CX-5のディーゼル4WDは燃費も優秀!高性能の秘密とライバル車比較を徹底解説
マツダCX-5には、ガソリンエンジンモデルだけでなくディーゼルエンジンモデルもあり、4WDの燃費性能の高さも魅力のひとつです。CX-5の燃費が気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、 CX-5のディーゼル4WDの燃費性能についてご紹介します。ライバルとなる車との違いが把握できるようになり、よりCX-5の魅力がわかる内容です。
CX-5の燃費について詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
※目次※
・CX-5はマツダの人気SUV。現行モデルは2代目で、2023年1月には3代目が登場する予定
・CX-5にはディーゼルモデルとガソリンモデルがある。ディーゼルモデルは特に低燃費で、4WD車の燃費性能も高い
・低燃費SUVを希望するなら、ディーゼルやハイブリッドカーがおすすめ。中古車ならこれらの車も安く購入できる
マツダCX-5はどんな車?
CX-5は、マツダが製造・販売する人気SUVです。 多くのSUVモデルがあるなかで、数多くの方から選ばれる理由は何でしょうか。まずはCX-5の仕様やバリエーションを確認して、CX-5がどのような車なのか見ていきましょう。
現行は2代目 次のフルモデルチェンジは?
CX-5の初代モデルは2012年に登場し、マツダを代表する人気SUVになりました。その後2016年にフルモデルチェンジして、現行モデルである2代目が登場しています。
2代目はデザインを変更したことで高級感が高まったほか、安全装備や乗り心地もアップデートしました。
CX-5の次のフルモデルチェンジは、2023年1月とされています。3代目は FR化され直6エンジンのSKYACTIV-Xが搭載される予定で、 BMW X3のような上級モデルに移行するようです。
エンジンはディーゼルモデルとガソリンモデル
CX-5は、ディーゼルエンジンとガソリンエンジンを採用しています。ディーゼルエンジンは「SKYACTIV-D 2.2」を採用し、排出ガスや騒音の抑制にこだわった上質な走りを実現しました。
ガソリンモデルに搭載されているエンジンは「SKYACTIV-G 2.5T」です。ターボ仕様であるため走りは力強く、ダイナミック・プレッシャー・ターボシステムやクールドEGRといった新技術の投入によって快適なドライビングを楽しめます。
駆動方式は4WDとFF
駆動方式には4WDとFFがあり、用途に合わせて選択が可能です。4WDは四輪が駆動するため走行性能が高く、未舗装の道や雪道などの悪路でも走行は安定しています。オフロードにも適しているので、アウトドアレジャーを楽しみたい方も満足できるでしょう。
FFはフロントエンジン・フロントドライブの略称で、前輪2輪が駆動する方式です。重量のあるエンジンが前方にあるのでグリップ力が強く、直進安定性に優れています。構造が比較的シンプルであるためパーツ数が少なく、価格面で有利です。
PRCX-5 2WDの商品
※価格は支払総額
トランスミッションはMTも選べる
近年、車のトランスミッションはATが主流ですが、CX-5にはMT仕様もあります。MTはATよりも燃費が良く、シフト操作とアクセルワークで車を自由にコントロールできるのがメリットです。構造がシンプルであるため故障しにくいことも魅力でしょう。
CX-5のディーゼル燃費性能を支える4大テクノロジー
優れた燃費性能を誇るCX-5のディーゼルエンジンモデルは、数々の先進技術が支えています。エンジンやエネルギー周りからドライビング技術のサポートに至るまで、さまざまな方面から燃費向上に貢献するテクノロジーを採用しました。
力強い走りと環境性能を両立「SKYACTIV-D」
SKYACTIV-Dは、CX-5が搭載する高効率のクリーンディーゼルエンジンです。急速多段燃焼による新たな燃焼コンセプトで効率的に燃料をエネルギーに変換でき、燃費や走行性能だけでなく高い環境性能も併せ持ちます。
ナチュラル・サウンド・周波数コントロールやナチュラル・サウンド・スムーザーといった最新技術を盛り込むことで、ディーゼルエンジンの課題である騒音が改善し、快適な乗り心地を実現しました。
無駄のない走りをコーチング「i-DM」
i-DMは「インテリジェント・ドライブ・マスター」の略で、ドライバーの運転操作の課題点に助言するシステムです。システムから助言を受けたドライバーが課題点を改善することで、さらなる燃費の向上につながります。
3色のランプの色で運転の状態を知らせるコーチング機能と、ディススプレイに運転スコアを表示して文字によるアドバイスを提示するティーチング機能で構成された、人と車のコミュニケーションシステムです。
スムーズな走り出し「i-STOP」
i-STOPはアイドリングストップをサポートする機能で、ブレーキをかけて停車した時に自動的にエンジンを切ってアイドリングをストップします。ブレーキから足を離すと自動でエンジンが再始動するので、走り出しもスムーズです。
アイドリングストップは燃費向上に役立ちますが、停車するたびに手動でエンジンを切ることを面倒に感じる方もいるでしょう。i-STOPはエンジンの停止と再始動を自動で行ってくれるため、手間をかけずにアイドリングストップができます。
電気の有効活用を実現「i-ELOOP」
大容量のキャパシターに蓄えた電気エネルギーを電装品の稼働電力に充てることで、エンジンにかかる負担を軽減するのがi-ELOOPです。
減速の際に発生するエネルギーを回生することでエネルギー消費を抑え、走行性能と燃費性能が向上しました。マツダは「 i-stopと組み合わせることで約10%の燃費向上効果がある」としています。
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PRマツダCX-5の中古車
※価格は支払総額
低燃費でSUVを選ぶならディーゼルかハイブリッドか
燃費性能にこだわってSUVを選ぶのであれば、ディーゼルエンジンモデルかハイブリッドカー、あるいはEV(電気自動車)という選択になるでしょう。
ディーゼルエンジンは、近年クリーンディーゼルが中心になったことで燃費性能や静粛性が大きく向上しています。代表的なディーゼルエンジン搭載車は、ランドクルーザーやXC40などです。
C-HRやエクストレイルなどのハイブリッドカーは、燃料エンジンと電気モーターという2つの動力を備えています。電気モーターでエンジンを補助することで、優れた燃費性能を発揮する方式です。
EVは電気で走るため、走行にかかるコストが安いというメリットあります。排気ガスを排出しないため、環境に優しいことも魅力といえるでしょう。 EVには、I-PACEやEQCなどがあります。
CX-5と比較したい低燃費SUV
人気ジャンルのSUVは各自動車メーカーが数多くの車種を展開しており、CX-5以外にも低燃費な車が多数見られます。選択肢が多いため、車選びに迷っている方もいるでしょう。そこで、ここではCX-5のライバルとなる低燃費SUVについて解説します。
トヨタ ハリアー
ハリアーは、トヨタが販売する上級ミドルSUVです。高級感のあるエレガントなデザインと上質な内装が特徴といえるでしょう。
ハイブリッドモデルも展開しており、 WLTCモードで22.3km/Lの低燃費を実現しています。クルーズコントロールを標準装備しており、長距離ドライブでも快適に運転できるのも魅力です。
(参考:『ハリアーの中古車一覧』)
トヨタ RAV4
RAV4は、武骨で力強いデザインが特徴のSUVです。過酷な状況にも対応できる強力なパワーと走破性を誇り、オフロード環境でも快適に走行できます。
フロントマスクが2種類、カラーバリエーションが11色あり、好みに合わせたスタイルを選べるのも魅力です。ハイブリッドの4WDモデルの燃費は、WLTCモードで21.4km/Lの低燃費を実現しています。
(参考:『トヨタ RAV4の中古車一覧』)
BMW X1
X1はBMWのSUVシリーズのひとつで、初代は2009年に登場しました。2015年にフルモデルチェンジし、現行モデルの2代目が登場しています。
伝統であるロングホイールベース・ショートオーバーハングのスタイルを受け継いだ、 BMWらしいデザインが特徴です。
先進装備であるBMW360°SAFETYを搭載しており、安全面への配慮が行き届いていることも人気の理由のひとつでしょう。ディーゼルモデルの燃費は、WLTCモードで15.3km/Lです。
(参考:『BMW X1の中古車一覧』 )
低燃費エンジンのSUVは高い 狙い目はネクステージ!
燃費性能が高い車に乗れば維持費を節約できますが、燃費が良いとされるディーゼルエンジンモデルやハイブリッドモデル、EVの新車価格は比較的高いなので 、初期費用が高額になるというジレンマがあります。
燃料代を節約できたとしても初期費用を回収するには時間がかかるため、燃費が良い車をなるべく安く購入したいと考えている方は多いでしょう。
そのような方は、高品質な車をお手頃な価格で購入できるネクステージの中古車が狙い目です。人気のCX-5も約86万円~で販売しています(2020年11月現在)。
(参考:『CX-5の中古車一覧』)
まとめ
CX-5にはディーゼルモデルとガソリンモデルがあり、ディーゼルモデルは特に低燃費です。駆動方式やトランスミッションの形式も豊富で、それぞれの仕様で燃費性能が異なるため、気になったモデルの詳細をチェックしておきましょう。
ネクステージでは、CX-5の中古車を多数ご用意しています。幅広い年式や価格帯の中古車から、満足できる1台を見つけられるでしょう。CX-5をお探しの際は、ぜひネクステージにご相談ください。
よくある質問
Q.CX-5のディーゼル4WDの燃費は?
A.CX-5のディーゼル4WDの燃費は、実際の走行状況や運転方法によって変動します。カタログ燃費の数値は、WLTCモードで16.6km/Lです。しかし、実燃費はカタログ燃費よりも落ちることが一般的です。急な加減速を避け、一定速度での走行を心がけることで、より良い燃費を実現できるでしょう。
Q.CX-5の燃費は満タンで何km走りますか?
A.CX-5の燃料タンク容量は56L~58Lですが、走行モードによって燃費が異なるでしょう。グレードがi Selectionの2WDの燃費はガソリン車でWLTCモード14.6km/L、市街地モードで11.2km/L、郊外モードで15.3km/L、高速道路モードで16.2km/Lとなっています。これを踏まえると、満タン(56L)にした場合の航続距離は約800kmが目安になるでしょう。
Q.Cx-8とCX-5の燃費はどちらがいいですか?
A.CX-8とCX-5の燃費は、エンジンのタイプによって異なります。ただし、大きな違いとして、CX-8は全長が4,925mmとCX-5(4,575mm)より350mm長く、車高も40mm高いため、一般的にCX-5の方が燃費性能で優位となるでしょう。これは車両の重量と空気抵抗の違いによるものです。 また、CX-8は6人~7人乗り、CX-5は5人乗りという違いもあり、乗車人数や荷物の量によって実燃費は変動します。