三菱の新車購入で使える自動車ローンは何がある?それぞれの特徴が分かる
車の購入代金は、現金での一括払いだけではなく自動車ローン(マイカーローン)も利用できます。ローンのメリットは、手元にまとまった資金がなくても車を購入することができる点で、ローンを利用する方も少なくありません。
今回は、三菱自動車の新車を購入する際に利用できる自動車ローンについて、それぞれの特徴やローンを組む際のポイント、返済シミュレーションの一例を紹介します。また、高品質な中古車をお得に購入する方法についても解説するので、ぜひ車選びの検討材料としてください。
※目次※
6.三菱の自動車ローンを組む前にネクステージの中古車をチェック
・銀行系自動車ローンは金利が安い傾向にあり総支払総額を抑えることが可能。ディーラーローンは銀行系自動車ローンに比べ、審査が厳しくないが設定金利は高めになる
・ディーラーローンを利用する際は、金利が高いことを踏まえ借入金額自体を減らす工夫が必要!
・お得に車を購入するなら、ネクステージで中古車購入がおすすめ!
三菱車に限らず知っておきたい自動車ローンの基礎
自動車を購入する際に使える自動車ローンは、簡単に言うと自動車の購入にかかる費用を銀行やディーラーから貸し付けてもらい、分割で返済していく制度です。
自動車の購入費用はまとまった金額になることも多いことが多いでしょう。一括で資金を用意できない方にとって、車に乗りながら代金を分割で支払える自動車ローンのシステムは、大きなメリットです。
自動車ローンは主に「銀行系」と「ディーラー」の2種類あります。まずは、それぞれの特徴について見ていきましょう。
銀行系自動車ローンの特徴
銀行系自動車ローンは信用・労働金庫等も含む銀行が提供しており、原則として自動車購入という用途に限定されます。このタイプのローンは「マイカーローン」と呼ばれることもあります。
ディーラーローンに比べ金利は低く設定されている傾向にあり、総支払総額を抑えることが可能です。また、「自動車を購入するための現金を借りる」と言う形となり、購入した自動車の所有権が購入者自身になるメリットがあります。
一方で、銀行系自動車ローンの審査は厳しい傾向です。また、借入の申し込みから、実際口座に振込まで日数がかかるのも特徴です。利用する場合は、仮審査や、早めの借り入れ申し込みを心がけましょう。
ディーラーローンの特徴
ディーラーローンとは、三菱やトヨタなどの自動車メーカーと提携している信販会社などが提供するローンを指します。ディーラーでの新車購入と同時にローンの申し込みを進められる他、審査期間も短く車の購入とローンの手続きがスムーズに進みます。また、銀行系カーローンに比べると審査は厳しくない基準傾向にあります。
しかし設定金利は高めで、支払総額は一括払いや銀行系カーローンの利用に比べ上がります。また、購入する車を担保に費用の貸付を受けるため、自動車の所有権はローン完済時までディーラーやローン会社です。
三菱UFJ銀行が提供しているマイカーローンの特徴
銀行系カーローンの具体的な内容について、三菱UFJ銀行が提供している「ネットDEマイカーローン」を例に紹介します。今回は「据置タイプ」ではない、通常の「ネットDEマイカーローン」の情報を記載しています。
・ネットDEマイカーローンの特徴
据置タイプに比べ金利が低い |
変動金利(年2.975%)(※) |
借入期間が柔軟に選べる |
6カ月以上10年以内(1カ月単位) |
他社からの借り換えに対応 |
条件を満たしている方のみ利用可能 |
一部繰上返済や期限前完済に対応 |
手数料5,500円(税込)が必要 (インターネットで返済する場合は無料) |
借入金額 |
50万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
※2022年5月1日現在
(参考:『マイカーローン|三菱UFJ銀行』)
三菱自動車の新車購入で使える2つのローンとは?
次にディーラーローンの一例として、三菱自動車ファイナンス株式会社が提供しているローンに注目し解説していきます。同社が提供している自動車ローンは、三菱自動車のディーラーローンに位置付けられ「三菱自動車クレジット」と「ウルトラマイカープラン」の2タイプが提供されています。
支払い方法が選べるクレジット
全国の三菱自動車販売会社と、同社の加盟販売店で利用可能なディーラーローンが「三菱自動車クレジット」です。支払方法は以下の3種類と、残価設定型1種類の計4種類から選べます。
通常払い (ボーナス併用払い・均等払い) |
返済期間を設定し、借入金を返済期間で割って毎月同額を返済。ボーナス払いと併用可能 |
指定額払い (アジャスト) |
毎月の返済額を指定し返済期間を設定。最低3,000円から設定可能。最終返済時に端数を調整 |
不均等払い (ステップ) |
最初の1年間は少なめに、2年目以降は多めになど、最低返済額である3,000円以上であれば自由に設定可能 |
(参考:『クレジットについて|個人のお客様|三菱自動車ファイナンス株式会社』)
【残価設定型クレジット】スーパーマイカープラン
4つ目の「三菱自動車クレジット」の返済プランとして、残価設定型クレジットの「スーパーマイカープラン」があります。残価設定型クレジットとは、最終返済時に支払う金額(残価)をあらかじめ設定(※1)し、毎月の返済負担を抑えられるのが特徴です。返済期間は3年・4年・5年の中から、契約走行距離は1,000kmまたは1,500kmから選べます。
最終返済後は「三菱車への乗り換えか返却(※2)」「再クレジット」「一括払い」のいずれかを選べます。なお、「アウトランダー」「エクリプスクロス(PHEVモデル)」「デリカD:5」の3車種のみ6年または7年の返済期間に設定できます。
※1 残価はクレジット終了時点での予想車両価格相当額、つまり最終返済時点において予想される車両の価値となります。
※2 走行距離や車両内外損傷等が別途定める条件を超えている場合、費用負担が発生します。
【定額サービス】ウルトラマイカープラン
三菱自動車の新車購入に利用できる2つ目のディーラーローンは、ウルトラマイカープランと呼ばれる月々の返済額が定額の自動車ローンです。
この自動車ローンの大きな特徴は、「三菱自動車クレジット」には含まれない「自動車税」「自動車重量税」「自賠責保険料」「自動車保険料」「自動発報機能付ドライブレコーダー(※契約に設定しないことも可)」「つく²保証Ⅰ」「自己修復歴補償」といったさまざまな費用を全て自動車ローンの中に盛り込んでいる点です。
なお、完済後は車両を返却することが条件です。毎月のメンテナンス費用込みの定額返済方式なので、急な出費もなく出費の見極めが付き、税金や保険料を払い忘れる心配がなくなることがメリットです。
三菱自動車の3つのローンにおける返済額シミュレーション
続いて、三菱自動車ファイナンス株式会社が提供しているシミュレーションサービスを基に、「デリカD:2HYBRID MX」の購入を想定し返済額を算出してみます。「デリカD:2WD HYBRID MX」のメーカー希望小売価格(所要資金)は1,883,200円(税込)であり、今回は頭金とボーナス払いはなし、返済回数は60回に設定します。
クレジット利用の場合
まずは三菱自動車クレジットの通常払い(均等払い)で購入する場合です。金利は6.8%で算出しています。
初回支払額 |
37,965円 |
2回目以降支払額 |
37,100円×59回 |
分割手数料 |
343,665円 |
分割払金合計額(所要資金+分割手数料) |
2,226,865円 |
スーパーマイカープラン利用の場合
次に、スーパーマイカープランで月間走行距離を1,000kmに設定した場合を見てみましょう。金利は3.9%に設定しています。
平月初回お支払額(初回支払額) |
28,425円 |
平月2回目以降お支払額(2回目以降支払額) |
29,900円×58回 |
最終回お支払額(残価) |
342,000円 |
分割手数料 |
221,425円 |
分割払金合計額(所要資金+分割手数料) |
2,104,625円 |
ウルトラマイカープラン利用の場合
最後に、ウルトラマイカープランのシミュレーションを「デリカD:2HYBRID MZ 全方位カメラパッケージ 2WD」のモデルで算出した結果をご紹介します。
メーカー希望小売価格は2,110,900円(税込)で、年齢条件は21歳以上、利用期間は5年、頭金はなし、月間走行距離は1,000kmとしています。この場合、月額利用料(目安)は49,720円(税込)です。
三菱の新車購入で自動車ローンを組む際のポイント
ここまで、新車の三菱自動車を自動車ローンで購入する返済金額の一例を紹介してきました。新車購入の際、ディーラーローンを利用する上で注意したい3つのポイントがあります。銀行系ローンなどともメリットとデメリットを比較し、自分に合ったローンを選ぶようにしましょう。
ローン返済中は車の名義が自分ではない
ディーラーローンを利用して車を購入する場合、ローン完済時まで車の所有権(車の名義人)がディーラーです。ユーザーは「使用者」に位置付けられます。無断で車を売却できない他に、事故などに巻き込まれてしまった場合、損傷の状況次第ではローン残額を一括返済求められることもあります。
そのため、「完済まで車が自分のものではない」という点に物足りなさを抱く方も少なくありません。
返済総額をいかに減らすか
ローンを利用するということは、月々の返済は元本の他「利息」が含まれることになります。返済期間が長くなるほど、利息の総額も増えていきます。利息分を抑えようと返済期間を短くしてしまうと、毎月の支払金額が増えてしまいます。
目安として、銀行系ローンの金利が3%程度であるのに対し、ディーラーローンの金利は7%ほどで2倍以上の金利差が生じる傾向にあります。購入する車の価格をワンランク落とすことを検討したり、頭金を多く支払ったりして、借入金額自体を減らす工夫が大切です。
毎月の返済負担を減らすのも重要
どのローンを利用する際にも共通して言えることですが、生活していく上で毎月のローン返済を負担に感じる方は少なくありません。転職や家族構成の変化などライフスタイルの変化に伴い、ローンの返済途中で返済の負担が増えてしまいかねないことも想定しておく必要があります。
ローンを利用するというのをきっかけに、ご自分の支出に関して見直す機会にしてはいかがでしょうか。ゆとりをもったローンの返済計画だけでなく、支出面でも節約できる点を検討するなどして、毎月の返済負担を減らす取り組みをおすすめします。
三菱の自動車ローンを組む前にネクステージの中古車をチェック
新車購入やローンを組むことにこだわらないのであれば、中古車販売を行っている店舗での購入もおすすめです。中古車であれば、新車では手が届かなかった車種なども検討できるでしょう。
全国に店舗を展開中のネクステージでは、数多くの中古車を扱っており、もちろん三菱自動車もご用意しております。中古車購入の際に不安材料となる車の品質に置いても、ネクステージではこだわっているので、購入後のカーライフも安心できるでしょう。
購入費用の節約なら新車よりも中古車がおすすめ!
購入費用を節約するならば、新車ではなく中古車を購入するという方法があります。全国に店舗を200以上展開する中古車販売店ネクステージでは、費用面でお得に購入できるのはもちろん、高品質な中古車の在庫を約3万台ご用意しております。売れ筋のモデルはもちろん、どのジャンルの車もバリエーション豊富に取り揃えています。
車に関して不慣れな方であっても、経験豊富なスタッフがお客様の予算やこだわりをしっかりとヒアリングし、納得いただける一台をご提案いたします。
ネクステージなら中古車でも安心の理由がある
「中古車は故障やトラブルが心配」という方は少なくありません。ネクステージで販売している車は、トラブルのリスクが高い修復歴車(事故車)や水害車などの車は一切取り扱っていません。
さらにお客さまが安心してカーライフをお過ごしいただけるよう、販売している車は、国産車・輸入車問わず手厚い無料保証が付いています。さらに、トラブル時のロードサービスやオイル交換などのメンテナンスが受けられる有償の「サービスサポート」も提供しております。
まとめ
今回ご紹介したディーラーローンや銀行系ローンは、必ずしもどちらか一方が良いという訳ではありません。ローンごとのメリットやデメリットをしっかりと比較し、計画的にローンを利用することが大切です。
ネクステージでは高品質な中古車を、各種手厚い保証サービスとともに自信を持ってご提案いたします。車の購入に関してのお悩みはぜひ、ネクステージにお問い合わせください。