ダイハツロッキーは価格帯も使い勝手も抜群!中古情報や値引きの目安は?
SUVの安定した力強い走りを体感したいものの、あまり大きい車体だと街乗りのときに不便と感じていた人に朗報です。ダイハツから販売されているロッキーは、SUVのメリットとデメリットをうまくまとめたコンパクトSUVです。
男女問わず乗りやすいロッキーは、初心者から上級者まで注目の車です。今回はダイハツロッキーの基本情報から、楽しめるカスタム情報、中古車情報まで幅広く見ていきましょう。
※目次※
2. お手頃価格のダイハツロッキーはカスタムで個性が出せる!
・ダイハツロッキーの基本性能や人気の理由を知っておこう
・カスタムでもっと自分好みの車に変身できる!
・ダイハツロッキーの中古車販売価格の相場を押さえよう
ダイハツロッキーは価格帯も使い勝手も抜群のSUV!
『新自由SUV』を掲げたダイハツロッキーは、自分らしくカーライフを楽しみたい人におすすめの車です。ほかのSUVに比べて車体の大きさがコンパクトで、お手頃な価格帯というのが、人気となっている最大の理由でしょう。まずは、ダイハツロッキーの基本情報を知り、その人気の理由について考えていきましょう。
ダイハツロッキーのグレードや排気量は?
2020年度GOOD DESIGN AWARD(グッドデザイン賞)を受賞したダイハツロッキーのグレードは4種類です。上位モデルはPremium(プレミアム)で、順にG、X、Lとなります。どのグレードにも2WDと4WDがあるため、街乗り優先なのか、走破性が欲しいのかなど選択可能です。排気量は996ccで、5ナンバーの車となります。
17インチのタイヤを装着した場合、最小回転半径5.0mで16インチのタイヤの場合は4.9mという小回りがきく車です。すべてのグレードに予防安全機能であるスマートアシストが搭載され、事故被害を最小限にする工夫がされています。
また、長時間の運転をサポートするために、高速走行や渋滞のときの加減速サポートや車線の中央を走行するサポートなど先進技術が使われているので、車の運転が苦手な人でも安心です。
ロッキーの基本スペック |
|
全長×全幅×全高(mm) |
3,995×1,695×1,620 |
乗車定員(名) |
5 |
トランスミッション |
FF(前2輪駆動)、電子制御4WD(4輪駆動) |
(2020年11月時点の情報です)
ダイハツロッキーの燃費はどうなの?
ダイハツロッキーが人気なのは、燃料消費率JCO8モードで21.2km/L~23.4km/Lという燃費の良さもあります。車体が大きく重量のあるSUVはどうしても燃費が悪くなりがちです。しかしダイハツロッキーは、車体重量が970kg~1,050kgと、ダイハツで販売されている軽自動車とさほど変わらない重さとなっています。
またダイハツは環境負荷の削減にも努めており、人と環境に配慮した車づくりによって低燃費化や低公害化を実現しました。結果、国際標準化機構が制定したマネジメントの国際規格で、コンパクトSUV(ガソリン車)で1位となったのです。全車で低排出ガス車に認定され、2WD車は燃費基準+10%を達成しています。
ロッキー燃料消費率 |
|||
|
Premium・G(2WD) |
X・L(2WD) |
4WD |
JC08モードkm/L |
22.8 |
23.4 |
21.2 |
WLTCモードkm/L |
18.6 |
18.6 |
17.4 |
市街地モード(WLTC-L)km/L |
14.4 |
14.4 |
13.3 |
郊外モード(WLTC-M)km/L |
20.2 |
20.2 |
18.8 |
高速道路モード(WLTC-H)km/L |
20.1 |
20.1 |
19.0 |
(2020年11月時点の情報です)
ダイハツロッキーの内装はどんな雰囲気?
車体のコンパクトさとは裏腹に、ロッキーの車内空間は実にゆったりとしています。前の席と後部座席との間隔は900mmで、後部座席の人が足を組むことも可能です。前の席の頭上空間は120mm、後部座席の頭上空間は50mmとなっているので、圧迫感はあまりないでしょう。
また、洗練された高級感を感じる内装で、運転が楽しくなるような演出が散りばめられています。特に、メーター部分は4種類のモードが選べるので、好みに合わせて選択可能です。SUVならではのアイポイントの高さも魅力で、運転がしやすいでしょう。
ラゲージ部分も広く、荷室容量は369Lです。ラゲージ部分は上下2段階選択可能で、さらに下にはアンダーラゲージが作られています。
ダイハツロッキーは理想的な価格帯?
ダイハツロッキーが人気の理由のひとつになっているのが、お手頃な価格設定です。170万5,000円(税込)~236万7,200円(税込)となっています。通常SUVと呼ばれる車の価格は250万円ほどから300万円台なので、ロッキーはコンパクトな分、価格も抑えられているのでしょう。
ロッキー新車メーカー希望小売価格 |
||
|
2WD |
4WD |
Premium(税込) |
214万5,000円 |
236万7,200円 |
G |
200万2,000円 |
222万4,200円 |
X |
184万8,000円 |
208万6,700円 |
L |
170万5,000円 |
194万4,800円 |
(2020年11月時点の情報です)
ダイハツロッキーとトヨタライズの違いを知っておこう
ダイハツロッキーには実は兄弟車があります。それは、トヨタのライズです。ダイハツは2016年にトヨタの完全子会社となり、両ブランドで小型車事業を強化しました。小型車事業だけでなく、技術戦略や事業戦略でもお互いの強みを共有することで、良質な車づくりの底上げをすることを目的としています。
その中で誕生したのが、ロッキーとライズで、基本的な構造や機能は同じです。最大の違いはエクステリアで、ロッキーは車のフェイスに六角形のグリル、ライズはトヨタRAV4をイメージさせるフェイスになっています。価格帯やグレード設定は各社によって違いますが、エンジンや車体は同じなので、走りや室内の空間に大きな違いはありません。
(参考:『ロッキー(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
お手頃価格のダイハツロッキーはカスタムで個性が出せる!
お手頃価格で購入を検討しやすくなったコンパクトSUVのロッキーは、カスタムを楽しめる車でもあります。車体価格が高いと、ほかの部分に費用をかけづらくなるかもしれません。しかしダイハツロッキーのように、車の価格を抑えられれば、カスタムに費用をかけ、他の人と差別化をはかれるようになるでしょう。
カスタムするとはどういうこと?
車のカスタムとは、購入時に基本スペックとして搭載されているものとは別に、パーツを追加したり違うものと交換したりしてオリジナリティーを出すことです。ダイハツの公式ホームページではロッキーのアクセサリーシミュレーターがあり、それを使えば簡単にカスタムを試せます。
カスタムによって見た目が変わるのはもちろん、自由自在に自分好みに変えられる楽しさもあるでしょう。シミュレーターではどんなカスタムが良いのかわからない人も使いやすいように、3種類のスタイルをプランニングしているので、その中から選ぶのもおすすめです。
おすすめのカスタムパーツは?
見た目を変えたいという人は、フロントロアスカートやサイドストーンガードを付けてずっしりとした重厚感を出したり、グリルガーニッシュで六角形のグリルにアクセントを加えたりしても良いでしょう。車のボディにトライプを施すのもオリジナリティーが出ます。
カスタム初心者におすすめなのは、部分的なカスタムです。たとえばホイールを標準とは違うものにし、フロントLEDイルミネーションランプをクールな青い光に変えたりなどがあります。
カスタムはエクステリアだけでなく、車内のパーツも可能です。シートを撥水加工や本革風のものにしたり、室内に赤やオレンジのアクセントカラーを取り入れたりもできます。ちょっとしたカスタムで、同じロッキーでも違う印象となるので、自由自在に楽しめるでしょう。
PRロッキーの中古車
※価格は支払総額
ダイハツロッキーは色選びも楽しい
ダイハツロッキーのボディカラーは全部で11色です。ブラックマイカメタリックとのツートーンカラーが3種類、ワンカラーが8種類となっています。特に注目な色は新色のコンパーノレッドで、光が当たると朱色に輝く鮮やかな色が特徴です。
その他にも目を引くマスタードイエローマイカメタリックやレーザーブルークリスタルシャインといった個性的な色もあります。「オーソドックスな色は嫌だけど、落ち着いた色が良い」という人は、ナチュラルベージュマイカメタリックが良いかもしれません。
このように、オーソドックスな色から個性的な色まで幅広くあるので、お気に入りの色がきっと見つかるでしょう。アクセサリーシミュレーターで、色の違いを確認できるのもうれしいポイントです。
(参考:『ロッキー(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイハツロッキーの中古車販売価格の相場は?
コンパクトSUVで低価格なロッキーですが、「もう少し価格を抑えたい」や「免許を取ったばかりだから中古車が良い」などの理由から、中古車を検討する人もいるでしょう。また車体購入価格を抑え、カスタムに費用をかけたい人にもおすすめです。ここでは、ダイハツロッキーの中古車販売価格の相場や、中古車を選ぶときのポイントについて紹介します。
中古車販売価格の相場を知っておこう
ダイハツ公式の中古車・軽自動車検索サイトを確認すると、ダイハツロッキーの平均価格は192万円です。これは全グレードのロッキーを対象にした、中古車平均価格となっています。
ロッキーは2019年11月に販売開始となったため、年式が比較的新しく走行距離が少ないのが特徴です。そのため同じグレードで中古車と新車を比べると少し価格は下がりますが、他の車種の中古車のように、値下がりをさほど感じないかもしれません。
ダイハツロッキー中古車価格 |
|
平均値 |
192万円 |
価格帯 |
140万円~240万円 |
(2020年11月時点の情報です)
中古車を選ぶときのポイントは?
中古車を選ぶときのポイントは、大きく分けて3つです。販売店・車・アフターサービスに分けられます。販売店のチェックポイントは、自動車公正取引協議会や日本中古自動車販売協会連合会に加盟しているかどうかです。会員であれば、購入に必要な費用や品質、機能を適正に表示しているので、安心して取引できるでしょう。また、展示車の管理やスタッフの対応をチェックしてください。
次に車についてですが、まずは同じ車種を数台比較することが大切です。内外装やタイヤ、エンジンルームなどを確認しましょう。定期点検がされているか、メーカーの保証書があるかもチェックポイントです。
最後のポイントはアフターサービスについてです。中古車は年式が新しいものでも新車に比べると機械の劣化が進んでいます。そのため、購入後の保証制度や車の修理についてのアフターサービスが整っているか、チェックしておきましょう。
(参考:『ロッキー(ダイハツ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ダイハツロッキー購入前にチェックしておきたいこと
最後にダイハツロッキーを購入する前に、ぜひチェックしておきたい項目をまとめました。実際の乗り心地を体感するために必要な試乗の方法や納期について、また新車で購入するとどれくらいの値引きがされるものなのか紹介します。納期や値引きについては、おおよその目安を知ることで、お店の人にも相談しやすくなるので便利でしょう。
乗り心地を実感するために試乗しよう
ダイハツの店舗に行くこと、ロッキーの試乗ができます。ダイハツの公式ホームページで、試乗車・展示車検索すると地図や都道府県から検索可能です。近くの販売店で試乗できるようなら、事前に電話で問い合わせて予約しておくとスムーズでしょう。
中古車を検討している人も、中古車販売店によっては試乗できるところがあるので、事前に問い合わせて試乗するのがおすすめです。試乗は走りを体感でき、乗り心地を確かめられるので、購入前にぜひ行っておきたい項目といえるでしょう。
ダイハツロッキーの納期はどれくらい?
受注状況によって納期の変動がありますが、ロッキーの納期は2か月~3か月となっています。受注の増加や工場の稼働状況によって、納期に4か月ほどかかった人もいるようです。事前にどのくらいの期間で納車されるのかスケジュール確認をしたり、販売店に納期の希望を相談したりしておくと良いでしょう。
値引きはどれくらいしてくれる?
値引きに関しては、車両やオプションを値引きしてもらう方法や、下取りの価格をアップしてもらう方法があります。これらを総合したダイハツロッキーを新車で購入した場合の値引き金額は、20万円ほどが相場です。特に値引き交渉なしでも、5万円ほど値引きしてくれたといった情報もありました。
中には、30万円~40万円ほどの値引きに成功した人もいたので、ぜひ値引き交渉してみてください。値引き交渉を成功させるコツは、複数の販売店で見積もりを出してもらい値引きを比較する方法や、決算月やセール開催時に交渉する方法などがあります。
まとめ
ダイハツロッキーは普段使いにも、アクティブに走れる遠出のドライブにも大活躍な車です。あらゆる面でちょうど良いがたくさんつまったロッキーは、幅広い年代の人に魅力的な車といえるでしょう。
また販売されてさほど年数が経っていないので、状態の良い中古車を見つけやすいかもしれません。ネクステージでは新車や中古車の販売や修理、新車ディーラーの運営などをおこなっています。ロッキーの中古車をご検討の場合は、ぜひ確認してみてください。