ジープの7人乗りSUVとは?続々登場した新型SUVを徹底解説
ジープは四輪駆動車に特化したメーカーで、多くのファンを抱えています。ジープのSUVが人気なのは、高い走破性を発揮しながらも乗り心地が良いところです。
最近では7人乗りSUVがジープから発売されました。家族や友人などの大人数で出かけるケースでは7人乗りが重宝するため、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はジープの7人乗りSUVについて紹介します。特徴や魅力を知ることは購入の判断基準になるので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
・ジープに追加された7人乗りSUVは、フラッグシップモデルの「グランドチェロキー L」とミッドサイズの「コマンダー」。
・グランドチェロキー Lは「上質な内外装と走破性を求める方」、コマンダーは「普段使いしたいファミリー層」におすすめ。
・ネクステージは中古車のラインアップが豊富で、ジープなどの7人乗りSUVがすぐに見つかる。
ジープに7人乗りSUVの新型が続々登場!
ジープのSUVは走行性能に長けており、乗車人数が増えれば利用シーンや用途の幅に広がりが出ます。2021年・2022年と立て続けに、2台の7人乗りSUVをラインアップへ追加しました。新たに仲間入りしたのは「グランドチェロキーL」「コマンダー」です。それぞれどのような新型車両なのか、概要を紹介します。
2021年にグランドチェロキーL
ジープは、2021年にグランドチェロキーのフルモデルチェンジを発表しました。10年ぶりの大型改良ということもあり、多くの注目を集めています。
今回のモデルチェンジでは、3列シートの7人乗り仕様「グランドチェロキーL」を新たに設定しました。グレードは「Limited」「Summit Reserve」の2種類があり、スペックは以下のとおりです。
|
Limited |
Summit Reserve |
全長(mm) |
5,200 |
|
全幅(mm) |
1,980 |
|
全高(mm) |
1,815 |
1,795 |
ホイールベース(mm) |
3,090 |
|
トレッド:前/後(mm) |
1,665/1,665 |
|
車両重量(kg) |
2,170 (サンルーフ付:2,190) |
2,250 |
乗車定員(名) |
7 |
(2022年12月時点の情報です)
2022年にはコマンダー
2022年には、新型SUV「コマンダー」が発表されました。ミッドサイズではありますが、3列シートの7人乗りが可能です。グレードは「Limited」のみとなっています。スペックは以下のとおりです。
|
Limited |
全長(mm) |
4,770 |
全幅(mm) |
1,860 |
全高(mm) |
1,730 |
ホイールベース(mm) |
2,780 |
トレッド:前/後(mm) |
1,580/1,590 |
車両重量(kg) |
1,870(サンルーフ付:1,890) |
乗車定員(名) |
7 |
(2022年12月時点の情報です)
ジープの7人乗りSUVの魅力【グランドチェロキーL】
ジープのフラッグシップモデルで7人乗りSUVのグランドチェロキー Lは、フルモデルチェンジによって大きく進化を遂げました。
搭載エンジンは「3.6LペンタスターV型6気筒」で、最高出力210kW・最大トルク344N・mというパワフルさを発揮します。また走行性能以外の外観や内装なども、グレードアップしました。ここでは「グランドチェロキー L」の魅力を紹介します。
優雅で力強さを感じる外観デザイン
新型グランドチェロキー Lの外観デザインは、ラグジュアリーSUVの先駆けである「ワゴニア」を参考にした造りとなっています。ワゴニアは1962年に登場したジープの名車です。
グランドチェロキー Lは、ボンネット下部が前に出ている「逆スラントノーズ」をワゴニア同様に採用しました。ロングなフロントと相まって、精悍さを感じさせるプロポーションに仕上がっています。また、ジープ伝統の7スロットグリルも健在です。
上質で広大な居住空間
グランドチェロキー Lの室内は、ゆとりある空間が広がっています。どこに座っても最上級の開放感に包まれるのが特徴です。また上質なデザインや装飾によって、搭乗者を魅了します。
水平基調のインストルメントパネルは、室内の広大さを演出する設計です。各種ボタンやダイヤルには、クロームのアクセントが施されるなど、高級感ある装飾が目を引きます。またステアリングホイールは本木目のトリムと各所のステッチがポイントで、造りは精巧かつ緻密です。
こだわりのシートやインテリアカラー
グランドチェロキー Lに採用されているシートは、上品かつ利便性に優れています。シートに使用している素材やインテリアカラーは、以下のとおりです。
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Limited |
Summit Reserve |
シート素材 |
レザー |
パレルモレザー |
インテリアカラー |
・ブラック ・ウィッカーベージュ/ブラック |
・ブラック ・テュペロブラウン/ブラック |
シート構成は前席から「2座・3座・2座」の3列7人乗りです。「Summit Reserve」のフロントシートにはマッサージ機能を搭載し、ロングドライブの疲れを癒やします。また2列目シートのチップ&スライド機能により、3列目シートへのストレスフリーな乗降を可能にしました。
快適機能も上質感UP
グランドチェロキー Lでは、ジープで初めてロータリータイプのシフトを採用しました。操作性に優れており、ギアの変更を指先に伝える工夫もなされています。
高い走破性を実現する「セレクテレインシステム」は、さまざまな路面状況に応じて5つのモードから最適なトラクションを選択できるサポート機能です。他にも車高調節機能や温度調節機能付オートエアコン、パワーリフトゲートなどの快適装備が標準で用意されています。
2列目および3列目シートを操作することで、荷室の拡張が可能です。3列目だけ収納した場合は1,328L、2列目まで倒せば2,395Lもの荷物を積載できるようになります。
ジープの7人乗りSUVの魅力【コマンダー】
新世代のミッドサイズSUVとして登場したコマンダーですが、実は日本で2006年から2009年にかけて販売されていた車両です。しかし今回発表された新型コマンダーは、別物に生まれ変わっています。
パワートレインには「2.0Lターボ直列4気筒のDOHCディーゼルエンジン」を搭載し、力強い走行と優れた環境性能を実現しました。他にも外観や内装デザインなど、大きな変化が多数あるため紹介します。
存在感のある洗練された外観デザイン
コマンダーのエクステリアは、2021年にフルモデルチェンジしたグランドチェロキー Lのデザインを基に造られました。ジープの特徴でもある7スロットグリルはもちろん、LEDヘッドライトやデイタイムランニングランプで圧倒的な存在感を放ちます。
足元の力強さを印象づける18インチアルミホイールは、5本スポークおよびブラックペイントからなるデザインです。またオプションの「コマンドビューデュアルペインパノラミックサンルーフ」は、室内空間をさらなる開放感へ導きます。
隅々まで行き届いた美しいデザイン
レザーとシルバートリムが施されたインストルメントパネルは、インテリアに上質感を与えます。中央部に設置されているのは、最新技術のUconnectやApple CarPlayなどを搭載した10.1インチタッチパネルモニターです。タッチやスワイプといった直感的な操作で、さまざまな機能を利用できます。
運転席のフルカラー10.25インチマルチビューディスプレイは、大画面で見やすい構造です。ドライビングに必要な情報や車の状態など、一目で分かるよう表示してくれます。
高級感漂うレザーインテリア
コマンダーの内装は、デザインだけでなく素材やカラーにもこだわっています。シートやアームレストなど、随所に使用されているのはレザーです。インテリアカラーは「ブラック」「エンペラドールブラウン」の2種類があります。
また多彩なシートアレンジも、コマンダーが持つ魅力のひとつです。2列目シートはタンブル機能により、座席の収納が楽になっています。さらに3列目シートを倒すとラゲージスペースが拡大し、大容量かつ大きな荷物を載せることも可能です。全てのシートにリクライニング機能があるので、長時間のドライブも楽しめます。
ジープの7人乗りモデルはどちらがおすすめ?
新しく登場した「グランドチェロキー L」「コマンダー」は、どちらも7人乗りSUVです。しかし価格やサイズ・性能など、異なる点が多くあります。どちらを選択するかは、車両に求めるもの次第です。ここではジープの7人モデルで迷っている方のために、どちらがおすすめか解説します。
グランドチェロキー Lに向いてる人
グランドチェロキー Lはジープのフラッグシップモデルで、豪華な装飾や数々の快適機能を搭載しています。また米国車および本格SUVならではの力強い外観、大きなボディサイズからなるゆとりある室内空間が魅力です。
パワフルなトルクを発揮するエンジンはもちろん、高い走破性を実現するサスペンションやセレクテレインシステムなど、走行性能にも優れています。上質な内外装を求めている、オフロードなどの悪路を快適に走りたい、といった方におすすめです。
コマンダーに向いてる人
日本の狭い道路でも運転しやすいボディサイズがコマンダーの魅力です。グランドチェロキー L同様に、7人乗り3列シートながらも全長が短いため小回りが利きます。
また、ディーゼルエンジンを搭載していること、車両価格がグランドチェロキー Lよりも安いことから、初期費用や維持費を抑えることが可能です。そのような点から、街乗りや普段使いしたいファミリー層に向いています。
ジープの7人乗りSUVはいくらで買える?
「グランドチェロキー L」「コマンダー」は、どちらも優れた走行性能や機能、快適な乗り心地などが魅力の車両です。しかし購入するとなれば、最終的に価格が大事な要素となります。新車ではなく、中古車を探している方もいるのではないでしょうか。ここではそれぞれの新車価格と中古車相場を紹介します。
グランドチェロキーLの相場
グランドチェロキー Lは、フラッグシップモデルのため新車は1,000万円前後の価格帯です。発売から1年たちますが、中古車市場への流通は多くありません。この先増えてくる可能性はあるので、小まめに情報をチェックしましょう。以下は、新車価格とネクステージの中古車相場です。
新車価格 |
中古車相場 |
907万円~1,132万円 |
在庫なし |
(2022年12月時点の情報です)
コマンダーの相場
コマンダーは、ジープの中でも比較的購入しやすい価格帯のモデルです。しかし発売開始から日が浅いため、グランドチェロキーL同様中古車市場への流通は多くありません。中古車をお探しの方は、中古車情報を小まめにチェックしましょう。以下は、新車価格とネクステージの中古車相場です。
新車価格 |
中古車相場 |
597万円 |
在庫なし |
(2022年12月時点の情報です)
7人乗りSUVの中古車探しはネクステージにおまかせ!
ジープの7人乗りSUVは、同じタイプの国産車などに比べると高価です。しかし中古車の購入を検討すれば、費用の削減に繋がります。
もしジープなどの7人乗り中古車を探している場合は、ネクステージがおすすめです。ここではネクステージで中古車を購入するメリットを紹介します。
ジープをはじめ多くのメーカー車種がそろう
ネクステージは全国に200店舗以上を展開し、3万台の在庫を保有する中古車販売店です。グレードやボディカラーなどのラインアップが豊富で、希望の車両が見つかります。
またSUV専門の「SUV LAND」、正規輸入車専門店の「ユニバース」といった各チャネルの店舗があり、ジープなど特定の車両を探しやすいことが強みです。最寄り店舗に目当ての中古車が無い場合は、全国店舗から取り寄せることもできます。
輸入車にも保証が付く
充実した保証やサービスが用意されているのもネクステージの魅力です。全ての中古車に「国産車(3か月もしくは3,000km)」「輸入車(1か月/走行距離は無制限)」の保証が無料で付帯します。無料保証は「SUV LAND」「ユニバース」で購入した中古車も対象です。
ジープのような輸入車にも保証があるため、安心してお選びいただけます。また有料保証に加入すれば、33機構318項目による修理や無料点検など、さまざまなサービスを受けることも可能です。
まとめ
グランドチェロキー Lはあらゆる快適機能を搭載したフラッグシップ、コマンダーは日本の道路事情にマッチしたミッドサイズのSUVです。それぞれに魅力や特徴があるため、用途や使用環境に合わせて選びましょう。
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