審査が甘いマイカーローンはある?ローンの種類や審査基準、審査対策を解説

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審査が甘いマイカーローンはある?ローンの種類や審査基準、審査対策を解説

審査が甘いマイカーローンはある?ローンの種類や審査基準、審査対策を解説

マイカーローンには、審査の厳しいものから比較的緩やかなものまで、さまざまな種類があります。金融機関やローンの種類によって審査のポイントは大きく異なり、自分の状況に合った選択をすることで審査通過の可能性が高まります。

 

そこでこの記事では、審査の甘いマイカーローンの特徴や種類、審査基準、そして審査に通るための具体的な対策について解説します。マイカーローンをご検討の方は、ぜひチェックしてください。

 

※目次※

1.審査が甘いマイカーローンとは?マイカーローンの種類

2.審査が甘いマイカーローンとは?特徴をチェックしよう

3.審査が甘いマイカーローンとは?審査基準をチェックしよう

4.審査が甘いマイカーローンの審査に通らないケースも

5.審査が甘いマイカーローンでも◎審査に向けて必要な対策

6.まとめ

 

■POINT

・マイカーローンは、自社ローン、消費者金融、ディーラーローン、ろうきん・信金、銀行の順に審査が甘いのが一般的。

・審査が甘いマイカーローンには、金利が高め、収入面での制限がない、審査を受けられる層の幅が広いという特徴がある。

・マイカーローンの審査を通過するためには、借入額を減らす、頭金を準備する、保証人を用意する、勤続年数を延ばすといった対策が有効。

 

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審査が甘いマイカーローンとは?マイカーローンの種類

ミニカーと電卓と札束

審査が甘いマイカーローンにはいくつかの種類があり、それぞれ審査基準や特徴が異なります。金利や審査の難易度、申込条件は、ローンの提供元によって大きく変わる要素です。

 

まずは、自社ローン、消費者金融、ディーラーローン、ろうきん・信金のローン、銀行のローンという5つの主要なマイカーローンについて、それぞれの審査や特徴を比較していきましょう。

 

自社ローン

自社ローンは、中古車販売店などが独自に提供する分割払いプランであり、マイカーローンの中で最も審査が甘い選択肢です。

 

信販会社を通さずに販売店独自の基準で審査を行うため、パートやアルバイトなどの非正規雇用者や、勤続年数が短い方、さらには自己破産経験者でも審査に通ることがあります。

 

ただし、審査の甘さと引き換えに手数料や保証料が上乗せされ、実質的な総支払額は高くなる傾向があるので注意が必要です。また、借入上限額が100万円~200万円程度と低く、契約期間も2年~3年程度に限られるケースが多いのが特徴です。

 

消費者金融のローン

消費者金融のカードローンは幅広い用途に対応しているため、車の購入資金としても活用できます。金利は比較的高めで3%~18%程度ですが、申込条件は一般的に20歳以上で安定した収入があることのみと、比較的緩やかです。

 

最短30分程度での融資が可能なため、急いで資金が必要な場合に便利な方法といえます。ただし、貸金業法による総量規制の対象となるため、他の消費者金融やクレジットカードの借入を含め、年収の3分の1を超える借入はできません。

 

借入総額に制限があるため、高額な車の購入には不向きな場合もありますが、審査のスピードと柔軟性を重視するケースには適しています。

 

ディーラーローン

ディーラーローンは、自動車メーカー系列の販売店が提携する信販会社を通して提供するマイカーローンです。金利は4%~8%程度と高めですが、その分、審査基準は銀行よりも緩やかに設定されています。

 

最大の特徴は、購入する車両自体が担保となる点です。完済までは車の所有権がディーラーに残り、万が一の返済不能時にも車を引き上げられるという安全策があるため、審査が通りやすくなっています。

 

非正規雇用者でも勤続年数が1年以上あれば審査対象となり、総量規制の対象外なので年収の3分の1を超える借入も可能です。

 

ろうきん・信金のローン

ろうきんや信用金庫のマイカーローンは、地域密着型の金融機関ならではの柔軟な審査が特徴です。金利は一般的に1.5%~4%程度と比較的低めに設定されており、ディーラーローンよりは審査基準がやや厳しい傾向にあります。

 

利用条件として労働金庫や信用金庫の会員であることが求められる場合もありますが、一般の方も申し込める商品も提供されています。ただし会員と一般利用者では金利に差がつくのが一般的です。

 

これらのローンの強みは、車の所有権が借り手にある場合が多く、完済前でも車の売却や乗り換えが可能な点と、総量規制の対象外となる点です。手続きは車の購入と並行して進める必要があるため、若干手間がかかる点は考慮すべきでしょう。

 

銀行のローン

銀行が提供するマイカーローンは、マイカーローンの中で最も審査が厳格ですが、その分金利は最低水準の設定です。金利相場は1%~4%程度で、1%を下回る商品も存在するほどです。

 

申込条件は20歳以上65歳以下、年収200万円以上、勤続年数1年以上といった厳しい基準が設けられていることが多く、審査に1週間~2週間程度かかります。

 

銀行ローンの大きなメリットは、総量規制の対象外であることと、契約時から車の所有権が借り手にあるため、完済前でも自由に売却や買い替えができる点です。

 

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審査が甘いマイカーローンとは?特徴をチェックしよう

バインダーの上に載るミニカー、ペン、虫眼鏡

マイカーローンを選ぶ上で、審査の厳しさは気になるポイントです。ここでは、審査が甘いとされるマイカーローンに共通する主な特徴を見ていきましょう。

 

金利の設定、収入条件の緩さ、対象となる利用者層の広さなど、それぞれの特性が審査の甘さにどう影響するのか解説します。

 

金利が高め

マイカーローンの世界では、審査の甘さと金利は比例関係という鉄則があります。つまり、審査基準が緩い金融機関ほど高金利を設定している傾向が一般的です。

 

金利の相場で比較すると、審査が厳しい銀行系は1%~4%程度である一方、審査が甘いとされる消費者金融は3~18%程度と大きな開きがあります。審査基準を緩くすると返済不能になるリスクが高まるため、そのリスクを高金利でカバーする仕組みです。

 

自社ローンは金利0%を掲げていることが多く、例外的な存在といえます。ただし、手数料や保証料に金利相当分が上乗せされている点に注意が必要です。

 

収入面での制限がない

審査の甘いマイカーローンの特徴として、収入面での制限が緩いか存在しない点が挙げられます。通常のマイカーローンでは、銀行系を中心に年収200万円以上などの条件が設けられていることが多いものです。

 

一方、自社ローンや消費者金融系のローンでは、年収制限が緩やかに設定されているか、まったく設けられていないケースも珍しくありません

 

審査を受けられる層の幅が広い

審査が甘いマイカーローンは、幅広い雇用形態に対応している点が挙げられます。正社員だけでなく、パート・アルバイト・派遣社員といった非正規雇用者や、収入が不安定になりがちな自営業者でも申し込める点が魅力です。

 

自社ローンでは審査通過率95%という業者もあり、一般的には審査に通りにくいブラックリスト該当者、個人事業主、新社会人、非正規雇用者でも利用できるケースが多いでしょう。

 

雇用形態を問わず車が必要な方々に門戸を開いている点が、審査が甘いマイカーローンの重要な価値といえます。

 

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審査が甘いマイカーローンとは?審査基準をチェックしよう

雪山を背景にした道路上の車

マイカーローンの審査にはさまざまな基準があり、金融機関によってその厳しさが異なります。審査の基準を理解することは、自分の状況に合ったマイカーローンを選ぶ上で有効です。

 

では、実際にマイカーローン審査ではどのような基準が重視され、どのような条件であれば審査に通りやすくなるのでしょうか。ここから各審査基準について詳しく見ていきましょう。

 

雇用形態

雇用形態は、マイカーローンの審査における重要な判断基準のひとつです。正社員や公務員などの正規雇用者は安定した収入があるとみなされ、審査で有利な立場にあります

 

パート・アルバイト・派遣社員などの非正規雇用者は不利になりがちですが、審査に通る可能性は十分あります。

 

非正規雇用でマイカーローンの審査に通るには、同じ職場での長期間にわたる勤務実績や安定した収入を示す給与明細の提出が効果的です。

 

年収

マイカーローンの審査基準として、年収は重要な要素です。一般的に年収300万円以上あれば審査に通りやすいとされていますが、車の価格が年収の半分を超えるような高額な購入を希望する場合は、年収が高くても審査に通りにくくなる可能性があります。

 

金融機関は返済負担率(年収に占める返済額の割合)を重視しており、この割合が高すぎると返済が滞るリスクがあると判断されます。

 

勤続年数

新卒や転職直後の方は勤続年数が短いため、審査に通りにくい傾向があります。一般的に勤続年数1年以上が審査を受けられる目安ですが、これは長期にわたる返済期間中の収入の安定性を判断するためです。

 

ただし、地方銀行は地域密着型で柔軟な審査を行うことが多く、勤続年数の短い方でも審査に通る可能性もあるようです。安定した返済能力をアピールするためには、給与明細や雇用契約書など収入の安定性を示す書類を準備することも重要です。

 

信用情報

信用情報は、マイカーローン審査における重要な判断材料です。信用情報機関(CIC、JICC、KSC)に記録される過去の返済履歴が、審査結果を大きく左右します。

 

過去のローン返済において延滞や滞納、任意整理や自己破産などの債務整理履歴があると、返済能力が低いと判断され、審査が甘いマイカーローンでも通過は困難です。

 

各信用情報機関に情報開示請求をすれば、自身の現在の状況を把握できます。不安がある場合は、審査前に自分の信用情報を確認しておきましょう。

 

借入状況

マイカーローン審査では、他社からの借入状況も重要な項目です。返済負担率が金融機関の審査基準に大きく影響しますが、この返済負担率には住宅ローンやカードローン、携帯電話の割賦料金など全ての借入が含まれます

 

総量規制の対象となるのは、消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠などで、これらは年収の3分の1を超える金額は借りられません。収入に対して借入額が高すぎる場合には、審査に通らない可能性があるため注意が必要です。

 

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審査が甘いマイカーローンの審査に通らないケースも

ドミノ倒しを指で止めるシーン

審査が甘いマイカーローンだとしても、審査に通らないケースは存在します。どのような理由で審査に通らないのか、その具体的な状況と対処法を見ていきましょう。

 

信用情報に問題がある

信用情報はローンやクレジットの取引に関する情報です。マイカーローン審査の判断材料として、顧客のそれまでの利用歴が照会されます。ここで取り扱われる個人情報には、犯罪歴や医療などの個人情報は含まれません。

 

携帯電話の割賦料金・クレジットカード・公共料金の支払いなど、過去の利用歴に滞納歴が記録されていた場合、審査に落ちる可能性があります。

 

滞納歴によりブラックリストに該当してしまった場合には5~7年は情報が残るため、日々の支払いを徹底管理するよう注意しましょう。

 

多額の借入やローンがある

審査の甘いマイカーローンであっても、多額の借入やローンがあると審査に通らない可能性があります。これは、月々の支払い総額が収入に見合っていないと判断されるケースです。

 

こうした事態を避けるためにも、ローンの総額を確認する必要があります。予定していたマイカーローンの支払い総額と、現在利用している他の借入・ローンの総額を確認してみましょう。

 

収入が条件を満たしていない

審査の甘いマイカーローンでも審査が通らない例としては、希望しているローン額に対して収入が見合っていない可能性が挙げられます。例えば、年収が低かったり収入が安定していなかったりといった場合です。

 

このような際は他でローンがあるケースと同様、ローンの支払いが滞るというリスクを考慮され、審査に落とされてしまいます。そのようなリスクを避けるためにも、自身の収入とローン額のすり合わせが必要です。

 

勤続年数が短い

勤続年数は信用問題を大きく左右する、重要な項目です。例えば、現在勤めている会社の勤続年数が1年未満の場合には、信用問題の観点からローンが組めない可能が高まります

 

これは、収入の安定性が低いと判断されてしまうからです。この事態を回避するためにも、勤続年数を頭に入れてローンの申請をすることをおすすめします。

 

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審査が甘いマイカーローンでも◎審査に向けて必要な対策

渋滞する高速道路

マイカーローンの審査に通過するためには、いくつかの対策を講じることが効果的です。審査が甘いとされるマイカーローンでも、対策しておくことで審査のハードルを下げる大きな助けとなります。

 

ここからは、審査通過に向けた具体的な対策と、それぞれがどのように審査結果に影響するのかを解説します。

 

借入額を減らす

マイカーローン審査に通るためには、他社の借入を整理して返済負担率を下げることが効果的です。返済負担率が30%~35%を超えると審査に不利に働くため、すでにローンやクレジットカードの支払いがある場合は、可能な限り繰上返済や完済を検討しましょう。

 

まずは少額の借入から返済し、借入件数を減らすことで審査における印象も改善されます。おまとめローンの利用も効果的で、複数の借入を一本化することで金利負担の軽減や返済計画が立てやすくなるでしょう。

 

家計の収支状況を見直し、無駄な支出を削減して返済に充てられる資金を増やすことも大切です。

 

頭金を準備する

マイカーローン審査では、頭金の準備も通過率を高める重要な対策です。頭金を用意すると借りる金額が減少するため、返済負担率が下がり審査で有利になります

 

また頭金の準備は、申込者の経済力や資金管理能力の証明にもなります。金融機関はこれを返済能力の高さとして評価するため、審査基準を満たしやすくなるでしょう。

 

頭金の目安は車両価格の20%~30%程度とされますが、可能な限り用意することで総支払利息の軽減にもつながります。

 

保証人を用意する

マイカーローン審査で審査通過が難しい場合には、保証人を立てることが有効な対策です。保証人は、契約者の返済が滞った際に代わりに返済する責任を負うため、金融機関のリスクが軽減されます。

 

保証人として適しているのは、安定した収入がある正社員や公務員などで、成人かつ65歳未満の方です。保証人自身の信用情報も審査対象となるため、過去に返済遅延や滞納がない人物を選ぶことが重要といえます。

 

特に自社ローンでは保証人が必須となっているケースが多く、保証人を立てることで審査のハードルが大きく下がります。一般的に親や配偶者が保証人になることが多いですが、保証会社を利用する選択肢もあるでしょう。

 

勤続年数が1年以上になるまで待つ

前述の通り、勤続年数はマイカーローン審査において重要な要素です。多くの金融機関では勤続年数1年以上を目安としており、これより短いと収入の安定性が低いと判断され、審査に不利になります

 

転職直後など勤続年数が短い場合には、勤続年数が1年を超えてから申し込むことが審査通過率を高める最も確実な方法です。

 

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まとめ

販売店に並ぶ中古車

マイカーローンを審査が甘い順に並べると、自社ローン、消費者金融、ディーラーローン、ろうきん・信金、銀行です。審査が甘いローンほど金利が高く設定される傾向があり、収入面での制限が少なく、幅広い雇用形態に対応しています。

 

審査基準として挙げられるのは、雇用形態、年収、勤続年数、信用情報、借入状況などの項目です。ただし、信用情報に問題がある場合や多額の借入がある場合などは、審査に通らない可能性が高まります。

 

審査を通過するためには、借入額を減らす、頭金を準備する、保証人を用意する、勤続年数を延ばすといった対策が有効です。

 

▼ライタープロフィール

審査が甘いマイカーローンはある?ローンの種類や審査基準、審査対策を解説

五十嵐巧

大手出版社での書籍編集を皮切りに、25年以上にわたり書籍・雑誌・Webメディアの編集・ライティングに携わる。現在はフリーランス編集者・ライターとして活動し、複数の自動車メディアでもコンテンツの編集・執筆に取り組む。豊富な取材経験と専門知識を活かし、読者に信頼される情報を提供し続けている。

 

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