マイカーローンを組める年齢は？審査に通りやすいコツや注意点は？
マイカーローンを利用すると、まとまったお金がなくても車を購入できます。マイカーローンを組むうえで気を付けるべきポイントと聞くと、金利を第一に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
確かに、金利は重要ではありますが、同時に年齢制限もローンを組む前に確認しておくべき項目です。利用したいマイカーローンに年齢制限がないか気になっている方もいるでしょう。ローン会社にもよりますが、多くの場合年齢制限を20~70歳とするケースが多く見られます。
この記事では、年齢制限でマイカーローンが組めない場合でも、返済期間を短く設定することや、頭金を用意するなど、審査に通りやすくする方法を解説します。
※目次※
・マイカーローンには年齢制限が定められており、20歳から70歳までの年齢であればマイカーローンが利用できる可能性が高い。
・年齢以外にも収入や勤務状況に信用情報など、審査の合否に関わる項目は多岐に渡る。
・マイカーローンが組めない場合でも、頭金や連帯保証人の用意、借入期間を短くすることで対処できるケースがある。
マイカーローンを組める年齢に制限はあるの？
車を購入する際に、マイカーローンを組みたいと思っても、問題なくすぐに組めるとは限りません。収入や連帯保証人の有無など、審査に通るために多くの条件をクリアする必要があります。
年齢制限もローン審査では重要な審査項目のひとつです。ローンを組める年齢を正確に把握し、無理のない返済計画を立てましょう。
ローンの種類によっても変わる
ローンの種類によって年齢制限にも違いあります。
金融機関系のマイカーローン、ディーラーが提供しているオートローンが代表的な例です。自分が契約しようとしているローンがどの種類に属しているか、事前にローンの性質と共にチェックしましょう。
金融機関系のローンは審査が厳しい代わりに上限が緩い傾向があります。ディーラー系のローンは返済期間が比較的短く、結果的にローンを組める年齢の上限が下がってしまうこともあるでしょう。
20歳以上だと組みやすい
ローンには複数の種類がありますが、年齢制限に関しては極端な差は見られません。まずは年齢制限の下限から確認しましょう。
ローンの下限を20歳と定めているローン会社が多く見られます。一部18歳以上でも組めるローンがありますが、ほかの審査基準もふまえて20歳を越えてからの契約がおすすめです。
詳しくは後述しますが、ローンを組む年齢を満たしていてもほかの条件をクリアできるとは限りません。若年層の場合は収入や勤続年数の観点から、誰かのサポートに頼らずに1人で契約することは難しいといえるでしょう。
上限は70歳が目途となる
続いてローン契約の年齢上限についてです。上限は70歳であることが多く、65歳のケースも見られます。下限と異なりローン支払いの終了時の年齢も考慮されることを覚えておきましょう。
また、65歳未満だとしても、どのローンも問題なく組めるわけではありません。65歳で8年などの長期ローンを組もうとした場合、審査に通らない可能性もあります。
70歳を1つの目処と考え、借入額や支払期間もふまえて返済の方針を決めていきましょう。年齢制限に関わらず収入の有無は問われるため、退職済みの方は年金収入や安定した他の収入が求められます。
マイカーローンの種類と特徴
20歳から70歳と年齢制限があるマイカーローンは、3種類に分類できます。全てのローンで一括りに年齢制限が設けられているわけではなく、ローンの種類によっても年齢制限は多少左右されます。
ローンは銀行系ローン、ディーラーローン、自社ローンの3つに分類されます。以下で、それぞれの特徴を解説します。
銀行系ローンの特徴と注意点
銀行系のローンは各地の金融機関によるローン形態です。ローンの中でも典型的といえるでしょう。1~5%と金利が低いことから、大きな買い物であればあるほど銀行系のローンはおすすめです。
また、ローンのための支払期間も7~10年と長めである点も見逃せません。先々を見据えてローンを組むことで、そのほかのローンよりも無理のない返済が可能です。
一方で銀行系のローンは審査が厳しく、審査に時間がかかる点も特徴です。加えて、長期間の支払いを希望しても高齢の場合は期間に制限が設けられる点も考慮しましょう。
ディーラーローンの特徴と注意点
ディーラーローンは購入時にディーラーと契約するローンです。正確にはディーラーと提携している信販会社との契約になり、購入と同時にすぐに契約できる点が魅力です。
銀行系のローンに比べると金利は高く、4~8%の範囲に収まります。支払期間は6~8年の間で設定されていることが多く、銀行系ローンと比べて短いことが特徴です。
銀行系のローンよりも審査に通りやすく、銀行系のローンで年齢を理由に審査に落ちた場合でも、ディーラー系ローンなら通る可能性があります。
自社ローンの特徴と注意点
最後は自社ローンです。自社ローンは銀行系ローン、ディーラー系ローンのどちらにも属しません。信販会社と契約を結ぶローン形態ではなく、自動車販売店によって提供されているサービスを指します。
自社ローンには金利が存在しません。その代わり手数料というかたちを取るため、利子と同等とも考えられます。手数料は銀行系ローンやディーラー系ローンよりも高い傾向がありますが、審査基準はその他のローンよりも緩い点が特徴です。
審査にかかる期間も短く、銀行系ローンやディーラー系ローンに年齢を理由に審査に落ちた方にも選択肢のひとつとなるでしょう。
年齢だけじゃない！マイカーローンの審査基準
20歳や70歳に近い年齢の方は、年齢制限がまず気になるかもしれません。年齢制限の条件を満たせない場合、自身での対応のみでは難しいケースもあるでしょう。
ローンには年齢制限以外にもさらに審査基準とされる項目があります。こちらも年齢と同じく、気を付けておくべきポイントです。年齢に問題がなくとも、以下の審査基準に引っかかる可能性があります。
定期的な安定した収入がある
安定した収入はマイカーローンの審査基準の要ともいえます。収入が安定した正社員の方は審査に通る可能性が高いでしょう。一方で収入や財産が一時的に多くとも、将来的な収入が安定していない方はローンを断られるかもしれません。
10代や70代でローンを組むほどの安定した収入を稼ぐことは難しいことが多く、年齢や収入がハードルとなってしまいます。
信用情報に傷がないか
収入と同じく信用情報も年齢とは関係しない項目ですが重要なポイントです。信用情報に傷がある方は審査に通りにくくなります。例としては過去の滞納や契約違反などの返済トラブルがあげられるでしょう。
過去に返済トラブルを起こしてしまうと、そのときだけでなく将来にも大きく影響を及ぼします。必要なときに車や家が買えない状況に陥らないよう、普段から信用情報に関わる返済には気を付けましょう。
他のローンを組んでいないか
返済トラブルがない場合でも、ほかの会社でローンを組んでいる方は新しいローンに通りにくくなります。2つ同程度のローンを契約すると、負担はほぼ2倍です。
安定した収入があったとしても、新しいローンに割ける金額は半分になります。車よりも大きなローンを組んでいる際は、さらに注意が必要です。車のローンは今すでにあるローンをできる限り完済してから契約することをおすすめします。
マイカーローンで年齢が影響する際の注意点
マイカーローンの審査項目には、年齢が関わるものと関わらないものがあります。信用情報や多種のローン契約などは年齢とは関係ないものだといえるでしょう。
これらは意識することでクリアできますが、審査項目の中には間接的に年齢と関わるものが存在します。それらに関して注意すべきポイントを確認しましょう。
年金は定期収入とはみなされない
年金によって生計を立てている方もいますが、年金は定期的な収入としてみなされない可能性が高いことに注意しましょう。年金によって充分な蓄えがあったとしても、収入が年金のみの場合は審査に通りにくくなります。
ほかの収入源に頼る必要がある点も、高齢者がローンを組む時に注意すべきポイントです。ローンを組める年齢上限が70歳だとしても、この年齢層で年金以外の定期的な収入を得ているケースは限られるでしょう。
年齢制限の条件をクリアすることも大切ですが、年齢に付随して起きる収入に関する問題は別途解決する必要があります。
未成年・学生はアルバイトも重要
未成年や学生の場合、アルバイトをしているか否かも審査基準に入ります。年齢制限の下限に近い場合は1人でローンを組むことは難しいでしょう。しかし、少しでも審査に通る確率を上げたいのであれば、アルバイトはおすすめです。
年齢に関わらず、正社員であることは大きな判断基準です。年齢的に正社員になることが厳しい場合は、未成年や学生の場合は法定代理人を立てる、それによる同意書の提出が必要不可欠です。
未成年や学生の方は、正社員である点や安定した収入の証明、長い勤続年数という条件を全て満たすことは不可能なため、連帯保証人を立てることを検討しましょう。
マイカーローンで年齢を気にせず組むコツ
年齢を気にせずにマイカーローンを組むにはいくつかコツがあります。年齢制限の条件を満たせない、もしくは年齢制限に近い年齢の方は以下のポイントに気を付けましょう。
以下の点を事前に把握することで、落ちると思っていたローン審査に通る、もしくは有利に働く可能性があります。勤続年数や勤務形態などはすぐに変えられませんが、下記の項目は自分で達成できるものもあります。
収入が不安定な場合は連帯保証人を立てる
連帯保証人を立てるとローン会社の信用を得やすくなります。連帯保証人がいる方は、年齢問わずローンは通りやすくなることを覚えておきましょう。
連帯保証人はローン契約者と同じ義務を負うため、契約者に支払い上の問題があった際は連帯保証人に支払いの請求が届きます。
収入が不安定な場合は特に、連帯保証人の存在は重要になります。そのため、連帯保証人となる方も年収や勤続年数、ローンの有無などを契約者と同様に確認されます。
頭金をできる限り用意する
ローンを組む直前に頭金を用意できるものではありませんが、事前に頭金を貯める計画を立てておけば問題ありません。
頭金があれば返済額は減少します。結果的にローン審査に通りやすくなることが頭金のメリットです。借り入れる額が大きいほど、ローン審査の合格率は低くなります。頭金によるデメリットはなく、頭金があれば安心してローンを組めます。
ローンの期間を短く設定する
ローンの期間を短く設定することは、高齢者がローンを組む際に特に効果的です。60歳を越えてローンを組むケースでは、完済時の年齢が70歳に近いことが考えられます。
できる限り、完済時に年齢制限に達する、もしくは近づくような長期ローンを組むことは控えた方が良いでしょう。短期ローンの方が審査に通る確率が高く、返済期間も短く済みます。手元にある頭金と相談して最適な返済期間を決めましょう。
ローン金額を減らすなら中古車がおすすめ
ローンの合否には借入額も大きく関係します。収入と返済のバランスは、車のローンだけに留まらず重要です。借入額が極端に大きいと審査に通らない可能性や、滞納のような返済中のトラブルにもつながりかねません。
新車にこだわらない方は中古車を購入することで、借入額を大きく抑えられます。車体価格を抑えることはローンの負担を減らすこと、また審査に通るためにも1番の選択です。
マイカーローンで年齢が気になる方はネクステージへ！
ネクステージは中古車の販売、買取、アフターサービスに特化しています。豊富な車種や高額買取などは中古車のプロだからこそできることです。
国産車は全メーカーを用意しており、輸入車も数多く取り扱っています。お客様の好みに合わせて、全国の店舗から気になった車を最寄りの店舗にお取り寄せも可能です。
中古車の購入を検討している方は、ネクステージのホームページをご覧下さい。さまざまな車種の年式や価格、カラーなど詳細な情報が、オンラインでチェックが可能です。
まとめ
マイカーローンには20~70歳の年齢制限があり、この年齢に近い方は収入や他の面でも審査に不利となってしまうケースがあります。
若い方は勤続年数や正社員、高齢の方は年金収入以外の安定した収入など、対処が難しい審査項目に気を付けましょう。連帯保証人を立てたり、頭金を用意したり、返済期間を短く設定したりするなどの対策で審査に通りやすくなります。
マイカーローンからくる経済的負担を少しでも抑えたい方には中古車がおすすめです。ネクステージには中古車の在庫が豊富にそろっています。ぜひ一度ネクステージのホームページをご覧ください。
