ジープラングラーの新型発売はいつ?最新情報と現行モデルの性能もチェック
ジープラングラーは、初代ジープの伝統を受け継ぐ高い走破性が魅力です。本格SUVとしての走行性の高さはもちろん、堅牢でかっこいいデザインも人気があります。2022年7月には、米国市場で新型2023年モデルの発売が発表されたため、詳細が気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ジープラングラーの新型2023年モデルの詳細と現行モデルの特徴を紹介します。比較しておきたいライバル車も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・ジープラングラーの新型2023年モデルは、オフロード走破性の向上や最新技術の搭載が魅力
・現行2022年モデルのパワートレインは2.0L 直列4気筒ターボで、2023年モデルでは3.6L V6が復活する可能性もある
・ジープラングラーは新車価格が比較的高額なため、お得に購入できる中古車をネクステージで探そう
ジープラングラーの新型2023年モデルはいつ発売?
ジープラングラーは、強固なボディと優れた走破性を誇る本格SUVです。日本での人気も高く、現在は2022年モデルが販売されています。2022年7月には、米国市場で新型となる2023年モデルの発売も発表されました。ここでは、現行モデルと新型モデルについて紹介します。
現行は4代目モデル
現行のジープラングラーは4代目モデル(2018年~)です。2022年10月現在、日本では2022年モデルの「UNLIMITED SAHARA」と「UNLIMITED RUBICON」の2グレードが販売されています。
また、2022年8月にはSAHARAベースの「Limited Edition with Sunrider Flip Top for Hardtop」、2022年9月にはRUBICONベースの特別仕様車「Unlimited Rubicon Power Top」が発売されました。
米国市場で2023年モデルの情報解禁
ジープラングラーは、2022年7月に米国市場で2023年モデルの発売が発表されました。日本での発売日やグレードのラインアップは未定ですが、国内で人気が高いモデルであることから、今後販売される可能性は十分にあります。
米国市場ではすでに多くの情報が解禁されているので、現行モデルからの進化をチェックしましょう。
現行ジープラングラーの特徴
現行のジープラングラーには、2つのグレードがあります。年式によって販売されたモデルは異なりますが、現行は2022年に発売された「UNLIMITED SAHARA」と「UNLIMITED RUBICON」です。
新型の2023年モデルと比較する前に、まずは現行2022年モデルの特徴やスペックを紹介します。
(参考:『ラングラー(クライスラー・ジープ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
グレードはベースモデルと特別仕様車がある
国内では、UNLIMITED SAHARAとUNLIMITED RUBICON、そしてそれぞれの特別仕様車が販売されています。
SAHARAは、ボディと同色のオーバーフェンダーやルーフ、乗り心地がよく静粛性の高い18インチのタイヤが特徴です。特別仕様車には幌型のフリップトップや3.6Lのエンジンが採用されています。
RUBICONは、ブラックのオーバーフェンダーや悪路での走破性が高い装備が特徴です。特別仕様車には、オープンエアが楽しめるパワートップが採用されました。
ベースモデルの基本スペック
グレード |
UNLIMITED SAHARA |
UNLIMITED RUBICON |
車体サイズ 全長×全幅×全高(mm) |
4,870×1,895×1,845 |
4,870×1,895×1,855 |
車両重量(kg) |
1,960 |
2,030 |
乗車定員(名) |
5 |
|
最低地上高(mm) |
200 |
SAHARAとRUBICONでは、全高と車両重量が異なります。RUBICONには悪路での走破性を高めるために専用の足回りが採用されており、SAHARAよりも車両重量が重く、全高も高いことが特徴です。
伝統を引き継いだデザイン
ラングラーは初代ジープの伝統を受け継いだモダンで堅牢なスタイルが特徴です。丸型のヘッドライトや7スロットグリル、台形ホイールアーチはそのままに、アルミボディの採用による軽量化で強度と耐久性を維持しながら燃費を向上させています。
また、ブラックを基調とした上質感のあるインテリアも特徴です。先進のテクノロジーや便利な機能を搭載したことで快適性がアップしました。ルーフ部分は脱着が可能で、圧倒的な開放感を楽しめます。
こだわり抜かれた走破性
エンジンの種類 |
直列4気筒 DOHCターボ |
排気量(L) |
1,995 |
最高出力(kW/rpm) |
200/5,250 |
最大トルク(N・m/rpm) |
400/3,000 |
搭載されたエンジンは2グレード同様ですが、SAHARAにはセレクトラック4×4システムが搭載されています。手動で「2H」「4H」「4L」「4H AUTO」のレンジ切り替えが可能です。
RUBICONにはロックトラック4×4システムが搭載されています。セレクトラック4×4システムをベースに「4L」のギアを4:1低レンジにして走破性を向上したシステムです。
新型2023年モデルはどう変わる?
新型の2023年モデルは、車体のサイズや最新技術の搭載が主な変更点です。日本での発売モデルは仕様が変わる可能性もあるため大きな変化があるとは限りませんが、米国市場で発表された情報をもとに、新型モデルのスペックを紹介します。
9つのグレードが展開されている
米国市場で発表された2023年モデルには、9つのグレードがあります。「SPORT」「WILLYS SPORT」「SPORT S」「WILLYS」「RUBICON」「SAHARA」「SPORT RHD」「HIGH ALTITUDE」「RUBICON392」です。
日本での発売グレードは未定ですが、2022年モデルで販売中の「SAHARA」と「RUBICON」は引き続き販売される可能性が高いでしょう。
サハラやルビコンのスペックの変化
グレード |
SAHARA |
RUBICON |
車体サイズ 全長×全幅×全高(mm) |
4,785×1,875×1,870 |
|
車両重量(kg) |
1,998 |
2,018 |
乗車定員(名) |
5 |
|
最低地上高(mm) |
256 |
274 |
2023年モデルのSAHARAとRUBICONは、2022年モデルよりも全高や最低地上高が高くなっていることが特徴です。最低地上高が高くなることによって、より過酷な地形や悪天候での走行でも耐えられるように進化しました。
走行性能の変化
グレード |
SAHARA |
RUBICON |
エンジンの種類 |
DOHC I-4 |
DOHC V6 |
排気量(L) |
2.0 |
3.6 |
最高出力(kW/rpm) |
270/5,250 |
285/6,400 |
最大トルク(N・m/rpm) |
295/3,000 |
260/4,800 |
RUBICONに搭載された3.6LのV6エンジンは、国内では3代目モデルや2021年までのモデルでラインアップされていました。2022年モデルでは直列4気筒エンジンになりましたが、3.6L V6エンジンは人気が高かったため、新型での搭載が期待されています。
デザインの変化
2023年モデルでもラングラーの伝統的なデザインはそのまま引き継がれています。全グレードにサンライダー・ハードトップが搭載されたことにより、オープンエアの圧倒的な走りを体感できるようになりました。また、最低地上高が高くなり、悪路での走破性がアップしています。
インテリアでは、Apple CarPlayやAndroid Autoが搭載された8.4インチのタッチスクリーンが採用されました。スマホで検索した住所を直接送信したり、車両ロックや冷暖房の管理もできます。
ジープラングラーと比較したいライバル車種3選
ジープラングラーは、優れた走破性と伝統的なモダンデザインが特徴です。近年はクロスオーバーSUVやコンパクトSUVの需要が特に伸びていますが、オフロードでの走破性や堅牢でかっこいいデザインから、本格SUVも負けてはいません。ここでは、ジープラングラーと比較したい本格SUVのライバル車を紹介します。
ジープ「グランドチェロキー」
グランドチェロキーは、ジープのラグジュアリーSUVです。力強さと美しさが融合する圧倒的な存在感があります。2022年2月には3列シート仕様の7人乗りモデルが発売され、実用性がアップしました。
パワートレインには、3.6L V6エンジンが搭載されています。また、悪路では車高を上げて走破性をアップ、乗り降りや積み下ろしの際は車高を下げて負担を軽減する「クォドラリフトエアサスペンション」の採用も魅力です。市街地にも馴染むデザイン性の高さや室内の上質感、快適性も人気となっています。
(参考:『グランドチェロキー(クライスラー・ジープ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ「ランドクルーザー300」
ランドクルーザー300は、優れた耐久性や悪路走破性が特徴です。5人乗りと7人乗りのラインアップがあり、パワートレインも3.3L V6のディーゼルエンジンと3.5L V6のガソリンエンジンから選べます。
プラットフォームには軽量で低重心なGA-Fプラットフォームが採用されました。ハイマウント・ダブルウィッシュボーン式とトレーリング車軸式のサスペンションで、オンロードの操縦安定性やオフロードでの走破性が高次元で両立されています。
(参考:『ランドクルーザー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ランドローバー「ディフェンダー」
ディフェンダーは、優れた走行性能と独創的なエクステリアが特徴です。2ドアと4ドア、5人乗り、7人乗り、8人乗りのラインアップがあります。パワートレインは、2.0L直列4気筒ターボエンジンと3.0L直列6気筒ディーゼルターボ+マイルドハイブリッドです。
4ドアのモデルで比較すると、ジープラングラーよりも車体サイズが大きく、車両重量も重くなっています。しかしその分、最大積載量や牽引能力などが高く走破性にも優れていることが特徴です。
(参考:『ディフェンダー(ランドローバー)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ジープラングラーを中古車で購入するならネクステージへ
ジープラングラーは、本格SUVとしての高い走破性や強固なボディなどが魅力です。こだわりぬいた装備が搭載されているため新車価格は少し高額で、なかなか手が出せないという方も多いのではないでしょうか。
でここでは、ジープラングラーの中古車相場を紹介します。現行モデルだけではなく旧型モデルの相場も含まれているため、気になる方はぜひ参考にしてください。
ラングラーの中古車相場
グレード |
UNLIMITED SAHARA |
UNLIMITED RUBICON |
新車価格 |
830万円 |
860万円 |
中古車相場 |
約40万~760万円 |
約640万~755万円 |
ジープラングラーは本格SUVとして十分に優れた装備を搭載していますが、新車で購入すると比較的高額です。中古車市場であれば、新車の半額程度の価格で購入できる車両もあります。購入に悩んでいる方は、まずは中古車から探すのがおすすめです。
(2022年10月時点の情報です)
豊富な在庫でお得に過去モデルが購入できる
ネクステージでは、全国200もの店舗で約3万点の在庫を用意しています。2022年10月時点ではジープラングラーは約60台の在庫があり、現行4代目はもちろん、お得に購入できる3代目モデルも販売中です。
2022年モデルではラインアップされていない「SPORT」や、3.6L V6エンジンのSAHARAなどもあるため、ぜひお気軽にご覧ください。ライバル車の在庫も豊富に取り扱っているので、比較したい場合にもおすすめです。
まとめ
ジープラングラーの新型は、走破性やインテリアの快適性が向上したモデルです。日本での発売日や発売グレードは未定ですが、発売されると中古車市場へ流通する2022年モデルも増えるため、よりお得に購入できるようになります。
ネクステージでは、ラングラーはもちろんさまざまなSUVを販売しています。本格SUVだけではなくクロスオーバーSUVやコンパクトSUVなども豊富に取りそろえているので、ぜひネクステージで探してください。