マツダCX-30モデルチェンジ徹底解析!新旧比較と進化したポイント
マツダの人気コンパクトSUV「CX-30」が、2024年7月18日にモデルチェンジを迎えました。デザインや性能、快適性など、さまざまな面での進化が注目されています。
新型モデルは、ユーザーの期待に応える改良を数多く実現し、従来の魅力をさらに高めた仕様です。この記事では、特徴や性能、デザイン、スペックまでを徹底解説するので、新型CX-30の購入を検討している人は参考にしましょう。
※目次※
・マツダCX-30はモデルチェンジでグレード体系が刷新され、コネクティッドサービスも強化された。
・マツダCX-30モデルチェンジは、立体駐車場に対応する車高や優れた荷室容量など実用性が向上している。
・マツダCX-30のモデルチェンジはパワートレイン「e-SKYACTIV-G 2.0」により走行性能と環境性能が改善されている。
モデルチェンジを果たしたマツダ新型CX-30とは
マツダCX-30の2024年モデルチェンジでは、グレード体系の刷新やコネクティッドサービスの拡充など、大幅な改良が行われました。
ここでは、新型CX-30の特徴や主な改良ポイント、新旧モデルの比較について紹介します。具体的にどのような変更が加えられたのか、詳しく見ていきましょう。
(参考:『CX-30(マツダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
2024年7月18日にモデルチェンジしたマツダ新型CX-30の特徴
マツダは2024年7月18日、商品改良した人気コンパクトSUV「CX-30」を発売しました。新型CX-30は、特別仕様車を含めて全3グレードが展開されています。
特筆すべき点は、コネクティッドサービスの拡充です。全機種に、Amazon Alexaによる音声操作機能と、マツダオンラインナビが搭載されました。
安全面では、「リアシートアラート」が新たに導入されています。さらに、車高1,540mmと機械式立体駐車場に対応しつつ、約430Lの広々とした荷室容量を確保するなど、優れた実用性です。
新型CX-30は、安全性や快適性、利便性が大幅に向上しました。
新旧モデルの比較!マツダCX-30はモデルチェンジで何が変わった?
新型CX-30と旧モデルを比較すると、いくつかの変更点が見られます。まず、グレード体系が見直され、「S Package」と「Touring」の2グレードに、特別仕様車がプラスされた3グレード展開です。
また、コネクティッドサービスの機能が拡充され、Apple CarPlayも楽しめるようになっています。安全装備も旧モデルより充実しており、さらに快適なドライブを堪能できるでしょう。
「ブラックアピアランスパッケージ」というメーカーオプションが追加され、外観のカスタマイズ性も向上しました。これらの変更により、新型CX-30はより使いやすく、個性的な車両へと進化しています。
マツダCX-30モデルチェンジのエクステリアデザイン
マツダCX-30のモデルチェンジにより、エクステリアデザインが大きく進化しました。「フロントデザイン」「サイドビューとリアデザイン」「新色の追加と塗装技術の進化」という3つの観点から、新型CX-30の外観の変更点を詳しく見ていきましょう。
マツダCX-30モデルチェンジのフロントデザインの進化
マツダCX-30の新型モデルは、フロントデザインが大きな進化を遂げました。特徴的なコーポレートフェイスがさらに洗練され、より精悍な印象を与えます。
グリルのデザインも一新され、立体感が増すことで存在感が際立つ設計です。ヘッドライトも薄型化され、シャープな印象を強調しています。フォグランプの配置も見直され、より機能的かつスタイリッシュなデザインとなりました。
さらに、フロントバンパーの形状も最適化され、空力性能の向上にも貢献しています。全体として、新型CX-30のフロントデザインは、マツダの「魂動デザイン」哲学をより深化させ、美しさと機能性を高次元で融合させることに成功しているでしょう。
マツダCX-30モデルチェンジのサイドビューとリアデザインの変更点
新型CX-30のサイドビューとリアデザインも、フロントと同様に洗練されました。サイドラインは、より流麗な曲線を描き、スポーティーさと上質感を両立しています。
特筆すべきは、新たに採用されたブラッククロームのシグネチャーウィングです。リアデザインでは、テールランプのデザインが進化し、より立体的な造形となっています。また、リアルーフスポイラーがボディと同色となり、全体的な一体感が増しました。
新型CX-30は、より洗練された大人の雰囲気を醸し出すと同時に、空力性能も向上し、走行安定性と燃費性能の改善にも寄与しています。
マツダCX-30モデルチェンジの新色の追加と塗装技術の進化
新型CX-30では、塗装技術の進化により、より深みのある色彩表現が実現しました。
新色・特別塗装色 |
特徴 |
ジルコンサンドメタリック(新色) |
・シックなベージュ系のカラー ・落ち着いた自然派トーンでアウトドア志向にマッチ ・上品でナチュラルな風合いを強調 |
セラミックメタリック(新色) |
・白に近い淡いグレートーン ・都会的で洗練された印象 ・金属感を抑え、滑らかな質感が際立つ |
ソウルレッドクリスタルメタリック(特別塗装色) |
・光の角度によって表情を変える深みと輝きが特徴 ・塗装技術の進化により、さらに深みが増した |
マシーングレープレミアムメタリック(特別塗装色) |
・金属の精緻な輝きを表現 ・都会的で洗練された印象を与える |
スノーフレイクホワイトパールマイカ(特別塗装色) |
・純白の美しさを表現 ・エレガントかつ清潔感のある印象 |
これらの新色や進化した塗装技術により、CX-30の外観の魅力が一段と高まりました。ボディカラーの選択肢が増えたことで、オーナーの個性をより反映させやすくなっています。
マツダCX-30モデルチェンジのインテリアデザイン
マツダCX-30のモデルチェンジでは、インテリアデザインと快適性にも変化が見られます。新型CX-30は、ドライバーと同乗者双方に配慮した空間設計です。
内装の質感向上や最新インフォテインメントシステムの搭載、室内空間の拡大と収納性の向上など、主な改良点について具体的に紹介します。
マツダCX-30モデルチェンジの内装の質感向上と新素材の採用
新型CX-30の内装は、ドライバーの集中力と同乗者の快適性を両立させる空間設計です。グレードに応じて異なる上質な素材が採用され、「Touring」グレードではオプションでスムーズレザーを選択できます。
機能面では、運転席10Wayパワーシートやシートヒーター、ステアリングヒーターなどが装備され、快適性が向上しました。フルオートエアコンやリアベンチレーターにより、全席で快適な空間を実現しています。
オーディオシステムも充実しており、オプションでBoseサウンドシステムを選択可能です。収納面では、ワイヤレス充電機能付きのフロントコンソールなど、実用的な設計が施されています。
マツダCX-30モデルチェンジの最新インフォテインメントシステムの搭載
新型CX-30のインフォテインメントシステムは、ドライバーと車両をより密接につなぐ進化を遂げました。10.25インチの大型センターディスプレイにより、視認性と操作性が向上し、直感的な操作が可能になっています。
ワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Autoに対応し、スマートフォンとの連携がより快適になりました。ケーブル接続の煩わしさから解放され、乗車後すぐにナビゲーションや音楽を楽しめます。
また、ワイヤレス充電パッドの装備により、対応するスマートフォンを置くだけで充電が可能です。これらの機能により、CX-30は快適なモバイルオフィスや娯楽空間としての役割も実現しています。
マツダCX-30モデルチェンジの室内空間の拡大と収納性の向上
新型CX-30の室内空間は、乗員全員の快適性を追求した設計です。ラゲッジルームは、大きな旅行カバンも楽に積み下ろしできるよう、人間工学に基づいて設計されています。
後席にもゆとりを持たせ、大人4人での小旅行にも対応可能です。6:4分割可倒式リアシートを採用し、フラットな荷室空間を作り出せます。これにより、長尺物の積載も容易になりました。
収納スペースも充実しており、フロントカップホルダーやボトルホルダー付きドアポケット、コンソールボックスなどは、使い勝手の良い配置となっています。
マツダCX-30モデルチェンジのエンジン性能と燃費
マツダCX-30のモデルチェンジは、パワートレイン「e-SKYACTIV-G 2.0」の採用により、走りの楽しさと環境性能の両立を実現しました。
また、燃費性能の向上や排出ガスのクリーン化など、環境への配慮も進んでいます。以下で、エンジン性能と燃費面において進化したポイントを見ていきましょう。
マツダCX-30モデルチェンジのパワートレインの進化
新型CX-30のパワートレインは、走りの楽しさと環境性能を高次元で両立させています。注目すべきは、パワートレイン「e-SKYACTIV-G 2.0」です。
e-SKYACTIV-G 2.0は、ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」と小型ハイブリッドシステム「M Hybrid」を組み合わせたもので、高い環境性能と爽快な走りを両立させました。
また、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」も用意され、ユーザーのニーズに合わせた選択肢を提供しています。
マツダCX-30モデルチェンジの燃費性能の改善と環境性能の向上
新型CX-30は、燃費性能と環境性能の向上にも注力しています。カタログの数値は、以下の通りです。
【燃費性能(WLTCモード)】
・ディーゼルモデル(XD):19.5km/L(2WD)、18.7km/L(4WD)
・ハイブリッドモデル(20S):16.2km/L(2WD)、15.5km/L(4WD)
【環境性能】
・ディーゼルモデル(XD):令和12年度燃費基準75%達成車
・ハイブリッドモデル(20S):平成30年排出ガス基準50%低減レベルを達成
また、車体の軽量化や空力性能の改善により、走行時のエネルギー効率も向上しています。新型CX-30は、環境に配慮しつつ、力強い走りを実現した一台です。
マツダCX-30モデルチェンジの走行性能の向上
新型CX-30の走行性能は、ハンドリングと乗り心地の両面で大きく向上しました。「Gベクタリング コントロール プラス」技術により、ドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクとブレーキを精密に制御し、車両の挙動を最適化しています。
また、新たに生まれた「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」は、乗員の体の動きに着目した設計が施され、路面からの振動を効果的に吸収する技術です。
新型CX-30は、スポーティーな走りと快適性を高次元で両立させ、長距離ドライブでも疲れにくい乗り心地を提供します。
マツダCX-30モデルチェンジの価格と購入のポイント
マツダCX-30モデルチェンジの、価格設定が気になる人もいるかもしれません。最後に、新型CX-30の各グレードの特徴や価格帯などを詳しく解説します。
また、納期情報や購入時に押さえておくべきポイント、さらには中古車市場への影響についてもチェックしましょう。
マツダCX-30モデルチェンジのグレード別価格帯と装備の違い
新型CX-30のグレード体系は、多様なニーズに応える選択肢を提供しています。主なグレードと特徴は、以下の通りです。
グレード |
特徴 |
S Package(エントリーモデル) |
・運転のしやすさを重視 ・8.8インチセンターディスプレイ ・約276万円~約327万円 |
Touring(上級モデル) |
・安全装備と上質な室内空間を兼備 ・10.25インチセンターディスプレイ ・運転席10Wayパワーシート、ステアリングヒーターなど充実 ・約302万円~約353万円 |
Retro Sports Edition(特別仕様車) |
・スポーティーかつシックな外観 ・10.25インチセンターディスプレイ ・Boseサウンドシステム搭載 ・317万円~約369万円 |
それぞれのグレードに、ディーゼル車(XD)とハイブリッド車(20S)があり、価格も異なります。安全性と快適性をさらに向上したい人は、メーカーオプションの「360°セーフティ&コンフォートパッケージ」を選択しましょう。
マツダCX-30モデルチェンジの納期情報と購入時の注意点
公式サイトによると、新型CX-30の納期は1か月程度ですとなっています。ただし、人気グレードや特定のオプション選択時は、さらに長期化する可能性があるでしょう。購入を検討する際は、最新の納期情報を確認することをおすすめします。
また、購入時には以下のポイントをチェックすることも大切です。
・下取り車:事前に買取店で査定を受けておくと有利な条件を引き出せる可能性
・オプション選択:純正と社外品の比較検討が有効
・リセールバリュー:「20S」シリーズは比較的高値維持の傾向
慎重に検討をした上で、自身のニーズと予算に最適なモデルを選択しましょう。
マツダCX-30モデルチェンジの中古車市場への影響と旧モデルの価値
新型CX-30の登場は、中古車市場にも影響を与えていますが、その人気から旧モデルの価値急落は今のところ見られません(2024年10月現在)。上位グレードや人気カラー「ソウルレッドクリスタルメタリック」は、高需要を維持しています。
2022年以降製造の旧モデルは、安全装備充実や内装アップグレードにより新型との機能差が小さく、魅力的な選択肢といえるでしょう。中古車選びでは、製造年や走行距離、装備内容を総合的に判断し、自身のニーズに合った車両を選択することが重要です。
まとめ
マツダCX-30の2024年モデルチェンジでは、洗練された外観デザインと質感の高い内装により、プレミアムな印象がさらに高まりました。パワートレインの改良で走行性能と燃費効率が向上し、環境性能も充実しています。
最新のインフォテインメントシステムを搭載し、室内空間も拡大されたことで、快適性が大きく向上しました。また、グレード体系の見直しにより、ニーズに合わせた選択がしやすくなっています。
先進技術と洗練されたデザインを融合させた新型CX-30は、ドライビングの楽しさと日常の使いやすさを両立した、魅力的な一台です。
【この記事の執筆者】
鈴木祐貴
車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。
現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。
バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。
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