中古車購入時にバッテリー交換は行われる?購入後の修理費用の負担はあるの?
車のバッテリーは経年劣化するパーツのひとつです。劣化が進むと電力が弱くなり、エンジンを始動できなくなります。中古車を購入する際、新しいバッテリーの交換に応じてもらえるのか気になる方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、中古車購入時におけるバッテリー交換の有無についてご紹介します。購入直後にバッテリーが切れたときの対処法も解説していますので、中古車の購入をお考えの方はぜひ参考にしてください。
※目次※
4.中古車購入時に押さえておきたいバッテリー以外のチェック項目
・中古車購入時でのバッテリー交換に関する明確な取り決めはない。中古車販売店ごとに対応が異なっている
・納車後にバッテリー切れが発生した際には販売店に尋ねるのがおすすめ。保証が付帯されていれば適切に対応してもらえる可能性が高い
・中古車を購入するならネクステージがおすすめ。車両状態表の開示や納車前点検などを実施
中古車購入時はバッテリー交換が行われるの?
車を購入する際の選択肢は、主に新車と中古車の2つです。中古車は新車よりも安く販売されている可能性が高く、お得に購入できるという魅力があります。
一方で中古車は現物を購入するため、バッテリーなどの消耗品が劣化しているケースがあるでしょう。ここでは、中古車購入時におけるバッテリー交換の有無についてご紹介します。
バッテリーは車の装置を動かすために使われている
バッテリーとは充電式の電池のことです。エンジンの始動で使用する電力、ヘッドランプやブレーキランプなどのライト系、オーディオやワイパーなどの電飾品に電力を供給する役割を担っています。
一般的なバッテリーの寿命は2年~3年です。ただし、使用状況によって劣化のスピードは変わります。エンジンを始動する頻度が多かったりさまざまな電装品を使っていたりすると劣化のスピードが早まるでしょう。
バッテリーは車を使用していないときでも、各部品のCPUバックアップのため放電します。車の使用頻度が少ない方も2年~3年を目安に交換しましょう。
バッテリーの交換の有無は購入する販売店によって異なる
中古車販売における、バッテリーの交換の有無に関する明確な取り決めはありません。新品への交換については、中古車販売店の判断に任せられています。
バッテリーは、エンジンオイルやブレーキパッドと同じように消耗品のひとつです。問題なく使用できる場合には、交換せずにそのまま販売する可能性が高いでしょう。
中古車の販売価格は車両の状態を考慮して設定されており、新しいバッテリーに交換しないまま販売される場合があります。
中古車購入直後のバッテリー切れは販売店に相談しよう
中古車購入直後にバッテリーが切れたときには、できるだけ早く販売店に尋ねるのがおすすめです。バッテリー切れになると車を動かせませんし、ドアが開かないなどのトラブルが発生する恐れがあるからです。
状況にもよりますが、無償で交換や充電に応じてもらえるケースがあります。ここでは、バッテリーの寿命が近いときの主な症状について見ていきましょう。
バッテリーの寿命が近いときの特徴
バッテリーは充電と放電を繰り返しながら使用する装置です。充電の頻度が低くなったり放電の頻度が高くなったりすると、バッテリー切れが起こりやすくなるでしょう。
バッテリーの劣化が進むと、貯められる電気量が少なくなってしまいます。バッテリー切れの前兆が現れ始めたら、早めの交換を心掛けましょう。
バッテリー切れの主な前兆として、エンジンがかかりにくくなる、アイドリングストップしない、ライトが暗いなどがあります。
中古車購入時の保証が使える場合もある
バッテリー切れは購入者の使い方によっても発生する恐れがあるため、責任の所在の特定が難しいものです。ただし、購入直後に発生した場合には、対応してもらえる可能性が高いでしょう。
バッテリーの交換を実施してくれるかどうかは、保証の有無によって変わることがあります。保証内容にバッテー交換が含まれている場合、保証期間内であれば無償で交換してもらえるでしょう。
バッテリー交換が保証に含まれていなかったり保証期間を過ぎていたりすると、無償での修理や交換に応じてもらえないケースがあります。
外出時にバッテリーが上がったときは焦らずに対処しよう
車の使用におけるトラブルのひとつはバッテリー上がりです。車を動かそうとしたらバッテリーが上がってしまい動かせないというケースが起こり得ます。
バッテリー上がりは突然に発生するため、焦ったり不安に感じたりする方もいるのではないでしょうか。ここでは、外出時にバッテリー上がりが起きたときの対処法についてご紹介します。
ジャンピングスタートをする
ジャンピングスタートとは、他の車両などから電気を供給してもらいエンジンを始動させる方法のことです。救援用の車両や、ジャンピングスターターと呼ばれるモバイル型のバッテリーを使用して電気を供給します。
ジャンピングスタートに必要なアイテムはブースターケーブルです。救援用の車両と自車をケーブルでつなぎ使用します。救援用の車両と接続した際には、エンジンをかけた状態で5分ほど放置しましょう。完全にとはいきませんが、多少充電状態が回復します。
ロードサービスを利用する
ロードサービスとは、車のトラブル時に作業スタッフが駆けつけるサービスのことです。バッテリー上がりをはじめ、事故時のレッカー移動、パンク修理、運転キーの閉じ込みなど、さまざまなトラブルに対応しています。
ロードサービスのメリットは、基本的に場所を問わずトラブルや故障に対応してもらえる点です。ジャンピングスタートの経験が無い方や、使用に不安のある方の場合に、安心してバッテリー上がりに対処できます。
ロードサービスを利用するには申し込みが必要です。自動車保険に付帯されているケース、中古車販売店で提供しているケース、JAFに加入するなどの方法があります。
中古車購入時に押さえておきたいバッテリー以外のチェック項目
中古車を購入する際はコンディションのチェックが大切です。同じ年式や走行距離でも、車両によってコンディションは異なります。
一方で、素人目で全てのパーツのコンディションを判断するのは難しいでしょう。ここでは、中古車選びの際に押さえておきたいバッテリー以外のチェック項目についてご紹介します。具体的な確認方法を紹介していますので参考にしてください。
エクステリア
エクステリアをチェックする際には、傷やへこみの有無を確かめましょう。小さなへこみや傷は比較的簡単に修理できますし走行にも影響を与えません。使用目的や好みに合わせて決めるのがおすすめです。
大きな傷やへこみついては慎重な検討が必要でしょう。中古車購入後に直そうとすると高額な修理費用がかかりますし、傷の箇所によっては走行に支障が出る恐れがあるからです。
エクステリアを確かめるときには、タイヤの摩耗や劣化具合も見ておきましょう。一部のタイヤのみがすり減っている場合には、販売店に相談してみてください。
インテリア
快適なドライブを楽しむにはインテリアのチェックが大切です。タバコやペットの臭い、食べ物や飲み物のシミや汚れの有無などを確かめておきましょう。許容できないほどに臭っていたり汚れていたりする場合には、慎重に検討することをおすすめします。
インテリアを確認する際には、窓ガラスやドアも見ておきましょう。飛び石による傷が窓ガラスに付いている場合、気温の変化などひび割れにつながる可能性があるためです。ドアの開閉に不具合が生じている場合は、セキュリティに影響を与える可能性があります。
エンジン
エンジンは車の動力部分です。エンジンに問題があると、走行に影響を与える恐れがあります。スパークプラグなど消耗品の劣化の場合は比較的軽微な修理で改善できますが、内部に汚れ(スラッジ)が溜まっているなど状態が悪い場合は購入後にエンジン載せ替えとなってしまうかもしれません。
他のパーツに比べてエンジンの修理や交換は高額になりやすく、状況によっては手放さなければならないでしょう。購入前の入念なチェックをおすすめします。
エンジンを確かめる際の主なチェック項目は、作動音・液漏れ・オイル漏れ・タイミングベルトの交換履歴・エンジンオイル交換履歴などです。
電装品
電装系のパーツが故障した場合、箇所によっては高額な修理費用がかかる可能性があります。パーツによっては走行に支障が出る恐れもあるため、購入前にチェックしておきましょう。主な電装品として以下のパーツがあります。
・パワーウィンドウ
・メーター
・電動ドアミラー
・各ライト
・ワイパー
・カーナビゲーションシステム
上記に加えて、エアコンの不具合の有無も確かめておきましょう。エアコンはガス漏れやコンプレッサーの不具合が発生していることもため、冷暖房の効き具合や温度や風量の設定などの確認をおすすめします。
ブレーキやハンドル
ブレーキやハンドルに不具合が発生すると、走行に大きな影響が出るので大変危険です。状況によっては人身事故や衝突事故を招く恐れがあります。購入の際には、前もって不具合の有無を確かめておきましょう。
ブレーキをしっかりと確かめるには、試乗することが重要です。操作時に異音や振動がないかどうかや、ペダルの踏みしろなどを確認しましょう。ブレーキパッド等の残量がどの程度残っているかも、問い合わせるなどして確認することが大切です。
ハンドルを確かめるときは、停止状態で左右に動かします。ハンドルが異様に重く感じたり異音が出ていたりする場合、何かしらの不具合があるかもしれません。
バッテリーに関するネクステージの保証は?
中古車を購入する際には、できるだけ不安を払しょくしておきたいものです。保証が付帯されている中古車購入なら、バッテリーの不具合が発生したときでも落ち着いて対処できます。
ネクステージの保証は広い保証範囲や便利な付帯サービスが特徴です。無料と有料の保証を用意しており、使用目的や生活スタイルに合わせて選べます。
無料保証の保証範囲
ネクステージの無料保証の特徴は保証範囲の広さです。一般保証対象項目と特別対象項目が対象項目となっています。主な保証範囲は以下の通りです。
・エンジン機構
・トランスミッション
・ハイブリッド
・ステアリング
・ブレーキやABS
・エアコン
・サスペンション
・乗員保護
・指定消耗部品
・装備品
バッテリーについても、無料保証に含まれています。購入者の過失によるバッテリー上がり以外のトラブルが対象です。保証期間は国産車が3,000kmまたは3か月、輸入車が1か月(走行距離は無制限)です。
有料保証の保証範囲
有料保証は広い保証範囲に加えて、便利なサービスを付帯しています。有料保証の「サービスサポート」に含まれている主なサービスは以下の通りです。
・無料エンジンオイル交換
・無料点検
・代車サービス
・ロードサービス
ロードサービスは365日24時間体制になっており、100kmまでの搬送を無料で提供しています。レッカーによるけん引、ガス欠時の給油サービスなどの利用が可能です。
有料保証においても、バッテリーが保証の対象になっています。購入者の過失によるバッテリー上がりを除き、保証が受けられます。詳しくは、お近くの店舗のスタッフまでお問い合わせください。
中古車を購入するならネクステージにお任せ!
中古車を購入する際には、慎重に販売店を選びましょう。販売店によって、取り扱う車両の品質や保証が異なるからです。
販売されている中古車は、必要に応じてメンテナンスが施されています。品質にこだわっている販売店を選ぶなら、コンディションのよい車両を見つけやすいでしょう。
販売店選びでお悩み方は、ぜひネクステージをご利用ください。ここでは、ネクステージの魅力をご紹介します。
豊富な在庫台数の中からお気に入りの1台を選べる
ネクステージの店舗数は全国に250以上、在庫台数は3万台です。人気のモデルから現在では手に入りにくいレアなモデルまで、幅広く取りそろえています。
人気のモデルについてはグレードやカラーバリエーションが豊富で、予算や生活スタイルに合わせた車選びが可能です。中古車に関する専門的な知識を有したバイヤーが仕入れており、故障の恐れが高い修復歴ありの車両などは事前に排除しています。
また、ネクステージでは車両のお取り寄せが可能です。そのため、他店舗で保管している車両を最寄りの店舗で商談できます。
納車前点検で新しいカーライフをサポート
ネクステージでは全車で車両状態表を開示しており、車両に関する具体的な情報を入手可能です。契約時には車両の状態や傷のチェックを実施しており、納得した上でお気に入りの1台を購入できます。
ネクステージでは、修復歴車や水害車などの粗悪品は販売していません。全てのお客様が安心して購入できるように、徹底した品質管理を心掛けています。納車前には国家資格を有したメカニックが車両前点検を実施しており、安心して新しいカーライフを始められます。
まとめ
中古車を購入した際のバッテリー交換は、販売店によって対応が異なります。バッテリーが上がっていない状態であれば、交換せずにそのまま販売される可能性があるでしょう。一方で、保証の対象となっていれば、購入後に対応してもらえる場合がほとんどです。
中古車の購入を検討している方はぜひネクステージをご利用ください。有料保証と無料保証を用意しており、お客様の新しいカーライフをサポートします。Webサイトでは車両検索システムを提供しており、自宅でのいつでも中古車選びが可能です。