車のセダンとは?サイズや意味におすすめ人気ランキングまで公開!
具体的にどのような車がセダンに分類されるのか、似ている車種との違いなど、セダンについて具体的には説明できないという方もいるでしょう。購入を考えている方の中にも、セダンについて分からないことがあり、購入に踏み切れない方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、セダンとはどのような車か種類やサイズなどを解説します。人気ランキングや中古車についてもご紹介するので、自分に合うセダンを選びやすくなるでしょう。
※目次※
・快適な走行ができる、安定性に優れている、高級感があるなど、セダンには魅力がたくさんある!
・セダンは種類が豊富で特徴やサイズ、価格などが異なる!自分に合うセダンを見つけるために情報を把握しておこう
・安いセダンを探しているなら、良質な中古車がそろっているネクステージに相談を!ネクステージで取り扱っている中古車は全て修復歴なしで安心!
セダンとはどんな車?
はじめに、セダンに分類される車とは何かをご紹介します。サイズ、良さや魅力、セダンに似ていて間違われやすい車の情報もまとめました。購入を検討している方は車選びで失敗しないためにも、セダンについての理解を深めておきましょう。
セダンタイプの車の定義や意味
一般的に「セダンタイプ」というと、リアデッキを持つノッチバック型の車種のことを指します。この形状はエンジンルームと居住スペース、トランクルームが独立しているため「3ボックス」とも呼ばれており、さらに4ドアになっていることが特徴です。
一部で2ドアでも「セダン」だと売り出されている車もありますが、4ドアが基本といえます。2ドアのセダンは使い勝手が悪いなどの理由から需要が減り、日本ではほとんど販売されなくなりました。
セダンタイプを見た目で判断したい際は、3つの空間がある「3ボックス」になっているか、「4ドア」になっているかをチェックしましょう。
セダン車のサイズ
セダンを大まかに「Lサイズ」「Mサイズ」「Sサイズ」に分けて、主なサイズと代表的な車種をご紹介します。
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サイズ |
代表的な車種 |
Lサイズ |
・全長:4,850mm~5,210mm ・全幅:1,800mm~1,875mm ・全高:1,450mm~1,510mm |
・トヨタ クラウン |
Mサイズ |
・全長:4,850mm~4,860mm ・全幅:1,740mm~1,840mm ・全高:1,430mm~1,505mm |
・トヨタ マークX |
Sサイズ |
・全長:4,360mm~4,595mm ・全幅:1,695mm~1,730mm ・全高:1,460mm~1,545mm |
・トヨタ アリオン |
セダンの良さや魅力
以下の6つの点に魅力を感じる方は、セダンがおすすめです。
- ・剛性が高く振動が少ない
- ・静かで快適
- ・安全性能が高い
- ・安定した走行性能
- ・車高が低く実用的
- ・高級感がある
剛性が高いため振動が少なく、3ボックスで空間が分かれていることから、荷室からのノイズが入りにくいという点でも快適です。一般的に前部がエンジンルームで後部がトランクルームになっていることから、追突されても居住スペースまで距離があり安全性能が高くなります。
さらに低重心なため横風に強く、安定した走行性能があることもセダンの魅力です。車高が低いため、機械式駐車場の車高制限に引っかかることもないでしょう。実用面でも魅力のある車です。
セダンとクーペ・ハードトップの違い
セダンとクーペ、セダンとハードトップは形が似ているため、間違われることがあります。具体的にどのような違いがあるのかを把握しておきましょう。
セダンとクーペはどちらも3ボックスタイプという点は共通していますが、セダンは4ドア、クーペは基本的に2ドアもしくは3ドアです。4ドアタイプやSUVのクーペも発売されていますが、比較するとクーペのほうがよりスポーティな雰囲気を感じられるでしょう。
次にセダンとハードトップの違いを解説します。セダンは3ボックス4ドアで、基本的にサッシュが付いている車を指しますが、ハードトップはサッシュがありません。ドアを開けると、上半分はガラスだけの状態です。
また、セダンはサイドガラスが窓の柱となるセンターピラー(Bピラー)で分かれている形状が一般的ですが、ハードトップはセンターピラーがありません。そのためハードトップは前後の窓を下げると、大きな開口部ができることが特徴です。一方でセダンは、前後の窓の間にセンターピラーが残ります。
セダンの種類一覧
ノッチバック・セミノッチバック・4ドアハードトップ・ハッチバック・ファストバック・2ボックスタイプ・スポーツタイプなど、セダンには種類が多くあります。似ている種類があるため、見分けることが難しいと感じる方もいるでしょう。ここからは、ひとつずつ特徴や代表的なモデルをご紹介します。違いを確認しながらご覧ください。
ノッチバックセダン
「ノッチ」という言葉は、折れや段差を意味します。ルーフパネルが直線的で、エンジンルーム・居住スペース・トランクルームが分かれていることがはっきり認識できるセダンらしい車種に採用しているケースが多いといえるでしょう。
ノッチバックセダンは、後席やトランクのスペースが確保しやすく、実用面を重視したいシーンにも向いています。デザインの特徴から、フォーマルな雰囲気を与えることも特徴です。
セミノッチバックセダン
ノッチバックセダンの中でも、リアデッキが短いタイプは「セミノッチバックセダン」に分類されます。見た目の特徴から、「ショートノッチバックセダン」や「2.5ボックスセダン」という名称で覚えている方もいるかもしれません。
短いリアデッキにより、ノッチバックセダンのシルエットとは違い、雰囲気が変わります。「スポーツバック」や「ファストバック」に近い雰囲気です。ノッチバックセダンの魅力を残しつつ、フロントノーズが長くスマートな印象を感じるでしょう。快適な走行や高級感を楽しむための利用におすすめです。
4ドアハードトップ
4ドアでセンターピラーがないハードトップもあります。4ドアであるためリヤドアは開閉しますが、剛性や安全性がハードトップのあるものと比べて懸念され、販売されてきた4ドアハードトップは衰退しているといえるでしょう。
しかしセンターピラーを残しつつ、表面に出ないタイプも存在します。見た目にはスタイリッシュで高級感があり、4ドアならではの実用性も兼ね備えているという点が魅力です。窓を開けたときの開放感があるので、風を感じながら心地よくドライブを楽しみたい方に向いています。
ハッチバックセダン
セダンのように居住スペースから独立したトランクルームがなく、後部の荷室のドアが跳ね上げ式の車が「ハッチバック」です。荷物を後方背面のハッチ(扉)で出し入れするため「ハッチバック」といいます。
後席を倒すと荷室を広くでき、大きなものを運ぶことも可能です。コンパクトなのでステアリング操作がしやすいこともメリットといえるでしょう。運転がしやすく利便性もあることから、シーンを問わず車を利用したい方に向いています。
ファストバックセダン
他のタイプよりもルーフパネルの傾斜があり、見た目ではっきりとトランクルームを認識しにくいタイプが「ファストバック」です。ハッチバックに近い形状をしているといえるでしょう。
また、車高が低いファストバックセダンはクーペに分類されることもあります。例えば、メルセデス・ベンツ CLSクラスやCLAクラスは、4ドアクーペです。
デザインも特徴的で、セダンよりも短いボディによってスポーティな雰囲気を感じる方もいるかもしれません。走行性能が高く、スポーティなドライブをしたい方におすすめです。
2ボックスセダン
リアデッキがないタイプが「2ボックスセダン」です。2ボックスなので、居住スペースとトランクルームがつながっています。3ボックスと比較すると遮音性では多少劣りますが、ボディがコンパクトになるので運転がしやすいでしょう。
以前はトランクのカバーがあるタイプもありましたが、現在はリアゲートを持つハッチバックタイプが主流です。各種セダンの中でもコンパクトで比較的運転がしやすいことから、通勤や買い物など街乗りを中心とした利用におすすめといえます。
スポーツセダン
実用性や快適性のあるセダンにスポーツ性をプラスしたモデルがスポーツセダンです。重心が低く、安定性が高いことに魅力があります。高速走行でも横風の影響を受けにくく、快適な走りを楽しめるでしょう。長距離や悪天候などでも活用可能です。
スポーツセダンの中でも、モデルにより雰囲気は変わります。車種にもよりますが、国産車はダイナミックさがありながら、小回りが利いて運転しやすいことが特徴です。輸入車は、品があるデザインに仕上がっているといえるでしょう。
おすすめセダン車の人気ランキングTOP3
セダンは種類が豊富で選択肢が多いことはメリットですが、何を選んだら良いのか迷ってしまうかもしれません。ここからは、独自に調査したセダンのおすすめ人気車種TOP3をご紹介します。国産車を中心に人気のある車を厳選したので、ぜひ参考にしてください。
TOP1:トヨタ カローラ
カローラはボディタイプが豊富で、トヨタを代表する車種のひとつです。基本の形はセダンで、日本だけではなく海外でも人気があります。低重心で安定感があり、スポーティな見た目も人気の理由といえます。
「Toyota Safety Sense」が標準装備されているため、安全性能でも高評価です。さらに、トヨタスマートセンターにつながる「コネクティッドサービス」もあり、24時間365日サポートを受けられるので安心できます。以下に2021年6月18日時点での新車と中古車の価格、基本スペックをまとめました。
新車価格(カローラ) |
193万6,000円~294万8,000円 |
中古車価格 |
・カローラスポーツ:169.7万円~ ・カローラフィールダー:40万円~ ・カローラルミオン:79万円~ |
基本スペック(カローラSの場合) |
・サイズ:全長4,495mm×全幅1,745mm×全高1,435mm ・車両重量:1,370 kg ・定員:5人 ・駆動方式:FF ・トランスミッション:CVT ・排気量:1,797cc ・最高出力:103Kw(140ps)/6,200rpm ・最大トルク: 170N・m |
TOP2:日産 スカイライン
日産車の中でもスポーツカーとしての人気が高いのが「スカイライン」です。燃費性能に特化しているわけではありませんが、他社のスポーツカーと比べると燃費が良いことが魅力でしょう。
エンジン性能が高いだけではなく走行性能も魅力的であるため、走りを追求したいシーンに活躍します。2021年6月18日時点でのスカイラインの価格や基本スペックは以下のとおりです。中古車価格は10万円ほどからと幅があるため、予算に合う車を見つけられるでしょう。
新車価格 |
435万3,800円~616万0,000円 |
中古車価格 |
10万円~ |
基本スペック(V6 TURBO GT TYPE Pの場合) |
・型式:5BA-RV37 ・サイズ:全長4,810mm×全幅1,820mm×全高1,440mm ・車両重量:1,710 kg ・定員:5人 ・駆動方式:FR ・トランスミッション:7AT ・排気量:2,997cc ・エンジン種類:V型6気筒DOHCツインターボ ・最高出力: 224Kw(304ps)/6,400rpm ・最大トルク:400N・m |
TOP3:スバル インプレッサ
低重心で安定感があるボディ、振動を軽減させる高性能なエンジンにより、快適なドライブができると評判の車です。インプレッサの新型は発売されていませんが、インプレッサスポーツとインプレッサG4が販売されています。
インプレッサはデザインがシンプルで飽きがこないという点も、現行モデルが販売されていない2021年現在でも支持されている理由でしょう。以下は、2021年6月18日時点でのインプレッサの価格や基本スペックです。
新車価格(発売当時・2014年式) |
324万円~384万4,800円 |
中古車価格(全年式) |
30万円~500万円 |
タイプで選ぶおすすめセダン車
セダンは国産車だけではなく外車も種類が豊富です。種類が違うと見た目や雰囲気も変わります。多くの種類がある中でも、「外車のセダン」「かっこいいセダン」にポイントを絞って見ていきましょう。人気のある2つのタイプに最適なセダンを厳選してご紹介します。
外車のセダン:BMW 3シリーズ
BMWの主力モデルのひとつがBMW3シリーズです。拠点のあるドイツをはじめ、海外や日本ではスモールセダンの中心的な存在として人気を博しています。曲線が上品で高級感のあるデザインです。
「2019年~2020年インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」「RJCカーオブザイヤー・インポート」を受賞するなど、高い評価を得ていることも魅力のひとつといえるでしょう。以下は、2021年6月18日時点でのBMW3シリーズの価格や基本スペックです。
新車価格 |
495万円~999万円 |
中古車価格 |
79万円~448万円 |
基本スペック(320iの場合) |
・型式:3BA-5F20 ・サイズ:全長4,715mm×全幅1,825mm×全高1,440mm ・定員:5人 ・駆動方式:FR ・トランスミッション:8AT ・排気量:1,998cc ・エンジン種類:直列4気筒DOHC ・最高出力:135Kw(184ps)/5,000rpm ・最大トルク:300N・m |
かっこいいセダン:マツダ アテンザ(マツダ6)
アテンザはマツダ6に車名が変更されているため、マツダ6の概要を解説します。マツダ6は新世代の技術「SKYACTIV-G 2.5T」を採用し、「鼓動」をテーマにデザインされたフラッグシップモデルです。
ガソリンエンジンだけではなく、ガソリンターボエンジン・クリーンディーゼルエンジンを選べます。クリーンディーゼルエンジンのWLTCモードの燃費は2WDモデルで17.8 km/L~19.6km/Lとなっており、燃費性能が良いことが魅力です。
以下に2021年6月18日時点での価格や基本スペックをご紹介します。なお、中古車は現時点で在庫がないため、アテンザの中古車相場です。
新車価格(マツダ6) |
289万3,000円~431万7,500円 |
中古車価格(アテンザ) |
240万円 |
基本スペック(25S L PACKAGEの場合) |
・サイズ:全長4,865mm×全幅1,840mm×全高1,450mm ・車両重量:1,550 kg ・定員:5人 ・駆動方式:FF ・トランスミッション(クラッチ):ロックアップ機構付き3要素1段2相形 ・排気量:2,488cc ・エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC16バルブ ・最高出力:140Kw(190ps)/6,000rpm ・最大トルク: 252N・m |
安いセダンなら中古車も視野に入れよう
新車で購入する際は、カタログに記載されている車両本体価格に加えて、オプション料金などでさらに高額になることがほとんどです。
たとえ必要最低限のオプションのみを付けたとしても、安い買い物ではないでしょう。安くセダンを手に入れたいと考えている方は、中古車を視野に入れるのがおすすめです。
「中古車」と聞くと、過去の修復歴を心配する方もいるかもしれません。ネクステージでは、修復歴車は販売しないことを徹底しています。修復歴車は故障やトラブルが起こりやすいため、価格が安くてもおすすめできないためです。メーター改ざん車、水害車などの粗悪な車も取り扱っていません。
きちんとお客様へご提案する車の品質管理をするとともに、第三者機関による品質鑑定も行っているため、安心して好みの中古車を選べるでしょう。納車前には専門のメカニックが徹底的に点検整備や必要に応じて部品の交換をするためご安心ください。
他社の価格を徹底調査し、どこにも負けない価格設定にも自信を持っています。安いセダンをお探しの方は、ぜひネクステージへご相談ください。
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まとめ
セダンは国内外問わずさまざまなメーカーが販売しており、種類が豊富です。種類によって特徴や向いている利用シーンが異なるため、自分に合うセダンを見極めましょう。また、セダンは高級車というイメージがあることが魅力です。
しかし新車は高額で、購入を迷っている方も多いかもしれません。少しでもお値打ちにセダンを購入したい方は、中古車の購入を検討しましょう。
ネクステージは、良質な車を常にご提供しています。全国に販売拠点があり、インターネットサイトに掲載しているセダンの中古車を近くの店舗に取り寄せてご覧いただくことも可能です。現車を見られるだけではなく、他メーカーの車種とも比較できるため、納得のいく車選びをしたい方はぜひネクステージへお問い合わせください。