CX-8 XD L Packageで車中泊をしたい!シートアレンジや6人乗りのデメリットは?
アウトドアブームが功を奏し、たくさん荷物が積め込めて見た目もスポーティなSUV車は今なお人気が止まりません。中でもCX-8 XD L Packageは、クールな見た目が特徴的なマツダの人気SUVです。家族でアウトドアに行くため、もしくは車中泊にチャレンジするという理由で購入を検討される人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ストレス社会から抜け出しリフレッシュな空間が求められる時代なので、新鮮な気持ちになれるアウトドア感を車にも取り入れたい人は多いようです。そこで、この記事ではSUV戦国時代の中で、マツダのCX-8 XD L Packageは車中泊に向いているのかを紹介します。
※目次※
2.車中泊は可能?CX-8 XD L Packageの室内をチェック
4.車中泊に便利そうなCX-8 XD L Packageの装備をチェック
・CX-8 XD L Packageの車両スペックや車中泊向けのおすすめグレードを紹介
・CX-8 XD L Packageが車中泊に役立つ便利な機能や使い方を紹介
・CX-8 XD L Packageの中古車相場情報や購入時のポイントをまとめて紹介
CX-8 XD L Packageは車中泊におすすめ?
マツダCX-8 XD L Packageは、上質で大人な美しさを兼ね備えた高級感あふれるマツダの人気モデルです。クラシックな見た目の美しさはもちろん、7人乗りで家族をどこまでもアクティブにさせてくれるところが人気の理由といえるでしょう。
ここではCX-8 XD L Package、車中泊にもおすすめできるのかをご紹介します。
(参考: 『CX-8(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スペックとボディサイズは?
車両スペックやボディサイズは以下の通りです。
ボディタイプ |
ステーションワゴン |
エンジン種類 |
水冷直列4気筒DOHC16バルブターボ (ディーゼル) |
最高出力 |
200PS(147kW)/4000rpm |
最大トルク |
45.9kg・m(450N・m)/2000rpm |
総排気量 |
2188cc |
燃費 |
15.8km/L |
全長×全幅×全高(mm) |
4,900×1,840×1,730 |
定員(名) |
6/7 |
ホイールベース(mm) |
2,930 |
室内長×室内幅×室内高 |
2,690×1,540×1,250 |
ドア数 |
5D |
(2021年3月時点の情報です)
6人と7人乗り 2列目シートの違いは?
マツダCX-8の最上級グレードXD L Packageには、 6人乗り仕様と7人乗り仕様が設定されています。違いは2列目シートのタイプで、6人乗り仕様は2列目に2人座るセパレートシートタイプで、中央には高級感のあるアームレスト付きコンソールボックス付きです。
7人乗り仕様は2列目にベンチシートを採用し、2列目に3人、3列目に2人の計7人乗りという設計がされています。
車中泊を目的とした場合の多くは、後部座席がフラットになるかが気になるポイントでしょう。6人乗り仕様は、高級ミニバンの様な設計でゆったりと過ごすことができますが、コンソールボックスの存在がシートをフラットにした時に影響するので注意が必要です。
車中泊は可能?の室内をチェック
CX-8 XD L Packageで車中泊は可能なのでしょうか。続いては車中泊ができるかという視点で室内をチェックしていきます。寝心地に関わるシート素材、運転席・2列目・3列目の居住性、必要な荷物を整理するラゲッジスペースの使い勝手と、車中泊のためにチェックしておくべきポイントです。
CX8 XD L Packageで車中泊が楽しめるか、車中泊目的で購入していいのか検討の参考にしてください。
気になるシート素材
マツダのCXシリーズでは、本革のパーフォレーションレザーが使われ高級感を演出してきました。CXシリーズ最上級モデルCX-8、そしてその最上級グレードXD L Packageでは、さらに上質なナッパレザーが使用されています。
ナッパレザーは本革の中でも高級品で、品質の良い原革を薄く伸ばす事で、革本来の質感とが味わえる素材です。カラーはディープレッドとピュアホワイトの2色展開で、柔らかな縫製がナッパレザーの柔らかな座り心地と、高級感を演出しています。
(参考: 『CX-8(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
運転席をチェック
最上級グレードということもあり、CX-8を一目目ればインテリアの細部までこだわりを感じることでしょう。 シートの材質はナッパレザーからは高級感が漂い、インパネやメーター周りのデザインや、配置からも高級感への飽くなきこだわりが感じられます。
他社高級ミニバンであるアルファードやベルファイアのイメージがラグジュアリーな高級さだとすれば、CX-8 XD L Packageはクラシックな高級感、輸入外車のインテリアをイメージさせるデザインです。 インパネとドアトリムには本物の木材を使った本杢加飾を採用し、さらにステアリングやメーター、シフトまわりのメッキ加飾は、金属を削り出したかのようなリアルな質感が表現されています。
(参考: 『CX-8(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
2列目をチェック
XD L Package6人乗り仕様の特徴であるアームレスト付コンソールボックスには、ドリンクホルダー、シートヒータースイッチ、USB端子など、高級感に加えアウトドアにも役立つ機能が満載です。
7人乗り仕様のベンチシートは3人で座ると一見窮屈そうに見えますが、足元が広く視認性の良い大きなサイドウインドウのおかげで開放的です。ワイワイと大人数で楽しいドライブを演出してくれるでしょう。
3列目をチェック
3列目となるとさすがに少し狭くなりますが、2列目を少し前に出せば座り心地は問題ありません。また、CX-8は少しでもフロントビューの開放感を全席で味わって欲しいという思いから、1列目から3列目にむけて少しずつ視点が高くなるよう作られています。設計段階から全席をできるだけ快適にしようという、最上級車種ならではの嬉しい気遣いです。
ラゲッジスペースをチェック
CX-8は、SUVの中では意外と少ない3列シートを備える多人数乗車(MPV)という側面を持っています。そのため、SUVの中では全長が長い車体となり、ラゲッジスペースが239L、3列目を倒せば572Lとなる収納量の大きさが特徴です。さらに深さ307mm、最大65Lの床下収納を備えることで、アウトドアや車中泊に必要な道具を収納するスペースを確保することができます。
車中で寝れる?シートアレンジ
快適な車中泊をするためには、後部座席にとにかく広いポジションが必要だと思う方がいらっしゃるでしょう。しかし、それ以上に大事なポイントはシートをフラットにして寝れるかというのがポイントです。フラットなポジションが確保できると、そのままの寝心地が良くなるのはもちろんのこと、アウトドアや車中泊用のマットを敷くことができるので寝心地を良くすることができます。
そこで、CX-8 XD L Packageで車中泊を楽しむためのシートアレンジについて紹介します。
3列目だけを収納
3列目を倒すと、一般的なSUVよりも荷室が広く使えるのがCX-8 XD L Packageの魅力の一つです。この状態での容量は572Lと、荷物の多くなりがちなアウトドアやウィンタースポーツといった趣味を持つ人にとって大きなメリットとなります。 使用目的に応じて、3列目は普段格納して、4人もしくは5人乗りのSUVとして使うのも良いでしょう。
(参考: 『CX-8(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
床がフルフラットになる?
CX-8 XD L Packageは、2列目3列目と共に倒すと全体をフラットに使うことが可能です。広さ的にもミニバンに見劣りせず、車中泊にぴったりの車といえるでしょう。ただし、天井までの高さは低いため立って着替えたい方はオプションや社外品で、リヤゲートを利用したカーテンなどを用意しておくと良いかもしれません。
座席を倒してもなお隙間スペースが確保できるので、アウトドアの後は昼間使ったパラソルやタープ、スノーボードなどの長物も収納できるのも魅力的です。
マットは?6人乗りのデメリットとは
CX-8 XD L Package6人乗りの場合、2列目を倒すと左右の座席間に隙間ができたり、アームレスト付コンソールボックスが邪魔になるため、綺麗なフラットにする事ができなくなります。ただし、ソロやカップルなら程よいスペースになるので、人によってはデメリットに感じないかもしれません。ファミリーでの車中泊など、フルフラットの状態を必要とするなら7人乗りを選ぶのがおすすめでしょう。
(参考: 『CX-8(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ライバル車 ランドクルーザー200の荷室
車中泊におすすめの車として、CX-8 XD L Packageのライバルとしてよく挙げられるのがランドクルーザー200です。ランクルの相性で長年愛されてきたランドクルーザーは、オフロードやアウトドア目的のユーザーなら一度は夢見るクルマかもしれません。魅力溢れるランドクルーザー200ですが、今回は車中泊目線でラゲッジスペースと後部座席について紹介します。
まずラゲッジスペースですが、3列目のシートを出している状態だと、奥行きのある荷物はほとんど詰めません。3列目の収納は跳ね上げ式で、両サイドに跳ね上げることで奥行きは確保できますが両サイドが狭くなります。メリットとしては、シートを畳んだ状態でも高さを損なわないところでしょう。
最後に、車中泊では最も重要となる2列目と3列目の収納ですが、奥行きが1685mmと平均的な日本人男性が足を伸ばして寝るのには少し狭い造りとなっています。無骨でタフなイメージで人気を博すランドクルーザー200ですが、車中泊においての居住性はCX8に軍配が上がりそうです。
(参考: 『ランドクルーザー200(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
車中泊に便利 CX-8の装備をチェック
CX-8 XD L Packageは快適性において車中泊にぴったりな車であることを説明してきました。しかし、CX-8 XD L Packageの魅力は、ただ積載量が多くフラットになるという点だけでは収まりません。
ここでは、さらにCX-8 XD L Packageが車中泊に適している理由を、便利な装備を解説しつつ紹介します。
ラゲッジ/ショッピングフック
CX-8 XD L Packageのラゲッジスペースには、左右に2つずつ計4つのラゲッジフックが装備されています。耐荷重は3kgで、積み上げた荷物にネットを掛けたり、ロープを使って荷崩れを防ぐ事が可能です。
さらに、普段のショッピングに便利な左右1つずつ計2つのフックを装備しているので、小さな買い物袋も掛けて置くことができて転倒防止になります。
後席にもある?空調をチェック
CX-8のエアコンは運転席・助手席独立温度調整式のフルオートエアコンです。室内の上側に新鮮な外気、足元側に暖かい内気を循環させる内外気二層式エアコンを国内初採用しています。 後部座席のみの運転も可能なので、車中泊の夜にはぴったりの機能です。
また、CX-8 XD L Packageには、2列目席のセンターコンソールボックスの後部に吹き出し口と操作パネルが配置してあります。シートアレンジのデメリットにはなりますが、後部座席スペースで過ごす時のメリットになるでしょう。さらにCX-8 XD L Packageには、2列目席にもシートヒーターが装備されています。睡眠中のエンジンかけっぱなしは危険なので、シートヒーターで座席を温めておくと、寝付きがよくなるでしょう。
運転席 収納スペース
車中泊に限らず、アウトドアや趣味に車を使うと自然と荷物が多くなります。収納スペースが多ければ、スッキリとした空間で快適なドライブが楽しめるでしょう。ここでは、CX-8 XD L Packageの運転席収納スペースについて紹介します。
CX-8 XD L Packageにはセンターコンソールのトレーは深さがあり、ラバー製の中敷で中身が滑らず使いやすい設計です。シフトノブとセンターコンソールの間に設置されたドリンクホルダーは、背の高い飲み物を置いてもシフト操作の邪魔にならないよう気遣いがされています。
その他にも、カードホルダーが組み込まれたサンバイザー、サングラスホルダー付のオーバヘッドコンソール、ボックスティッシュが楽に入るほどのグローブボックスなどが搭載され驚くほどの収納性です。最上級車種らしいデザインは崩さず、しっかりと収納力を確保しているといえます。車体が大きいため、どの収納も大きめに設定されているところが車中泊にぴったりの設計だとわかるでしょう。
(参考: 『CX-8(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
2列目 収納スペース
車中泊では、寝食を共にする車は家と同じで散らかっていると落ち着かないでしょう。そこで、居住スペースとして活用することになる2列目の収納について紹介していきます。
まずはリヤドアポケットですが、リヤゲートが大きいだけあって収納力は高いでしょう。ボトルホルダーとは別にポケットがあるのも珍しく、タブレットやスマホなどを収納するのに便利です。
さらには、シートバックポケットは二重に作られているので、収納量はもちろん小物の整理にはうってつけでしょう。車中泊では枕元に位置するので、スマホや貴重品などをしまったり、フック式のLEDランプを置くのにも重宝します。
2列目センターコンソールボックスは大容量で、下部には引き出し式の収納を備えたうえ、ドリンクホルダーとしての機能を邪魔しない配置です。
(参考: 『CX-8(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
3列目 収納スペース
CX-8 XD L Package 6人乗りの2列目センターコンソールボックスの下には、3列目から引き出せる組み込式のトレーが装備されています。ボックスティッシュも収まる大容量で、3列目まで収納に困りません。
また、3列目のシート脇にもドリンクホルダーと小物入れが装備されています。3列目用としては大きく、長時間座るのに邪魔になる大きめのお財布などもしまえて便利です。
日差しを遮るロールサンシェード
CX-8 XD L Packageのリヤウインドウには、SUVには珍しいロールサンシェードが装備されています。その他グレードにも取り付けは可能ですが、メーカーオプションのウインドシェードとは併用不可なのでご注意ください。ロールサンシェードは収納時も目立たず、高級感のあるデザインを乱さないので、快適なドライブにおすすめのオプションです。
USB端子の設置は?
CX-8 XD L Packageには、1列目のセンターコンソールに2つ、2列目に2つの計4つのUSB端子が設置されています。車中泊ではポータブル家電を使う機会も多いため、電源が多いのは嬉しいポイントです。
さらに、助手席の足元とラゲッジルームの右端にはDCアウトレットが設置されているので、エアマットのポンプ動作や、DVDを楽しむのに便利でしょう。
新車が高いなら中古車という選択肢
CX-8 XD L Packageは、大勢で車中泊やアウトドアを楽しみたいけど、上品なデザイン性を求め、ミニバンではない車種がいいという方におすすめの車です。ミニバンに代わる選択肢として若い人にも人気のCX-8 XD L Package、マツダの最上級車種だけあって新車価格は約420万円からと安くはありません。
価格で購入を迷っている方は、新車だけでなく、中古車も併せて検討してみてはいかがでしょうか。
CX-8 XD L Packageの中古車相場は?
CX-8 XD L Packageの新車価格は420万からです。中古車価格は、最安で214万、平均相場は300万~350万となっています。
金額の差も大事ですが、中古車なら思いがけないオプションが装備されているということもあります。良い出会いがあればぐっとお得感が出てきますので、好みのオプションも決めて探しましょう。
(2021年3月時点での情報です)
PRCX-8の最新在庫情報
257.5 万円

25S スマートエディション
禁煙車 純正10型ナビ 全周囲カメラ フルセグ ブラインドスポットモニター 衝突被害軽減 レーダークルーズ 車線逸脱警報 純正17インチアルミ オートブレーキホールド LEDヘッド ETC
169.9 万円

XDプロアクティブ
ディーゼル 突撃軽減装置 全周囲カメラ レーダークルーズ ETC Bluetooth フルセグ ドラレコ マツダコネクト シートヒーター シートエアコン パワーシート LEDヘッドライト 7人乗り
218.2 万円

XDプロアクティブ
禁煙車 パワーバックドア フリップダウンモニター 9インチメーカーナビ スマートシティブレーキサポート 全周囲カメラ BSM ETC パワーシート シートヒーター ステアリングヒーター CDプレーヤー
314.9 万円

XD ブラックトーンエディション
マツダコネクトナビ 全周囲カメラ ブラインドスポットモニター レーダークルーズ パワーバックドア ドライブレコーダー LEDヘッドライト 純正19インチアルミホイール シートヒーター コーナーセンサー
159.9 万円

XD
マツダコネクト 禁煙車 衝突軽減システム バックカメラ ドライブレコーダー クルーズコントロール Bluetooth再生 フルセグTV LEDヘッドライト 車線逸脱警報 電動パーキングブレーキ
211.2 万円

XDプロアクティブ
衝突軽減 ディーゼルターボ 純正ナビ 全周囲カメラ シートヒーター レーダークルーズ パワーシート ステアリングヒーター 純正革巻きステアリング LEDヘッドライト 純正19インチアルミホイ
214.9 万円

25S
禁煙車 純正ナビ 全周囲モニター コーナーセンサー 衝突軽減装置 レーダークルーズ スマートキー プッシュスタート LEDヘッドライト オートライト ETC ドライブレコーダー DVD再生
359.9 万円

XD スポーツアピアランス
禁煙車 BOSE 10型ナビフルセグ 全周囲カメラ 黒革 6人 ウォークスルー 電動リアゲート レーダークルーズ パワーシート シートベンチレーション ブラインドスポットモニター 専用19インチAW
もっと見る >
※価格は支払総額
ランドクルーザー200の中古車相場は?
CX-8 XD L Packageのライバル車であるランドクルーザー200は、新車価格はベースグレードの約480万からZXの約700万です。中古車価格は、最低価格が約468万、相場価格が700~800万と、CX-8 XD L Packageに比べ高額です。
この価格差でライバルとされるのは、デザインやネームバリューのためでしょう。中古車価格も含め、どちらが自分の使い方にあっているか考えて車探しの参考にしてください。
(2021年3月時点での情報です)
(参考: 『ランドクルーザー200(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
今までは、車中泊などのアウトドアを快適に楽しむならミニバンといったイメージがありました。CX-8 XD L Packageは、SUVでありながら快適な車中泊が過ごせる空間を持つ車です。今後、ミニバンに代わる新しい選択肢として、車業界もアウトドア業界も賑わす存在になるでしょう。
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