ディーラーで持ち込みタイヤ交換は可能?4種類の業者との工賃相場を比較検証

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ディーラーで持ち込みタイヤ交換は可能?4種類の業者との工賃相場を比較検証

ディーラーで持ち込みタイヤ交換は可能?4種類の業者との工賃相場を比較検証

タイヤ交換をお得に済ませるために、ディーラーへの持ち込みを考えている人もいるでしょう。自分で購入した安いタイヤを持ち込めば工賃だけで済み、節約につながることも少なくありません。

 

それでは、ディーラーに持ち込みタイヤ交換を依頼することは可能なのでしょうか。工賃相場や予約方法、注意点を事前に知っておくことが大切です。また、カー用品店やタイヤ専門店など、他の業者との比較もチェックしていきましょう。

 

※目次※

1.ディーラーでの持ち込みタイヤ交換は可能?

2.ディーラーでの持ち込みタイヤ交換の工賃相場と費用内訳

3.ディーラーでの持ち込みタイヤ交換の手続きと準備

4.ディーラーで持ち込みタイヤ交換をするメリット

5.ディーラーで持ち込みタイヤ交換をするデメリット

6.持ち込みタイヤ交換に対応する、ディーラー以外の業者の特徴

7.まとめ

 

■POINT

・ディーラーでの持ち込みタイヤ交換は基本的に可能だが、店舗ごとに対応が異なり、事前確認が必須。

・ディーラーでの持ち込みタイヤ交換の工賃は1本3,000円~1万2,000円と他業者より高額で、持ち込み料として1本1,000円~2,000円が別途発生することもある。

・カー用品店(1本1,500円~2,400円)、タイヤ専門店(1本1,200円~4,000円)、ガソリンスタンド(1本2,000円~2,700円)、一般整備工場(1本2,000円~5,000円)と比べるとディーラーは工賃が高い。

 

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ディーラーでの持ち込みタイヤ交換は可能?

ディーラーのイメージ

ディーラーでの持ち込みタイヤ交換では、事前の確認が必要不可欠です。メーカーや店舗ごとに対応方針が異なり、追加料金が発生する場合も少なくありません。国産車と輸入車では、対応に大きな違いがあることも知っておくべきポイントです。

 

主要メーカーディーラーの持ち込みタイヤ交換の対応状況

主要自動車メーカーのディーラーでは、持ち込みタイヤ交換を利用できる店舗もあります。各メーカーは基本的に対応していますが、店舗ごとに方針が異なるため事前確認が必須です。

 

ディーラーでのタイヤ交換は、車種に特化した質の高い整備が魅力ですが、持ち込みタイヤの場合は工賃が割高になることも少なくありません。対応可否だけでなく、工賃や追加費用も含めた総額を確認しましょう。

 

ディーラーで持ち込みタイヤ交換が断られる主な理由

ディーラーが持ち込みタイヤ交換を断る主な理由は、店舗の経営方針によるものです。タイヤ販売からの利益確保を重視する店舗では、持ち込みを受け付けていないことがあります。

 

対応していても、「持ち込み割増料金」が設定されていることも珍しくありません。純正規格と大きく異なるタイヤや、安全性に懸念があるタイヤは、拒否されることもあるでしょう。

 

国産車と輸入車ディーラーの持ち込みタイヤ交換の違い

国産車ディーラーは、比較的柔軟に持ち込みタイヤ交換に対応する傾向がありますが、BMW・ベンツなどの輸入車ディーラーではより厳格な対応が見られます。これは、輸入車が特殊な技術や設備を必要とするためです。

 

輸入車ディーラーでは、車種ごとに認定された「承認タイヤ」の使用を推奨しています。持ち込みタイヤが承認タイヤでない場合、作業を断られることもあるでしょう。

 

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ディーラーでの持ち込みタイヤ交換の工賃相場と費用内訳

ミニカーとお金

持ち込みタイヤ交換をディーラーで行う場合、一般整備工場より高めの料金設定ですが、確かな技術と安心感があります。工賃の他、どのような費用項目があるのでしょうか。ここでは、タイヤ交換工賃の相場と費用内訳について解説していきます。

 

ディーラーでの持ち込みタイヤ交換工賃相場

ディーラーでのタイヤ交換工賃は、他業者と比較して高額です。一般的な相場は1本あたり3,000円~1万2,000円程度で、車種やタイヤサイズによって大きく変動します。軽自動車は比較的安価ですが、大型車や大径タイヤは高額になるのが通常です。

 

持ち込みタイヤの場合は通常より高めの設定となり、1本あたり1,000円~2,000円程度の持ち込み料が別途発生することもあります。

 

持ち込みを含むタイヤ交換時に発生する、ディーラーでの追加費用の主な内訳

タイヤ交換時には、基本工賃以外にも追加費用が発生します。ディーラーでのゴムバルブ交換料は1本あたり400円~1,000円程度、ホイールバランス調整は1本あたり2,000円~4,000円程度、古いタイヤの処分料は1本あたり500円程度が一般的です。

 

これらの費用は、工賃とは別に明示されるのが基本ですが、ディーラー以外の業者ではパッケージ料金に含まれている場合もあります。

 

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ディーラーでの持ち込みタイヤ交換の手続きと準備

予約をする女性

持ち込みタイヤ交換をディーラーで行う際には、事前の予約と必要書類の準備が欠かせません。車種に適したタイヤを選定し、持参する際には車検証やメンテナンスノートなども用意しておくと安心です。

 

ここでは、予約から交換完了までの具体的な流れと、交換後のタイヤ保管オプションについて解説していきます。

 

ディーラーへの持ち込みタイヤ交換の予約方法と必要情報

ディーラーへの持ち込みタイヤ交換の予約は、電話やインターネット、店舗訪問で行えます。予約時には、車種・グレード・年式などの車両情報と、装着するタイヤのサイズやメーカー名を伝えることが重要です。

 

「持ち込みタイヤの交換希望」と明確に伝え、タイヤのサイズ・本数を正確に伝えましょう。繁忙期には予約が取りにくくなるため、少なくとも数週間前、できれば1か月前までに予約することをおすすめします。

 

タイヤをディーラーに持ち込む際の準備と持参物

ディーラーでタイヤ交換を依頼する際は、持ち込みタイヤの運搬方法としてトランクに積んで持参するか、直送サービスを利用する方法があります。ただし、直送に対応しているかの事前確認は必須です。

 

作業依頼時には車検証を持参し、整備手帳があれば過去の記録確認に役立ちます。ホイール付きタイヤを持ち込む際には、適合するホイールナットも忘れずに持参しましょう。予約時に確認した追加工賃・処分料の支払い方法も、把握しておくのがおすすめです。

 

ディーラーでの持ち込みタイヤ交換後の保管サービスと古タイヤの処分方法

多くのディーラーでは、タイヤ保管サービスを有料で提供しています。料金は1セット(4本)あたり7,000円~1万8,000円程度で、保管期間は半年から1年が一般的です。次のシーズンまで、適切に保管してもらえます。

 

古タイヤの処分は、ほとんどのディーラーや専門店で引き取ってくれますが、1本あたり500円程度の処分料金が発生するのが一般的です。廃タイヤは一般ごみとして処分できないため、このサービスを利用しましょう。

ディーラーで持ち込みタイヤ交換をするメリット

喜ぶ男性

ディーラーでの持ち込みタイヤ交換は、車種専門の確かな技術と充実したサポート体制が魅力です。万が一のトラブル時も、安心のアフターフォローが受けられ、同時点検で車の状態も確認できます。ここでは、具体的なメリットについて見ていきましょう。

 

【ディーラー持ち込みタイヤ交換のメリット.1】車種専門の技術力と確かな作業品質

ディーラーの最大の強みは、担当車種に特化した深い専門知識と高い技術力です。整備スタッフは、自動車メーカー独自のトレーニングを受け、各車種の特性を熟知しています。

 

タイヤ交換は、車種・グレードごとに正しい知識と確実な技術が必要です。各メーカーには厳格な作業マニュアルがあり、それに基づいた高品質な作業が保証されています。特に最新モデルや特殊技術を採用した車種では、専門知識が大きな安心感をもたらすでしょう。

 

【ディーラー持ち込みタイヤ交換のメリット.2】点検サービスやおもてなしなどの付加価値

ディーラーでタイヤ交換を依頼すると、交換作業だけでなく、さまざまな付加価値サービスを受けられる場合があります。ディーラーでは、タイヤ交換時に無料または低価格で、簡易点検を実施していることもあるでしょう。

 

さらに、お茶菓子が提供されたり、キッズスペースが設置されていたりと、ホスピタリティが高いのもメリットです。ただ、サービス内容やその程度は、ディーラーやメーカー、地域によって異なります。

 

【ディーラー持ち込みタイヤ交換のメリット.3】トラブル発生時のスムーズな対応

ディーラーでのタイヤ交換は、交換後のトラブル発生時の対応が大きなポイントです。振動・異音などの問題が生じた場合も、迅速かつ丁寧に対応してもらえる可能性があります。

 

メーカーとの直接連携により迅速な原因究明が可能で、複雑な電子制御システムに関わる問題も専門知識で効率的に解決できるでしょう。全国ネットワークを持つディーラーなら、別の拠点でも継続的なサポートを受けられる点も大きなメリットです。

 

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ディーラーで持ち込みタイヤ交換をするデメリット

困った顔の女性

ディーラーでの持ち込みタイヤ交換は、高めの工賃設定と予約の取りにくさが主なデメリットです。作業完了までに時間がかかり、持ち込みタイヤへの保証が限定的である点にも注意しましょう。ここでは、主な注意点について解説します。

 

【ディーラー持ち込みタイヤ交換のデメリット.1】工賃の高さと予約の取りにくさ

ディーラーでのタイヤ交換は、他業者と比較して工賃が高く設定されている傾向にあります。この価格差は、車種専門の技術力や充実したサービスを反映したものです。

 

特に冬用タイヤへの交換シーズンには予約が取りづらくなり、数週間先まで予約が埋まっていることも少なくありません。費用や時間に余裕がない場合は、他業者の利用も検討する価値があります。

 

【ディーラー持ち込みタイヤ交換のデメリット.2】交換までの待ち時間と作業時間の長さ

ディーラーでのタイヤ交換は、混雑状況によっては待ち時間が1時間以上になることもあります。実作業時間は4本交換の場合、14インチ~17インチ約30分~1時間程度18インチ~21インチでは1時間~1時間半ほどが目安です。

 

土日祝日は特に混雑するため、予約が欠かせません。多くのディーラーでは待ち時間を快適に過ごせるよう、ドリンクサービスや無料Wi-Fiなどが充実しているものの、長時間待つ場合は疲労が勝ってしまうでしょう。

 

【ディーラー持ち込みタイヤ交換のデメリット.3】持ち込みタイヤに関する責任範囲と保証の制限

タイヤを持ち込む場合、多くのディーラーではタイヤ本体に関する保証を行わないケースが少なくありません。タイヤ自体の不具合は、タイヤ製造元や購入店に対応を求める必要があります。

 

装着作業に関しては基本的にディーラーの責任範囲となりますが、タイヤと車両の相性問題から生じる振動・異音については、責任の所在が曖昧になりがちです。トラブル時の責任範囲について、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

 

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持ち込みタイヤ交換に対応する、ディーラー以外の業者の特徴

ガソリンスタンド

タイヤ交換は、ディーラー以外にも多様な業者が行っており、それぞれ異なる特徴を持っています。カー用品店やタイヤ専門店は価格面で優位性があり、ガソリンスタンドは便利さ、一般整備工場は柔軟性が魅力です。最後に、各業者のサービス内容と費用対効果について解説します。

 

カー用品店での持ち込みタイヤ交換の特徴と費用相場

カー用品店は、豊富なタイヤの選択肢と比較的安価な工賃が魅力です。さまざまなメーカー・種類のタイヤを取り扱っているため、予算や性能の好みに合わせて選べます

 

持ち込みタイヤの交換工賃は、1本あたり約1,500円~2,400円です。持ち込みタイヤ交換にも多くの店舗で対応していますが、季節の変わり目には混雑するため事前予約をするとスムーズでしょう。

 

タイヤ専門店での持ち込みタイヤ交換の特徴と費用相場

タイヤ専門店は、タイヤに関する豊富な知識と、高度な技術を持つスタッフが最大の強みです。アライメント調整などの専門サービスにも対応し、国内外のさまざまなメーカー・グレードのタイヤを幅広く取り扱っています。

 

タイヤ保管や窒素ガス充填、防さびコーティングなど、オプションサービスが充実しているのもポイントです。

 

持ち込みタイヤの交換工賃は、1本あたり1,200円~4,000円程度とディーラーより安価で、タイヤに特化した専門的なアドバイスが受けられるでしょう。

 

ガソリンスタンドでの持ち込みタイヤ交換の特徴と費用相場

ガソリンスタンドでのタイヤ交換は、全国に店舗網が広がる高い利便性が魅力です。多くの店舗では、早朝から夜遅くまで営業しているため、仕事帰りでも利用しやすく、給油・洗車なども一度に済ませられます。

 

持ち込みタイヤの交換工賃は、1本あたり2,000円~2,700円程度です。対応できるタイヤのサイズ・種類には制限があるので、事前に確認しましょう。アクセスの良さと、比較的リーズナブルな価格設定が人気の理由といえます。

 

一般整備工場での持ち込みタイヤ交換の特徴と費用相場

地域密着型の一般整備工場は、アットホームな対応と柔軟なサービスが魅力です。ディーラーより持ち込みタイヤ交換の工賃が安く、2,000円~5,000円程度が一般的な相場となっています。

 

常連客との信頼関係を重視するため、急なトラブル時の対応や、融通の利く予約調整が可能です。地域の道路事情や気候に合わせたタイヤ選びのアドバイスも期待でき、コストパフォーマンスを重視するドライバーに支持されています。

 

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まとめ

整備士の男性

ディーラーでの持ち込みタイヤ交換は多くの場合可能ですが、メーカーや店舗によって対応が異なります。工賃相場は車種・サイズによって変動し、基本的には通常のタイヤ交換より工賃が割高です。

 

車種専門の技術力や点検サービスが魅力である一方、予約が取りにくく、タイヤに関する保証はされないというデメリットもあります。予算や時間、求めるサービス品質に応じて、カー用品店やタイヤ専門店、ガソリンスタンドなどの選択肢も検討しましょう。

 

▼ライタープロフィール

ディーラーで持ち込みタイヤ交換は可能?4種類の業者との工賃相場を比較検証

鈴木祐貴

車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。

現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。

バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。

 

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よくある質問

 

Q.ディーラーでタイヤを持ち込み交換する工賃は幾らですか?

A.ディーラーで持ち込みタイヤの交換を依頼する場合、工賃相場はタイヤ1本あたり3,000円~1万2,000円が目安です。車種やタイヤサイズによっても費用は異なり、例えば軽自動車・コンパクトカーで1万2,000円~5万円、SUVで4万円~8万円になることもあります。 ディーラーは技術力が高く安心感がありますが、持ち込み交換は外注対応となる場合があり、その分工賃が高くなりやすいのです。

 

Q.ディーラーでタイヤ交換はしてもらえますか?

A.ディーラーでもタイヤ交換は可能です。ディーラーは販売だけでなくメンテナンスや修理も行っており、メーカーや車種に合わせた方法でプロに交換してもらえます。不具合時のアフターフォローも充実しており、同時に車の点検や修理も依頼できるのがメリットです。

 

Q.ディーラーでタイヤ交換すると高い理由は何ですか?

A.主な理由は「仕入れ値の高さ」「工賃の設定」「サービス内容の充実」です。ディーラーはメーカー系列のためタイヤの仕入れ値が高く、専門性の高い作業や手厚い保証、充実した待合環境などのサービスが工賃に反映されます。また、持ち込み交換では販売利益がない分、工賃が割増になるケースもあるのです。

 

Q.ディーラー以外でのタイヤ交換の相場は幾らですか?

A.タイヤ専門店では4本8,000円~1万6,000円、カー用品店やガソリンスタンドでは4,000円~1万2,000円が目安です。車種やタイヤサイズによって金額は変わりますが、全体的にディーラーより安い傾向があります。タイヤ専門店は豊富な品ぞろえ、カー用品店は手軽さ、ガソリンスタンドは利便性が強みです。

 

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