マセラティグラントゥーリズモに大注目!4,700ccにロマンが詰まっている

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マセラティグラントゥーリズモに大注目!4,700ccにロマンが詰まっている

マセラティグラントゥーリズモに大注目!4,700ccにロマンが詰まっている

三又の矛のエンブレムが特徴的なマセラティは、イタリアのモデナにある高級スポーツカーメーカーです。マセラティ製の車両はデザイン性と機能性が調和されており、著名人をはじめ世界の車マニアに人気を集めています。

 

今回はマセラティの歴史をはじめ、代表的なモデルである「グラントゥーリズモ4,700㏄」の魅力や特徴、ほかのマセラティ車について調べてみました。また、マセラティの中古車市場についても見ていきましょう。

 

※目次※

1.マセラティとはどんな会社なのか?

2.マセラティグラントゥーリズモを紐解く歴史

3.グラントゥーリズモの4,700ccの魅力を探ろう

4.ほかにもあるマセラティのモデル

5.中古車市場はどうなっている?

6.まとめ

 

▼POINT

・マセラティはイタリア・モデナの高級車メーカーで、過去にはフェラーリの傘下だったことも。

・マセラティの代表的なモデルであるグラントゥーリズモはロングセラー。台数限定車や、世界で一台の特別仕様車も存在するほど人気のシリーズ。

・2019年11月11日にグラントゥーリズモは生産終了しているため、買うなら中古車が正解!

 

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マセラティとはどんな会社なのか?

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マセラティは、イタリア・モデナに本社を置く高級スポーツカーメーカーです。1914年にボローニャで創業してから、世界中のスポーツカーファンを魅了する自動車をリリースし続けています。

 

日本でのシェアはリーマンショックを境に一度落ち込みましたが、2009年より段階的に回復し始め、2013年には北米、中国に続く販売台数を記録しました。しかし現在は再び苦戦しているようで、日本自動車輸入組合が発表した2019年「輸入車新車登録台数」では、全体のシェア率0.35%の1,184台に落ち着いています。

まずはマセラティがどんなメーカーなのか、歴史から紐解いていきましょう。

 

マセラティの誕生

マセラティの前身である「アルフィエリ・マセラティ工房」は、イタリアのボローニャにて、マセラティ家の兄弟3名が1914年に共同創立した高級スポーツカーメーカーです。

 

創業時は車のチューニングを生業としており、その後レーシングカーやロードカーなどにも注力しました。同工房の手がけるレーシングカーに乗車したレーサーが大会で勝つなど、スポーツカーの世界でも一流メーカーとしてブランドを確立させています。

 

マセラティのシンボルマークは、兄弟たちの故郷・ボローニャの象徴であるマッジョーレ広場に建つネプチューン像が持つトライデント(三又の矛)から着想を得たモチーフとなっています。勇気や力の象徴として現在まで受け継がれているマークです。

 

マセラティ、次なるステージへ

マセラティは、1993年にイタリア最大級の自動車グループ・フィアットグループの傘下に、さらに1997年にはフェラーリの子会社となります。

 

フェラーリの傘下に入ってからは、生産体制に変化が生じたこともありました。フェラーリの技術を詰め込んだV型8気筒ターボエンジンを搭載したり、マセラティが設計したエンジンの製造工程を一部統合したものを使用したり、試行錯誤し車を開発しています。

 

その後2005年にはフェラーリの傘下を抜け、アルファロメオと統合しました。現在は、「伝統と革新」の思考を自社製品に取り入れながら、世界中を相手に事業を展開しています。

 

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マセラティ・グラントゥーリズモを紐解く歴史

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マセラティの代表的な車種として有名な「マセラティ・グラントゥーリズモ」は、高級車ユーザーからも長く愛されてきた人気の高いデザインです。フロント座席の両側扉を搭載した2ドアクーペで、流れるようなボディラインに魅力を感じるモデルとなっています。

 

ここでは、グラントゥーリズモが歩んできた歴史について見ていきましょう。

 

マセラティ・グラントゥーリズモの初代

マセラティ・グラントゥーリズモの初代であるA6 1500 GT ピニンファリーナは、日常的に乗ることが可能な車として1947年にジュネーブで開催されたモーターショーで発表されました。

 

A6の文字列にはそれぞれ意味が存在します。Aはマセラティ創始者の1人であるアルフィエーリ・マセラティの頭文字から、6は直列6気筒エンジンを表しています。

 

後部に向けて絞り込まれる2人乗りキャビン、横長のエアインレット、格納式ヘッドライトなど、革新的なデザインは高い評価を得ました。このデザインを手がけたのが、モデル名にも含まれている当時著名なデザイナーであったピニンファリーナです。

 

グラントゥーリズモ初の量産車

1957年には3500 GT クーペをジュネーブ・モーターショーでお披露目しました。こちらのモデルは発売当初はクーペモデルとして扱われており、イタリアの著名人や財界人などに愛された、グランツーリスモ初の量産車です。

 

その後1959年には、当時ヴィニャーレ社のトップスタイリストだったジョヴァンニ・ミケロッティがデザインした3500 GTヴィニャーレ・スパイダーをリリースしました。ヘッドライトからテールランプへと渡る全体の曲線が美しいモデルで、新聞や雑誌などで「走る美術品」として、デザイン面でも高い評価を得ています。

 

実用性も兼ね備えたモデル

1960年代半ばに入り、マセラティは有名なイタリア人デザイナーのジョルジェット・ジウジアーロとパートナーシップを結び、マセラティ初となる8気筒エンジンを搭載したギブリ SS クーペを開発しました。1966年にトリノで開催したオートショーにて初期モデルを発表しています。

 

ポップアップ式のヘッドライトやマグネシウム合金のホイール、ゆったりと座れる贅沢なスポーツシートなど、洗練されたデザインが特徴です。また、大容量のトランクと大型の燃料タンクも備え、デザイン性と実用性を兼ね備えた車として話題になり、生産計画を上方修正するなど人気を博しました。

 

新時代に生まれたモデル

マセラティはその後1998年に3200 GTを発売します。フェラーリの傘下に入ってから生産されました。最高で時速約280km、0-100km/h加速5.1秒を記録したパワーパフォーマンスと、内外装ともに革新的で斬新なデザインを両立した姿が印象的なモデルです。

 

また、2001年には3200GTをベースとした特別限定仕様車の3200 GTアセット・コルサを発売しました。イタリアが持つ革の技術を取り込んだコノリーレザーシートや「Assetto Corsa」のロゴ入りドアシルパネルが採用されるなど、内装へのこだわりがうかがえる車となっています。

 

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グラントゥーリズモの4700ccの魅力を探ろう

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2007年開催のジュネーブ・モーターショーにて発表されたマセラティ・グラントゥーリズモは高性能な高級セダン車です。マセラティ・グラントゥーリズモは2019年11月11日に生産が終了していますが、特徴的なサウンドやレース用エンジン搭載による快適な走りなど、その魅力からロングセラーとなりました。

 

ここからはマセラティ・グラントゥーリズモの4700ccの魅力について、詳しく見ていきましょう。

 

グラントゥーリズモも4,700㏄でサウンドを体感

グラントゥーリズモ4,700ccのほかに、ベースグレードといわれている排気量4,200ccタイプもあります。一般的にマセラティ・グラントゥーリズモの音は特徴的であるといわれていますが、4,700ccは4,200ccと比較して排気量がアップしているため、より重厚感のあるサウンドが聞けます。

 

加速時の唸るような音や、アクセルを離したときに聞こえる以前のスポーツカーのような「ボボボ……」というマフラーの中で排気が転がる音など、乗っているとさまざまな音を感じられるでしょう。マセラティの技術が詰め込まれた8気筒エンジンだからこそ出せる音を楽しむことができます。

 

マセラティ・グラントゥーリズモSの4,700ccから目が離せない

マセラティ・グラントゥーリズモのベースタイプをスポーツタイプに特化させたのが、マセラティ・グラントゥーリズモSです。発売時、従来型であるベースタイプの排気量が4,200㏄だったのに対し、スポーツタイプは4,700㏄に変更されています。

 

4,700㏄に搭載されている最高出力460ps/7,000rpm、最大トルク520Nmと高スペックのV8エンジンはフェラーリから供給されているものです。エンジンのサウンドも伝統的とされており、マセラティ最強のスポーツクーペとして位置づく有名な車です。

 

マセラティ・グラントゥーリズモMC4,700ccも注目

マセラティグラントゥーリズモに大注目!4,700ccにロマンが詰まっている

マセラティ・グラントゥーリズモの4,700ccタイプには2グレードが用意されています。

 

ひとつはパワーと運転性能が特徴の「スポーツタイプ」です。もうひとつは高速回転する8気筒エンジンとラグジュアリー感のあるインテリア・エクステリアが特徴の「MCタイプ」となります。ともに高性能でマセラティの伝統と技術をふんだんに詰め込んだモデルです。

 

限定で発売された4,700㏄のグラントゥーリズモ・スポーツ・スペシャルエディション

1957年からこれまで数々の名車を造り上げてきたマセラティですが、2016年にグラントゥーリズモの原点である3500 GTが60周年を迎えています。

 

このことを記念して、台数限定で「マセラティ・グラントゥーリズモ・スポーツ・スペシャルエディション」が発売されました。世界で限定400台しかありません。日本では40台限定で発売され、プレミアのついたモデルとなっています。

 

限定車のため、ドアミラーやドアノブ、トランクスポイラー、車内のインテリアなど内外装にはカーボン製のパーツが余すところなく使われ、充実した内容です。また、限定であることを証明する特製プレートも付属した特別な一台なっています。

 

グラントゥーリズモゼダ

実は、台数限定車以上にプレミアのあるマセラティ・グラトゥーリズモが存在しています。それは、「マセラティ・グラントゥーリズモ ゼダ」です。世界で1台しかなく、2019年11月11日に生産を終えたグラントゥーリズモの功績を称えて造られたモデルとなっています。

 

ゼダ(Zeda)という名前は、マセラティの本社が置かれているモデナ地方の方言で、アルファベットでいう「Z」に当たる言葉です。ネーミングには「終わりのあとの新たな始まり」といった期待や希望が込められています。

 

最も特徴的なのはボディーのカラーリングです。フロント部分からボディー中央部まではマセラティ ブルーに染まり、中央部からリア部分に向かうと、マットのサテン仕上げからメタリックへと変化していきます。キレイなグラデーションがボディーに映えるデザインです。

 

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ほかにもあるマセラティのモデル

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ここまでマセラティのグラントゥーリズモの魅力や歴史について見てきましたが、マセラティにはほかにも魅力的な名車が複数あります。モデルごとの性能の特徴を最大限生かしているため、「どの車にしようか」と、つい目移りしてしまうかもしれません。

 

それでは、マセラティの技術がふんだんに詰め込まれた数々のラインナップについて、魅力や価格などを紹介していきます。

 

マセラティGhibli

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マセラティGhibli(ギブリ)は1966年に初めて誕生したモデルです。高速で走行するときの安定性を確保するなど性能面はもちろん、内装のラグジュアリー性なども特徴的で、テーマはマセラティ公式ホームページによると「勇猛、優雅、エレガンス」だそう。

 

4ドアタイプのスポーツセダンで、「ギブリ」、「ギブリ S」、「ギブリ S Q4」、「ギブリ Diesel」の4つのグレードを揃えています。

 

ハイグレードのため、価格も少々高めに設定されており、ギブリの新車購入価格は980万円です。そのほか、ギブリ Sは1,160万円、ギブリ S Q4は1,235万円、ギブリ Dieselが875万円となっています。

 

マセラティLevante

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マセラティLevante(レヴァンテ)はマセラティ史上初のSUV仕様車です。ロングドライブに向いた加速性能と、グレードのラインナップが豊富な点が特徴です。

 

レヴァンテの各ラインナップと価格は、レヴァンテが1,100万円、レヴァンテ Sが1,360万円、レヴァンテ GTSが1,840万円、レヴァンテ Trofeoが2,035万円、ディーゼルエンジンを搭載したレヴァンテ Dieselが1,020万円となっています。

 

マセラティQuattroporte

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1963年に誕生したのは、スポーツセダングレードであるマセラティQuattroporte(クアトロポルテ)です。2019年モデルにはグランルッソとグランスポーツという2種類のトリムオプションがあり、オーナー好みのカスタマイズをすることもできます。

 

ラインナップは4種類です。それぞれ価格は、ベースタイプとなるクアトロポルテが1,290万円、クアトロポルテ Sが1,490万円、クアトロポルテ S Q4が1,585万円、クアトロポルテ GTSが2,035万円となっています。

 

マセラティMC20

マセラティ・グラントゥーリズモの後継車として現在マセラティが力を入れているのが、こちらのマセラティ MC20です。2020年5月末に発表が予定されていましたが、2020年9月9日(現地時間)に延期して発表されてからは新型のスーパースポーツカーとしてたちまち話題となり、日本でも東京にてモデル車が公開されました。

 

パフォーマンス性能を向上するため、超軽量カーボンを採用するなどボディーの軽量化に注力しています。また、メーターなどの表示はデジタルとなっており、細かい部分にまでこだわりが感じられるデザインです。価格は2,650万円となっています。

 

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中古車市場はどうなっている?

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マセラティはどの車も魅力的です。しかし、マセラティの新車は875万円~1,290万円(2020年10月現在)とかなりお高めの価格設定になっています。そこで注目したいのが、マセラティの中古車市場です。

 

「マセラティのオーナーになりたい」と思ったときに、マセラティの中古車も候補のひとつにしてみてはいかがでしょうか。

 

認定中古車もある

マセラティが設けた厳しい点検整備プロセスや品質テストの基準をクリアした車両は、マセラティの認定中古車として管理され、販売されます。品質のチェックは厳格で、サービス履歴や走行機能の確認をはじめ、インテリアやエクステリアに異変はないかなど、121にもおよぶ項目を点検し、走行テストも実施します

 

認定中古車はマセラティの公式ホームページから探すことができますので、気になった方は公式ホームページをチェックしましょう。

 

マセラティグラントゥーリズモ4,700ccの中古市場での相場は?

マセラティ・グラントゥーリズモ4,700㏄は、中古市場ではどれくらの相場になっているのでしょうか。

 

例えばスポーツタイプのグラントゥーリズモSであれば、マセラティの認定中古車はMCタイプで1,100万円~1,500万円(2020年10月現在)ほどです。また、一般的な中古車市場であれば約560万円~1,500万円(2020年10月現在)と、幅広い価格帯となっています。

 

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まとめ

マセラティグラントゥーリズモに大注目!4,700ccにロマンが詰まっている

マセラティ・グラントゥーリズモをはじめ、後継車となるMC20が2020年9月9日に発表され、マセラティオーナーはもちろん、これからマセラティを買いたいと思っている方からの期待が高まっています。グラントゥーリズモがマセラティにとって長い間人気モデルであったように、MC20にも国内外問わず人気が集まりそうです。

 

残念ながらグラントゥーリズモの新規生産は2019年11月11日で終了してしまっているため、乗ってみたいと思ったときは、中古車販売ショップなどで購入することになるでしょう。ネクステージなら、マセラティ グラントゥーリズモの取り扱いもあります。ぜひお気軽にご相談ください。

 

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