ジャガーのSUVは燃費が良いの?維持費の傾向やモデルの特徴をご紹介
ジャガー初のSUVとなった「F-PACE」は、同社のラインアップらしく優雅さとハンドリングに優れたモデルです。初めて開発されたSUVですが、スポーツカーのような性能も持ち合わせていて人気を集めています。そんなジャガーのF-PACEについて、詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ジャガーのSUVの燃費傾向や価格の違いと、F-PACEの特徴を紹介します。グレードごとの特徴や駆動装置による性能の違いも解説していきますので、参考にしてください。
※目次※
6.ネクステージでジャガーや燃費の良いSUVの中古車を探そう
・ジャガーのSUVラインアップはE-PACE、F-PACE、I-PACEの3種類
・E-PACE、F-PACEにはPHEVもあり燃費が良い。I-PACEはEV車で燃費も良く自動車税の優遇が受けられる
・ジャガーや他のSUV車探しならネクステージのWebサイトへ。お気に入りがあったら問い合わせを!
ジャガーのSUVは燃費が良いの?
ジャガーのSUVはボディサイズが大きいため、燃費が悪いのではないかと心配になることはないでしょうか。購入後、思っていたよりも燃料費が高くて運転する機会が減るようなことはできれば避けたいところです。
燃料費は車両を長く保有すればするほど影響が大きくなる要素なので、事前に確認しておくことは大切です。そこで、まずはジャガーのSUVラインアップの紹介とそれぞれの燃費について紹介していきます。
SUVは3種類のラインアップがある
ジャガーは、1930年代から車を生産しているイギリスの歴史のある高級車のメーカーです。2016年にジャガー初のSUV車であるF-PACEを発売しました。
現状のSUVラインアップは、F-PACE、2018年に発売のジャガー初のEVモデルであるI-PACE2018、2018年に発売のE-PACEと3種類があります。
SUVの燃費の目安
2023年3月時点で発売されているF-PACEとE-PACEのWLTCモードは、、同じ燃費性能となっています。EV車であるI-PACEは90kWhのバッテリーを搭載しており、WLTPモードで470km走行できます。
|
WLTCモード |
市街地モード |
郊外モード |
高速道路モード |
F-PACE R-DYNAMIC P250 AWD |
10.0km/L |
7.4km/L |
10.0km/L |
11.9km/L |
F-PACE R-DYNAMIC SE D204 AWD MHEV |
14.3km/L
|
11.7km/L |
13.7km/L |
16.4km/L |
E-PACE R-DYNAMIC SE P250 AWD |
10.0km/L |
7.0km/L |
10.4km/L |
11.9km/L |
E-PACE R-DYNAMIC SE D200 AWD MHEV |
14.3km/L |
12.5km/L |
13.4km/L |
16.0km/L |
ジャガー初のSUVといえば「F-PACE」
F-PACEは、ジャガーが初めて手がけたクロスオーバーSUVです。2016年に初代となる現行モデルをリリースしました。
「スポーツ・ユーティリティ・ビークル」の略であるSUVの定義はさまざまですが、オフロードでの走行性に優れた車をSUVと呼ぶのが一般的です。近年はSUV人気の高さから、乗用車を元にしたクロスオーバーSUVや高級志向のSUVなど、さまざまなタイプが派生しています。
このような情勢の中でジャガーが生み出したF-PACEには、どのような特徴があるのでしょうか。F-PACEの特徴について詳しく解説します。
F-TYPEのDNAを受け継ぐSUV
ジャガー初のSUVであるF-PACEは、単なるアウトドア向けの車という位置づけではありません。F-PACEはF-TYPEのDNAを受け継ぐ形で開発が行われたスポーツカーのひとつで、SUVの性能も合わせ持つモデルです。
ボディサイズにもF-PACEの独自性を強く打ち出していることが分かるでしょう。F-PACEのボディサイズは、ポルシェのマカンやBMWのX4より大きく設計されています。ホイールベースの長さを十分にとることで、広い室内空間を実現しました。一方で、ポルシェのカイエンやBMWのX5に比べるとコンパクトに設計されているのが特徴です。
スポーティさと上質さを感じるデザイン
F-PACEの外観は、ダイナミックなデザインが特徴です。F-TYPEのスポーティさを受け継ぎながらも、重厚感と高級感を感じさせます。
インテリアにもスポーツカーへのこだわりを存分に発揮しているのが特徴です。キャビンにはパソーマンスシートを採用し、運転のしやすさと快適性の両方を実現しました。後部座席もゆったりとしており、大人が座っても余裕があります。乗っている方全員が心地良いドライブを楽しめるでしょう。
快適なドライブをサポートする安全機能
F-FORCEには高い安全機能を備えており、いつでも安心して運転できるでしょう。運転席には3D SURROUND CAMERAを取り付けており、周囲の状況を確かめながら運転操作が可能です。
F-FORCEには快適な走行をサポートするアダプティブクルーズコントロールを搭載しています。ブレーキやアクセルを使い分けながら先行者との車間を自動的に保つため、渋滞時や高速走行時における追突事故を未然に防げるのです。ボディには再生アルミニウムを使用しています。軽量ながらも高い強度を誇っており、衝突安全性や運転操作性に優れています。
現行F-PACEは2タイプがある
ここからは、ジャガーF-PACEのタイプごとに詳しく見ていきましょう。2023年3月時点では3つのグレードを展開しており、エクステリア、インテリア、掲載しているエンジンはタイプによって異なります。
新車販売価格もタイプごとに異なっているため、購入するタイプによって初期費用が変わるでしょう。購入前にそれぞれの特徴を把握しておくことをおすすめします。
スタイリッシュなデザインのR-DYNAMIC
スポーティなハンドリング、優れた実用性のF-PACEをさらにスタイリッシュなデザインと、スポーティな個性を強調したR-DYNAMICがあります。
20インチアルミホイール、ブラックインテリアパック、12ウェイ電動デュオレザースポーツシート、コンフィギュラブルキャビンライティング、MERIDIANTMサウンドシステムが搭載されています。エンジンの種類もガソリン車、MHEV車、PHEV車から選べます。
ハイパフォーマンスが魅力のSVR
F-PACEのラインアップの最高峰となるのがSVRです。パフォーマンス、敏捷性、ダイナミズムがさらに進化しています。ハンドリングとスロットルレスポンスは、特別なチューニングが施されており、ダイナミックローンチが搭載されています。
さまざまなドライバーアシストやハイパフォーマンスブレーキシステムも搭載され安全面も充実しています。エンジンはV型8気筒の5.0Lが搭載されていて、圧倒的なパワーと走行性能で快適なドライブができるでしょう。
ジャガーのSUV選びは燃費以外の維持費も変わる
ジャガーF-PACEの購入を検討する際には、毎月の維持費を計算しておくと良いでしょう。車を維持する際には燃料費、税金、車検代、メンテナンス代などの費用がかかるからです。
ここでは、F-PACEを購入した時にかかる維持費を項目別に見ていきましょう。税金は2023年3月時点の金額を記載しています。
燃料代
F-PACE、E-PACEにはディーゼル車、ガソリン車、PHEV車があります。I-PACEは、ガソリンは使用せず電気のみです。燃費はカタログの値を参考にされる方が多いと思います。
注意するところは、レギュラーガソリンよりディーゼル(軽油)のほうが25円程度安く購入できるため経済的です。
自動車税種別割
自動車税種別割の税額は、排気量・最大積載量などによって定められています。ジャガーのSUV3車種の場合はいくらなのでしょうか。
E-PACEの全てのグレードとF-PACEの2.0Lは、43,500円。3Lは、57,000円。5Lは、87,000円。I-PACEは電気自動車なので25,000円になります。(2023年3月時点、令和元年10月1日以後初回新規登録の場合)
車検代
車検時に「自動車重量税」が必要です。I-PACEは、電気自動車のため初回継続検査等時に免税となります。その他モデルの継続検査時の金額は次の通りです。
車体重量 |
自動車重量税(13年未満) |
|
~2,000kg |
32,800円 |
下記以外のE-PACE、F-PACE |
~2,500kg |
41,000円 |
E-PACE PHEV、F-PACE R-DYNAMIC MHEV・SVR |
(2023年3月時点)
メンテナンス代
F-PACEを長く乗るには、定期的なメンテナンスが必要です。所有年数に合わせて定期的にメンテナンスをすれば、故障のリスクを下げられるでしょう。
ジャガーの本社はイギリスのため、気候や路面状況といった環境の違いがあり、日本のメンテナンス基準に合わない場合も考えられます。日本の気候は高温多湿のため、故障の可能性も考慮しておくと良いでしょう。日常点検をこまめに行い、心配な箇所があれば早めに購入したディーラーや業者への相談をおすすめします。
ジャガーのSUVの価格の違い
ジャガーのSUVとしてラインアップされる3車種ですが、E-PACEとF-PACEにはディーゼル車やガソリン車、ハイブリッド車があります。F-PACEは排気量もグレードにより違っています。
また、環境に優しいEV車のI-PACEも魅力があります。ここではそれぞれの価格を紹介していきますので、参考にしてください。
I-PACE
新車価格 |
1,005万円~ |
中古車価格 |
615万9,000円~798万9,000円 |
(2023年3月現在)
フルEVとなるI-PACEを自宅で充電する場合は、家庭用充電器の設置が必要になります。ネクステージの中古車市場では2019年式~2021年式が中古車市場に出回っています。価格は2割~4割程度中古車市場のほうが安く購入できます。購入時は高額ですが、環境に優しく、自動車税などの優遇も受けられるメリットもあります。
(参考:『Iペイス(ジャガー)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
F-PACE
新車価格 |
872万円~ 1,043万円~(PHEV) |
中古車価格 |
349万9,000円~1,569万9,000円 |
(2023年3月現在)
F-PACEの中古車は2016年~2021年式が市場に出回っています。サンルーフがついているものなど、仕様により価格の幅があります。F-PACEの場合、新車より4割程度の金額で購入できるようです。中古車が気になっている方はこまめにWebをチェックしてください。
(参考:『Fペイス(ジャガー)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
E-PACE
新車価格 |
692万円~ 882万円~(PHEV) |
中古車価格 |
299万9,000円~609万9,000円 |
(2023年3月現在)
E-PACEの中古車は2018年式~2021年式が出回っており、新車の半額くらいの金額で購入できることもあります。PHEV車はまだ中古車には出ていませんでしたが、年数が経てば市場に在庫車として現われることが考えられます。
(参考:『Eペイス(ジャガー)の中古車一覧|中古車の【ネクステージ】』)
ネクステージでジャガーや燃費の良いSUVの中古車を探そう
ジャガーF-PACEをお得に購入したい場合は、新車よりも選択肢の多い中古車がおすすめです。新車よりも安い価格で販売していることが多いため、初期費用を抑えられるでしょう。
ジャガーF-PACEを取り扱っている中古車販売店は全国にありますが、品質と保証で選ぶならネクステージがおすすめです。ここでは、ネクステージの2つの魅力について見ていきましょう。
こだわりの車両をお得な価格で提供
ネクステージは車種別に専属のバイヤーを配置しており、人気のモデルやカラーを取りそろえています。品質も徹底的にチェックしており、骨格に問題のある修復車などを除いた状態となっています。
他店の中古車販売価格をチェックしており、365日ベストプライスでF-PACEを提供しています。ネクステージをご利用される全てのお客様に満足していただけるよう、高品質で低価格の車両を簡単に見つけられるのです。
充実の保証で購入後のサポートが受けられる
ネクステージでは、無料保証で購入後のカーライフをサポートします。ネクステージの無料保証は輸入車も対象になっており、年式や走行距離を問わず購入から1か月までが保証の範囲です。
納車の際には国家資格を有する専門のメカニックが点検や整備を担当しますが、購入後にトラブルが起きた場合でも安心してサポートを受けられます。また、ネクステージでは輸入車を対象とした有料保証も用意しており、安心して新しいカーライフを始められるでしょう。
PRF-PACEの中古車をチェック
ベースグレード D200
DATE
認定中古車 ディーゼル 1オーナー 禁煙車 後期モデル アダプティブクルーズ 衝突軽減ブレーキ レーンキープアシスト フル液晶メーター シートヒーター 純正19インチホイール パワーテールゲート
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まとめ
ジャガー初のSUV車であるF-PACE、続いて導入されたのがE-PACEとI-PACEになります。本稿では、それぞれの特徴や燃費、購入後にかかる費用、新車と中古車の価格などを紹介してきました。
ジャガーのSUVモデルやそれ以外の燃費の良いSUVを中古車で購入しようと検討されている方は、ぜひ一度ネクステージのWEBサイトをご覧ください。車両検索を行い、お気に入りの車がありましたら車種紹介ページからお問い合わせいただけるとスムーズです。
▼ライタープロフィール
井元 貴幸
自動車ライター
初代レガシィの10万キロ世界速度記録をドキュメンタリー番組で目にして、その走行性能と耐久性に感動したことがきっかけで、レガシィに憧れ、そのまま自他ともに認めるスバルマニアに。BG型、BH型、BP型、BR型と4世代のレガシィツーリングワゴンのターボモデルを乗り継ぎ、現在の愛車は初代レヴォーグ2.0GT-S アイサイト。2017年から2018年にかけては、スバル公式のモータースポーツ応援プロジェクトリーダーを担当。オーナー目線でのスバル車のフィーリングや装備や改良ポイント、さらにはカスタマイズ、チューニングまでスバル関連のことについては新旧問わず造詣が深い。トラックやバスなどの大型車や特殊車両なども得意とするジャンルやメーカーに特化した自動車ライター。
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