レクサス LX初代から現行までの歴史とは?魅力や特徴を徹底解剖
LXは、優れた走破性と上質な乗り心地を両立するレクサスのフラッグシップSUVです。
1996年に北米で誕生し、日本では2015年に発売されました。発売当初から評価が高く、現行4代目モデルは生産が追い付かず注文を停止するほどの人気があります。レクサス LXが誕生からどのような歴史を歩んできたのか、知りたい方も多いのではないでしょうか。
この記事では、レクサス LXの歴史と現行モデルの特徴、魅力を紹介します。最新の売買価格も紹介しますので、購入や売却を検討している方は参考にしてください。
※目次※
・LXは、トヨタ ランドクルーザーをベースに開発されたレクサス初のSUV。1996年に誕生し、2015年からは日本国内でも販売されている。
・レクサス LXは、優れた悪路走破性と高級感のあるデザイン、上質な乗り心地を実現している。
・レクサス LXの現行モデルは人気が高く中古車在庫も少ないため、購入を考えている方は小まめに販売状況をチェックするのがおすすめ。
レクサス LXの現行までの歴史
レクサス LXは、1996年に北米で誕生し、2015年からは日本でも販売されている人気SUVです。ランドクルーザーをベースにした悪路走破性に、レクサスのラグジュアリー感を合わせた本格派プレミアムSUVとして発売当初から人気があります。
ここでは、レクサス LXの誕生から現在までの変遷を見てみましょう。
(参考:『LX(レクサス)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
1996年:初代「LX450」が北米で発売
初代モデルLX450は、トヨタ ランドクルーザー(80系)をベースに開発され、1996年に北米でデビューしました。
基本スペックはランドクルーザーと変わりませんが、エクステリアには専用のフロントグリルやヘッドライト、ドアパネル、インテリアには本革シートや木目パネルを採用し、上質さをプラスしています。
1998年:2代目「LX470」の登場
2代目LX470は、ランドクルーザーのモデルチェンジに伴い登場しました。フロントグリルやヘッドライトは初代に比べ大きくなり、より高級感のある意匠に変更されています。エンジンもパワーアップし、米国市場で高い人気を獲得しました。
日本では、LX470を「ランドクルーザーシグナス」として仕様・名称変更し、販売しています。
2007年:3代目「LX570」が誕生
3代目となるLX570は、ベースとなるランドクルーザー200系のデビューに伴い、2007年に発売されました。V8型5.7Lエンジンと6ATの組み合わせ、4-Wheel AHC&AVSを搭載したフルタイムAWDの採用により、優れた悪路走破性を実現しています。
エクステリアやインテリアは、よりレクサスらしい高級感のあるデザインに変更されました。
2015年:「LX570」が日本デビュー
LX570は、2015年のマイナーチェンジに伴い日本でも発売を開始しました。スピンドルグリルと3連LEDヘッドライトの採用により、ラグジュアリーさと力強さが融合したデザインに仕上がっています。
「Lexus Safety System+」という先進の予防安全パッケージが設定されたことも特徴のひとつです。月販目標台数が50台なのに対し、受注台数は約2,000台と好調な立ち上がりを見せました。
2022年:4代目「LX600」が日本発売
4代目となるLX600は2021年10月に世界初披露され、2022年1月に発売を開始しました。V6型3.5Lツインターボエンジンによるシームレスな加速、電子制御ブレーキシステム(ECB)と電動パワーステアリングシステム(EPS)による快適な走りが特徴です。
Lexus Safety System+は、プリクラッシュセーフティの対応領域拡大に加え、緊急時操舵支援や低速時加速抑制などの機能も追加されました。
レクサス LXの魅力
レクサス LXは優れた走行性能と耐久性、走行安定性に加え、スタイリッシュなデザインと上質なインテリア、乗り心地の良さがプラスされた本格派プレミアムSUVです。
新型モデルとなるLX600は、最新の安全性能と快適性の高い機能を採用し、さらに乗り心地の良い上質な移動体験を提供しています。ここからは、LX600の特徴と魅力を見ていきましょう。
スタイリッシュなデザイン
LX600は、スピンドルグリルからフロントフェンダーへの立体感のあるフォルムが特徴です。複雑な形状の部品を組み合わせたフロントフェイスと塊感のあるリアデザインにより、SUVの力強さだけではなくスタイリッシュな印象を与えています。
高級感のあるインテリアデザインも魅力です。センタークラスターとインパネレジスターの金属と表皮巻きパッド、葉脈柄をイメージしたスピーカーグリルなどの採用により、上質感のある空間に仕上がっています。
(参考:『新型レクサスLXの魅力は?サイズやグレード展開、燃費を紹介|中古車の【ネクステージ】』)
機能的な車内空間
LX600は、「Tazuna Concept」という運転操作に集中できるコックピット思想を採用しています。走行情報表示系の適切な配置やタッチディスプレーを使用したナビゲーションシステムの採用により、運転中のスムーズな視線移動が可能になりました。
ヒータースイッチや「おくだけ充電」など、便利な機能がセンターコンソールに集約されていることも特徴です。それぞれを使いやすい位置に配置しているため、運転中でもストレスなく操作できます。
上質な走り
LX600は、V6型3.5LのツインターボエンジンとDirect Shift-10ATを組み合わせています。低速から立ち上がるワイドなトルク特性を生かし、オンロードでもオフロードでも扱いやすい動力性能と力強い加速を実現しました。
また、新GA-Fプラットフォームの採用でボディが軽量化・低重心化したことにより、旋回時や加速・減速時に滑らかな車両挙動を感じられることも魅力です。操縦安定性と操舵応答性にも長けています。
最新の安全性能
LX600には、先進の予防安全技術「Lexus Safety System+」が採用されています。新型モデルは、単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により「プリクラッシュセーフティ」の対応領域拡大や緊急時操舵支援、低速加速抑制も追加されました。
他にも、車線認識にAI技術を活用した「レーントレーシングアシスト」やカーブ速度抑制機能付きの「レーダークルーズコントロール」など、最新の安全性能を採用しています。
(参考:『LX(レクサス)の燃費情報|中古車の【ネクステージ】』)
レクサス LXの現行モデル一覧
現行のレクサス LX600には3種類のグレードがラインアップされています。車体サイズやパワートレインに大きな違いはないものの、乗車定員や内装デザインは異なるため、購入を検討している方は違いを把握しておきましょう。
ここからは、各グレードの基本スペックと特徴を紹介します。
LX600
LX600は、レクサス LXのベースモデルです。レクサス初の指紋認証スタートスイッチや最新の音声認識機能、ブレードスキャン式アダプティブハイビームシステムの採用など、快適性の高い機能を装備しています。LX600の基本スペックは以下の通りです。
乗車人数 |
5人乗り |
7人乗り |
全長×全幅×全高(mm) |
5,100×1,990×1,885 |
|
室内長×室内幅×室内高(mm) |
1,950×1,630×1,190 |
2,755×1,630×1,190 |
車両総重量(kg) |
2,825 |
2,975 |
ホイールベース(mm) |
2,850 |
|
WLTCモード燃料消費率(km/L) |
8.0 |
LX600 EXECUTIVE
LX600 EXECUTIVEは、ゆったり過ごせる後席空間を実現した4人乗りモデルです。体を優しく包み込む形状の専用リアシートにより、安心感のある姿勢を保てます。
専用の読書灯やリアシートディスプレー、オーディオシステムなどを標準装備していることも魅力です。
乗車人数 |
4人乗り |
全長×全幅×全高(mm) |
5,100×1,990×1,895 |
室内長×室内幅×室内高(mm) |
2,005×1,630×1,190 |
車両総重量(kg) |
2,820 |
ホイールベース(mm) |
2,850 |
WLTCモード燃料消費率(km/L) |
8.0 |
LX600 OFFROAD
LX600 OFFROADは、悪路走破性を高めた走行性能の高いモデルです。ディファレンシャルロックを採用することで脱出性を高めた他、扁平率の高いタイヤの装備により路面追従性を高めています。LX600 OFFROADの基本スペックは以下の通りです。
乗車人数 |
5人乗り |
7人乗り |
全長×全幅×全高(mm) |
5,100×1,990×1,885 |
|
室内長×室内幅×室内高(mm) |
1,950×1,630×1,190 |
2,755×1,630×1,190 |
車両総重量(kg) |
2,815 |
2,965 |
ホイールベース(mm) |
2,850 |
|
WLTCモード燃料消費率(km/L) |
8.1 |
(参考:『LX(レクサス)のモデル・グレードカタログ一覧|中古車の【ネクステージ】』)
レクサス LXの最新売買価格
レクサス LXは、本格SUVとしての高い走破性と機能的な車内空間、最新の安全性能を装備しています。新車価格はベースモデルでも1,250万円と高額ですが、高くても購入する方が多い人気の車種です。
ここでは、レクサスの新車価格と最新の中古車価格、買取実績を紹介します。
新車価格
レクサス LXは高級SUVのため、新車で購入すると1,000万円以上の費用が必要です。高額ですが人気は高く、現行モデルは生産能力を上回る注文が入ったことから注文を停止しています。LXの新車価格は以下の通りです。
グレード名 |
新車価格(税込み) |
LX600 EXECUTIVE |
1,800万円 |
LX600(5人乗り・7人乗り) |
1,250万円 |
LX600 OFFROAD(5人乗り・7人乗り) |
1,290万円 |
(2024年8月時点の情報です)
(参考:『中古車「レクサス LX」の賢い購入方法や探し方を徹底解説!|中古車の【ネクステージ】』)
中古車価格
レクサス LXは、現行モデルだけではなく旧モデル(LX570)も人気です。日本に導入されてから約9年経過していますが、2024年8月現在ネクステージにはレクサス LXの在庫がありません。
現行モデルの注文が停止されていることから、中古車の購入を検討する方もいるでしょう。しかし、中古車市場では現行モデルに限らず旧モデルも希少なため、在庫情報を小まめにチェックすると出会える可能性が広がります。
(参考:『LX(レクサス)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
買取相場
レクサス LXの中古車は流通量が多くありませんが、ネクステージでは現在までに34件の実績があります。最新の買取実績は以下の通りです。
グレード名 |
年式 |
走行距離 |
買取価格 |
LX600 |
2023年式 |
2,977km |
1,491万1,000円 |
LX600 |
2022年式 |
2,732km |
1,378万1,000円 |
LX600 オフロード |
2022年式 |
1,600km |
1,814万6,000円 |
LX570 特別仕様車 ブラックシークエンス |
2021年式 |
8,371km |
873万4,000円 |
(2024年8月時点の情報です)
(参考:『LX(レクサス車)の買取相場・査定実績一覧|中古車の【ネクステージ】』)
レクサス LXの購入はネクステージがおすすめ!
レクサス LXは発売当初から高い評価を得ている人気SUVです。現行モデルは、生産が追い付かず注文を停止するほどの人気があるため、購入を検討している方は中古車を探しましょう。
ネクステージは良質な中古車を豊富に取りそろえているため、レクサス LXの購入におすすめです。ここでは、ネクステージでレクサス LXを購入するメリットを紹介します。
良質な中古車が多彩にそろう!
ネクステージは、全国の店舗に約3万台以上の在庫を用意しています。車種別に専任のバイヤーを配置しているため、売れ筋モデルや人気カラー、グレードのバリエーションを豊富に取りそろえていることが特徴です。
徹底的な品質管理と公正中立な第三者機関による品質鑑定を実施しており、品質にこだわりを持ってご用意しています。納車前には専門のメカニックがしっかり点検・整備する他、ご契約時と納品時には車両の状態や傷のチェックを実施するため、納得いただいた上でのお渡しが可能です。
保証制度も充実!購入後のカーライフを支えます
ネクステージが販売する車両には、一部対象外の車を除き無料保証が付帯しています。国産車であるレクサス LXであれば、納車より3か月以内かつ納車後の走行距離が3,000km以内の車両が対象です。
他にも、メンテナンス付きの保証パック「サービスサポート(有料)」や長く乗りたい方におすすめの「10年保証(有料)」も用意しています。さまざまな保障プランを用意していますので、保証内容や加入条件を確認し、お客さまの状況に合う保証をご利用ください。
まとめ
レクサス LXは、SUVとしての悪路走破性だけではなく、室内の快適性や上品さも実現した本格派プレミアムSUVです。現行モデルは最新の安全性能を装備し、これまで以上にゆったりとくつろげる車内空間を実現しています。
現在は新車の注文を停止しているため購入はできませんが、中古車であれば購入が可能です。ネクステージは品質の良い車両を豊富に取りそろえていますので、LXの購入を考えている方は、ぜひネクステージをご利用ください。