【2024年最新】コスパのいい中古車を10選!選び方のポイントも◎
新しく車を購入するのであれば、コスパのいい車が欲しいと考えている方もいるでしょう。車の所有にはさまざまな費用が必要になるため、コスパの良さは大切なポイントです。
しかし「何をもってコスパがいいといえるのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2024年最新の「コスパのいい車」を紹介します。新車と中古車はどちらのほうがお得なのか、コスパがいい車を選ぶコツは何なのか、についても解説しますので、最後まで読んで車選びの参考にしてください。
※目次※
・コスパのいい車を選ぶのであれば「燃費」「維持費」「生産台数」「リセールバリュー」「ライフスタイル」を確認しよう。
・中古車は初期費用を抑えられることや車体価格が安いことから、新車よりもコスパがいい。
・欲しい車種が決まっている場合、中古車で探すのであれば「走行距離」や「車検の期限」「年式」などから探すのがおすすめ。
コスパのいい車とは?確認したいポイント
コスパのいい車を購入するには、本体価格だけでなく車を維持するためのコストも考える必要があります。リセールバリューの高い車も結果的にコストが安く済むため、コスパがいいといえるでしょう。
ここでは、コスパのいい車を見つけるためのポイントを解説します。
燃費
燃費が良い車は、燃料費を抑えられるため「コスパのいい車」に該当します。2024年4月10日時点のレギュラーガソリン価格は、175円/Lです。燃費が「10km/Lの車」と「20km/Lの車」で走行した場合、ガソリンの消費量と料金には以下のような差が生じます。
燃費 |
100km走行した場合 |
1万km走行した場合 (約1年間) |
10km/Lの車 |
ガソリンを10L消費→1,700円 |
ガソリンを1,000L消費→17万5,000円 |
20km/Lの車 |
ガソリンを5L消費→850円 |
ガソリンを500L消費→8万7,500円 |
燃費性能の違いだけでも、必要となる燃料費には年間数万円の差が出ます。同じ車を乗り続けることを想定している方は、燃費の良い車を選ぶのがおすすめです。
維持費
コスパのいい車は、維持費が安いことも大切な要素です。車体価格が高い車でも維持費が安ければ、長期的に見て費用を抑えられます。車にかかる主な維持費は、以下の通りです。
【主な維持費】
・メンテナンス代(修理・洗車など)
・ガソリン代
・自動車税
・自動車重量税
・自動車検査登録制度(車検)
税金や車検は普通車よりも軽自動車のほうが安いため、コスパを重視する場合は、軽自動車も候補に入れておくとよいでしょう。
生産台数
生産台数の多い車もコスパのいい車に該当します。
生産台数が多いと製造コストが安く済むため、販売価格も安くなる傾向です。また、生産台数が多い車は装備・カラーなどのオプションを追加した車両も多く出回っています。そのため、希望する車両が見つけやすいことも魅力です。
例えば「ボディカラーは黒がいい」「エンジンスターターはなくてもいい」「5年以内に製造されたモデルがいい」など、細かい条件でも見つけられる可能性があります。
オプション装備が増えるほど値段が高くなるため、必要な機能だけを装備した車を選びましょう。
リセールバリュー
コスパのいい車を選ぶのであれば、リセールバリューの高い車もおすすめです。リセールバリューとは「売るときの価格」を指します。購入時の価格が高くてもリセールバリューが高ければ、結果的に安い価格で車に乗れたといえるでしょう。
例えば、200万円で購入した車が150万円で売れた場合、実質かかった費用は50万円です。100万円で購入した車が売却時10万円の場合は、90万円の費用がかかっています。
コスパがいい車を買うためには、車の性能や人気、ボディカラーなども考慮し、リセールバリューを考えてから選びましょう。
ライフスタイル
コスパを重視する場合、燃費や維持費なども重要ですが、ライフスタイルに合う車を選ぶことが大切です。「長距離の移動が多い」「荷物を積んで出かける機会が多い」など、シチュエーションに合わせて選びましょう。
乗り心地や走行性能など、価格以上の価値があると感じたときにコスパの良さを実感できます。
コスパのいい車とは?新車か中古車どちらがお得?
コスパのいい車を選ぶのであれば、車両価格が安い「中古車」がおすすめです。
車自体の装備や機能は年々良くなっているため、平均使用年数も延びています。販売されて間もない中古車を選ぶことで、より長く使用できるでしょう。登録(届出)済未使用車もおすすめです。
「新車でなければ」というこだわりがなければ、状態の良い中古車を探してみましょう。ここでは、新車と中古車それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
新車の特徴
新車は中古車よりも性能が向上し、燃費も良くなっています。燃費が良くなれば必要なガソリン代が削減できる他、エコカー減税による維持費カットも可能です。
しかし、購入費用や納期などのデメリットもあるため、優先順位やコスパの良さを考慮した上での購入をおすすめします。新車購入のメリット・デメリットは以下を参考にしてください。
新車購入のメリット |
新車購入のデメリット |
・エコカー減税が適用される ・維持費を抑えられる ・内装・外装がきれいな状態 ・ボディカラーやオプションが自由に選べる |
・購入費用が高い ・納車に時間がかかる
|
中古車の特徴
新車だけではなく中古車にも多くのメリットがあります。最大の魅力は車体価格が安く購入費用が抑えられることです。さらに、登録(届出)済未使用車を選べば、新車のようにきれいな状態の車も購入できます。
中古車購入のメリット |
中古車購入のデメリット |
・購入費用が安い ・内装・外装がきれいな状態 (登録(届出)済未使用車の場合) ・納車が早い ・選択肢が豊富 |
・維持費が高くなりやすい ・オプションが選べない ・使用感がある
|
コスパのいい車とは?選び方のコツ
コスパのいい中古車を見つけるには、購入価格を少しでも安く抑えることがポイントです。購入価格を抑えたい場合は、人気の車種を避け、モデルチェンジ前の車両を選ぶなどの工夫をしましょう。
ここでは、性能の良い中古車を安く購入するためのコツを紹介します。
軽自動車を選ぶ
維持費の安さを重視するのであれば、軽自動車がおすすめです。軽自動車は普通自動車に比べて車体が軽く排気量も少ないことから、自動車税や重量税などの税額を抑えられます。車体が軽いことで低燃費のモデルも多いため、ガソリン代の節約も可能です。
他にも、車検費用や自動車保険料、高速道路の料金なども普通自動車より安く設定されています。多方面への移動費用が安く済むため、維持費を抑えられるでしょう。
人気車を避けて選ぶ
人気の車を避けることもコスパのいい中古車を選ぶポイントです。人気のない理由には「性能が低い」「見た目が古い」などがありますが、他にも以下のような理由が考えられます。
・ライバルメーカーが同タイプの車種を出している
・プロモーションが上手くいかず、知名度が低い
・時代のトレンドに合っていない
人気の車をあえて避けることで、人気の車と同程度の性能を持つ車を手頃な価格で購入できます。
走行距離の長い車を選ぶ
走行距離が長い車を中心に探すと、コスパのいい車を購入できるでしょう。同じ年式で同じグレードの中古車がある場合、走行距離が長い車のほうが低価格になります。一般的に10万kmを超えると「過走行車」になり、走行距離が増えるごとに値下がる傾向です。
近年は車の性能が向上していることから、適切にメンテナンスしていれば走行距離が10万kmを超えても問題なく走行できる車両が増えています。車のメンテナンス状況を把握したい方は「点検記録」や「部品の交換状況」を確認してみましょう。
モデルチェンジ前の車を選ぶ
コスパのいい車を選びたい方は、モデルチェンジ前の車を狙うのもおすすめです。
最新モデルの車が発売されると乗り換える人が増えるため、古いモデルの車が中古車市場に多く出回ります。中古車市場に古いモデルが増えることで希少価値が下がるため、車両価格の引き下げが期待できるでしょう。
また、モデルチェンジするとさまざまな価格やグレードの車が中古車市場に増えるため、条件に合う車が見つかりやすくなります。
車検期限をチェックする
コスパのいい中古車を探す場合は、車検期限もチェックしましょう。購入後すぐに車検が必要な場合、購入費用を支払った後に数万円~数十万円の車検費用を支払わなければいけません。
中古車は新車よりも初期費用を抑えられることがメリットのため、購入後すぐに費用がかかるとメリットを感じられないでしょう。
中古車を探す際は、車体価格の安さだけではなく、車検期限が長く残っている車両を選ぶのがおすすめです。
2024年最新!コスパのいい車10選
コスパのいい車の条件は、車体価格の安さや維持費の安さ、燃費の良さ、リセールバリューの高さなどさまざまです。あらゆる項目をチェックし、満足できる車であればコスパがいいといえるでしょう。
ここでは、現在販売している車の中から、特にコスパのいい車を10選紹介します。
トヨタ ハリアー
トヨタ ハリアーは、エレガントさを実現させたクーペフォルムのSUVです。2020年に発売された現行モデルの燃費は、ハイブリッド車で最大22.3km/L、ガソリン車で15.4km/Lの低燃費を実現しています。
ハイブリッド車はエコカー減税対象のため、新車購入時と初回継続車検時に100%の減税が適用されることも魅力です。
新車価格(税込み) |
中古車価格(税込み) |
ガソリン:312万8,000円~453万8,000円 ハイブリッド:411万9,000円~514万8,000円 PHEV:620万円 |
95万9,000円~484万9,000円 |
(2024年4月時点の情報です)
(参考:『ハリアー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
マツダ CX-5
CX-5は、美しい魂動デザインと優れた走行性能が特徴のSUVです。
ガソリン車とクリーンディーゼル車がラインアップしており、ガソリン車の燃費は13.0km/L~14.6km/L、クリーンディーゼル車は16.6km/L~17.4km/Lを実現しています。クリーンディーゼル車はエコカー減税対象車です。
新車価格(税込み) |
中古車価格(税込み) |
ガソリン:290万9,500円~381万2,600円 ディーゼル:322万8,500円~422万5,100円 |
57万9,000円~377万9,000円 |
(2024年4月時点の情報です)
(参考:『CX-5(マツダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
日産 エクストレイル
エクストレイルは、力強い走行性と利便性の高い装備が魅力の本格SUVです。現行モデルには、ハイブリッドシステムのe-POWERとVCターボを組み合わせたパワートレインが採用されています。
燃費は18.3km/L~19.7km/Lです。エコカー減税対象車のため、購入時と初回継続車検時に100%または50%の自動車税が減税されます。
新車価格(税込み) |
中古車価格(税込み) |
351万100円~532万9,500円 |
45万9,000円~492万9,000円 |
(2024年4月時点の情報です)
(参考:『エクストレイル(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スバル フォレスター
フォレスターは、優れた走破性を持つミドルサイズSUVです。路面状況に応じて運転をサポートするX-MODE、安定性と応答性を実現するスバルグローバルプラットフォームなどの採用により、高い走行性能を実現しています。
ステレオカメラで前方を監視する「アイサイト」による、高い安全性能も特徴です。
マイルドハイブリッドシステム搭載のe-BOXERと、ガソリン車をラインアップしています。優れた走行性能と安全性能を持ちながら、どちらのモデルも300万円台で購入できるコスパの良さが魅力です。
新車価格(税込み) |
中古車価格(税込み) |
ガソリン:346万5,000円~374万円 e-BOXER:306万9,000円~339万9,000円 |
57万9,000円~382万9,000円 |
(2024年4月時点の情報です)
(参考:『フォレスター(スバル)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ ステップワゴン
ステップワゴンは、ホンダ車史上最大の室内空間が特徴のミニバンです。ガソリン車とe:HEV車がラインアップしています。燃費は、ガソリン車が12.9km/L~13.9km/L、e:HEV車は19.5km/L~20.0km/Lです。
e:HEV車は、エコカー減税対象で自動車税を減税できることに加え、高効率・低燃費の2モーターを搭載していることから燃料費も抑えられます。
新車価格(税込み) |
中古車価格(税込み) |
ガソリン:305万3,600円~371万9,100円 e:HEV:343万7,500円~391万2,700円 |
37万9,000円~449万9,000円 |
(2024年4月時点の情報です)
(参考:『ステップワゴン(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ ヤリス
ヤリスは取り回しやすいサイズ感が人気のコンパクトカーです。現行モデルの燃費は、ガソリン車で19.0km/L~21.3km/L、ハイブリッド車で30.2km/L~36.0km/Lの低燃費を実現しています。ハイブリッド車はエコカー減税対象車です。
車両重量が軽いことからガソリン車でも燃費が良く、維持費を抑えられます。中古車であればさらにお得に購入できるでしょう。
新車価格(税込み) |
中古車価格(税込み) |
ガソリン:150万1,000円~235万2,000円 ハイブリッド:204万4,000円~269万4,000円 |
112万9,000円~249万9,000円 |
(2024年4月時点の情報です)
(参考:『ヤリス(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
トヨタ プリウス
プリウスはハイブリッド車の中でも特に人気の高いセダンです。現行モデルには、ハイブリッド車とPHEV車がラインアップしています。
ハイブリッド車の燃費は26.7km/L~28.6km/L、PHEV車の燃費は26.0km/Lです。エコカー減税対象車のため購入費用と維持費を抑えられるのに加え、PHEV車はグリーン化特例対象車でもあることから、自動車税も優遇されます。
旧モデルの燃費も良いため、お得に購入したい方は中古車で探すのもよいでしょう。
新車価格(税込み) |
中古車価格(税込み) |
ハイブリッド:320万円~392万円 PHEV:460万円 |
ハイブリッド:49万9,000円~459万9,000円 PHEV:79万3,000円~339万9,000円 |
(2024年4月時点の情報です)
(参考:『プリウス(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
(参考:『プリウスPHV(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ フィット
フィットは使い勝手の良さと走行性の高さが特徴のコンパクトカーです。5つのボディタイプにガソリン車とe:HEVをラインアップしています。ガソリン車の燃費は16.0km~18.7km/L、e:HEVは23.5km/L~30.2km/Lです。
e:HEVはエコカー減税対象車ため、購入費用と初回継続車検時の自動車重量税が100%減税されます。新車価格と中古車価格は以下の通りです。
新車価格(税込み) |
中古車価格(税込み) |
ガソリン:165万5,500円~239万2,500円 e:HEV:206万9,100円~274万8,900円 |
19万8,000円~259万9,000円 |
(2024年4月時点の情報です)
(参考:『フィット(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイハツ タント
タントは、ミラクルオープンドアや両側パワースライドドアの採用などによる快適性と利便性の高い軽ハイトワゴンです。通常モデルの「タント」の他に「タントカスタム」や「タントファンクロス」などもあります。
タントは軽自動車の中でも燃費が良く、カタログ燃費は19.6km/L~22.7km/Lです。エコカー減税対象車のため、25%~50%の減税が適用されます。
新車価格(税込み) |
中古車価格(税込み) |
135万3,000円~161万7,000円 |
19万9,000円~202万9,000円 |
(2024年4月時点の情報です)
(参考:『タント(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
スズキ ハスラー
ハスラーはおしゃれなエクステリアと、使い勝手の良いインテリアが魅力の軽自動車です。ラインアップはガソリン車のみですが、燃費は20.8km/L~25.0km/Lと低燃費のため、燃料費を抑えられます。
軽自動車のため自動車税や重量税、車検代、保険料などを抑えられることも特徴です。中古車であれば、オプション追加済みの車両もお得に購入できるでしょう。
新車価格(税込み) |
中古車価格(税込み) |
136万5,100円~181万7,200円 |
52万5,000円~214万9,000円 |
(2024年4月時点の情報です)
(参考:『ハスラー(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
「コスパのいい車」は購入時の車体価格だけではなく、車を乗り続ける上での維持費の安さや燃費の良さ、リセールバリューの高さなどが関係します。それと同じく、ライフスタイルに合う車であることも、大切なポイントです。
コスパのいい車を探すときは、新車と中古車のメリット・デメリットも考慮しつつ、車種の特徴や燃費を十分に調べましょう。
新車であれば人気やリセールバリュー、中古車であれば走行距離や車検の残り期間などをチェックし、その中から最適な1台を見つけてください。
▼ライタープロフィール
中村浩紀 なかむらひろき
クルマ記事に特化したライター
現在4台の車を所有(アルファード・プリウス・レクサスUX・コペン)。クルマ系のメディアでさまざまなジャンルの記事を執筆し、2024年1月までに300記事以上の実績をもっている。
豊富なラインアップのネクステージ中古車情報をチェック!
いかがでしたか。今回の記事が中古車購入を検討しているあなたの参考になれば幸いです。
ネクステージでは、他店に負けない数多くの中古車をラインアップしていますので、中古車の購入を検討されている方は、ネクステージの公式Webサイト上で最新の在庫状況をチェックしてみてください。また中古車購入に際して、ネクステージ独自の保証もご準備しております。お気軽にお問い合わせください。