ジャガーの維持費はどのくらいか車を運転する際に覚えておきたいポイント
英国王室御用達の車として有名な、ジャガーに乗ることに夢や憧れをもっているという方もいるのではないでしょうか。ジャガーに長く乗るためには、「維持費」が必要不可欠です。
ジャガーを所有するには購入費用も大事ですが、その後に必要な維持費用も考えなければなりません。そこでこの記事では、ジャガーの維持費について説明します。維持費用をきちんと把握することで、自分にあったグレードのジャガーを選ぶことができます。
※目次※
1.ジャガーに限らず車を持つ際は維持費を払い続けられるかがポイント
・ジャガーの車種ごとの特徴や魅力と必要な維持費を知って、自分にあったグレードを確認しよう
・憧れのジャガーのオーナーになるために、維持費の内容をきちんと把握した準備と緊急時に対応できるように備えよう！
・維持費を捻出するために必要な、ジャガーに関する新作発表やリコール情報などの知識を持つように情報収集をしよう！
ジャガーに限らず車をもつ際は維持費を払い続けられるかがポイント
維持費は、「税金」、「車の走行に必要な費用」、「メンテナンス・整備代」、「保険費用」に大きく分けられます。これらの費用のどれが欠けても車に乗り続けることはできません。維持費はジャガーだけでなく、車を所有し続ける限り発生する費用です。
維持費は、車を安全に走らせるために必要な費用です。また、車の年式や車種によっても維持費は変わってきます。ジャガーに限らず車を購入する際には、購入費用と合わせて維持費用を計算し、自分が無理なく支払い続けられる車を選びましょう。
ジャガーの気になる維持費
初めてジャガーの購入を検討する方の中には、維持費がどれだけかかるのか気になる方もいるでしょう。維持費用を知ることで、自分の支払い能力に合ったグレードのジャガーを選ぶことができます。
ここでは、ジャガーの車種別にその特徴と必要な維持費について説明します。ただし、維持費に関しては、ガソリンの時価やドライバーの運転歴、車の年式など条件によって金額が変動しますので、あくまで目安の金額です。
XJ
ジャガーを象徴する車種がxjです。エレガントでドラマチックなデザインのセダン型で、全部で6種類のグレードが展開されています。ジャガーならではの流線を描く滑らかなデザインが特徴的です。
軽量モノコック車体と呼ばれる航空宇宙技術を採用したアルミニウムの車体から繰り出される俊敏でダイナミックな走りは、xjの大きな魅力といえるでしょう。xjにかかる維持費はグレードや年式によって変わってきます。
xjオートバイオグラフィー（2016年発売）で、週末ドライブ程度の運転頻度の場合の維持費は税金が年間111,000円、月々の必要費用が43,539円です。ただし、こちらはxj本体の購入費用は含まれておりませんので、ご注意ください。
XE
ジャガーのセダン型の車種の中でもスポーツタイプに分類されます。ラグジュアリーさの中にスポーティーさを取り入れた、流麗なデザインが特徴です。車体は軽量モノコック車体を採用しており、足回りがしっかりとしているのでバランス感覚に優れた力強い走りを楽しめます。xeの維持費も年式やグレードによって変動するので、注意しましょう。
ジャガー xe ピュア（2016年2月発売）で週末ドライブ程度の運転頻度の場合、本体の購入費用を除いた維持費は、税金が年間で合計62,000円、月々かかる費用が約32,433円です。ただし、運転頻度やガソリン代や保険料によっても金額が変動します。
XF
ジャガーのセダン型の車種の中で最高級グレードがxfです。なめらかで流麗なデザインが特徴的で、xfのボディーにも軽量モノコック車体が採用されています。
車両本体の素早い動きとしっかりとした足回りにより、快適な乗り心地と流れるような走りが魅力です。加速性もよく、コーナーも気持ちよく走り抜けることができます。xfの維持費もグレードや年式によって変動するので、注意しましょう。
Xf 2.0ラグジュアリー（2015年2月発売）では、週末ドライブ程度の運転頻度の場合、本体の購入費用を除いた維持費は税金が年間合計62,000円、月々かかる費用が32,887円です。ただし、運転頻度や駐車場所有の有無、保険料によっても変動します。
Fタイプ
ジャガーのスポーツカーモデルがfタイプで、クーペタイプとコンバーチブルの2種類があります。ジャガー特有のスポーティーでスリムなデザインが特徴です。
スポーツカー特有のアクセルを踏み込むと一気に加速し、体にグッとかかる圧力を感じることができます。ハンドリングのレスポンシブが素早く伝わるので、車を操る感覚を純粋に楽しめる車です。
ジャガー fタイプ・コンバーチブル（2017年9月発売）では、週末ドライブ程度の運転頻度の場合、本体の購入費用を除いた維持費は税金が年間合計62,000円、月々の必要費用は32,155円です。こちらもガソリンの料金や契約する任意保険料で金額が変動します。
F-PACE
ジャガーが初めて作ったSUV車で、スポーツカーのfタイプをベースにSUV車に合わせて機能を追加・調整しています。そのため、fタイプのスポーツカーの走りとSUV車の力強さが融合した力強く、質のよい走りが魅力です。デザインはxシリーズのラグジュアリーで流麗なデザインとSUV車のスポーティーさが融合したスマートさを感じます。
ジャガーf-pace Rスポーツ（2016年1月発売）では、週末ドライブ程度の運転頻度の場合、本体の購入費用を除いた維持費は税金が年間合計74,000円、月々の必要な費用が35,651円です。こちらもガソリンの料金や任意保険料、駐車場を所有しているかどうかで金額が変動します。
ジャガーの維持費には何があるか
ジャガーを所有している方の中には、維持費を節約したい方もいらっしゃるのではないでしょうか。維持費といっても、維持費の内容は多岐にわたります。大まかな維持費用が分かっても、内容を理解していなければ本当に車に必要な経費なのか判断できません。
維持費を節約するには、必要な維持費を取捨選択することが重要です。ここでは、ジャガーの維持費の中で重要なものを紹介します。
ガソリン代
ジャガーのガソリンエンジン車は、ハイオクが指定されています。ハイオクは、レギュラーガソリンよりも10%ほど高い価格です。そのため、ジャガーのガソリン代はレギュラーガソリンを使用する国産車よりも高くなります。
そのため、車を毎日の通勤で使用する方は、週末だけ運転する方よりも運転頻度が高くなり、ガソリン代も高額です。国産車を所有している方はジャガーを購入する前に月々のガソリン代を算出し、その金額よりも10%ほど高くなることを確認しておくとよいでしょう。
車検代
車検費用は大きく分けて税金と整備費用の2つあります。ジャガーの場合、国産車に比べて整備費用が高いので、車検代が高額になることを理解しておきましょう。
ジャガーの修理や交換が必要な部品は、イギリス本国から取り寄せなければなりません。そのため、部品の輸送代金が上乗せされるので、どうしても価格が高くなります。車検の際に修理や交換が必要な部分が複数見つかると部品を複数使用するので、車検代が一気に高くなるので覚えておきましょう。
車両保険
車両保険は「型式別料率」によって保険料が決まります。この型式別料率とは、車の型式を1~9のクラスに分けて決められた料率です。クラスが1上がるごとに料率も上がっていきます。
ジャガーは日本国内で希少性の高い車に分類されるので、盗難や車上荒らしに狙われる危険性が高い車です。また、事故や故障で車を修理する場合、先ほど述べたように部品代が高くなるので修理費用も高額になってしまいます。ジャガーの車両保険料が高いのは、この型式別料率の高いランクに分類されるからです。
自動車税
自動車税は、車の排気量によって税額が決定します。これは国産車、外車問わず課せられる税は変わりません。車の排気量は車のエンジンパワーの大きさによって上がっていきます。
ジャガーのすべての車が該当するわけではありませんが、国産車に比べるとエンジンパワーが大きいので、排気量もそれだけ多くなりがちです。そのため、自動車税は高くなります。
これはジャガーだけでなく、多くの外車にいえることです。ただ、エコカー減税対象車であれば自動車税の免税や減税を受けることができるので、きちんと制度を確認してみましょう。
メンテナンス代
基本的に車は法定メンテナンスが決められていますが、それは日本の環境に合わせて設計された国産車が基準です。イギリス生まれのジャガーは、本国の風土や環境に合わせて設計された車なので、日本の基準にあてはまるとは限りません。
高温多湿な日本の環境が、ジャガーには合わない部分もあります。そのため、メンテナンスをこまめに行った方が素早く車の不調に気づくことができるのです。部品の交換など小さな修理で終わる方が大きな修理を行うよりも維持費は安くなるので、こまめなメンテナンスを心がけましょう。
ジャガーの維持費を用意する上で行っておきたいこと
ジャガーの購入を検討している方の中には、維持費の支払いがきちんとできるかどうか不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。ジャガーを購入する前に維持費用についてきちんと知識を持てば、維持費用に頭を悩ませることを防ぐことができます。
きちんと知識を身に付けることで、ジャガーのオーナーになる心構えにもなるでしょう。ここでは維持費用を捻出する上で知っておきたいことをご紹介いたします。
車の故障に気を付ける
車の故障は突然やってきます。特にイギリス本国の環境に合わせて設計されているジャガーにとって、日本の環境は想定外の故障をもたらすこともあるでしょう。そのため、行きのドライブ中に感じた少しの異常が帰りのドライブで故障の原因として現れることもあります。
車にとって、少しの異常が大きな故障につながることもあるので、車の状態に常に関心を向けておきましょう。また、少しでも異常を感じたら、メンテナンスをすぐに受けられるように資金を準備しておくことも重要です。
ジャガーに関する情報収集を行う
ジャガーを購入してオーナーになってからも情報収集は重要です。メーカーの発表にはさまざまな内容があります。新型車種の発表では、デザインや機能の追加情報など最新のジャガーについて知ることができるので、乗り換えの時期を検討するきっかけにする方もいるでしょう。
また、車にかかわる重要な情報も発信されています。特にリコール情報は欠陥車による事故を防ぐために発信されている重要な情報です。正規ディーラーにて無料で修理を受けられるので、対象車になった場合は速やかにディーラーへと連絡しましょう。長く安全にジャガーに乗り続けるためにも、情報収集を続けることが重要です。
車検や自動車税の期日を覚える
ジャガーに乗り続けるには、車検や自動車税は重要です。いずれも検査期日や納税期日が決まっています。期日を忘れないためにもスケジュール管理を行いましょう。
また、車検も自動車税も車種にはよりますが、費用や税金が高額になる方もいらっしゃいます。期日までにまとまった金額を用意しなければなりません。
きちんと期日を把握しておけば、計画的に費用を捻出できます。車検や自動車税の期日を覚えて、計画的に費用を準備しておきましょう。
毎月の維持費がどのくらいかかるか把握する
毎月、自分が車にどれくらいの維持費を支出しているのかを把握しましょう。ジャガーの維持費は国産車に乗っている方の場合、ガソリン代など国産車よりも高くなりますが、ジャガーの維持費に必要な目安となる金額の検討をつけることができます。
現在、国産車を所有しており、毎月支払っている維持費の金額が今より高くなると家計を圧迫する可能性がある方はジャガーの購入を考え直した方がよいかもしれません。現在の維持費を基準とし、自分がきちんとジャガーのオーナーとして維持費を支払う能力があるかどうか検討してみましょう。
まとめ
ジャガーオーナになるために必要な維持費についてご紹介しました。ジャガーは、国産車と比べると維持費はどうしても高くなる傾向にあります。
毎月かかる費用と合わせて、急なアクシデントで修理が必要になった場合の修理費用なども維持費に含まれます。ギリギリの状態で維持費を捻出するよりは、ある程度余裕をもっていた方が急に起こる車の不具合に対応できます。
また、中古車を購入して初期費用維持費用に資金を回すのも賢いジャガーの買い方です。ジャガーの中古車に少しでも興味があったり、購入を考えたりしている方は、ジャガーの中古車を取り扱っているネクステージへぜひご相談ください。
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