軽自動車の車検費用はいくらが相場?安く受けるためにできること

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軽自動車の車検費用はいくらが相場?安く受けるためにできること

軽自動車の車検費用はいくらが相場?安く受けるためにできること

軽自動車の車検費用は普通車より安い傾向がありますが、内容によっては想定以上の出費になることもあります。相場は4万〜8万円前後で、費用の内訳や高額になる原因を知ることで、節約につなげることができます。


複数業者から見積もりを取る方法や日頃のメンテナンスの工夫を実践することで、車検費用を効果的に抑えることが可能になります。

 

※目次※

1.軽自動車の車検費用はいくらが相場?

2.軽自動車の車検費用の内訳を把握しよう

3.軽自動車の車検における主な依頼先

4.車検費用を抑える方法と注意点

5.車検費用が高額になるケース

6.車検費用が高額なら乗り換えもひとつの方法!

7.まとめ

 

■POINT

・軽自動車の車検にかかる費用は4万円~8万円が相場で、普通車と比較して安いのは重量税が大きな要因となっている。

・軽自動車の車検費用をより安く抑えるには、車検を依頼する業者選びが重要になる。

・車検費用が高い場合、乗り換えもひとつの方法。

 

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軽自動車の車検費用はいくらが相場?

軽自動車の車検費用はいくらが相場?

軽自動車の車検費用は、全体で4万円~8万円が相場です。普通車と比べて安価な点がメリットで、年式の新しい車であれば10万円以内に収まるケースがほとんどでしょう。車の状態により異なるものの、車検費用の安さは軽自動車の利点のひとつと言えます。

 

車検は、車が安全な状態であるか確認するために法律で定められた検査です。例えば、不具合なく乗り続けている方でも「次の車検まで延期する」といった手段は選べません。車検後に受け取る自動車検査証(車検証)は運転中の携帯が義務付けられており、車の所有者や車検の期限が記載された重要な書類です。

 

新車購入後のみ3年後、以降は2年周期で受けなければなりません。一度に数万円の出費となるため「車検が安いから」という理由で軽自動車を選ぶ方も多いでしょう。

 

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軽自動車の車検費用の内訳を把握しよう

軽自動車の車検費用の内訳を把握しよう

軽自動車の車検費用は、大きく3つに分けることが可能です。それぞれの内容を理解することで車検にかかる費用の全体像を把握できます。ここでは、軽自動車の車検費用の内訳について、法定費用・基本料金・追加整備費用の3つを解説するので参考にしてください。

 

車検費用は3つに大別できる

軽自動車の車検費用は、大きく3つに分けられます。まず「法定費用」は、国に支払う税金や手数料、保険料で、車検を行う業者にかかわらずほぼ一定です。次に「車検基本料金」は、車検に必要な点検費用や書類作成、代行手数料などで、業者によって料金が異なります。

 

最後に「整備費用」は、車検に通るために必要な部品交換や修理にかかる費用で、車の状態によって大きく変動することを押さえておきましょう。

 

法定費用

法定費用は、車検費用の中で金額が法律で定められている部分です。主に3つの項目から構成されています。1つ目は自動車重量税で、車両の重量に応じて課税されます。軽自動車の場合、通常6,600円で一律です。ただし、新規登録から13年以上経過した場合は8,200円、18年以上だと8,800円に増額されます。

 

2つ目は自賠責保険料で、交通事故の被害者保護のために全車両に加入が義務付けられています。軽自動車の場合、2024年12月時点において24か月分で1万7540円です。ちなみに、沖縄県や離島の場合は料金が異なり、安く設定されています。

 

3つ目は印紙代で、車検証発行の手数料として1,600円~2,200円かかります。車検を通過するための仕組みによって変動する点が特徴です。その場で検査が受けられる指定工場に車検を依頼すれば、印紙代を安く抑えられるでしょう。(2024年12月時点の情報です)

 

基本料金

車検の基本料金は、車検に必要な検査代行料、定期点検料、代行手数料などを含む費用です。この料金は、車検を実施する業者によって大きく異なります。一般的に、ディーラーは高めの設定が多く、車検専門店や整備工場では比較的安価な傾向です。基本料金には、車両の検査や必要書類の作成、車検場への持ち込みなどのサービスが含まれます。

 

軽自動車の場合、基本料金は1万円前半から8万円程度と幅があります。業者によって早期割引や新規割引など、割引サービスを用意していることがあるので、事前にチェックしてみてください。

 

追加整備費用

追加整備費用は、車検時に発見された不具合の修理や消耗部品の交換にかかる費用です。保安基準に適合しない部分の修理は必須となり、車の状態によっては高額になることがあります。保安基準に適合しないケースとしては、ドライブシャフトブーツやラックブーツなどのブーツ類が切れている場合や、電球やLEDが点灯しない場合などです。

 

また、エンジンオイルやエアフィルターの交換といった定期的なメンテナンス項目も、追加整備費用として含まれることが多いでしょう。車の年式や走行距離によって必要な整備内容が変わるため、追加整備費用は個々の車両によって大きく異なります。劣化や消耗していても保安基準に適合する部位に関しては、取捨選択することが可能です。

 

車検費用の内訳についてさらに知りたい方はこちら!

 

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軽自動車の車検における主な依頼先

軽自動車の車検における主な依頼先

現在では自動車ディーラーや整備工場以外にも、カー用品店やガソリンスタンドなど車検を行える店舗は増えています。車検を依頼する場所によってかかる費用には大きな差がありますが、信頼性や技術力にも差があることを把握しておく必要があります。ここでは、それぞれの特徴を解説するので、参考にしてください。

 

ディーラーの車検

ディーラーでの車検は自社メーカーの知識が豊富なため、トラブルが起きやすい箇所や、気付きにくい場所もチェックしてくれます。また純正部品のストックもあるため、急遽交換が必要になった場合などでも対応してくれるのが魅力です。

 

しかし純正部品の部品代や、交換作業する際の技術料などが高いため、トータルの車検費用も高額になりやすいでしょう。

 

整備工場の車検

整備工場での車検は、ディーラーと比較すると低い価格設定になっている場合が多い傾向です。しかし、整備士の経験値や工場の設備にはバラつきが大きいため、依頼する前に信頼できるか調べておきたいところですが、Webで情報が調べにくいことが多く注意が必要です。

 

地域に根差した工場が多く、お得意様になると信頼関係を深く結べるのが整備工場の大きな魅力です。

 

カー用品店の車検

最近ではカー用品店でも車検を行えるところが増えています。カー用品店は、営業時間がディーラーなどと比較すると長く、定休日もない店舗が多いので、自分の予定に合わせて車検を受けられます。また、タイヤやバッテリーなどの汎用部品が入手しやすいという点や、ポイントカードを使うことができるなどメリットもあります。

 

注意したいのは、車検以外にも利用する方が多いため混雑しやすい点です。

 

ガソリンスタンドの車検

ガソリンスタンドでも、車検が受けられます。最大の特徴として、店舗数が圧倒的に多くあるため、最も身近に車検をお願いできるところです。また店舗によっては、車検を依頼した方を対象とした給油や洗車などの割引特典を受けられます。

 

一方で、店舗に車検を行える設備がないため、車検自体は外注となる場合が多く、他業者と比較すると日数がかかります。さらに、作業日数がかかると代車を必要とする方も多い傾向がありますが、代車の都合がつきにくい点にも注意が必要です。

 

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車検費用を抑える方法と注意点

車検費用を抑える方法と注意点

軽自動車の車検費用を抑える効果的な方法をいくつか紹介します。これらの方法を活用することで、車検費用の減額につながるでしょう。複数業者からの見積もり取得、1年点検の実施、日頃のメンテナンス、そしてユーザー車検の検討など、さまざまなアプローチがあります。

 

複数業者からの見積もりを取得する

複数の業者から見積もりを取得することは、車検費用を抑える効果的な方法です。まず、ディーラー、車検専門店、整備工場など、異なるタイプの業者に見積もりを依頼しましょう。各業者の特徴を理解し、自分のニーズに合った選択をすることが大切です。

 

見積もりを比較する際は、単に総額だけでなく、内訳も細かくチェックしましょう。特に、基本料金や整備費用に注目し、必要のないオプションサービスが含まれていないか確認します。複数の見積もりを比較検討することで、適正な価格で質の高い車検サービスを受けられる可能性が高まります。

 

1年点検を受ける

1年点検は、車検の中間に行われる点検ですが、車の安全性を維持する上で重要な役割を果たします。この点検を受けることで、部品の消耗や劣化を早期に発見し、迅速な対応が可能となります。結果として、車検時に高額な修理を避けることができ、車検費用の削減につながるでしょう。

 

また、1年点検ではステアリングやブレーキ、エンジンなど、運転に不可欠な部分をチェックする機会です。これにより、日常的な安全性も向上し、突発的な故障のリスクを軽減できます。費用面では、軽自動車の場合、約1万円程度で点検が可能です。この投資は、長期的に見れば車の維持費を抑える効果的な方法と言えるでしょう。

 

日頃のメンテナンスによる費用削減

日頃のメンテナンスは、車検費用を抑える効果的な方法です。まず、エンジンオイルの定期交換を行いましょう。これにより、エンジン内部の摩耗を防ぎ、高額な修理を回避できます。次に、タイヤの空気圧チェックと適切な調整を心がけます。適正な空気圧を保つことで、タイヤの寿命が延び、交換頻度を少なくすることが可能です。

 

また、ワイパーブレードやバッテリーの状態にも注意を払い、必要に応じて交換しましょう。こうした日常的なケアが、車検時の余計な出費を防ぎ、車両の長寿命化にもつながるのです。

 

ユーザー車検のメリットとデメリット

ユーザー車検は、車検費用を抑える効果的な方法のひとつです。最大のメリットは費用の削減で、業者に支払う手数料や点検料が不要となり、法定費用と必要な部品交換費用のみで済みます。また、車の構造や保安基準への理解が深まり、車への知識が増えるという点もメリットです。

 

一方で、デメリットとしては、書類準備や検査場への移動など、時間と手間がかかることが挙げられます。また、車検に不慣れな場合、検査ミスによる不合格のリスクもあります。不具合が見つかった際の整備対応や、別途必要な法定点検なども考慮する必要があるでしょう。ユーザー車検は、時間的余裕があり、車への関心が高い方に適した選択肢と言えます。

 

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車検費用が高額になるケース

虫眼鏡と車の小物

軽自動車の車検費用は通常4万円から8万円程度ですが、車両の状態によってはこの金額を大きく上回る場合があります。ここでは、車検費用が高額になりやすい主な要因について解説します。これらの知識を持つことで、日頃のメンテナンスの重要性を理解し、予期せぬ高額出費を避けられるでしょう。

 

タイヤ交換が必要な場合

タイヤの状態は車検の重要なポイントです。特にタイヤの溝の深さは1.6mm以上が必須で、スリップサインが出ていると不合格となります。また、検査員の判断にはなりますが、ひび割れや偏摩耗が著しい場合も車検を通過できません。タイヤの交換が必要となると、車検費用が大幅に増加する可能性があります。

 

安全な走行と車検費用の抑制のために、日頃から適切な空気圧管理やタイヤローテーションを行い、タイヤの状態に注意を払うことが大切です。急発進や急ブレーキを避けることも、タイヤの寿命を延ばすことにつながるでしょう。

 

ブレーキに異常がある場合

ブレーキシステムの異常は、車検費用を高額にする主な要因のひとつです。ブレーキキャリパーやホイールシリンダーからブレーキオイルが漏れている場合、修理が必要となります。また、ブレーキの固着による引きずりも、同様に修理しなければなりません。

 

キャリパーオーバーホールやホイールシリンダーの交換といった作業は、修理費用が高めなので車検時に発覚すると想定以上の出費となるでしょう。ブレーキに違和感を覚える場合は、早めに点検に出すことをおすすめします。

 

フロントガラスに損傷がある場合

フロントガラスの損傷は、車検費用を高額にする要因となることがあります。明らかなひび割れがある場合、検査員の判断により交換が必要と判断されるでしょう。特に運転席側の視界を妨げる損傷は、安全性の観点から厳しく審査されます。

 

フロントガラスの交換費用は高額で、軽自動車でも5万円から7万円程度かかるでしょう。前方車からの飛び石などが損傷の主な要因となるので、普段から車間距離を十分に取ることが大切です。

 

チェックランプが点灯・点滅している場合

車検では、特定の警告灯が点灯・点滅していないことも重要です。2017年2月以降、車検基準が厳格化され、エアバッグ、ブレーキ、ABS、原動機の警告灯が点灯していると、検査自体を受け付けてもらえない場合があります。車検を受けるためには、これらのチェックランプが消えている状態にしなければなりません。

 

その際、ABSユニットなど、交換部品によっては高額な費用がかかります。そのため、チェックランプが点灯しても放置しないことが大切です。

 

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車検費用が高額なら乗り換えもひとつの方法!

軽自動車の中古車

車検費用が高額になる場合、新しい軽自動車への乗り換えも検討したい手段です。ここでは、人気の高い軽自動車の3つのモデルを紹介します。それぞれの特徴や魅力的なポイントを解説しますので、乗り換えを検討する際の参考にしてください。

 

スズキ スペーシア

スズキ スペーシア

スズキ スペーシアは、広々とした室内空間と快適性を重視した軽ハイトワゴンです。多彩なシートアレンジと豊富な収納スペースにより、さまざまな用途に対応します。全席での快適な温度調節や乗り降りのしやすさも特徴です。

 

安全面では、最新の予防安全システム「スズキ セーフティ サポート」を搭載し、衝突被害軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロールなど、充実した機能で運転をサポートします。さらに、マイルドハイブリッドシステムを全車に標準装備し、優れた燃費性能と力強い走りを両立している点も魅力的です。

(参考:『スペーシア(スズキ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』

 

ダイハツ タント

ダイハツ タント

ダイハツ タントは、センターピラーレス構造によるミラクルオープンドアが特徴の軽自動車です。広い開口部を活かした多彩なシートアレンジと優れた積載性を備え、2段積みモードになる上下2段調節式デッキボードを採用しています。全車にCVTを採用し、2WDまたは4WDを選択可能です。

 

安全性能については、先進の運転支援システム「スマートアシスト」を全車に標準装備しています。豊富なボディカラーバリエーションも魅力的です。

(参考:『タント(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』

 

ホンダ N-BOX

ホンダ N-BOX

ホンダ N-BOXは、街に溶け込む洗練されたデザインと快適な室内空間が魅力の軽自動車です。シンプルな外観と、こだわりの素材を使用したインテリアが特徴です。広々とした室内は人中心設計で使いやすく、荷室も広く収納力に優れています。

 

走行性能も高く、日常使用に適した気持ちの良い走りを実現しています。予防安全性能や衝突安全性能も充実し、高い燃費性能で環境にも配慮している点も特徴です。

(参考:『N-BOX(ホンダ)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』

 

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まとめ

N-BOXの横に立つ女性

軽自動車の車検費用は、一般的に4万円から8万円程度が相場であり、法定費用、車検基本料、整備費用などで構成されています。費用を抑えるためには、複数の業者から見積もりを取得することや日頃のメンテナンスが効果的です。

 

ただし、車齢13年以上の車両は自動車重量税が増加するため、費用が高くなる傾向があります。車検費用が高額になる場合は、部品交換や修理が必要なケースが考えられるでしょう。車検費用と車両の状態を考慮し、乗り換えも選択肢のひとつとして検討することが賢明です。

 

▼ライタープロフィール

軽自動車の車検費用はいくらが相場?安く受けるためにできること

小波津健吾

高山自動車短期大学を卒業とともに国家2級整備士資格を取得。その後、整備士として実務経験を積み重ね自動車検査員資格を取り、民間工場で検査員として従事した経歴を持つ。現在はメカニックや検査員の知識と経験を活かし、主に車系のメディアで執筆している。

 

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