年金暮らしでも自動車ローンは組める!審査通過のポイントと注意点

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年金暮らしでも自動車ローンは組める!審査通過のポイントと注意点

年金暮らしでも自動車ローンは組める!審査通過のポイントと注意点

「定年退職後も車が必要だけど、年金収入だけで自動車ローンは組めるのだろうか」と、不安に思っている人は少なくありません。実は年金暮らしでも、適切な条件を満たせば自動車ローンの審査に通ることは十分に可能です。

 

この記事では、年金受給者が自動車ローンを組む際の基本条件から、銀行とディーラーそれぞれの特徴と金利比較、審査通過率を上げる具体的なポイントまで詳しく解説します。年金の種類による違いや、万が一審査に通らなかった場合の対処法も見ていきましょう。

 

※目次※

1.年金暮らしでも自動車ローンは組める?その理由と基本条件

2.年金暮らしでの自動車ローン比較!銀行ローンとディーラーローンの特徴

3.年金暮らしで自動車ローン審査に通るためのポイント

4.年金暮らしで自動車ローン審査に落ちた場合の対処法と代替手段

5.年金暮らしの人が自動車ローンで車を所有する際の注意点

6.まとめ

 

■POINT

・年金は安定収入として評価され申し込み対象となり、厚生年金が国民年金より審査に有利だが、年齢制限には注意が必要である。

・審査通過のためには、頭金の準備・信用情報の確認・返済期間の短縮・保証人の設定などがポイントとなる。

・自動車ローンを組む際は、生活費とのバランスを重視することが大切で、高齢者向け安全装備のある中古車やカーリースも検討し、将来的には免許返納の計画が重要となる。

 

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年金暮らしでも自動車ローンは組める?その理由と基本条件

考える高齢女性たち

年金暮らしでも、自動車ローンを組むことは十分可能です。しかし、条件や年齢制限、年金の種類による審査への影響など、気になる点は多いでしょう。

 

金融機関によっては、年金を安定収入として評価するため、適切な準備により審査通過の可能性は高まります。まずは、年金受給者向けの重要なポイントを確認していきましょう。

 

年金受給者が自動車ローンを利用できる理由

年金は法律に基づく安定した収入として金融機関に評価されるため、年金受給者でも自動車ローンの申し込みが可能です。

 

ただし、現役世代に比べて返済期間が限られることや、将来的な収入減少のリスクを考慮し、金融機関は慎重な審査を行います。

 

年金収入のみの場合、借入可能額が現役時代より少なくなる傾向がありますが、完全に融資を断られるわけではありません。重要なのは、自身の年金額に見合った返済計画を立てることです。

 

年金暮らしでの自動車ローン申し込みの基本条件

年金受給者がローンに申し込む際には、条件の確認が欠かせません。年齢制限は、申し込み時18歳以上・完済時70歳75歳未満など、金融機関ごとに異なるので事前に確認しましょう。

 

審査では年収に対する返済比率が重視され、年収の30%~35%以内が目安です。なお、多くの金融機関では年金以外の収入(不動産収入、配当など)も審査対象に含めるため、複数の金融機関で条件を比較検討することをおすすめします。

 

年金暮らしの場合は年金の種類が自動車ローン審査に影響することも

厚生年金と国民年金では金額に大きな違いがあり、この差が自動車ローンの審査結果に影響することがあるでしょう。

 

厚生労働省による「令和7年度の年金額改定について」を見ると、厚生年金を中心とした受給額は月額約13万円~17万円である一方、国民年金(第1号被保険者)中心では約6万円となっており、2倍以上の開きがあることが分かります。

 

金融機関は返済能力を重視するため、収入が多い厚生年金受給者のほうが有利になる傾向です。国民年金受給者でも、配偶者の年金との合算や預貯金などの資産を示すことで、審査通過の可能性は十分あります。

(参考:『令和7年度の年金額改定について|厚生労働省』

 

年金暮らしの場合の自動車ローン審査に必要な書類と準備事項

年金受給者の自動車ローン申し込みに必要な書類は、以下の通りです。

 

・収入確認書類(年金受給証明書または年金振込通知書など)

・本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)

・使い道の確認書類(見積書や注文書など)

 

書類の不備・記載内容の不足は審査落ちの原因となるため、事前に必要書類を確認し、正確に準備することが大切です。

 

> 車のローンと年齢による影響についてさらに知りたい方はこちら!』

 

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年金暮らしでの自動車ローン比較!銀行ローンとディーラーローンの特徴

金利比較のイメージ

年金暮らしで自動車ローンを検討する際、銀行とディーラーのどちらを選ぶべきか迷う人もいるでしょう。それぞれに金利や審査基準で大きな違いがあり、年金受給者にとって最適な選択肢は異なります。

 

両者の特徴を比較しながら、より有利な選択のポイントを確認していきましょう。

 

年金暮らしでの自動車ローンには銀行ローンとディーラーローンがある

銀行の自動車ローンは、年1%~5%程度の低金利が魅力ですが、審査基準が厳しく時間もかかります。

 

一方、ディーラーローンは年4%~8%程度と金利は高めですが、審査が通りやすく即日から数日で結果が出るのが特徴です。ただし、ディーラーローンでは車両を担保とするため、所有権はローン会社側にあります。

 

返済比率の基準は、両者とも年収の30%~35%以内が目安です。

 

年金暮らしでの自動車ローンの借入可能額と返済シミュレーション

年金収入をもとに自動車ローンの借入可能額を計算する場合、毎月返済額は収入の約1/3以内に抑えるのが一般的な目安です。厚生年金平均受給額14万円の場合、毎月の返済額は4万円程度となります。

 

例えば、200万円の車を5年ローンで購入する場合、銀行ローン(年利2.5%)なら月々約3万5,500円、ディーラーローン(年利6.0%)では約3万8,700円となり、総返済額の差は約19万円にもなるでしょう。

 

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年金暮らしで自動車ローン審査に通るためのポイント

ローンの計画を練る高齢夫婦

年金暮らしで自動車ローンの審査を通過するには、重要なポイントがあります。金融機関は収入の安定性だけでなく、借入額の妥当性や信用情報など複数の要素を総合的に評価するのが一般的です。以下で、具体的なポイントについて確認していきましょう。

 

【年金暮らしでの自動車ローン対策.1】頭金の準備

頭金の準備は、申込者の計画性と経済力を示す重要な指標となり、審査通過率を大幅に向上させます。借入額が減少することで、年収に対する返済比率が下がり、審査基準をクリアしやすくなるでしょう。

 

理想的な頭金割合は、車両価格の20%~30%程度とされています。ただし、生活防衛資金まで充ててしまうのは危険なため、バランスを考えた資金計画が必要です。

 

【年金暮らしでの自動車ローン対策.2】信用情報の確認と管理

年金暮らしでの自動車ローン審査では、信用情報の状態が特に重視されます。CIC・JICC・KSCの3つの信用情報機関には、過去のローンやクレジットカードの利用履歴が記録されているのです。

 

支払い遅延や滞納、債務整理などの金融事故情報は5年~7年程度保存されます。現役時代の延滞記録が残っていると、安定した年金収入があっても、審査で不利になるかもしれません。

 

また、携帯電話料金やスマートフォンの分割払いも、信用情報に影響します。不安がある場合は、各機関に手数料を支払って情報開示請求を行い、現在の信用状態を確認することが可能です。

 

【年金暮らしでの自動車ローン対策.3】返済期間を短く設定

返済期間を短く設定すると、金融機関は返済不能となるリスクを抑えやすいと判断し、審査が比較的スムーズに進む傾向があります。これは、貸付期間が短いほど返済計画が明確になり、金融機関側のリスク評価が下がるためです。

 

返済期間を短縮することで、健康状態や収入の変化によるリスクを抑えられ、利息負担も軽減されます。ただし、返済期間を短縮すると月々の返済額が増えるため、年金収入の範囲内で無理のない金額設定が重要です。

 

多くの場合、3年~4年の返済期間が現実的な選択肢となるでしょう。

 

【年金暮らしでの自動車ローン対策.4】保証人を立てる

年金収入だけでは返済能力が不十分と判断された場合、保証人を立てることで審査承認の可能性が高まります。

 

保証人になれる条件は、安定した収入があり、年齢が20歳以上65歳未満であることが一般的です。また、信用情報に事故歴がないことも求められます。

 

連帯保証人は、契約者と同じ返済責任を負うため、そのリスクを十分理解しておくことが必要です。

 

保証人を依頼する際は、ローンの詳細な返済計画や年金受給状況を、正直に説明しましょう。親族に限らず、職場の同僚や友人でも条件を満たせば依頼できますが、慎重な検討が必要です。

 

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年金暮らしで自動車ローン審査に落ちた場合の対処法と代替手段

中古車を購入する高齢男性

年金暮らしで自動車ローンの審査に通らなかった場合でも、諦める必要はありません。審査落ちには明確な理由があり、それぞれに対処法が存在します。主な原因と改善方法、中古車購入による通過率向上、カーリースという選択肢について確認していきましょう。

 

年金暮らしでの自動車ローン審査落ちの主な原因と対策

年金暮らしで審査に落ちる主な理由は、借入希望額が年金受給額に対して高すぎることです。年間返済額が、年収の35%を超えると審査通過が困難になります。

 

他のローンを複数抱えている場合や、信用情報に延滞記録がある場合も不利となるでしょう。改善方法として、頭金を増やして借入額を減らしたり、他のローンを完済してから申し込んだりすることが効果的です。

 

年金暮らしなら中古車購入で自動車ローン審査通過率を向上させる

新車よりも価格が安い中古車を選択することで、必要なローン金額を抑えやすくなり、年金収入に見合った返済計画を立てやすくなります。新車の半額程度で購入できる5年落ち程度の車両なら、無理のない返済計画を立てられるでしょう。

 

軽自動車やコンパクトカーを選択すれば、税金や保険料も抑えられ、年金生活に適した選択となります。また、中古車販売店の自社ローンなら、審査基準が通常より柔軟な場合も少なくありません。

 

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年金暮らしで自動車ローン審査に落ちたらカーリースという代替策も

自動車ローン審査に通らなかった場合、カーリースは有効な選択肢となります。頭金不要で新車に乗れるプランが豊富にあり、年金収入でも利用しやすいのが特徴です。

 

車両価格から残価を差し引いた金額で料金を算出するため、購入より支払い総額を抑えられます。自動車税・車検費用も月額料金に含められるプランを選べば、突発的な出費を避けられるでしょう。

 

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年金暮らしの人が自動車ローンで車を所有する際の注意点

アドバイスを促す高齢女性

年金暮らしで自動車ローンを組む際は、購入時の審査だけでなく、その後の生活設計も重要です。月々の返済と生活費のバランス、高齢者に適した車選び、免許返納時期の見極めなど、避けて通れないテーマがあります。

 

最後に、年金生活者が知っておくべき実践的なポイントを詳しく見ていきましょう。

 

年金暮らしで自動車ローンを組む際は生活費とのバランスを考えよう

年金暮らしでは、返済計画と生活費のバランスが重要になります。年金収入から必須生活費を差し引いた残額の範囲内で、返済額を収入の30%~35%以内に設定することが基本です。

 

医療費や介護費用の増加も考慮し、緊急時の備えとして生活費の3か月~6か月分は手元に残しておく必要があります。退職金や貯蓄を活用した繰り上げ返済も検討し、無理のない計画を立てることが大切です。

 

高齢者向け安全装備と車選びのポイント

年齢を重ねても運転できる車選びでは、サポカー(セーフティ・サポートカー)の選択が重要です。衝突被害軽減ブレーキ・ペダル踏み間違い急発進抑制装置などの安全装備は、高齢ドライバーの事故防止に欠かせません。

 

また、視界の良さや乗り降りのしやすさも大切な要素です。低床フロアやアシストグリップ、電動スライドドアなどは足腰への負担を軽減し、長期間運転を続けることに貢献します。

 

将来の免許返納を見据えた計画

自動車ローンを組む際は、将来の免許返納を視野に入れた計画が必要となります。運転への不安や身体機能の低下を感じた時点で、早めの判断が大切です。

 

免許返納後の移動手段として、シニアカー(電動カート)は免許不要で利用でき、自治体によっては購入補助金制度も用意されています。バスや電車の割引、タクシーチケットの交付など、各種支援制度も活用するとよいでしょう。

 

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まとめ

車でお出かけする高齢夫婦

年金暮らしでも、自動車ローンを組める可能性があります。年金は安定収入として認められ、特に厚生年金受給者は審査で有利になることも少なくありません。

 

銀行ローンは低金利が魅力的ですが審査は厳しく、ディーラーローンは審査に通りやすい半面、金利が高めに設定されています。審査通過の鍵は、年金受給額に見合った借入額の設定や頭金の準備、信用情報の管理、そして短期完済プランの提示です。

 

もし審査に通らなかった場合は、中古車購入やカーリースといった選択肢も検討できます。何より大切なのは、年金収入と返済のバランスを保ちながら、安全運転を心がけることです。

 

▼ライタープロフィール

年金暮らしでも自動車ローンは組める!審査通過のポイントと注意点

鈴木祐貴

車と音楽、旅と猫を愛するライター。多様なWebメディアの編集・ディレクション経験を重ね、2018年よりフリーランスとなる。

現在もさまざまなジャンルの編集をする傍ら、車関連のオウンドメディアや車の税金に関するコンテンツなどの編集経験を生かし、ライターとして車の魅力・おもしろさも発信中。

バックパックひとつでふらりと旅に出るのが好きだが、いずれはキャンピングカーで気ままに世界中をロードトリップしようと思っている。

 

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よくある質問

 

Q. 車のローンを組める年齢はいくつからですか?

A.2022年4月1日の民法改正により、クレジットカードやローンの契約など、親の同意無しで18歳からできるようになりました。しかし、ローン契約には安定した収入が必要です。アルバイトとしての雇用期間や年収、他の借入やクレジットカードの利用状況によってはローンに通らない場合もあります。

 

Q. 車のローンは長くて何年間ですか?

A. 車のローンの一般的な返済期間は3年~10年です。ただし、借入先によって設定される返済期間が異なります。銀行系の車のローンは7年~10年。他のローンと比較した場合、長めに設定されています。ディーラー系の車のローンは6年~8年です。返済期間を長くすると毎月の返済額が低く抑えられるため返済しやすい一方、利息負担が増えるため総支払額は増えます。

 

Q. 年金受給者でもマイカーローンは組めますか?

A. 年金受給者の方でもローンを組むことは可能です。しかし、一般の方と同じ条件による審査がありますので、収入と返済年数がポイントになります。年金受給者の方は、長期ローンが難しいと判断されたり、年齢制限を受けるケースも少なくありません。

 

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