ポロ GTIとは?特徴や性能とライバル車を解説
フォルクスワーゲンが生産する「ボロ」に、スポーツタイプの「GTI」グレードが加わりました。圧倒的な動力性能が生み出す力強い走りは、車好きの方でもきっと満足できるかと思います。またコンパクトなボディは普段の街乗りにもぴったりで、ポロ GTIの実用性について気になる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、この記事ではフォルクスワーゲンの「ポロ GTI」の特徴をはじめ、見た目や走行性能、価格やGTIのライバル車などについてご紹介します。
※目次※
・「ポロ GTI」は、力強い2.0Lターボエンジンとスポーティーなデザインが特徴的。現行モデルは先代に比べてサイズアップ。
・ポロ GTIの内外装は赤をアクセントにしたデザインを採用。新車価格は369.9万円からで、中古車での購入がおすすめ。
・ポロ GTIのライバル車の特徴を確認。コンパクトなスポーツカーを賢く購入するなら、圧倒的な品揃えを誇るネクステージまで。
ポロ GTIの特徴
フォルクスワーゲンのコンパクトモデルでは「ゴルフ」「up!」「ポロ」の3モデルを展開していますが、ホットハッチの「GTI」シリーズが全3モデルに追加されました。GTIはスポーティーなドライビングが特徴で、エンジン性能や内装デザインはGTI独自のものを採用しています。
ここでは、フォルクスワーゲン「ポロ GTI」の概要やスペックについてご紹介します。
ポロ GTIとは?
「ポロ GTI」とはフォルクスワーゲンのコンパクトモデル「ポロ」の「GTI」シリーズのことで、2018年7月に新型モデルを発売しました。フォルクスワーゲンでは「MQB」というモジュラー戦略を進めており、新型ポロ GTIの車体サイズは先代よりも拡大しています。
内外装の質も向上しており、強力なエンジンが生み出す走行性能に多くのドライバーが魅了されました。フォルクスワーゲンで知名度が高いGTIシリーズがポロにも登場したことで、GTIがもつスポーティーなイメージをポロモデルに与えています。
ポロ GTIのスペック
ポロ GTIの基本スペックを確認してみましょう。
【ポロ GTIの基本スペック】
エンジンの種類 |
直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ(4バルブ) |
総排気量 |
1,984cc |
トランスミッション |
6段AT |
全長×全幅×全高 |
4,075mm×1,750mm×1,440mm |
ホイールベース |
2,550mm |
車両重量 |
1,290kg |
燃費 |
JC08モード:15.4km/L、WLTCモード:14.5km/L |
エンジンは2.0Lターボで高出力な走りを実現でき、車の運転の楽しさを改めて実感できる仕様です。最近の車と比較すると燃費性能は少し物足りないかもしれませんが、それを補うほどの操作性能と動力性能がGTIには搭載されています。
ポロ GTIの見た目
ポロ GTIのエクステリアはすっきりとしたシンプルな設計に赤いストライプを施しているのが特徴的です。赤をアクセントにすることでGTIのスポーティーなイメージが強調され、見る人にスポーツドライブの躍動感を与えます。さらにフロントやリアについたGTIバッジは、GTIのプレミアムな走りを証明しているともいえるでしょう。
ここでは、フォルクスワーゲン「ポロ GTI」の外装や内装といった見た目の特徴についてご紹介します。
ポロ GTIの外装
ボロ GTIの外装デザインはシンプルにまとまった設計でクセがなく、乗る人を選びません。フロントグリルにはハニカムパターンのメッシュを採用し、左右のヘッドライトを貫く赤いラインが特徴的です。また、リアやフロントフェンダーにはPOLOの文字の代わりに「GTI」バッジを装着することで特別感を演出しています。
引き締まったフロントマスクと赤いラインのアクセントが特徴的な外観は、シンプルな走りを追求するフォルクスワーゲンのこだわりを感じさせます。
ポロ GTIの内装
ポロ GTIの内装は伝統となっているタータンチェック柄のシートを装備しています。クッション性が高いシートは運転中の負担を軽減してくれるため、長時間のドライブも快適です。またインテリア全体は赤と黒でコーディネートしており、GTIのスポーティーさを表現したデザインに仕上がっています。
真っ赤なインパネとフルデジタルのメーターパネルは、近未来的なコックピットを演出しています。フォルクスワーゲンがこだわっている実用性とレッドとブラックを基調としたカラーデザインが、GTIのスポーティーな走りをさらに際立たせることになるでしょう。
ポロ GTIの走行性能
ポロ GTIの走行性能は高く、加速やコーナリング、ステアリング操作などは同クラスの中でもトップクラスです。また、多彩なモード設定もGTIの魅力で、安全性能についてもフォルクスワーゲンの先進安全装備を搭載しています。
ここでは、フォルクスワーゲン「ポロ GTI」の走行性能について、走行モードや安全性に注目してご紹介します。
モードについて
ポロ GTIは「ノーマル」「エコ」「スポーツ」「カスタム」の4つのドライブモードを搭載しています。エコモードでは運転のフィーリングがマイルドになり、静かな乗り心地のよさを感じることができるでしょう。一方、スポーツモードに切り替えて、凄まじい爆音とともに圧倒的な加速性能が実現できます。
またカスタムモードでは、ステアリングやエンジン特性、トランスミッションなどを自分の好みに合わせて設定できます。エンジンやトランスミッションはノーマルモードに、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)はスポーツモードに設定するといったように、GTIを自分好みの性能にアレンジ可能です。
安全性について
新モデルのGTIはフォルクスワーゲンの先進安全装備を搭載しています。前方の車や歩行者を検知して衝突被害を軽減するプリクラッシュブレーキシステム”Front Assist”や、安全な車間距離を常に維持するACC、後方側面の死角の状況をドライバーに知らせるブラインドスポットディテクションなどを標準搭載しているため、危険な事故も未然に防ぐことができるでしょう
安全装備が充実した車が多く登場する中、GTIの安全装備は予防安全・衝突安全・二次被害防止の3つのバランスに優れた、世界トップレベルの安全技術となっています。
ポロ GTIの価格
ポロ GTIは現行モデルの新車価格は360万円代からで、オプションパッケージの有無によって価格は変動します。また、中古車の場合は新車に比べて手頃な価格帯で販売されていることが多いため、中古車の方がお得にポロ GTIを購入できるかもしれません。
ここでは、フォルクスワーゲン「ポロ GTI」の新車・中古車価格についてご紹介します。
新車の場合
ポロ GTIの新車価格はオプションなしで3,699,000円(税込)から販売しています。オプションには「Discover Mediaパッケージ」「セーフティパッケージ」「テクノロジーパッケージ」の3種類があり、3つのパッケージをすべて設定したときの新車価格は4,045,500円(税込)です。
4種類のカラーランナップやオプション装備は自分の好みに合ったカスタマイズが可能ですので、カスタマイズによってどれくらい価格が上下するのか見積もりシミュレーションなどを活用して調べてみるとよいでしょう。
中古車の場合
2018年モデルのポロ GTIの中古車価格相場は109〜329.8万円で、平均するとおよそ219.9万円です。ポロ GTIはフォルクスワーゲン車の中でも人気モデルであり、比較的高めの価格に設定されていることも少なくありません。とくに、人気カラーのブラックやパールホワイトだとさらに価格は高くなりがちです。
しかし、ポロ GTIは中古車だと手頃な価格で売られていることが多く、年式によってはかなり割安で購入できます。2020年1月時点でのネクステージの在庫では、中古車価格は68.9万円から販売しており、比較的安価で購入することが可能です。
ポロ GTIはこんな人におすすめ!
ポロ GTIは運転が好きな人はもちろん、車に機能性や実用性を求めるユーザーにもおすすめです。ポロ GTIの最大の魅力は運転性能の高さで、ほかのコンパクトカーでは体現できないような力強い走りが実現できるでしょう。
また日常使いでも扱いやすいことから、ファミリカーとしてもおすすめできます。ポロ GTIはスポーツカーとしての性能と街乗り用の使い勝手のよさをあわせもっており、若い世代から女性ドライバー、高齢の方まで幅広い層に対応できる車です。
ポロ GTIのライバル車とは?
ポロ GTIはコンパクトカーのクラスに分類しており、海外メーカーから国産メーカーまでライバル車がひしめき合っています。日本でも高い人気を誇っているため、どのようなラインナップがあるのか知りたい方も多いでしょう。
ここでは、海外メーカーのコンパクトカーの中で、フォルクスワーゲン「ポロ GTI」のライバルとなる車種の特徴についてご紹介します。
ミト クアドリフォリオ ヴェルデ
「ミト クアドリフォリオ ヴェルデ」は、イタリアの自動車メーカー「アルファロメオ」が開発する小型3ドアハッチバックです。フロントフェンダーにはクアドリフォリオ ヴェルデを象徴する四葉のクローバーのペイントが施され、1.4L直列4気筒ターボの「マルチエア」エンジンを搭載しています。
トランスミッションは6MTのみで、マルチエアエンジンの滑らかな回転フィールでスムーズな変速の切り替えが可能です。高級車としての品格と性能面での向上が見事に実現している、完成度の高いコンパクトスポーツカーです。
プジョー 208
2013年より安定した売り上げを続けるプジョー「208」も人気のコンパクトカーです。新型208ではエンジンとピュアEVの2モデルを展開しており、ボディサイズは4mを超えていますが、操作のしやすさを維持しています。
クセがなくすっきりとした外観デザインも好評で、フランス車特有の優しい乗り心地も特徴です。現代風のおしゃれなインテリアや最新の「3D・i-コックピット」は、モダンとテクノロジーが見事に調和した仕上がりになっています。
MINI
輸入車ランキングで上位常連のBMW「MINI」は、軽自動車に匹敵するコンパクトサイズと親しみやすいデザインが人気の理由です。また、豊富なカラーバリエーションを用意していることも特徴的で、カラーの組み合わせによって自分だけのMINIにカスタマイズできます。
現行モデルのエンジンにはガソリンのほかにターボディーゼルを採用しており、より動力性能がアップしています。またシャシー剛性やトランスミッションの仕上がりもよくで、愛くるしい見た目と力強い走行性能に魅了される方も少なくありません。
ルーテシア ルノー・スポール
フランスの自動車メーカー「ルノー」が開発する「ルーテシア ルノー・スポール」は、日本でも売れ行き好調なスポーツタイプのコンパクトカーです。スポーツカーのような操作性を持ちながら普段の街乗りでも活躍するヴェルファイアは、とくに実用性が高い車種です。
内蔵エンジンは1.6L直噴ターボで、6速エフィシエントデュアルクラッチと組み合わさって力強い加速を実現させます。また「ノーマル」「スポーツ」「レース」の3つの走行モードを選択でき、シーンに合わせて最適な走行性能を発揮できます。
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まとめ
今回はフォルクスワーゲンの人気車種「ポロ GTI」についてご紹介しました。コンパクトカーなのでスイフトスポーツなどと同じクラスですが、ポロ GTIにはさらに上の走行性能を備えています。実用性も高いため、趣味乗りだけでなく家族乗りにもおすすめです。
ネクステージではフォルクスワーゲンのポロ GTIをはじめ、海外メーカーで人気のコンパクトカーを豊富に揃えております。購入保証も充実しており、最長3年までの保証プランをお選びいただけます。高品質なコンパクトカーを賢く購入するなら、大手業者としての信頼と実績があるネクステージまでお気軽にご相談ください。
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