フォード ブロンコ新型が北米登場で日本発売は?グレードや価格・入手方法
アメリカの自動車メーカーであるフォードは、6代目の新型ブロンコを発表しました。ブロンコはフォード伝統のモデルで、オフロードタイプの車です。パワフルな見た目と走破性により、根強い人気を持っています。生産終了を告げた5代目から待望の復活ということもあって、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、新型ブロンコについて詳しく紹介します。価格や日本での発売に関する情報なども解説するので、ブロンコの購入を検討している方は参考にしてください。
※目次※
・24年振りに復活したフォード ブロンコは、ルーフやドアの脱着が可能など多くの魅力を持っている。
・フォードは日本から撤退しているため新型ブロンコを購入する場合は並行輸入を利用しよう。
・フォード車やオフロード車の中古車は、品質の高さと充実した保証のネクステージへ。
フォード ブロンコ新型登場で日本発売に期待!
フォード ブロンコは、1966年に初登場したコンパクトサイズのSUVです。初代から5代目まで約30年間、アメリカを中心に販売されていました。1996年を最後に生産を終了していましたが、久しぶりの復活を果たしたことで話題です。
ここでは新型ブロンコの復活に関する概要、どのようなデザインとなったかについて紹介します。
24年振りの復活!フォードのオフローダー
新型のブロンコは6代目で、2021年モデルとして北米にて復活しました。5代目が生産を終了したのは1996年のため、実に24年振りのフルモデルチェンジということになります。その後2022年1月には、フォードのハイパフォーマンスモデル「ラプター」をブロンコに設定しました。
新型ブロンコのアメリカ人気は凄まじく、注文を受け付ける前から完売してしまったほどです。また販売直後は現地のディーラーが在庫を確保しているため、日本で手に入れるのは難しい可能性があります。
姿はアーリーブロンコを彷彿させるデザイン
新型ブロンコは、歴代モデルのスクエアボディを基調にしつつも、丸みを持たせた外観になっています。初代のアーリーブロンコを彷彿とさせる丸型ヘッドライトも印象的です。ヘッドライトのデザインは、フロントに埋め込まれている「BRONCO」の文字とつながりを見せる仕上がりとなっています。
また新たに設定されたラプターモデルには、保護ボディキットやけん引フック、アンダーボディ・バッシュプレート、8.6インチワイドトレッドといった装備が追加されました。
他にも車高は12cmアップし、オフロード仕様のサスペンションや37インチオールテレーンタイヤを採用するなど、悪路走破性がさらに向上しています。
フォード ブロンコ新型の値段は?グレードラインアップ
新型ブロンコには、4人乗り2ドアと5人乗り4ドアの2種類があります。ボディサイズは以下のとおりです。
|
4人乗り2ドア |
5人乗り4ドア |
全長(mm) |
4,440 |
4,839 |
全幅(mm) |
2,015 |
2,015 |
全高(mm) |
1,911 |
1,913 |
グレードのラインアップも豊富なため、それぞれの特徴や価格を合わせて紹介します。
グレードラインアップ7種類
新型ブロンコのには、7種類のグレードが用意されています。各グレードの名称と特徴は、以下のとおりです。
【BASE】
ブロンコのベースグレードです。LEDヘッドライトやプッシュボタンスタートなどを標準で装備しています。
【BIG BEND】
ベースの標準装備に加えて、17インチホイールや32インチオールテレーンタイヤ・フォグランプのLED化などが採用されているグレードです。
【BLACK DIAMOND】
17インチブラックスチールホイールやフロントHDスチールバンパー・リアパウダーコートバンパー・アンダーガードが装備され、オフロード感を演出しています。
【OUTER BANKS】
ホイールに採用した18インチマシンフェイスアルミホイールは、足回りがより引き締まるデザインです。またフェンダー・ミラー・ドアハンドルは、選択したボディカラーと同色になります。快適装備としてチューブステップを搭載し、乗降のしやすさが向上しました。
【BADLANDS】
BADLANDS専用の「Bilsteinサスペンション」やフロントスタビライザー・前後デフロックが標準装備となり、さらに悪路走破性がアップしています。
【WILDTRACK】
オプションのサスクワッチパッケージおよびミッドパッケージが標準で装備されている、ブロンコの最上級グレードです。また5人乗り4ドアタイプを選択すると、脱着可能のハードトップも標準装備になります。
【FIRST EDITION】
ブロンコの限定グレードです。WILDTRACKに全てのオプションを追加した装備で、オフロード特化と上質さを両立しています。3,500台のみを販売したところ、瞬く間に完売してしまいました。
日本発売だと価格はいくらになるの?
北米における新型ブロンコの価格は、各グレードで以下のようになっています。
・BASE:3万1,300ドル(約425万円)
・BIG BEND:3万5,785ドル(約486万円)
・BLACK DIAMOND:3万7,950ドル(約516万円)
・OUTER BANKS:4万1,355ドル(約562万円)
・BADLANDS:4万4,495ドル(約605万円)
・WILDTRACK:4万9,780ドル(約677万円)
※1ドル=136円で計算
日本と同じ右ハンドル車を購入できるイギリスでは、並行輸入業者を通して購入可能です。イギリスでの価格は約4万5,000ポンド~8万5,000ポンドで、それを目安にすると約751万円~1,419万円が日本での購入価格となります。
※1ポンド=167円で計算
(2022年12月時点の情報です)
日本未導入!フォードブロンコ新型の魅力
新型ブロンコの魅力のひとつに、ソフトまたはハードから選べるルーフがあります。どちらもオープンや脱着が可能な構造です。またボディカラーが多彩で、オフロード感満載のアースカラーや上質さを演出するメタリック系などをそろえています。
ここでは、新型ブロンコについてが持つ多くの強みを紹介しますので参考にしてください。
脱着可能なルーフとドア
新型ブロンコは、ルーフとドアが脱着できる構造です。2ドアと4ドアで脱着システムが異なります。2ドアは前側の左・前側の右・後ろ側の3分割式で、4ドアは前側の左・前側の右・中央・後ろ側の4分割式です。分割されていることで、必要な部分だけオープンにできるという利点があります。
ルーフの脱着は室内から簡単に行えるため、外の景色を楽しんだり星空を一望したりしたい時などに便利です。ドアの脱着に関しては、5人乗り4ドアタイプのみ荷台に収納できます。
ワイルドな走破性能
新型ブロンコのパワートレインは「270HPの2.3L直列4気筒EcoBoostターボ」または「310HPの2.7L V6EcoBoostターボ」の2種類から選べます。トランスミッションはゲトラグ製7速MTが標準で、10速MTがオプション装備です。ただし一部グレードでは、10速MTが標準となっています。
また駆動方式の設定は、全てのグレードが4WDです。なお、パートタイム4WDおよびフルタイム4WDの搭載は、グレードによって異なります。
走行制御システムには「G.O.A.T.モード」が搭載され、ノーマル・エコ・スポーツ・スリッパリー・サンド・マット&ラッツから選択可能です。道路状況に応じて、最適な走行性能を発揮できるようになっています。上位グレードにのみ追加される「ロッククロール」「バハ」は、よりオフロードに特化したモードです。
インテリアもワイルド
新型ブロンコの内装は、機能性とデザイン性を兼ね備えているのが特徴です。シートはアウトドアでの利用を意識したビニールシート、上質なレザーシートから選択できます。室内に排水溝が付いているため、水洗いも可能です。
中央のモニターは標準で8インチ、オプションで12インチを搭載し、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応しています。ステアリングはレザー仕様で、冬場などに重宝するヒーター機能が備えられました。また乗り降りを楽にするグラブハンドルは、ブランコのロゴが入ったデザインが施されています。
緊急時の衝突回避とブレーキは標準装備
新型ブロンコは安全性能にもこだわっています。緊急自動ブレーキと前方衝突回避アシストは、全グレードで標準装備です。また、ミッドパッケージの選択、または上位グレードに標準でフォード独自の安全装備「Ford Co-Pilot360」が搭載されます。
「Ford Co-Pilot360」は、後方死角の車両を検知するクロストラフィックアラートや、リヤカメラ・オートハイビームなどを盛り込んだ安全システムです。上位グレードになると、360度カメラやアダプティブクルーズコントロールなどの先進機能も追加することができます。
日本でフォード・ブロンコ新型を買うには?
24年振りの新型ブロンコは、ミッドサイズタイプで日本の道路状況にも対応できるほか、オフロード走行やアウトドアでの利用など、さまざまな活躍が期待できます。しかしブロンコは北米で注文受付開始前から完売しており、日本で購入できるかが懸念点です。ここでは新型ブロンコの購入に関する情報を紹介します。
フォードは日本撤退
新型ブロンコは、日本にフォードの正規ディーラーが無いため正規輸入での購入ができません。従来までは大型SUV「エクスプローラー」などが人気で、フォードは日本で販売を行っていました。しかし徐々に売れ行きが下がったことで、2016年にフォードは日本から撤退しています。
しかし、並行輸入であれば新車購入が可能です。またフォードは日本から撤退してはいますが、認定サービスディーラーは日本に存在しています。車検や各種メンテナンス、パーツの輸入なども可能です。
並行輸入で入手可能
フォード ブロンコなどの外車は、正規ディーラーか並行輸入での購入が選択肢になります。しかしフォードは正規ディーラーが存在しないため、並行輸入車を購入するしかありません。並行輸入車とは、海外の正規ディーラーから業者が車両を購入し、輸入したもののことをいいます。
輸入のルート次第では、国内の正規ディーラーよりも安価に購入可能です。しかし輸入した車両は国内の法律に則った改良を行う必要があり、対応していない場合は日本の公道を走行することができません。
輸入業者が改良や車検登録まで実施していれば問題ない一方、輸送費などの料金もかかるため、元の車両価格よりも高額になる可能性があります。輸入業者によって価格が変動することを考慮して、購入に必要な総額を見積もることが大切です。
中古車なら正規ルートのオフローダーが手に入る!
新型ブロンコは並行輸入車でしか手に入りませんが、日本撤退前に発売されていたフォード車は正規ルートで購入できます。
また中古車となるため、初期費用を抑えられたりボディカラーやグレードなどを自由に選べたりできるといった点もメリットです。ここでは日本で発売していた正規ルートの車両やライバル車について紹介します。
フォード クーガ
クーガはフォードが販売するクロスオーバーSUVです。ハッチバックやワゴンなど多種多様なボディタイプが用意されており、目的や用途に沿って選べます。スタイリッシュな外観と、利便性の高い内装が特徴です。
その他にもプッシュ式エンジンスターターやクルーズコントロール・ヒルスタートアシストなどが全グレード標準と、快適装備が充実しています。人気車で流通数が少なく、現在ネクステージには中古車の在庫がありません。
(2022年12月時点での情報です)
(参考:『クーガ(フォード)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
フォード エクスプローラー
エクスプローラーは、フォードを代表する大人気SUVです。フォードが撤退する前は、日本でも初代から4代目まで販売されていました。エクステリアはパワフルながら落ち着きも感じさせるデザインです。
7人乗りが可能な3列シートは、アレンジが多彩で使い勝手に優れています。またパワートレインに新世代エンジンEcoBoostを採用し、低燃費と高トルクを両立しました。ネクステージの中古車価格は、149万9,000円~299万7,000円となっています。
(2022年12月時点での情報です)
(参考:『エクスプローラー(フォード)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ジープ ラングラーアンリミテッド
ラングラー アンリミテッドは、アメリカの自動車メーカー「クライスラー・ジープ」が販売するSUVです。サイズや機能性などがブロンコに似ているため、ライバル車ともいわれています。例えば丸形のLEDヘッドライト、ドア・ルーフが脱着可能な点です。
機能面では、コマンドトラック4×4システムや電子制御式スロットルコントロール・ヒルスタートアシストなど、オフロード走行をサポートするシステムが多く搭載されています。ネクステージでの中古車価格相場は、199万円~789万9,000円です。
(2022年12月時点での情報です)
(参考:『ジープ ラングラー アンリミテッド(クライスラー・ジープ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ネクステージでフォード車やオフローダーを探そう!
フォード車などの人気オフローダーを購入する場合は、中古車を検討しましょう。中古車は初期費用が抑えられるだけでなく、ブロンコのような日本で未販売の車種や生産が終了しているものも購入できます。
中古車を購入するならネクステージがおすすめです。ここではネクステージの充実した保証や品質のこだわりについて紹介します。
輸入車にもサポート保証がある
ネクステージでは、購入した全ての中古車に無料で保証が付帯します。例えばフォードのブロンコは輸入車に該当するため、1か月/走行距離無制限の条件で保証修理が可能です。また有料の「サービスサポート」は、33機構318項目が保証対象で、無料点検やオイル交換なども利用できる充実した内容となっています。
全国に展開している店舗の中には、SUVに特化した「SUV LAND」や輸入車正規ディーラーもあり、お目当てのフォード車やオフローダーを見つけやすいのが魅力です。
品質にこだわった中古車がそろう
ネクステージは中古車のラインアップが豊富なだけでなく、高品質な商品をそろえているのも強みです。例えば故障やトラブルの要因となるため、修復歴車は仕入れていません。徹底的な品質管理の一環として、第三者機関による品質鑑定も実施しているのでどの中古車も安心・安全です。
車選びを行う際は小さな傷ひとつまで説明し、お客様と車両の状態を確認します。また専門のメカニックによる整備や点検が隅々まで行き届いているため、納車後すぐの運転もご安心ください。
まとめ
24年振りの復活となった新型ブロンコは、走破性と機能性を両立したSUVとなっています。フォードはすでに日本から撤退していますが、並行輸入を利用すれば購入可能です。しかし業者によって価格の変動が大きいため、一度総額の見積もりをとってから購入を検討しましょう。
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