアの随所に細かいこだわりが込められています。それは、ボルボが大切にしてきた美学であり、乗る人のことを一番に考えて設計された証でもあります。
ボルボのインテリアにはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、XC 40で採用されているボルボ自慢のインテリアについてご紹介します。
疲労感のないこだわりのシート
ボルボのXC40のシートは、座面の表面に張りを持たせて体にかかる圧力を最適に分散させるように設計されています。その結果、長時間座っても疲労を感じにくく、高い快適性が実現されています。
室内空間は前席の広さを優先した設計となっており、「R-Design」と「Inscription」のフロントシートでは、座面の長さが調整できる機能が搭載されています。
安心・安全な乗降性
XC40は車高が低めのSUV車なので、自然な体勢でスムーズに乗り降りできます。また、サイドシルはドアを閉めたときに全体が覆われるように設計されています。これにより、ボディの側面部が砂や泥などで汚れたとしても、サイドシルはきれいな状態を保てます。
サイドシルは乗降時にズボンやスカートの裾、カバンなどが当たる部分なので、「乗り降りで衣類を汚さないように」というメーカーからの配慮が感じられます。
XC40には乗る人のことを一番に考えた細かいこだわりが随時に散りばめられており、安心で安全な乗降性が実現されています。
SUVならではの工夫満載!ラゲッジスペース
SUVといえば優れた車載性が魅力のひとつですが、XC40のラゲッジスペースには多くの工夫が取り入れられています。
後部座席を畳んだラゲッジスペースは床が完全にフラットな状態となり、コンパクトSUVでありながら十分な広さが確保されています。
トノカバーは巻き取り式ではなく1枚ボードが採用されており、必要ないときは床下に格納できます。また、床板を立てると床下収納スペースが登場し、大容量の荷物を載せることが可能です。
さらに立てた床板にはフックが備え付けられており、買い物袋をひっかけることで中身が飛び出しにくくなるように配慮されています。
世界的人気!ボルボSUV XC40をお得にゲットする方法
世界的に人気のボルボのXC 40は、あまりの人気ぶりに受注に対して生産が追いつかず、最長で1年の納車待ちが起きた時期もありました。人気車種ではあるものの、購入するにあたってはできるだけお得にゲットしたいものです。
ここでは、ボルボのXC 40をお得に購入するために押さえておくべきポイントを、ディーラーと中古車販売店に分けて解説します。
ディーラーで購入
ディーラーでボルボのXC40をお得に購入するためには、購入するタイミングを見計らうと効果的です。特に安く購入できる可能性が高いのが、年度末決算のある3月です。この時期、ディーラー側はノルマ達成に向けて1台でも多く車を販売したいと考えています。
ほかにもメーカー車種がモデルチェンジするタイミングもお得に購入する狙い目となっています。新型モデルが発表されると、現行モデルの在庫を一掃するために大きな値引きが期待できるからです。また、ローンを組んで車を購入する場合はできるだけ金利の低いローンを選択することも大切です。
信頼できる中古車販売店で
中古車販売店でXC40をお得に購入するためには、値引き交渉が可能なお店を選ぶと効果的です。中古車販売店の中には、交渉によって車両本体価格やオプション価格を値引きしてくれるところもあります。
また中古車の相場価格は日々変動するので、相場に合った値段設定を行っているような信頼できる中古車販売店を選ぶことも大切です。しっかりとした実績のある中古車販売店ならアフター保証サービスも充実しているので購入後も安心です。
私たちネクステージは毎日他社の販売価格を徹底調査しており、どこよりもお得な価格設定を心がけております。修復歴車や事故車の販売は行っておらず、品質管理も徹底しています。ボルボのXC40をお求めの方は、ぜひ一度ネクステージの中古車在庫をご確認ください。価格以上の良質な車を提供することをお約束いたします。
まとめ
今回は世界中で大人気のボルボのSUV車であるXC40についてご紹介しました。発売当初からボルボ初のコンパクトSUVとして多くの注目を集めており、日本でも人気の車種となっています。
ボルボの最大の魅力といえば、安全性能の高さです。さまざまな衝突のシチュエーションをカッバーする予防安全機能が搭載されており、ボルボの安全への本気度がうかがえます。また車内インテリアもこだわりを持って考え抜かれており、先進的な機能が多数搭載されています。
ネクステージでは、人気車種を中心に20,000台以上の中古車ラインナップをご用意しております。ボルボXC40の在庫も取り揃えておりますが、人気車種のためすぐに買い手がつくことが多いです。
ボルボXC 40をお求めの方は、ぜひ一度ネクステージの在庫ラインナップを覗いてみてください。ご満足いただける価格と品質を用意してお待ちしております。
