乗り心地が良い車はどれ?国産車・輸入車のおすすめ車種16選
車を購入する際には、デザイン・価格・維持費などさまざまな要素をチェックし、希望に近い車かどうか判断します。
これらの要素も重要ですが、使用する上で乗り心地の良い車であるかどうかも重要なポイントです。乗り心地の良い車はどのような車を指すのでしょうか。
本記事では、乗り心地に優れた車の特徴、乗り心地の良い国産車・輸入車を紹介します。この記事を読むことでスムーズな車選びができるでしょう。
※目次※
・乗り心地の良い車を選ぶ際は、走行性能に優れた車や室内空間の広い車、振動吸収に優れたボディ構造の車を選ぼう。
・乗り心地の良い車はセダンタイプだけでなく、軽自動車、SUVなどさまざまな車種がある。
・走行モードによって乗り心地が変わる車もあるため、試乗でチェックしよう。
乗り心地の良い車を選ぼう
「乗り心地の良い車」というと、高級シート素材を使った車をイメージする方もいるでしょう。シート素材は、乗り心地の良さに直接的な関係はありません。乗り心地の良さに影響するポイントは、走行性能と室内空間、ボディ構造の3つです。それぞれ解説します。
安定した走行性能
走行性能が高い車の特徴は、アクセルペダルの踏み込みにレスポンス良く反応するエンジンを搭載していること、安定したコーナリングができることです。
走行性能が高いと、ドライバーがストレスなくドライブを楽しめるだけでなく、乗員全員が乗り心地の良さを感じられます。
坂道を走行する機会の多い方、大人数で利用する機会の多い方には、ターボ付きエンジンや大排気量のエンジンを搭載する車がおすすめです。
快適な車内空間
大人数で車を使用する、大人だけで車に乗る機会が多いという方は、室内空間の広さを重視しましょう。近年、軽自動車でも広い室内空間の車が増えていますが、車種によっては狭さを感じることもあるため試乗するのがおすすめです。
単に大きな車を選べば良いわけではありません。1人~2人で乗る機会が多いにもかかわらず、ミニバンのような大人数での使用を想定されている車を選ぶと、思ったような乗り心地の良さを感じられないことがあります。
車体の構造や装備
路面のわずかな凹凸は、タイヤとサスペンションを通してボディに伝わります。サスペンションはボディとタイヤをつなぎ、路面から伝わる衝撃・振動を吸収するパーツです。性能の高いサスペンションほど衝撃・振動を吸収しやすく、快適な乗り心地を味わえます。
タイヤは、厚みがあるほどクッション性を得られるのが特徴です。空気圧が高過ぎると乗り心地が悪化するため、適度なクッション性を得られるよう調節することをおすすめします。
乗り心地が良い車選びのおすすめ車種10選【国産車】
乗り心地の良い車の特徴を持つ車には、どのような種類があるのでしょうか。ここでは、乗り心地の良さが魅力の国産車10車種を紹介します。
乗り心地の良い車としてセダンをイメージする方もいるでしょう。近年は、軽自動車・SUV・ミニバンなどセダン以外にも乗り心地の良い車は増えています。
軽自動車:ホンダ N-BOX
N-BOXは、軽自動車最大クラスの室内空間の広さを実現した車です。大人4人乗車時でも圧迫感がなく、軽自動車とは思えない快適な乗り心地を味わえます。
ヒップポイントも高く設計され、ミニバンのような高い位置から見通しの良い運転が可能です。
(参考:『N-BOX(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
軽自動車:スズキ ハスラー
ハスラーは、構造用接着剤を採用し、乗り心地と高い操縦安定性を両立させた軽自動車です。
エンジンは、幅広い速度域でスムーズな走行を可能にするNAエンジン、燃費性能と力強い走行が魅力のターボ付きエンジンがあります。ターボ付きエンジンであれば、大人4人乗車時でも頼もしい走りを味わえるでしょう。
(参考:『ハスラー(スズキ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
コンパクトカー:トヨタ アクア
アクアは、日常生活で使いやすいボディサイズでありながら、室内空間が広いコンパクトカーです。
リアシートはフロントシートとの間隔をしっかり確保することで、膝周辺・頭上にもゆとりを感じられます。高剛性ボディの採用、遮音材の最適配置により、エンジン音やロードノイズなど不快な音の侵入を防いでいる点も魅力です。
(参考:『アクア(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
コンパクトカー:日産 ノート
ノートは、第2世代e-POWERが魅力のコンパクトカーです。駆動はモーターのみで行い、エンジンは発電のみに使用します。
発進時から最大トルクを生み出し、力強い加速が可能です。ロードノイズが大きいタイミングを検知してエンジンがかかるため、ドライブ中でもエンジンの存在を感じられません。
(参考:『ノート(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
SUV:トヨタ ハリアー
ハリアーには、ガソリンエンジンモデルの他、プラグインハイブリッドモデルがあります。プラグインハイブリッドモデルは大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載し、力強いモーター走行が可能です。
スペースを必要とするリチウムイオンバッテリーは、フロア中央下に配置することでゆとりのある室内空間を確保しています。
(参考:『ハリアー(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
SUV:レクサス RX
RXは、軽量化および低床化を実現し、先代モデルよりも重心が下がっているのが特徴です。全長は先代モデルと変わらないものの、ホイールベース延長、トレッド幅拡大により高い旋回性能を実現しています。
ボディパネルの振動を減衰させるため、走行中の振動、ロードノイズが気になりません。
(参考:『RX(レクサス)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ミニバン:ホンダ ステップワゴン
ステップワゴンは、乗り物酔いしにくい設計が特徴のミニバンです。乗り物酔いの原因である「頭の揺れ」を低減するために、リアシートに座っても前方を見渡せるような工夫が施されています。
この他、サスペンション特性をソフトにしたこと、コーナリング時の挙動を安定させる「アジャイルハンドリングアシスト」を採用したことで、頭の揺れ低減を実現しました。
(参考:『ステップワゴン(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ミニバン:トヨタ アルファード
アルファードは、最適化されたTNGAプラットフォーム、フロア下Vブレース追加、2種類の構造用接着剤使用により高剛性ボディを実現したミニバンです。ボディ変形を抑制するだけでなく、操縦安定性とシーターに伝わる不快な振動低減を実現しています。
サスペンションはフロントにマクファーソンストラット式、リアにダブルウィッシュボーンを採用することで、高級セダンのような乗り心地を味わえるのが魅力です。
(参考:『アルファード(トヨタ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
セダン:日産 スカイライン
スカイラインには、電子制御ショックアブソーバー「インテリジェント・ダイナミックサスペンション」が採用されています。車体の挙動に瞬時に反応し、コーナリング時のロール抑制、路面起伏に応じた減衰力制御などが可能です。
世界初採用となるダイレクトアダプティブステアリングにより、低速域ではクイックかつ軽快な操作フィーリング、高速域では走行安定性を実現しています。ドライバーは車を意のままに操る楽しさを味わえるでしょう。
(参考:『スカイライン(日産)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
セダン:レクサス IS500
IS500(“F SPORT Performance”)は、排気量5.0LのV型8気筒エンジンを搭載したスポーツセダンです。
走行中のG、車速を基にドライバーの狙いを推定し、最適なギアを選択する「アダプティブ制御」が採用されています。ゆったりとドライブを楽しみたいときは静粛性重視のギア、スポーティーな走りを味わいたいときは応答性重視のギアが選択される仕組みです。
(参考:『IS(レクサス)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
乗り心地が良い車選びのおすすめ車種6選【輸入車】
国産車では他の人と被ってしまう、個性的な車に乗りたいという方には、輸入車がおすすめです。国産車と同じく、輸入車にも乗り心地に優れた車が多く存在します。
国産車とは違った乗り心地を味わえる車もありますので、選択肢に入れると車選びが楽しめるでしょう。
コンパクトカー:フォルクスワーゲン ゴルフR
ゴルフRは、ワイド&ローのスポーティーなスタイルに、パフォーマンス性能の高いエンジンを搭載したスポーツモデルです。
ドライバーは、ドライビングプロファイル機能を使用して「コンフォート」「スポーツ」「レース」「カスタム」など好みの設定で走行できます。
2022年でゴルフR誕生から20年が経過しました。20周年記念に販売された特別仕様車には、歴代で最もパワフルなエンジン、走行安定性に寄与する専用リアスポイラーが採用されています。
(参考:『ゴルフR(フォルクスワーゲン)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
SUV:シトロエン C5エアクロス
C5エアクロスは、排気量2.0Lディーゼルエンジンモデルの他、プラグインハイブリッドモデルもラインアップされています。
足回りには、シトロエン独自のサスペンション「ハイドロニューマチック・サスペンション」が採用されました。
路面状況、荷重移動による入力を吸収するダンパーをショックアブソーバーに取り入れることで、これまで吸収できなかった衝撃を人員へ伝わらないよう進化しています。
(参考:『C5エアクロス(シトロエン)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
SUV:フォルクスワーゲン ティグアン
ティグアンは「オンロード」「オフロード」「スノー」「オフロードカスタム」これら4つの走行モードを備えています(グレード別)。ダイヤルを切り替えるだけで、氷雪路から未舗装路、坂道までさまざまな路面状況でパワフルかつ安定した走行が可能です。
フルタイム4WD「4MOTION」を備えたモデルは、優れたトラクションにより力強い加速、高速安定性を味わえます。
(参考:『ティグアン(フォルクスワーゲン)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ミニバン:BMW 2シリーズ グランツアラー
2シリーズ グランツアラーは、使い勝手の良いサイズ感の2シリーズアクティブツアラーをベースに、3列シート仕様の車として誕生したミニバンです。
一部グレードには、アダプティブMサスペンションが備わっています。路面状況に応じてサスペンション特性を変えることで、操作性を高められるのが魅力です。
(参考:『2シリーズ(BMW)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ミニバン:メルセデス・ベンツ Vクラス
Vクラスは、広い室内空間に3列シートを採用したミニバンです。エンジンは、排気量2.0Lの直列4気筒ディーゼルエンジンが採用されています。ガソリンエンジを搭載するミニバンが多い中、ディーゼルエンジンを採用したミニバンは貴重な存在です。
低速域からディーゼルエンジンらしい力強い走りを味わえ、乗車定員時でも快適なロングドライブを楽しめるでしょう。
(参考:『Vクラス(メルセデス・ベンツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
セダン:BMW i7
i7は、BMWが販売するフラッグシップセダンです。3,215mmとロングホイールベースを採用し、圧倒的な存在感を放つエクステリアデザインに仕上がっています。
BMW初採用となるアクティブロールコンフォートを備え、路面の起伏から起こるボディロールの軽減を実現しているのが特徴です。
高速道路ではスポーティーな走り、市街地では乗り心地の良さを重視した走りを走行モードひとつで簡単に切り替えられます。
(参考:『i7(BMW)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
まとめ
乗り心地の良い車を選ぶ際は、加速性や操作性などを含む走行性能の高さ、乗車人数に適した室内空間の広さ、振動が伝わりにくい足回り設計であるかを確認しましょう。
乗り心地の良い車といえばセダンをイメージする方もいるのではないでしょうか。近年は軽自動車・SUV・コンパクトカーなども快適な乗り心地を味わえます。車種によっては、走行モードで乗り心地が変化する車もあるため、しっかりチェックしましょう。
【この記事の執筆者】
畠山達也
自動車Webライター
自動車免許のほか、一級自動車整備士、フォークリフト運転免許などを保有するライター。自動車メーカーや部品業界に携わった際の知識や経験を活かし、Webメディアを通して「車の楽しさ」を発信している。
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